【完結】 この街にはヒーローが居ないみたいなので俺が代わりに助ける事にする   作:LEIKUN0227

48 / 57
よく見たら同じ話とボツにしてたヤツを出してた…
申し訳ないです。


第46話 バットでビター [日風視点]

 

 

 

──第四会場──

 

魔蛇「フッ!」

 

日風「やぁっ!」

 

黄泉丸で上級インベスを切りつけ、

怯んだ一瞬を日風が殴りつける、

それが避けられたら黄泉丸を投げ付け、

日風と共に片足でインベスを蹴り飛ばした。

 

インベス「ゲギャァッ!」

 

魔蛇「これで倒し切れる筈ダ、行くぞ!」

 

日風「はい!」

 

魔蛇は上級インベスの体力を連携攻撃により奪い、

倒しやすい状況を作っていた様であり、

それが整った事により魔蛇は最後の攻撃を仕掛けようとしていた、

日風も魔蛇の構えと「行くぞ」の言葉から

直ぐに察して拳を構える。

 

2人「はぁっ!」

 

日風と魔蛇の2人が、

同時に上級インベスに攻撃を叩き込む、

その拳は上級インベスの身体を貫き、

爆散させた。

 

日風「あわっあわわわわっ!?」

 

至近距離で起きた爆風に吹き飛ばされそうになる日風だが、

量産型マッハに変身している事により吹き飛びこそしなかった、が、それでも仰け反って倒れてしまう程の風圧を日風は受ける。

 

日風「あでっ…イタイ…」

 

背中から倒れ込んだが、

それでも痛かった様だ、

腰を擦りながら日風は起き上がる。

 

魔蛇「どうやらもう一体の方も倒セタようだ。」

 

日風「ホントだ…」

 

日風は魔蛇が指差した方向を見る、

その方向には先程魔蛇が呼び出したマリカと黒影が佇んでおり、

その2体のアーマードライダーはインベスを倒した事により出た爆煙が晴れていく様子を眺めていた。

 

魔蛇「これにてこの会場は一件落着カ…」

 

純「おーい!」

 

幸太「日風くーん!」

 

日風「?…あ!2人とも」

 

倒した後の余韻に浸っていた時、

日風の友人2人が手を振りながら駆け寄ってくる、

どうやら避難誘導は一段落したようで、

此方に戻ってくる余裕が出来た様だ。

 

純「今倒せたので最後だ!」

 

日風「ほ、本当に?や…やったぁ…」

 

日風は怪人がこれで全てだと知ると、

安堵したのか、

地面に座り込んで安堵の息を漏らした。

 

日風の視界端ではスマホらしき携帯端末を弄る魔蛇が見えるが、

倒した事に安堵していた日風は、

特に気に止めていなかった。

 

純「俺達はまだ他に避難していない人居ないか探してくる!」

 

どうやらその報告をする為に戻ってきていたみたいであり、

純と幸太は去っていくだろう。

 

魔蛇「…仮面ライダー純ヨ、聞いていなかったが、お前の持つベルト…それは何処で手に入れた物ダ?」

 

日風「これですか?これは……第三会場で腕が大きい怪人に体を潰されかけた時に拾ったんです。」

 

魔蛇「第三会場…腕が大キイ怪人…」

 

魔蛇は日風がそう答えたのを聞き、

顎に手を添えて深く考え込む仕草をする、

日風は流石に座った状態で話すのは失礼だと思ったのか、

アドレナリンが切れ、

痛みを感じ始めている体に鞭を打って立ち上がる。

 

日風「ハァ…はい、このベルトが本物だって思って、装着した所で…気付いたらここに居たので、それくらいしか分かりませんでした…」

 

魔蛇「…ほう。」

 

魔蛇の声が少し低くなった事を日風は感じ取り、

日風は魔蛇の様子を伺う様にして顔を見る。

 

日風「あ……あの?」

 

魔蛇「…何故そのベルトガ本物だと分かった?」

 

日風「本物だと分かったのは、この鞄に入ってたノートに名前が書いてあって…」

 

魔蛇「…ノート?」

 

