モンスターハンターかと思ったらHUNTER×HUNTERだった… 作:レイトントン
ヒソカとあわあわしていた俺だったが、ゴンとキルアは無事念を習得し、200階まで戻ってきた。信じてたぞウイングさん……!
「二人ともおめでとう」
「あーッ! ユータてめえ! なんで念教えてくんなかったんだよ!」
「ごめんな……ちょっと色々あって教えられなかったんだ……」
「念能力のこと、眼鏡の人から聞いただろう?♠︎ 話せなかったのさ、ユータは♣︎」
「そっか、なら仕方ないよね。……そういえば、ユータはなんでここに?」
あれ? この子ら知らねーの?
確かハンター試験の最終試験でボドロさんがバトルオリンピア優勝者って……ああ、ゴンは気絶してたし、キルアもフロアマスターの大会がバトルオリンピアって名前なこと知らないのか。
「まあ、俺
「ええっ!?」
「マジ!?」
「マジだよ♥ ボクも一度負けたしね♦︎」
ヒソカの補足を聞いて、二人は絶句してしまった。
「懐いなー、また闘る? こっちから申し込めばフロアマスター相手なら勝負できるらしいし、ヒソカなら10勝余裕でしょ」
「うーん、彼らもいるし、まだ時期じゃないかな♠︎ 待たせて悪いけど、キミが玉座を降ろされることはないだろうし、気長に待っててよ♥」
「ユータってそんなに強かったんだ……でも、たしかに三次試験で壁壊した時のパワーはすごかったね」
「フロアマスターってのはなんなの?」
「その辺は受付で教えてもらえるよ。行っといで」
「ここに来たのは修業目的だろ? このクラスで1勝でも出来たら、相手になってもいい♥」
ヒソカの言葉に、汗をかきながらもワクワクした表情でゴンが頷く。
纏を使えるようになったゴンたちは、200階クラスの受付に向かう。ふう、なんとかなってよかった。
「くくく……どんどん美味しそうに実っていく……♥」
ヒソカはぺろ、と舌舐めずりをしながら、ゴンたちの背中を目で追っていた。
ヒソカはゴンとの試合を待つつもりらしい。
俺はどうしようかな……グリードアイランドやるか?
ジンに独占に対抗する方法は聞けたけど、SSランクカードの入手法がいまいち分かんないんだよな。対策されそうだし、『
グリードをプレイし、現実と行き来しながら、数ヶ月が経過。
俺はカードを集めまくり、残りのカードは『支配者の祝福』『一坪の海岸線』『ブループラネット』『奇運アレキサンドライト』『闇のヒスイ』『浮遊石』『身代わりの鎧』『聖騎士の首飾り』『神隠しの祠』の9種を残すのみ。
聖騎士の首飾りはすぐ手に入るし、支配者の祝福は99枚のカードを手に入れてからのイベントカードっぽいから、残りは実質7枚か。
ツェズゲラのおっちゃんと『大天使の息吹』、『一坪の密林』で交換できたのはラッキーだったな。目の前で『
SSランクカードは全然手に入らないし、情報すら出てこない。どーしたもんかね、と思っていると、目の前に『
女性2人と、男性1人のパーティだ。
「突然ごめんなさい、あなたがユータよね?」
「うん、初めまして。あなたは?」
「アタシはアスタ。こっちはアマナ、マンヘイムよ。お願いがあってきたの」
「お願い?」
「ええ。アタシたち、『一坪の海岸線』の情報を掴んだの。この情報、50億で買わない?」
「いや法外すぎない……?」
端的な交渉なのは好感が持てるけどさ、ゲームの情報で50億はないだろ! 払えるけども!
「さすがに10%はダメか。なら、15億でどう? 単独で動いているあなたなら500億丸々貰えるんだから、15億くらいならいいでしょ?」
「500億って……ああ、バッテラ氏の懸賞か。いや、俺別にクリアデータ渡す気ないからさ」
「はあ!? ならあんたなんでこのゲームやってんのよ!」
「ゲーマーだからに決まってんじゃん」
俺がそう答えると、アスタたちは絶句した。
いや、懸賞金のためにやる方がおかしいと思うけどなあ……ゲームの難易度とかから考えると、プロハンターになった方が簡単に稼げないか……?
「あっそ……邪魔したわね」
「あ、待った待った。15億でいいなら買うわ」
「え?」
「情報。『一坪の海岸線』は誰も入手方法知らない激レアカードだしさ」
「ま、マジ……? 15億だよ!?」
いやアンタ初め50億吹っかけてきましたやん?
「まあ高いとは思うけど、ハンター専用ゲームの最高レアアイテム情報ならそんくらいはするでしょ」
「お……オッケー! 交渉成立!」
ということで、俺はアスタさんから『一坪の海岸線』を手に入れるためのイベントフラグを聞いた。
15人以上で『
ソロクリアめちゃくちゃ厳しいじゃん、どーなってんだよジン!!!
「よく発見したなあ」
「いやね、アンタがそろそろクリアしそうだから、って複数のグループで集まって独占するために取りに行ったのよ。そん時に発覚したわけ。ギリギリ15人だから運が良かったわ」
「へぇー。誰で行ったの?」
「あたしら三人とカヅスール組、ハンゼ組、ヤビビ組に、ツェズゲラ組ね。ツェズゲラ組には情報渡したくなかったんだけど、クリア者が出るよりは、とその時は思ってたのよね」
「ツェズゲラさんも知ってんのね。あの人らも幾つかカード独占してっからなー」
で、15人ですることと言えば、『レイザーと14人の悪魔』とのスポーツ対決を制することらしい。
レイザーって本来ここで出会う人なのか。そりゃジンも驚くわな。
「さんきゅ。じゃあゲーム外に出て、教えてもらった口座にそれぞれ5億ずつ入金しとくわ」
「待った! あんたトンズラかます気じゃないでしょうね?」
「そんなことしないよ。でもそうだなー、一応、保険としてなんか渡しとくか」
なんか指定ポケットのカードで良いだろ……あ、『大天使の息吹』は丁度良いじゃん。
「じゃ、これ」
「これ……ッ! お、オーケー、分かったわ。あんたと、そうね、アマナがゲーム内に戻ってきたら返す」
アマナさんは確認のため付いてくるわけか。
二人して『
アマナさんが入金を確認した後、ゲーム内に戻り『大天使の息吹』を返してもらった。まあ、まだ持ってるからそのままあげちゃっても良かったんだけど……
三人は大喜びしていた。確かに、金銭感覚狂っちゃってたけど5億って死ぬほど大金だな!?
反省しよう……今日の晩飯は卵かけご飯だ。あ、もちろんニトロ米じゃないよ……!
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アマナちゃんとかいうG.I編最かわキャラ(個人の感想です)