(中略)では、ジャパンカップです。
宝塚記念、菊花賞とG1を2連勝した俺の今年のスケジュールはジャパンカップと有馬記念、そして鞍上は浦和騎手予定である。次走であるジャパンカップではディープスカイやオウケンブルースリといった同世代の名優達や、ウオッカ先輩やアサクサキングス先輩といった一世代上の強者は勿論のこと。マツリダゴッホ先輩やメイショウサムソン先輩もやってくる上に海外からも強者がやってくる。
つまりは宝塚記念や菊花賞とは比べ物にならない難易度である。まぁ負ける気も勝ちを譲る気もないが。
それにしてもクレイジーオーダーは出走しないらしい。ペースは間違いなくスローになるだろう(菊花賞比較)。海外からのライバルは気になるがそれよりもマツリダゴッホ先輩やウオッカ先輩と一緒に走れるということがより自分を楽しみにさせている。
───
調教が一段落して休んでいると、同じく休憩していたメイショウサムソン先輩がやってきた
『こんにちは。メイショウサムソン先輩』
『よう、ロマンストレイト。宝塚以来だな』
つい先に挨拶してしまったが何かご用件があるのだろうか?
『次のジャパンカップに向けて、よく鍛えられているようだな?』
『あ、はい。お陰様で……』
『2連勝したといって油断するなよ?俺が後ろから差すかもしれないからな』
『わかりました、俺が差します』
『わはははっ、こいつめ!言うじゃないか!』
◇◆◇
また別の日、ウオッカ先輩と話す機会があった
『一緒に走るのはこれが最初だね?ロマン君』
『そうですね、ウオッカ先輩。………ダイワスカーレット先輩は出走しないんですね…………』
『欲張りさんだねぇ、そんなに
えっ?そりゃあ勿論
『競いたい、戦いたいですよ。ウオッカさん』
『……その目になっても敬語は外さないようになったんだね、お姉さんはロマン君の成長が嬉しいぞー!』
あれ?ウオッカ先輩ってこんなだっけ?
『え?ちょっ、まっ!?
──※この後色々ありました。──
プスカやおーけん君にも勝利宣言されながらそんなこんなで当日。
§▼△▼△▼§
2008年11月30日
【第28回ジャパンカップ】
東京競馬場 芝2400m
左回り 晴・良
「現在GⅠ2連勝中の現世代2強の一角。この府中でリベンジを果たせるか。12番ロマンストレイト、浦和ジョッキー。2番人気です」
「ダービーと天皇賞(秋)での接戦を経て再びこの府中へやってきた。1番人気、9番ディープスカイ」
「菊花賞での借りを返しにこの府中へ挑む、無冠の実力馬。1番オウケンブルースリ。5番人気です」
ようやく、ダービーの時の借りを返すことができる
『さて、海外からの参加者は……………あっちか』
『『…………………』』ニゴニゴニゴ
話しかけるのは止めておこう
「───全馬ゲートに収まって……第28回ジャパンカップ。スタートしました」
まずは後方待機で状況を伺いつつ、脚を溜める。
9番のディープスカイの右、1馬身後ろについておく。
「────馬群の中中団のやや後ろに9番のディープスカイと12番ロマンストレイトで各馬第1カーブを通過」
第1・第2コーナーを通過し、3コーナーへ向かう。
「1000メートルを通過───」
そして、勝負の3・4コーナーを外側をブン回し進出を試みる。
「ディープスカイとロマンストレイトが進出体勢!第4コーナーをカーブ」
ここから仕掛ける!!
「さぁ!最後の直線!先頭はネバブション!そしてマツリダゴッホ!やや後退した!ウオッカ!ウオッカどうだ!?」
「あと400メートルを通過、メイショウサムソン!外を回ってスクリーンヒーロー!アサクサキングス!」
「さらに外からディープスカイとロマンストレイトが追い込んでくる!!」
左にはディープスカイ、左前にはウオッカ先輩やスクリーンヒーロー先輩。
まとめて、差し切ってやる!!
脚の回転数を上げ、更に追い込む!!
4番手!
「ウオッカ!スクリーンヒーロー!ディープスカイ!」
3番手!
「ディープスカイ!ロマンストレイト!スクリーンヒーロー!」
2番ッ………手ッ!!
「ロマンストレイト!ロマンストレイト!スクリーンヒーロー!スクリーンヒーロー!」
………!届かないっ!?
「───ロマンストレイトは届かない!!スクリーンヒーロー!ゴールイン!!!」
ジャパンカップ
1着 スクリーンヒーロー 2:25.3
2着 ロマンストレイト クビ差
3着 ディープスカイ ハナ差
原作:ウマ娘なんだからここらでウマ娘のロマンストレイトの物語を出した方が良い?
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出せ
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出さなくていい(このまま馬生書け)
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ところで『馬の次はウマ娘かぁ』の方は?