【完結】 この街にはヒーローが居ないみたいなので俺が代わりに助ける事にする   作:LEIKUN0227

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第16話 駆け付ける元ヒーロー [ビーソルside]

 

 

 

─────

 

ウルトラマン「ダァッ!」

 

イカヅチ(暴)「…!」

 

ダダ「!ダダダダダダ!!!」

 

ウルトラマンはスペシウム光線、

イカヅチ(暴)は纏う雷を相手に放つ必殺技、

ライゲキブラストを放ち、ダダに直撃させた。

 

だがそれを受けてもなお、

(ダダ)は立ち上がった。

 

ウルトラマンは後数十秒も無い、

イカヅチは1分あるか怪しいレベルだ、

ダダはまだ半分程余力を残している、

ここで倒しきれなければこの街はおろか、

他の街にも被害が及ぶ事だろう。

 

疲れきった身体に鞭を打つウルトラマン、

燃え尽きる危険を承知でこの場に立っているライソルジャーイカヅチ(暴)、互いにリスクを負いながらダダと戦っている。

 

ウルトラマン「デァッ!」

 

チョップをダダにかましたその合間を縫ってイカヅチ(暴)が雷撃をダダに浴びせる、

まだだ、ダダは少ししか効いていない。

 

イカヅチ(暴)「!」

 

イカヅチ(暴)はダダに電撃を再度浴びさせようとして構えた所、

ダダはそれを予測していたのか、

放たれた電撃を躱してイカヅチ(暴)を殴り飛ばした、

イカヅチ(暴)は体勢を大きく崩して、

近くのビルに突っ込む。

 

ダダ「ダァッッ!」

 

ウルトラマン「シュアッ!」

 

ウルトラマンは残り数秒という所で、

最後のスペシウム光線を放つ、倒せても倒せなくても、

ウルトラマンはここで退場するしかない。

 

ダダに直撃したが、案の定と言うべきか、

ダダは2回目のスペシウム光線にも耐えてしまった。

 

ウルトラマン「ダァッ…シュアッ!」

 

ウルトラマンは最後の足掻きとして、

ダダを宇宙空間に連れ出して少しでも時間稼ぎをしようとした、

暴れるダダを掴み、

ウルトラマンは宇宙へと飛び立つ。

 

ダダ「ダダ!!!」

 

ウルトラマンとダダが互いに攻撃をして宇宙へと飛び立っていく、

そしてそのまま2体の巨人は空高く昇っていくだろう、

やがて2体の巨人は見えなくなった、

立ち上がったイカヅチ(暴)の操縦者である駿平や、

街の住人はこう思うだろう。

 

「ウルトラマンがダダを宇宙に返した」

 

…だが、現実は上手くは行かないようで、

一つの塊が地球に落下してくる、

それの正体は分からない、だが、

ある者は負けたダダの塊だと、

ある者は負けたウルトラマンだったものだと、

…またある者は、怪獣が帰ってきたのだと予想を立てた。

 

ダダ「ダダ!!」

 

その中で1番当たって欲しくない予想が当たってしまった、

予想を立て、当ててしまった者は頭を抱える、

その落下してきた物の正体はまだまだピンピンしている怪獣だったのだ、

ダダは勝ったぞと言わんばかりに両手を掲げる。

 

ダダ「ダダーン!!」

 

イカヅチ「!」

 

ダダ「ダ?」

 

イカヅチ「ッ…!」

 

ダダの目の前に立ち上がったイカヅチ(暴)が立ち塞がる、だが、活動限界がすぐそこまで迫っているからか、片膝を付いて、その場に崩れ落ちる。

 

ダダ「ダ?ダッダ」

 

そんな状態のイカヅチよりも倒す物があるのか、

ダダは地面の瓦礫を掴み、

おにぎりの様に固めた塊を作った。

 

そのダダの視線の先には…

 

ダダ「ダダ!ダッダダーダ!」

 

2回ほど投石し、かなりボロボロになったビルがあった。

 

─────

 

駿平「ハァッ…ハァッ…」

 

駿平はひしゃげた机を支えに立ち上がる、

その時にはダダが第3の投石をしようとしていた、

全てを理解して、駿平は全てを諦めた様な顔をした。

 

駿平「何で…こんな所に来ちゃったんでしょう…」

 

駿平は血反吐を吐いて、

フラつくのを抑えて怪獣を見据えていた。

 

駿平は今までの記憶がフラッシュバックしてくる、

駿平は本来は召喚された街で怪物や怪人を倒して、

暫くしたら元の世界に帰るつもりであった、

だが、そんな最中に例の事件が起き、

最強フォームであり、帰る手段でもあるボトルが破壊されてしまった為に帰る事も出来なくなってしまったのだ。

 

この街の住人は一部を除いて駿平の事をヒーローとして見ている、だからこそ街の住人はヒーローに助けを求めた、

帰る手段を失い、力の半分を失って、

そして怪我も負っている仮面ライダーに。

 

駿平「結局…失ってばっかりでしたね…」

 

ダダ「ダッ!」

 

ダダが3回目の塊を投げた、

駿平は震える手で自身の最強フォームだったものを握ろうとし、

それを落とした。

 

駿平「元の世界の皆と…またあの時のように話したかった…」

 

自身の死を悟った駿平は、

今の自分では到底叶う事の無い夢を口にした、

瓦礫の塊がビルの壁に開いた穴を砕き、

駿平へと向かっていたその時。

 

《ガキガギギカガキィッン!》

 

?「夢じゃなくて現実のものにして見せろよ!ビーソル!」

 

『タァイプッ!テクニィックッ!!』

 

1台の作業車らしき車が目と鼻の先にまで迫っていた塊を砕いた、

その車からは誰かの声が聞こえたかと思えば、

中から仮面ライダーが現れた。

 

駿平「あ、貴方は…!」

 

?「俺は仮面ライダー…超デッドヒート ドライブだ!」

 

 

 




ここでヒーローと呼ばれていた主人公と
ヒーローと呼ばれているビーソルとの初接触。

過去のヒーローと呼ばれていた存在が今のヒーローのピンチに駆け付けるの、展開としてはかなり激熱だと思います、
異論も認めます。

星を付けるとしたらどの位ですか?また、説明を感想に書いて頂ければ、それを踏まえて執筆致しますm(_ _)m

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