テイルズオブフォーリナー〜封印されたドラえもん〜   作:騎士誠一郎

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のび太たちはマントの男を追ってゲームにログインする。
最適職を見つけ出し、ゲームの城下町を探索していると、凶暴化したモンスターがクラッカー海岸で暴れていると聞き、現場へと向かうことになった。
果たして、彼らを待ち受けるものとは?


第3話 暴れ者

 のび太たちは、城下町から南へ歩いて30分の距離にあるクラッカー海岸へと向かっている。

 

「で、最初は技一つしか覚えてないけど、レベルが上がると覚えるのかな?」

 

「それはわかならないけど、私たちなら出来るわよ」

 

 しずかちゃんとスネ夫は呑気に話す。

 

 というのも、初めての戦闘になるかもしれないから不安になっている。

 

 だからこそ、心の準備を整える必要があった。

 

「安心しろ! 俺様がこのハンマーでギッタギタにしてやるからな!」

 

 ジャイアンが木槌を振り回す。

 

「僕もそのつもりだよ!」

 

 のび太も勇気を振り絞る。

 

 すると、遠くから羽音が聞こえる。

 

「なにか突っ込んでくるよ!」

 

 スネ夫が叫ぶ。

 

 高速で巨大な何かが突っ込んでくる。

 

 のび太たちは咄嗟に回避する。

 

 その姿を見たのび太は確信した。

 

 こいつが目的のモンスターだと。

 

 立派な角に、硬そうな外殻。

 

 こいつがヘルメホーンだ。

 

「戦闘開始だ!」

 

 のび太たちは、戦闘態勢を取った。

 

 ヘルメホーンは向きを変えて後ろ足で地面を蹴る。

 

「くらえっ! 魔神剣!」

 

 スネ夫は斬撃を飛ばしてヘルメホーンの足を止めた。

 

「良いぞスネ夫!」

 

 ジャイアンが天高く飛び上がる。

 

「ぶっつぶせ! 豪槌衝!」

 

 木槌を思い切り振り下ろし、ヘルメホーンに大ダメージを与えるが、ヘルメホーンから角でカウンターを食らってしまう。

 

「武さん、無理はしないで! ファーストエイド!」

 

 しずかちゃんが、治癒術でジャイアンを援護した。

 

「助かるぜ!」

 

 ジャイアンはしずかちゃんのフォローに感謝した。

 

「いくぞ、ファイアボール!」

 

 のび太が杖から火の玉を飛ばす。

 

 それがヘルメホーンに見事命中し、かなりの手傷を追わせた。

 

 ヘルメホーンは、このまま戦うのは危険と判断したのか、何処かへと飛び去った。

 

「これって、」

 

「僕達の初勝利だよ!」

 

 ヘルメホーンを撃退した。

 

 その事実だけで十分だった。

 

 とりあえず城下町まで戻る。

 

 その道中、タケコプターを使った。

 

 すると、美しい夕日がクラッカー海岸を照らしていた。

 

「きれいだね」

 

「本当にゲームとは思えないな」

 

 この世界がゲームなのか、疑問に思うくらいの美しさだった。

 

 すぐに城下町へと帰るのび太たち。

 

 やがて、あたりはすっかり闇夜に包まれる。

 

「勇者たちが私を追ってきたのか」

 

 夜の空に佇むマントの男。

 

「青き機械獣は封印し、4つに分けた。 残りの3つは私の分身(アナザー)たちに渡しておこう」

 

 マントの男は分身体を3人作り出し、石版の欠片をそれぞれ1つづつ渡した。

 

「剣士ブレイズエッジ、お前に使命を与えよう。 シュガー砂漠で勇者たちを倒せ」

 

 マントの男は足元にいた剣士に命令した。

 

 赤い鎧を身に纏い、手には炎の力を宿した剣が握られている。

 

 盾もかなりの装飾が施されている。

 

 「仰せのままに、ナイトメア様」




ジェムリンゴの通貨換金単位
ジェムリンゴ1個>10円

例えば、ジェムリンゴが20個の装備が200円
普段の生活なら、最低でも1日400個有れば事足りてしまう
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