俺のクラスメイトが全員東方キャラになっていた件   作:マジカル赤褐色

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蓬莱スケ番と蓬莱サボり魔が尊すぎた件

 

 

「───────────────────」

 

 

 

俺は『(名前)』。

クラスメイトである東風谷早苗を保健室まで背負ってきた高校2年生だ。

 

 

【前回のあらすじ】

 

学校の生徒+妹が東方キャラに変わってしまうという異変に巻き込まれた俺。

ある日、遅刻しそうになった所、通学路を走ってる途中で俺は同じく遅刻しそうだった早苗さんと道の死角で衝突した。

その拍子に早苗さんは脚を擦りむいてしまい、俺は彼女を無事に学校へ送り届けるという使命感と、怪我をさせた事への償いの気持ちを胸に、運動神経皆無の身体にムチを打って学校へ向かった。幸いにも道は険しくないので俺の足腰が折れるより早くたどり着いたが、

 

「保健室が、なぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいいいいいいいいい!!!!!!!!!」

 

なんと、保健室が消滅していたのだった。

 

 

 

 

 

【現在】

 

 

「早苗さん、どうしよう、保健室がない」

 

「………………………………………………」

 

 

早苗さんは俺の背中に身体を預けたまま何も言わない。

 

 

「………………早苗さん!?」

 

「……………………」

 

 

具合が悪いのかと心配して強く読んでみたが返事がない。

 

 

「……………………ぐー、ぐー………」

 

「─────────────────」

 

 

────普通に寝てるんですけど。

 

 

「しかし、困ったな」

 

 

保健室がないのなら、早苗さんを背負って職員室まで行くしかないか…………

保健室は一階だが職員室は2階まで登らないといけない。そろそろ足腰が限界だ…………ここから階段を登って……………いやいやいや、そんなの考えたくもない。

 

 

 

「…………ん、見ない顔だな。あんたら、この先に用事でもあんのか?」

 

 

 

困り果てていた俺のもとへ、一つの声が近寄ってきた。

 

 

「…………………あ、あんたは一体………」

 

 

廊下の向こうから、一人の女子生徒がこちらへゆっくり歩み寄ってくる。

 

膝まで届くほどの長い白髪に白シャツ、そして頭頂の御札のようなリボンと赤色のモンペ。

これまでに色々な東方キャラが現実入りしてきたが、過去に類を見ない珍しいパターンのキャラだった。

見た目はどう見ても愛らしい乙女だが、歩き方といい、姿勢といい、口調といい、立ち振る舞いがどうも男らしい。

 

それから、口に白くて細長い筒を咥えている。

え………?この人、タバコやってる?

 

 

「3年1組、藤原妹紅。この廊下のことには詳しい」

 

「『』です、どうも………」

 

「…………ここは【迷いの廊下】だ。ここを抜けた先には保健室があるが…………普通の人間が進もうとすれば、」

 

 

その人は、ぐーぐー寝ている早苗さんを背負っている俺のもとで一言。

藤原妹紅。不老不死の蓬莱人だ。幻想郷では迷いの竹林の案内役をやって暮らしているという。

 

 

「……………廊下が、無限ループするぞ」

 

「───────────は?」

 

 

迷いの廊下?無限ループする廊下?何を言ってんだ?

 

 

「は?じゃない。そういうモンなんだよ、この廊下は。この廊下は道を間違えやすい。気がついたら校舎東にある保健室へ向かうはずが西側の来客用入り口に出るからな」

 

 

いやどういう設計してんだよこの校舎。

 

 

 

「藤原先輩は行けるんですか」

 

「そりゃあな。私はもう1000年近くこの廊下を通り続けている。嫌でも道は分かるようになるさ。そうだお前、敬語は崩してくれ。恭しくされると反応に困るし、何より諸事情、嫌な気分になるんだよ」

 

 

 

 

  # 1 0 0 0 浪 受 験 生 。 

 

 

 

 

「1000年学校に居るって何が起きたらそうなるんだ」

 

「1000年級の妖怪はだいたい3年だろ。そんぐらいの年月が経てば、進級できるさ」

 

 

マジかよこの学校1年間過ごしただけじゃ進級できんのか。

数百年ぐらい2年生してやっと3年生になれるのか?

