【完結】 この街にはヒーローが居ないみたいなので俺が代わりに助ける事にする   作:LEIKUN0227

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第26話 学校生徒 [日風視点]

 

 

 

─────

 

「えーでは、今から自由時間になります、スマホは預け終えましたね?それでは、各自で迷惑をかけずに行動して下さい。」

 

僕を含めた合計39名の生徒が、

目の前で注意事項を話していた教師が言い終えたと同時に

その場からバラバラに離れていく。

 

僕の様に1人2人と一緒になって行動する生徒や、

5人以上で纏まって行動してる人も居る。

 

僕はクラスメイトで仲の良い友達と一緒に見て回る事になった、

2人は中学生の頃に知り合った、

僕と同じで仮面ライダー好きな2人だよ。

 

名前は"本田 純(ホンダ ジュン)"君と"鈴木 幸太(スズキ コウタ)"君、

2人の親は警察関係者らしくて、

警察繋がりで仮面ライダードライブが好きみたい。

 

幸太「行こう2人共。」

 

純「おう!ドライブグッズを買い漁るぜぇ〜!」

 

日風「気合い入ってるね、2人とも…」

 

僕の学校の修学旅行では、

最低でも2人で一緒に固まらなきゃいけなくて、

それで2人が誘ってきたんだ、

僕もドライブ…廻音君が好きで、

第三会場…ドライブ館を見て回りたかったからすぐに了承して3人で行動する事にしていたんだ。

 

日風「わぁ…!マッハのコスプレイヤーさんだ…凄い…!」

 

コスプレマッハ「♪」

 

 

【挿絵表示】

 

 

僕達は中央会場と第三会場に繋がる通路を歩いていたんだけれど、そこで仮面ライダーマッハのコスプレイヤーさんと会った、

細部まで細かく再現されていて、

一瞬だけど本物なんじゃないかな?って思っちゃう位だった。

 

日風「しゃ…写真撮って良いですかっ」

 

コスプレイヤーさんは親指を立てて頷いてくれたのを見て「ありがとうございます」ってお礼を言ってから写真を撮らせてもらいました。

 

日風「ありがとうございましたっ…!」

 

コスプレマッハ「♪」

 

コスプレイヤーさんとはそこで別れたのですが、

そこで気が付いたんです、

一緒に行動していた2人が居なくなっていた事に…

 

─────

 

─第三会場─

 

純「ここがドライブ館かぁ!超デッドヒートとか色々ある!!」

 

一方その頃、日風と共に居た2人組はというと、

一足先に第三会場に辿り着き、

その光景にそれぞれが口を開く。

 

幸太「そうだねぇ、あ、ドライブのお面だ。」

 

純「そんなのよりあっちの的当てやろうぜ!景品はDXのドライブドライバーだってよ!」

 

幸太「本当に!?行こう日風く…あれ?日風君は?」

 

純が指差した先には1等賞 DXドライブドライバーと描かれたのぼり旗が置かれた的当て屋があり、

2人はそれに興味を示す、

この世界でも約7~8000円程するドライバー、

それが数百円で入手出来るかもしれないのだ。

 

今どきの高校生のお金事情は大変厳しく、

7~8000円する玩具をポンと買える高校生はいない、

お小遣いを積めば何とか買えるかもしれないが、

それでもかなりの額だ。

 

そして親も同じだ、そう簡単に買える家庭はそうそう無い、

あるとすれば独身で働いている人であったり、

裕福な家庭位だろう。

 

だからこそ、

その的当て屋が魅力的に思えた2人はその的当て屋に行こうとしたのだが、2人は直前になってようやく日風が居ない事に気が付くいたようだ。

 

幸太「純君、日風どっか行っちゃった。」

 

純「大丈夫だろ、落ち合う場所がここだからいずれ合流するだろ?それよりももう2等賞と3等賞取られてるぞ!?」

 

幸太「ヤバいヤバい!早く行かないと!」

 

─────

 

─第三と中央を繋ぐ通路─

 

日風「どど、どうしよう…あ、けど第三会場に…いやでも僕が居ないってなって戻ってたら…?」

 

日風「あぁあぁ…やっちゃったよ…早速はぐれちゃった…ぁあ」

 

視点は日風に移り変わる、

日風はただでさえだだっ広いこの場所ではぐれてしまい、

スマホは盗難される危険性から教師が持っている為

連絡も不可とどうしようもない状況、

日風邪はどうしようと涙目になり、

頭を抱えていた。

 

「どうしたんだい、伏木君」

 

日風「えっ…貴方は…確か鈴木君のお父さんの…」

 

鈴木「幸太から色々と聞いてるよ、今日は君と本田警視監の…あいや、本田君と一緒に会場を見て回るって幸太から聞いたけど…何かあったみたいだね。」

 

日風は鈴木巡査に対し、

自分がコスプレイヤーと写真を撮っていたら、

気が付いたら自分は2人とはぐれていた事と、

今2人がどっちに居るのかが分からない事等を恥ずかしい気持ちを抑えて話した。

 

鈴木「成程…分かりました」

 

日風「うぅ、お恥ずかしいです…」

 

鈴木「私はこれから第三会場に向かう所でしたので、其方の方で探すのを手伝いましょう。」

 

日風「良いんですか…?」

 

鈴木「構わないよ、私以外にも複数の警察官が各会場、劇場に3人はいるからね」

 

日風「ありがとうございます…!」

 

日風「あ、でも第三会場に2人が居るのでしょうか…?それが不安です。」

 

鈴木「大丈夫、幸太の事だから目的地にいればその内来るって思うだろうから、きっと本田君と一緒に居るよ。」

 

鈴木巡査の思ってもみなかった提案をされ、

感謝を伝える日風であったが、

2人が第三会場に向かっているのかが不明であった為、

もしかしたら入れ違いになるかもしれないと不安になる…のだが、

鈴木巡査は第三会場に居ると確信を持って言った。

 

長年共にするとその人の取るが手に取る様に分かる様に、

鈴木巡査も幸太の行動が分かるのだろう。

 

そう日風は思った。

 




6000UAありがとうございますm(_ _)m

これからも戦う主人公を書いていきたいと思います^^

感想や評価も万々歳ですし、
質問や感想もある程度は答えます!

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