某所で当記事が作成されてたのを見て書いた話

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性格と根性がひん曲がった作者が書いた転生もの


遊び感覚で地球人を蹂躙する火星人に転生し、前世を思い出して破滅エンドを回避しようとするも、もう遅い_~既に弱点の音楽聴かされる寸前じゃん!!~

突然だが、俺は前世を思い出し、自分が転生者であることを悟った(どうして死んだのかはそこまでは覚えていない)。

まさか前世で読みまくっていた、異世界転生ものネット小説の主人公のような体験を自分がするなんて意外だった。

二次だと、自分の好きな漫画やアニメやゲームのキャラクターに転生してたって話も珍しくない。

大抵は主人公は物語の悪役に転生していて、原作の破滅エンドを回避しようとするのが定番化している。

だと言うのに……、

 

「▽〇Σ♯!」

 

今の自分は、人とはかけ離れた姿をした、『火星人』だったのだ……。

 

TVで放送しているのを観た時は、ギョロッとした目と脳みそむき出しな姿の火星人が正直グロいし、人間と犬の頭がそれぞれとっ変えられた姿とか、手のひらサイズにまで小さくされた人間がアリを潰すかのように踏みにじられたりして殺されるとか、オモチャみたいな銃から出るビームに当たると、人間が一瞬で焼き尽くされて骨になる姿が子供心に怖かった。

あれ以来、『マーズ・アタック!』は俺のトラウマだ。

 

それなのに……、転生したらその映画に登場する火星人に転生してたよ、俺!

 

「▲×、Φ☆*●!」

 

駄目だ、もう争う気は無いと言っても話が通じない。

 

目の前のバアさんは驚いた顔をしながらこっちを見ている。

え~っと確か、この後にヘッドホンのコードが抜けて、そこからカントリーミュージックが大音量で流れて。それを聴いた火星人が苦しみだして確か……、

 

「!!!」

 

バアさんは驚きながら後ずさりしている。

このままだとヘッドホンのコードが抜けて、弱点のカントリーミュージックが大音量で部屋に響き渡ってしまう!!

 

ヤバい。

ヤバいヤバい。

ヤバいヤバいヤバい。

ヤバいヤバいヤバい!

 

何としてでもそれを阻止しようとしたが、間に合わなかった。

ブツンッ!と音がすると同時に、大音量でカントリーミュージックが部屋に響き渡った!

 

♪~♪~♪♪♪~♪♪~♪♪~♪~♪♪♪~♪♪~♪

 

「☆○□△♯@♭!!」

 

ぐ……、げがっ、げっ……、があぁっ……、

 

あたまが……、頭がっ、割れるようにっ、痛いぃっ……!

 

「▼Θ★Ξ◆ψ■!!!!!」

 

声にならない声を上げながら、俺は頭を抱えながら苦痛にのたうち回る。

 

♪~♪~♪♪♪~♪♪~♪

 

イヤだ、イヤだ。

死にたくない……!

 

せっかく転生して前世を思い出したのに、よりによってそれが、『マーズ・アタック!』に登場する火星人で更には、弱点のカントリーミュージックを大音量で聴かされる場面で、破滅寸前だなんてっ……!

誰かっ……、誰でも、良いから……、助……、け……、

 

 

 

 

 

 

 

ボンッッ!!!!




こんな転生ならしたくないね!

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