 

なんと悲しいことでしょう、俺が見てきた東方キャラの半分近くは3年生に進級する前に死にます。

 

 

「………で?保健室に何の用だ。もう1時間目の授業は始まってるぞ。サボりにでも来たか?」

 

「あぁ。俺が背中に背負っている子が怪我をしている。保健室に連れていきたい」

 

「そうか。ならついて行きな。離れたら迷っちまうんで、私から離れるなよ」

 

 

そう言って妹紅は背を翻して廊下の向こうへと歩いていった。

後ろを向いた時に腰まで届く長髪が風にあおられる草木のように揺れた。

 

 

 

 

 

というわけで幻想郷で言うところの「迷いの竹林」にあたるこの「迷いの廊下」へ来たわけだが、今のところは普通の廊下だ。

廊下には普通の窓や掲示物、教室の扉などがあり、他の廊下と違うような点は何一つとして感じられない。

30メートルおきに左右に曲がる角がやってくる程度だが、妹紅はまっすぐ進み続けるだけだ。

 

 

「すやぁ…………」

 

「なぁ、これずっとまっすぐ進んでるだけじゃないか………?」

 

「やっぱりな。すでに13回曲がっていることに気づいてないんだ」

 

「え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙」

 

「くかー、くかー、」

 

 

13回…………どこでどう曲がった?

そんだけやってて1回もカウントできてないのが謎すぎる。

目の錯覚とかそういうレベルじゃないぞ。

実際の迷いの竹林もこんなもんなのか………?

あと、13回以上曲がる廊下とはなんぞや。

 

 

「というわけで、休み時間にこのあたりを歩いて道を間違え、自教室に戻れずそのまま1日ぶんの出席点を自爆して内申点を失うバカが溢れるんだよ。だから私のような案内人が要るってわけだ」

 

「むにゃむにゃ…………」

 

「そうだったのか…………」

 

「お前も気をつけろよ。この辺に考えなしにやって来たら、大変なことになるぞ」

 

「じゃあ俺と早苗さんは良いとして、藤原先輩はなんでここにいるんですか」

 

「うにゅぅ…………」 

 

 

いい加減うるせえなお前!!!()

 

 

「私か?」

 

「今授業中じゃないですか」

 

「あぁ。そうだがそれがどうかしたか?」

 

「いや、授業中にあんたはここで何をしているのかって」

 

「…………?んなもん、授業サボってるんに決まってるだろ?」

 

 

すげぇぇぇぇぇぇ!!!!!!

そんな堂々と、しかもジェントルな感じにサボり宣言する人初めて見たぞ!師匠と呼ばせてください!

やっぱこの人はこの学校ではヤンキーの扱いらしいです。

悪い噂が立たないだけあってこの学校って不良生徒がほとんどいないと思ってたんだけど、意外とこういうの居るんだ。

というか、この時代に女番長(スケバン)とか生き残ってるのか。

早苗さんもだけど、なんか時代錯誤なキャラクター多ない今日?

 

 

「さて、その角を右だ」

 

「あぁ、」

 

「むにゅ〜」

 

 

なぁ。俺、思ったんだが早苗さん起きてないか?

 

 

 

 

 

「………………おっと、」

 

「あら」

 

 

俺に先制して角を曲がった妹紅が向こうから歩いてきた女子生徒と肩でぶつかった。

 

 

「………………………………」

 

「………………………………」

 

 

その時、その一瞬は須臾にして。

ここ周囲に凍りついた空気が充満し、2人は立ち止まった。

ただならぬ空気を察した俺は一歩後ずさる。

 

 

「…………おいお前、」

 

 

妹紅がぶつかってきた生徒に強烈な圧をかける。

関係ない俺ですら焼き殺されるのではないかと震えそうになった。 

ちなみにこれでも早苗さんはずっと寝てる。

 

 

「あらら?後輩ちゃんにぶつかってしまったのかしら?ごめんなさいね〜」

 

 

しかし、女子生徒は女番長の強烈な圧にびくともしないどころか、むしろ煽り返したのだ。

俺はめちゃくちゃビックリした。よもやこのプレッシャーに対しては反撃を取れるほどに肝が据わった生徒かいるとは………

 

 

「…………て……てめぇ…………」

 

