俺、ツインテールになります。 The Another Red Hero   作:IMBEL

19 / 56
とりあえず、箸休めの回として設定資料集をあげます。


番外編 設定資料集(1巻終了時点)

登場人物紹介

丹羽光太郎/テイルファイヤー

私立陽月学園高等部に通う高校一年生であり、今作の主人公。身長は164センチメートルで体重は54キログラム。

表向きはどこにでもいる平凡な男子高校生だが、実は少女向けの髪型、ツインテールをこよなく愛する男。…が、そんな趣味がどこかおかしいことに自分でも気づいており、ツインテールフェチで変質者扱いされるのを恐れるあまり、そのことを周りに隠しながら生活している。

ここが本編の主人公の総二との決定的な違いであり、光太郎は自分がそんな趣味を持っていることがどこか恥ずかしいと思っている。日常生活ではその有り余るツインテール愛を普段は無理矢理押さえつけているが、見事なツインテールを見ると、自分でも押さえつけられないほど興奮してしまい、その度に自己嫌悪を起こしてしまう。…そんな彼だが、ひょんなことから女体化して、ツインテール戦士テイルファイヤーとして戦っていくことになってしまうのだった。

…と、どこかネガティブな設定だが、本来の光太郎は快活にして向こう見ず、優しい所もあればどこか抜けたところもある、どこにでもいるような普通の少年である。

 

テイルファイヤー

光太郎が変身ベルト「テイルドライバー」で変身するツインテール戦士。メインカラーはテイルレッドと同じ赤だが、こちらの方は装甲に炎のようなペイントが随所に見られており、メインカラーの赤もレッドとは違い、深みのある焔色となっている。

身長と体重は変身前とほぼ変わらず、スリーサイズは上から82/56/82。

光太郎が変身すると、総二と同じように女体化するが、あらかさまに小さくないも大きくもない、適切なサイズであるがゆえの美しさをもつスタイルへと仕上がる。(そこの所も開発者であるレイチェルの趣味が反映されているのかもしれない)

レッドやブルーなどトゥアールが開発したギアとほとんど同じだが、外見など細かな違いがある。最大の違いは、剣や槍といった手持ちの武器を一切持たずに己の拳一つで戦う格闘戦スタイルを展開するということ。

その為、テイルファイヤーのスペックは超近接戦特化仕様になっており、近接戦では圧倒的な戦闘力を誇るが、中~遠距離からの攻撃にはめっぽう弱いという欠点を持つ。一応、左腕のバリア『ファイヤーウォール』と右腕に仕込んだロケットパンチ『ブレイクシュート』、並外れた身体能力でその欠点を補っている。

基本的な戦術は『やられる前にやれ』であり、常に敵に張り付いて、拳を放つ格闘戦一本スタイル。一応、属性玉も使えるのだが、本人はあまり使わない。(そんな暇があったら、殴った方が早いから)

世間からの人気はテイルレッドと同じくらいあり、メディアの扱いも上々。世間からは「お姉さま」だの「テイルファイヤーさん」という呼び名が定着している。

その外見はテイルレッドと非常に似ているが、はたしてこれは何を意味するのだろうか…?

 

 

1巻までの人物関係

レイチェル

同居人にしてパートナー。戦闘面では頼りにしている一方で、日常面では何かを隠している彼女を心配している。今の所、彼女には特別な感情を抱いていない。

 

観束 総二(みつか そうじ)/テイルレッド

クラスメイトであり、同じくツインテールを愛する者。当初は接点こそ無かったものの、はちゃめちゃな日常生活を通して彼と関わることになる。

光太郎自身、彼がテイルレッドの正体だとは夢にも思っていなく、テイルレッドの正体を可愛い女の子だと本気で思っている。

その為、戦いに出るレッドを心配することもあったが、フォクスギルディの戦いでレッドを『戦士』として認め、共に戦った。

 

津辺 愛香(つべ あいか)/テイルブルー

クラスメイトであり、光太郎曰く「凄まじいツインテール」の持ち主。基本的には良い人だと思っている。

レッドと同じく、テイルブルーの正体が彼女だとは夢にも思っていない。

ブルーからは「どうしてここまで世間の人気に差が開いてしまったのか」「あんたさえいなければ」と嫉妬されており、ファイヤーは一刻も早く彼女との仲を修復したいと思っている。

