アイに天才の兄がいたら、上手く行くんじゃね? 作:にゃん໒꒱
今回はさしぶりのアイとの共演。
目的は俺の映画告知と、アイの復活ライブの告知。
監督の中でもトップ作品。インタビューとの引き換えで得た主演だ。
どんなに嫌なバラエティーで、料理番組での相方がアイという最悪な条件でもやるしかない。
今回のには売れてもらわないといけない。
復讐の映画を確定させるためにも早く賞が欲しい。
監督は今回の踏み台と思っているらしいが、俺はさっさと確約が欲しい。
舞台袖で待機していると、始まりのカウントダウンが始まる。
「皆さん!おはようございます!
今日もやってきました。ガチンコ料理対決!
司会はニュース3の月曜日と木曜日を務めさせていただいている、中谷 友之です。
今回のゲストを紹介します!
まずは、N1は優勝、間取り図のおふかた!」
「「どうもー!間取り図でーす!」」
「よろしくお願いします。では、次のゲストの前に予想タイムです!
今回は2人の仲の良さは料理に影響を与えるかというテーマです」
「なんやろ。やっぱ二人となるとお笑いかなと思いますけどね」
「あとは、アイドルグループとかやな。
お笑いだけなんて画面がパッとしないやろ!」
「今回は料理番組なんやね?
料理が映えて良いやないの」
「俺らが空気やないか!」
「早速、間取り図の即興コントが終わった所でもう一組のゲストを紹介します!
どうぞー」
ぎゅ!
おい!
口に出なかったのをほめてほしい。
アドリブでアイが抱きついてきた。
「俳優の山口 真と」
「アイドルのアイでーす!よろしくね♪」
「今回のもう1組は真くんとアイちゃんの兄妹ペアでしたー。
登場からカップルみたいですけど、普段でもそうなんですか?」
アドリブで変なことをし出したアイに動揺せず、質問してくる
「距離感はこんな感じですね。
兄離れ出来ないこいつのせいで」
変なことをするならという意味を込めたつもりだが、伝わったかは分からない。
「酷い!」
「真くんだって、まんざらじゃないの?
こんな可愛い女の子と合法でイチャイチャできて」
どっかの先輩と似たような質問。
客観的に見るとそうなってしまうのか?
「全く。美人も3日で飽きるって言ますけど、別に今更ドキドキなんてないですよ」
「私は真のかっこよさにドキドキしてるのに!」
「キッショ。年齢を弁えろ。そして、今はテレビ撮影という現状を理解しろ」
「めっちゃ厳しいな!
俺ならいつまでも甘やかしてしまうわ」
「お二人の仲の良さも分かったことですし、改めてルールを紹介します。
両チーム同じく、5000円と決まった金額の食材を使い1時間で料理してもらいます。
審査官は私と毎度お馴染みの料理本を書いている小林先生、ディレクターさん達です!
自信のほどはどうですか?」
「下積みに時代はお互いの作りあったりしてんで負けませんよ」
「お笑い界一の料理好きがいる間取り図が優勝させてもらいます!」
「毎日私の分も含めて作っている真の料理に負けるのはないです!」
「なんか手伝う宣言してくれたって良くね?
まあ、役作りとかアイのこととかもあるんで料理には詳しくなったので負けません」