【完結】 この街にはヒーローが居ないみたいなので俺が代わりに助ける事にする   作:LEIKUN0227

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和廻音
スペック
165cm 66.5kg(超デッドヒートに変身時86.5kg)
転生特典
ドライブドライバー(通称ベルトさん)マッハドライバー炎
シフトカー複数 シグナルバイク複数
トライドロンキー


第2話 超デッドヒート

 

 

─────

 

廻音「また怪人が現れたのか…早すぎるだろ、数時間前に倒したばっかりだっっつうのに…」

 

ベルトさん『まぁまぁ落ち着くんだ廻音、このままでは被害者が出るから早急に向かおう。』

 

廻音「はぁー…(クソデカため息)…シフトカーの皆、怪人がいたら教えてくれ」

 

あれから数時間経って、

怪人が現れたという警報がスマホに来た、

怪人や怪物が現れる際には、

こうして身近な電子機器に怪人怪物が近場に出現した事を報せる警報が出るのだが、かなり音が大きい為、

この前音を頼りに対象を探す怪人に、

遅れて発信された警報で場所がバレて1回死にかけた事があるからこの音はめちゃくちゃ嫌いだ。

 

廻音「さて、変身して俺も探すか。」

 

マッハドライバー炎を呼び出して腰に装着すると、

同時に出現させたプロトドライブキーを持ち、

変身動作に移る。

 

変身動作は「俺はなりきりをしている」のだと錯覚させる為にやっており、慣れた手つきで変身動作を終わらせる。

 

ちなみに変身動作は初期の頃の鎧武がやっていたロックシードの装填する動作を反転して、

エグゼイドのハイパームテキのあのパッカーンをするやつを合わせた感じだ。

 

シグナルバイクシフトカー!

 

ラァイダーッ!超ッ!デッドヒィート!

 

廻音「変身完了…」

 

仮面ライダー 超デッドヒートドライブに変身した

俺は建物の上から別の建物へと飛び移る、

スペック差で常人なら届かない距離をスッと行けるのは楽なものだ、幾つもの建物を飛び移って行くのだが、

コンクリート建物だけに飛び移るのを忘れない。

 

今の自分は体重が86.5kg、

24歳男性の平均体重より少し重い位なのでまぁ大丈夫だとは思うのだが、民家の屋根に飛び移ったり、

脆い所に飛び乗って崩れたら怖いから少し遠回りでもコンクリートの建物に飛び移るか、

もしくは飛び降りる。

 

廻音「ここから先は民家エリアか、降りるか?いや、シフトカーが来るのをここで待つか?」

 

俺は降りるか捜索に出ているシフトカーを待つかで迷っていたのだが、

すっ飛んで行ったシフトカーの一つが此方に戻ってきているのが目に入る。

 

廻音「見つかったか、よし、着いていこう。」

 

そのシフトカーは俺の目の前に止まると、

ついて来いと言わんばかりに(口も無いから喋れない)来た方向に再度向かって行く。

 

廻音「丁度コンクリート製の建物が多いエリアだったから降りずに済むなっと」

 

建物を飛び移って行きながらシフトカーの後を追いかける、

途中で捜索に駆り出した何体かのシフトカーが戻ってきたのでそれ等を全て回収して暫く…

 

─────

 

???:side

 

幾つもの人の叫び声や悲鳴が近くから聞こえてくる、

自分は息を潜めて、

突然現れた怪人に狙われない様に1人で隠れていた、

怖い、死にたくない、そんな単語が頭を埋め尽くす。

 

怪人は剣の様な鋭い両腕を使って、

逃げていた人達を切り付けたり、

刺したりして人を襲っている、

自分の右腕は切り付けられて出血が止まらない、

意識が少し朦朧としてきた、

早く止血をしないと出血多量で死んでしまう。

 

だが止血方法を自分は知らない、

調べれるスマホも何処かに落とした、

このまま行動せずに息絶えたくない、

怪人が見ていない隙を探って逃げたい。

 

怪人「怪人は倒したぞー!」

 

そんな濁声が聞こえてくる、怪人の声だ、

隠れている自分の様な人を探し出そうとしているのだろう。

 

男性「本当か…《ズシャ》はっグアッ!?」

 

男性らしき声が聞こえたが、

その声は途中で途絶えた、

怪人に騙されて殺されたのだろう、

あれにはなりたくない、

先程まで聞こえていた人々の叫び声は聞こえなくなっていた。

 

怪人「誰か居ないかー?ここかぁ〜?」

 

怪人の声が大きくなった、いや、近付いたと言うのか、

自分は息を殺して、怪人に見つからない事を祈りながら、

必死に切りつけられた右腕の出血部分を強く握る。

 

怪人「んー…流石にもういねぇか。」

 

怪人の声が遠くなる、

良かった、

怪人に見つからなかっ…

 

怪人「なーんてなぁ。」

 

自分は死を悟った、

自分の身を隠していた壁が一瞬でバラバラになった、

怪人は此方を見据えていて、

まるで分かっていてほっておいたかのように見える、

嫌だ、死にたくない、自分はまだ生きていたい、

神様仏様、まだ死にたくないです、どうか助けてください。

 

怪人「質は落ちるが楽しかったし…まぁいいか」

 

怪人はお腹に口があり、

そこから舌らしきものが伸びてくる、

駄目だ、助からない。

 

怪人の舌が身体に触れるその瞬間、

 

?「ライダーパンチッ!」

 