 

アルティメギル

愛すべき変態たち。テイルファイヤーとテイルレッドとの関係は「姉妹派か親子派か」で激しい対立が起こっている。

夏にはこの2人の薄い本が大量に作られるみたいだ。…いいぞ、もっとやれ。

 

 

 

 

 

 

レイチェル

年齢、誕生日共に不詳。身長は128センチメートルで、体重は34キログラム。スリーサイズは上から73/57/75となっている。

自分の元いた世界がアルティメギルの侵略に会い、仇を討つために光太郎の世界へとやって来た科学者。幼女であり、性格はどこか勝気で生意気。

年上? である光太郎を呼び捨てにする、勝手に人の家に上がるなどいった行動を平然と行うが、少なくともトゥアールのように変態的な行動はしない。

主に裏方全般を担当し、ドライバーの整備や戦闘中のアシスト、新装備の開発を一手に引き受けている。

幼女とは思えない天才的な頭脳を持ち、光太郎の変身アイテムである『テイルドライバー』も彼女が作り出した。…が、テイルファイヤーの武装やスペックが格闘戦一本に特化していたり、適切なスタイルで美しい女性に変身するのも「私の趣味」で済ましてしまうあたり、やはり科学者お約束の「馬鹿と天才は紙一重」を地でいく人物なのかもしれない。

総二たちをサポートする女科学者、トゥアールとは何らかの因縁があるらしいのだが…?

 

 

 

 

 

 

ヘッジギルディ

今作オリジナルのエレメリアンであり、ハリネズミ型の怪人。私立陽月学園初等部の校庭でテイルファイヤーと戦いを繰り広げた。

子供好きであり、特に女子小学生が好き。でも、ロリコン的な好きではなく、思春期を迎えたばかりの女の子の甘酸っぱい行動が好きらしい。

所持する属性力は尖照(ツンデレ)であり、ツンデレの如く固い防御力を持つ怪人。

だが、固いのは外見だけであり、中身はデレデレで柔らかい。その為、テイルファイヤーの武装、『ブレイクシュート』で貫通、敗北となった。

 

 

ワイバーンギルディ

今作オリジナルのエレメリアンであり、アルティメギルの若手ナンバーワンの実力を持つ翼竜型の怪人。レインボーブリッジでテイルファイヤーと死闘を繰り広げた。

属性力は(ハンド)属性であり、その属性力を活かした強力な格闘技で戦う。

基本的に人間という存在を見下しており、若手ナンバーワンという地位からか自分が強いのだという意識やプライドが高い。その為、他のアルティメギルとは違い、人間を愛すべき存在ではなく単なる標的としか見ていなかった。

テイルファイヤーとの戦いでは当初は自分のペースに持ち込み、敗北寸前にまで追い込むが、不屈の闘志で立ち上がったテイルファイヤーに徐々に追い込まれていく。

そして最後のクロスカウンターをもろに受け、人間の強さを理解し、地に倒れた。その後、自ら戦いの幕を引く為に、レインボーブリッジから身を投げる。

…だが、彼の生きた証である(ハンド)の属性玉はまだ見つかっていない。どこかで生きているのか、それとも…?

 

 

 

 

 

 

第2巻編嘘? 予告

 

※この予告は“例のあの声”と”あのBGM”で再生してください。

 

 

次回予告

 

君達に最新情報を公開しよう!

 

トゥアールが開発した新型のテイルブレスを欲し、プライドを捨てて懇願する愛香。それは何故だ?

 

そんな中、敵もまた2つの新たなる軍団を呼び寄せていた。

 

巨乳派と貧乳派、この終わりなき争いはどこへ向かうのか!?

The Another Red Hero ネクスト!『滅ぶべき胸囲』

 

次回も、このチャンネルでファイナルフュージョン承認!!!

 

これが勝利の鍵だ!! 【巨乳(ラージバスト)属性】




予告に関しては完全なる悪ノリです。…一度やってみたかったんですよ、ええ。あの予告は私、大好きでしたから…。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。