2歳馬が出走可能なG1レース2種の内の一つ。
牡馬牝馬問わず出走可能な2歳王者を決めるレース。
芝1800mと芝1400mの2戦を連勝したロマンストレイトが、2007年の2歳王者を決めるG1レース"朝日杯フューチュリティステークス"に出走することが決定した。理由は一つ、G1レースはホースマンの夢。G1勝利は競走馬の名前を歴史により深く刻む意味を含む
『マンハッタンカフェ産駒初G1勝利』
『テイエムオーシャン産駒初G1勝利』
『九州産馬中央G1初制覇』
両親の産駒として、九州の馬として『G1初勝利』に大きな期待がかかるロマンストレイトと共に2戦を勝利した浦和騎手には悩みが有った。テイエムオペラオー以来全くG1レースという大舞台で勝ったことはなく、ロマンストレイトをG1レースで勝たせられる自信がなかった。それ故に自分ではなく他の騎手に騎手を任せたいと思い、馬主、調教師など各所との相談、連絡報告を済ませ、朝日杯FSでのロマンストレイトの騎手はとある人物に決まった。
ロマンストレイトside
初めてのG1レースである朝日杯FSでの騎手が浦和騎手から変更になるらしい。初めての東京、初めてのGⅠ、初めてましての騎手………初めてづくしだ………。
もちろん不安だ、ちゃんと勝てるのかなと思う。しかしこれまで俺はやれることはやってきた、騎手の人もちゃんとやるだろうし、後は自分が何とかすればいい。そんな、就活中の高校生のような心持ちで今日もトレーニングを詰んでいく。
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変更先の騎手、池谷騎手と顔合わせした時の感想としては………失礼かもしれないが『なんとも癖馬に定評のありそうな騎手』、というイメージである。
そんな彼の騎乗によりトールポピーが阪神JFで1着を取ることができたようだった。
まぁ今日は俺に乗ってもらうのだが…………今度は……俺の得意なアレで走りたいなぁ…………。
「池谷ジョッキー」
「はい」
「頼みます」
「任されました」
中山競馬場
朝日杯フューチュリティステークス
『…………すごいな』
それは感嘆
『観客が今までのレースとは比べものにならない』
それは驚愕
『どいつもこいつも今まで走ったきた誰よりもギラついている』
それは戦慄
そして
『……………い………』
それは
『………いい』
それは
『良い!!史上最高の気分だ!!』
それは歓喜。経験したことのない熱狂、まだ若き己の闘争心に従う者たちの作り出すヒリつく空気。
その全ては彼の、ロマンストレイトの闘志を煽り、より強く熱くしていく。
『(俺が今できることをやりきってやる!!!)』
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第59回朝日杯フューチュリティステークス
中山 11R 芝1600m(右 外)晴 良
「全馬ゲートに収まりました…………スタートしました」
いよいよ始まった初G1レース。俺と池谷騎手は俺が出遅れてしまったため前から16番目の位置についた。先頭はゴスホークケンという奴らしく絶好のスタートを切っていたのが見えた逃げ馬、逃げ切らせないよう気をつけよう。さてカーブが見えた、外を回って
「(一気に差す!)」/一気に差し切る!
池谷騎手の鞭が入り、得意の末脚を炸裂させ順位を上げる
15番手
『ロマン?!』
10番手
『『『はぁっ?!!』』』
4番手
『なッ?!』
「残り200を切って一番外からロマンストレイトが飛んでくる!ゴスホークケン先頭!ゴスホークケン先頭!」
2番手!
「ロマンストレイトが並んでくる!」
『捉えたぞ、ゴスホークケン!』
「ロマンストレイト!かわした!!」
「3戦3勝連勝完勝!!!すごい脚だッ!!」
ゴール板を駆け抜け、脚を少しずつ減速させ池谷騎手を見る。
「お疲れ………」
…………ありがとさん
「故郷と両親へ!G1初勝利を届けました!!!ロマンストレイトッ!!!」
…………ウマ娘をプレイしている間とは違う。
ウマ娘ではなく、俺自身がそのタイトルを勝ち取った。
池谷騎手と共に、成し遂げた。
しかし………もっと上を目指したくなる………
歴史に名をより深く刻み込むために、さらに上を。
英雄よりも深い衝撃を
旅人よりも強い輝きを
そして俺なりの衝撃と輝きで………それを目指す。
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あいつは俺を差し切り、その冠を掴みとった。
俺は完膚なきまでに、あいつに、ロマンストレイトに敗北した。
俺は、あいつから逃げ切れるようになりたいと思った。
そしてこのゴスホークケンの名前を深く、刻み込んでやる!!
第59回朝日杯フューチュリティステークス
中山 11R 芝1600m(右 外)晴 良
1着 ロマンストレイト 1:33.3
2着 ゴスホークケン 1馬身
3着 レッツゴーキリシマ 2.1/2馬身
ロマンストレイト
通過 16-16-16
上がり3ハロン33.5秒
原作:ウマ娘なんだからここらでウマ娘のロマンストレイトの物語を出した方が良い?
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出せ
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出さなくていい(このまま馬生書け)
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ところで『馬の次はウマ娘かぁ』の方は?