怪人が何かをばら撒きながら吹き飛ばされ、

その後ろに居た人の姿が顕になった、

神様仏様はいたのかと思った、

この街唯一のヒーローが助けに来てくれたのだから。

 

─────

 

廻音「グラニュートか、すぐに片をつける。」

 

俺はグラニュート…見た目からしてネコ科のグラニュートに飛び掛り、馬乗り状態で限界稼動状態になり、

熱を放出しながら拳を振るう、

1発だけじゃ駄目だ、

5発、10発、15発と拳をグラニュートに打ち込んでいく。

 

廻音「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!!」

 

廻音「お、人プレス持ってる、危ない危ない…オラオラオラオラァッ!」

 

殴っている途中、

怪人がまだ持っていた人プレスを見つけたので

それを奪い取って再び4回程殴ると、

直ぐに飛び退く。

 

そろそろ耐え切れずに爆発するだろう、

そう俺は考え、

飛び退く次いでに周囲にちらばった人プレスを回収して、

右腕から血を流している高校生位の青少年の前に庇い立つ、

爆風や吹っ飛んでくる可能性のある瓦礫とかガラス片とかがあるからな。

 

その数秒後にグラニュートは盛大に爆発した、

粉塵を巻き起こして、瓦礫やガラス片が全体に飛んでくる。

 

自分に幾つかの破片が飛んでくるが、

このフォームでも耐え切れる程度であったのでそれ等を全て受け切る。

 

廻音「事前に情報を見ていてよかった」

 

実はと言うと今回初めてグラニュートと対峙したのだが、

スマホにて現れる、現れた怪人怪物についての情報が載ってるサイトで

グラニュートの基本情報やら今まで現れた怪人怪物の見た目、特徴ついて粗方見ていたお陰で対処法について理解はしていたのだ、見たタイミングはちょっと前、

グラニュートが隠れていた男性を声で騙して切り付け、

人プレスにしたタイミングだ。

 

人を切り付けたりしているが、

殺す事はしなかったようで、

ここには1人以外誰もいなかった、

回収出来た人プレスは両手に何とか収まるサイズであるが、

後ろで息が弱まっている出血が酷い青年も病院に運ぶとなると、

かなり厳しい。

 

シフトカー達に人プレスを運んでもらうのも手だが、

何かあって人プレスが砕けたりしたら大変だ、

下手したら人プレスにされた人が死ぬ。

 

廻音「よし…大丈夫か!とりあえず止血をする!」

 

廻音(ベルトさん止血方法教えて)

 

ベルトさん『ok、まずは─』

 

だったらどうするべきか、

人プレスされた人達の束と今死にかけている青年を病院に運ぶ為には、片方を犠牲にするか、

救急を頼るか、

それ以外の手段を探すか、

この3つしか今は思いつかない。

 

ベルトさんの的確な指示を聞いて止血を何とか抑え込もうとしているが、

失った血が大きい為か、

血は少なくなって、

青年の呼吸が薄くなっている。

 

救急を頼るのも駄目だ、今は時間を要する状況だ、

一応一般市民として予め救急車を要請していたが、

もしかしたら来ない可能性もある。

 

連絡を受けた場所が怪人怪物がリアルタイムで暴れている所だった場合、そこに救急車を向かわせる病院は少ない、

怪人怪物と戦える力のある人がいる病院ならもしかしたら来てくれるのかもしれないが、

その可能性はゼロだ、

だってこの街には怪人怪物に対抗出来るのは、

俺だけだからだ。(もしかしたら表立っていないだけでいるのかもしれないが…)

 

廻音「くっ…血は何とか止まったが…」

人プレスだったならここまで悩まずに済んだというのに、

倒す事に意識を向け、

青年の命を危機に晒している事に気付かなかった事に腹を立てる。

 

だが『悔やんでいても仕方がない』…ベルトさんと思いがシンクロする、そうだ、時間は進むばかりだ、早く、思考を巡らせるんだ。

 

廻音「シフトカー達!周囲で使える物が無いか探してきて!」

 

俺はシフトカーを全放出し、俺は血を頭に送るべく、

青年の足に支えを敷いて、足から頭に血液を送らせる。

 

廻音「シフトカー何か見つけてきたか?」

 

シフトカー2体が何かを引きずり戻ってきた、

俺はその黒ずんだ物を持ち上げると、

今の自分が欲しい物だった。

 

廻音「鞄…!これなら人プレスも運べる!」

 

俺は鞄を前に背負い、青年を背負うと、

ブーストイグナイターを2回連打し、

最寄りの病院まで駆ける、

4回もやると背負ってる人が火傷を負ったり、

人プレスに何か起きそうでとてもじゃないが、

これ以上は使用したくない、怖すぎる。

 

駆けていく中、

後ろから微かに音が聞こえ、

其方に耳を傾けると、青年が僅かに声を絞り出していた事に気が付く。

 

青年「はぁ…はぁ…超デッドヒート…相槌とか…うたなくていいんで…聞いてください…」

 

廻音「…」

 

青年「これ…自分がリュック背負って、多少の火傷をさせるのを覚悟で運んだ方が…」

 

廻音「あ、それもそうか…」

 

俺は勢いを殺していき、最終的に止まると、

背負っていた青年とリュックを降ろし、

青年にリュックを背負わせ、

その青年を俺が背負う事に、

再びブーストイグナイターを連打する、

今度は3回、いや、4回だ。

俺は再び走る、青年と人プレスの両方を助ける為に。

 

─────

 

 

 

 

星を付けるとしたらどの位ですか?また、説明を感想に書いて頂ければ、それを踏まえて執筆致しますm(_ _)m

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