【完結】 この街にはヒーローが居ないみたいなので俺が代わりに助ける事にする 作:LEIKUN0227
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日風「や、やぁっ!」
インベス「ぐォッ」
少し腑抜けた声を出し、
拳をインベスにぶつける、
インベスはそれを受けて仰け反って倒れ込む。
「凄い!怪人がぶっ倒れた!」
「いけいけー!」
怪人の一体が倒れたのを見て屋台から隠れて見ていた高校生達が声援をあげる。
日風もその声援に後押しされ、
他に暴れていたインベスの方に向かっていく、
崩れた屋台の中に潜り込んだ人を探し出そうと漁っていた下級インベスの背中にドロップキックすると、
下級インベスは受け身をとれずに顔から地面にダイブした。
日風「だ、大丈夫……ですか……?」
女学生「大丈夫です!ありがとうございます!」
日風「早く逃げて下さい!」
女学生を逃がしたすぐに駆け出し、
道中にいた下級インベスに殴る蹴るの攻撃を叩き込む、
下級インベスは今倒した個体を含め3体、上級は2体だ。
日風「はぁ…はぁ…やぁっ!」
「グォッ…」
日風「また一体倒した!後は…」
純「おーいひーかぜー!」
日風の耳に耳に友人の声が届く、
声をした方向を向くと純と幸太がこっちに向かってきていた。
純「俺らも手伝うぜ!」
幸太「他のインベスの場所は把握してる!こっちについて来て!日風君!」
日風「2人とも…ありがとう!行こう!」
日風を先導して進んでいく幸太と純、
屋台内に侵入して暴れていた下級インベスをすれ違いざまに対処していく。
日風「よし…次…!」
2人で他の生徒を守るように下級インベスの注意を引き、
注意がそっちに逸れた下級インベスを日風が蹴り飛ばして倒す。
日風達によって暴れていたインベスの数は確実に減っている、
これでこの場所にいる自分達と同じ高校生達がインベスからの危険性は減っているだろう、
そう日風は考えていた。
だがその考えは覆る事になる、
幸太が何かに気が付き、声を上げる。
幸太「!危ない日風君!」
日風「え?うわっ!」
2体の上級インベスが物影から飛び出して来て日風に襲いかかる、
突然の事だったので防御が出来ず、
日風はその一撃をまともに受けてしまった。
日風「うぁっ…!」
装甲を纏っているものの、
無防備だった日風はインベスの一撃をまともに受け、
大きく吹き飛ばされる。
受け身をとれずに地面を叩き付けられた日風はオーディナリープロテクターで覆われている胸部を押さえながら立ち上がるが…
幸太「日風君!大丈夫!?」
日風の元まで来た幸太がそう声をかける。
日風「だい…じょうぶ…」
日風はそれに対し答える、
日風の顔を守っていたバイザーは衝撃により弾け飛んだ様で、
その下の素顔が顕になっていた。
日風「ぁ…う…」
その表情は苦痛に満ちていて、
涙と鼻血が伝っていた。
痛みに喘ぎ、ヨロヨロと立ち上がり、
インベスの方に歩んでいく日風を見て、
幸太は咄嗟に引き留めた。
幸太「日風君!もう無理をしない方がいい!」
純「そうだよ!お前が無理に頑張らなくて良いんだ!」
日風「…目の前にこれが、転がってきたのは…運命だと…思ったんだ…神様が僕と、このドライバーを巡り合わせて、ここに居る人達を…守らせようとした…偶然かも…だけどね」
か細い声で妄想の様な、
荒唐無稽な言葉を紡ぐ日風、
装着しているドライバーに触れると口を開く。
日風「……だけど…偶然かもしれないけど…手に入れた…僕を助けてくれた、あのヒーローの力なんだ…だから……僕は戦う、あの時助けてもらった恩を返せると…信じて…!」
幸太と純はその言葉を黙って聞いていた。
日風「……だから僕は戦う…皆を守る…一秒でも一瞬だったとしても、守るんだ…!」
そう絞り出す様に叫んだ後
日風は目の前で人を襲う上級インベス2体に向かって駆け出した。
丁度その時、
片方の上級インベスが何かの攻撃を受け、
火花を散らして吹き飛んだ。
純「何が……起きたんだ?」
幸太「……あれ!」
2人の視線の先には紫と黄金の装甲を纏った1つの人影が走って来ているのが見えた。
「グギャァッ」
???「貴様のその意思を、私ハ見ていたぞ、仮面ライダー純…伏木日風ヨ」
日風「貴方、は…」
???「我が名は"仮面ライダー魔蛇"、助太刀ニ参った。」
ファイナルステージにて敵として登場し、
ヘルヘイムに侵略された世界を見守りし蛇であったが、
欲に駆られて世界の支配を目論んだアーマードライダー…
そのダークライダーが日風の味方として現れた。
星を付けるとしたらどの位ですか?また、説明を感想に書いて頂ければ、それを踏まえて執筆致しますm(_ _)m
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