【完結】 この街にはヒーローが居ないみたいなので俺が代わりに助ける事にする 作:LEIKUN0227
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──近場の空き地──
日風「ここなら見られないかな…?」
周りをキョロキョロと見渡して誰もいない事を確認すると、
脳内で
日風(能力ってどうやって発動できるの?)
ハート(大体は脳内で使いたいと思ったら使えるよ、まずは…ボクの血肉を体内から出してみる事から初めてみよう)
日風(あれ?血肉ってハートの肉体だよね?僕の身体から出たらまたあれになっちゃうんじゃ…)
ハート(それについては量を調節して、生命維持が出来る分だけ残して使えば大丈夫、それに血肉はこの空き地分はあるからね)
なら枯渇というか、
身体から出しすぎてまたああなっちゃう事は無い…のかな?
というか質量保存の法則はどうなってるんだろう…
ハート(ゲームとかノベルとかでよくある魔力みたいな感じだよ、少し具体的に話すと、ひたすらに圧縮して心臓サイズにまで縮ませてるんだけど、なんでここまで小さく縮めるのかはボクにも分からない。)
日風(まるでご都合主義みたいだね…心臓サイズって事はもしかして心臓が血肉なの?それとも心臓サイズに小さくなってるだけで心臓とは別の所にあるの?)
ハート(後者が正解だね、心臓サイズにまで小さくなってるだけで、心臓そのものになっては無いよ、ただ、補助しやすい様に心臓の隣に血肉が引っ付いてる形、分かりやすく言うと…トリ●ン器官みたいな感じで隣に存在してる。)
日風(なるほど…)
ハート(早速やってみよう、人が来るかもしれないからね)
日風(うん、えっと…脳内で使いたいって…)
日風「うわ出た」
右手を地面に翳し、
血肉を出してみたいと思ったらにゅるんって擬音が聞こえてきそうな感じで細長い血肉が出てきた、
これには思わず声が漏れる。
ハート(因みにボクの血肉が身体の外に出てたら…)
ハート「脳内で語りかケズに直接話せる様に出来るんだよね。」
日風「…ヴ●ノム?」
ハート「似てるけど違ウよ?」
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ハート(─次はその血肉を動かせる様にしてみよう、出せるだけじゃ使えないからね)
日風(分かった……えーと…うわぁ…)
ハート(薄々分かってたけど、引かないでほしいかな…)
日風(ごめん)
動かそうと念じたらうねうねと、
まるでミミズとか触手の様に動き出したのを見て思わず引いてしまった、ハートも引かれる事を分かっていた様で、
ちょっと落ち込んでる様な声でそう語りかけてきた、ごめん。
日風「いや、でも蛇みたいに動かせばマシに見え…」
僕はその血肉触手を動かしてみる、
動物みたいに動かせば、
もしかしたら印象が少し変わるかもと思ったけど、
動かすのが思ったより難しくて、
得体の知れない気味の悪い触手にしか見えなかった。
日風「…うん、ハート、次教えて。」
ハート(そうだね、ノーコメントになるよね、それじゃあ次に、この見た目を何でも良いから変えてみて。)
日風「何でも…じゃあ」
僕は右手から生える触手に意識を集中させて、
ある物を想像し、その形と材質を変えていく、
その過程で僕の身体から一時的に
その形を明確にしていく。
ハート(…それは)
ハートもそれが分かったみたい、
何でもって考えたら、これかなって。
ぐにゃぐにゃとしていた質感からしっかりとした素材へと変わっていき、
暫くすれば、バイクの意匠が所々にある青く塗装されたドライバー、
あの時に手にした量産型マッハドライバーへと変わっていた。
因みにあの時の量産型マッハドライバーでは無く、日風君が自身の記憶から生み出した別のやつです
星を付けるとしたらどの位ですか?また、説明を感想に書いて頂ければ、それを踏まえて執筆致しますm(_ _)m
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