日風「そのノートに書かれていた名前のヒーローに、過去助けられた事があって、それで本物なんじゃないかって思ったんです。」

 

魔蛇「何故そのヒーローノ名前を知っていた?」

 

日風「そのヒーローに助けられた時、名前だけですが、教えてくれたんです…」

 

魔蛇「…」

 

日風「あ、名前は教えられませ「おい」─…え?」

 

魔蛇が唐突に話を遮るようにして口を開いた事により日風が声を漏らした、

その次の瞬間、

日風は一瞬だが宙を浮いていた。

 

日風「ぁ…え?」

 

訳も分からず、

頭から地に伏せていた、

何故こうなったのかを日風は理解出来なかった、

そんな日風に魔蛇は歩み寄ると、

日風のバイザーが無くなったヘルメットを無理やり剥がし取った。

 

汗でぐっしょりと濡れた黄土色の髪がヘルメットを脱がされた事により、

バサリと重力に従い垂れる。

 

魔蛇は日風のヘルメットを片手で掴みながら、

もう片方の手で日風の胸部装甲を掴み上げた。

 

日風は突然の事に唖然としていたが

 

魔蛇「嘘モ大概にせいよ」

 

日風「ぇ…う、嘘じゃないで…す」

 

魔蛇の低い声を聞き、

日風は冷静さを少し取り戻し、

現在の状況"は"理解する事が出来た。

 

だが何故。

 

恐怖に怯え、震える声で答える。

魔蛇がその答えを聞き、

メットを地面に投げ捨てて更に口を開いた。

 

魔蛇「アイツがそんな軽々しく名前を教える訳が無いヤロ、アイツは身バレが怖いんやカラ」

 

日風「ほ、本当です、教えてもらいました…!名前は和廻音さんで…この鞄の中にノートが…!」

 

日風は魔蛇に嘘だと思われている事、

この鞄の所有者の関係者だと言う事を理解し、

誤解を解く為に背中に背負っている鞄に入っている筈の名前の書かれたノートを取り出そうとする、

が幾ら鞄を弄っても、そのノートは見つからなかった。

 

日風「あれ!?無い…無い?!さっきまで…─」

 

魔蛇「アーそう言うのええから」

 

日風「本当です!本当なんで─ひぎっ…!」

 

慌てて本当だと訂正しようとした日風を足が付かない位の高さにまで持ち上げ、

腹部を1発殴った、

日風の表情が歪み、痛々しい表情に変わる。

 

日風「ぁツあっ…おごッ…」

 

2発、3発と拳を腹に叩き込ぶ度に鈍い音が鳴り、

日風は苦渋の声を漏らした。

 

日風「ぉぇッ…」

 

4発目でようやく手を離され、

日風は苦渋の声を吐瀉物と共に吐き出して、

地面に崩れ落ちる様にして倒れ込んだ。

 

魔蛇「嘘の話をでっち上げるモンヤないで」

 

倒れ込んだ日風の前髪を掴み上げ、

顔を持ち上げてまるで嘘をついた子供をお仕置きする親の様にそう言った。

 

日風「ぅ…ぞじゃ…な"ぃ"…ょぉ」

 

髪がブチブチと重さに耐えきれず千切れていく痛みに目を潤ませ、

鼻声で、絞り出すかのように出した弱々しい否定の言葉、

魔蛇はそれに対し、何とも思っていないのたろうか、

パッと髪を掴んでいた手を離し、

日風を吐いた吐瀉物と、流れ出た汗水、

そして切って出た血が混ざりあった液溜まりに顔から突っ込ませた。

 

びちゃと肉体から出た液体を顔から受け、

日風はピクりと体を動かした後、

意識を失ったのか、

そこから動かなくなった──

 

─────

 

 




展開に四苦八苦して、
やっぱり勘違いアンジャッシュにする事にしました、
このミーツコピス(魔蛇)はあくまで廻音に肩入れしてるだけで大量に人を殺しまくっていますからね。

星を付けるとしたらどの位ですか?また、説明を感想に書いて頂ければ、それを踏まえて執筆致しますm(_ _)m

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。