「あら?誰かと思えば妹紅じゃない。授業はどうしたのかしら?もしかしてサボタージュしてるの?イケナイ子〜」

 

「うるせぇ!サボりはお前もだろ!それに、私は単位ぶんはちゃんと出席してるんだよ、お前はここ282年間、出席日数不足で留年し続けていること忘れてるんじゃないだろうな………!」

 

 

経歴エグすぎる。

 

 

「上級生に向かってその口の利き方はだめです。私の名前は「お前」ではありません。私のことを呼ぶ時は「蓬莱山先輩」と呼ぶようにしなさいよ妹紅〜」

 

「誰がお前なんかを先輩呼びで呼ぶか…………おのれまた出やがったな輝夜!!!」

 

 

廊下の角から現れた黒髪の美人生徒は妹紅の宿命のライバル蓬莱山輝夜。竹取物語のかぐや姫その人。

不老不死の身体を持つ2人の蓬莱人がこの廊下で相まみえたのだ。

 

 

「えっ。藤原先輩は3年生じゃないんですか?」

 

「え?彼女から聞いていないのかしら?実は彼女…………」

 

「やめろ!それ以上話したらブッコロす!」

 

 

妹紅が青ざめた顔で焦りだす。

 

 

「蓬莱人殺せないですよね」

 

「ほっとけタコ!」

 

「すぴー…………」

 

 

その様子を見て輝夜はニヤニヤしている。

 

 

「あらー?もしかして妹紅、ひょっとして同級生に向かって先輩風吹かせていたのかしら〜?」

 

「くっ…………クソぉ!なんでこんな時にお前が…………」

 

「そこの彼くん。断っておくと、妹紅は2年生よ。ここ732年間成績悪すぎて単位落としまくって留年し続けているの」

 

 

なんなら輝夜よりエグい経歴持ってるんですけど………!

 

 

「お前よくも私の秘密をこんな見ず知らずのクソ陰キャにバラしやがったなぁぁぁぁ!!!ぶっ殺してやる!!!」

 

 

俺泣くぞ!?

 

 

「喧嘩する気ね!いいわよ受けて立つわ!かわいい後輩ちゃんのおねがいは聞いてあげないと頼れる先輩としての顔が立たないわ!」

 

「黙れヒキニート!私もお前も変わんねぇー!」

 

「はい、これ3年生のバッジ」

 

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

 

─────────なんだよ、これ。

俺らは今何を見せられてるんだよ。

 

そんなこと思っている間に妹紅は輝夜にタックルを仕掛けてすごいスピードであっちの壁際まで2人もろともに突撃していった。

 

ガッシャーン、と大きな音がして真っ白な煙が舞う中で2人は壮絶な殴り合いを始める。

 

 

「お前だって246年前の夏休みの宿題1個も終わらせずに始業式げっそりしてたじゃねぇか!」

 

「そういうあんたも113年前の夏休みの宿題最終日に死ぬ思いで終わらせたのに提出日当日ぜんぶ家に置いてきたじゃない!」

 

「611年前にお前が廊下の向こうから手を振ってきた男子生徒が自分に手を振ったのと勘違いして振り返したの私忘れてないぞ!」

 

「あなた2週間前先生のこと「お母さん」って呼んでたことも忘れてないわよ!」

 

「お前昨日間違えて反対の電車に乗ったこともな!」

 

「あんたが昨日の体育間違えて男子更衣室で着替えている写真を流出させてあげてもいいのよ!?」

 

「お前ただの犯罪だぞそれ!?」

 

「どの口が言ってるの………」

 

 

ひとつ思ったこいつらびっくりするほどバカだ。

あと、黒歴史暴露合戦にしてはいくらなんでも内容がアホすぎる。

そしてこちらからすると妹紅のほうがより一層ヤバい黒歴史持ってる。しかもわりと最近のモノ多いな!

 

 

「はぁ………はぁ………」

「はぁ………はぁ………」

 

 

結局俺が2人のバカな一面を聞かされただけで終わった。

 

 

「仲良いんだなお前ら…………」

 

「でしょでしょ〜私と妹紅、実は大の仲良しです!」

 

 

いや皮肉のつもりで言ったんだが。

 

 

「はぁ?おい、馴れ馴れしく肩かけんなよ………」

 

「えー、もこたんつめたーい」

 

「もこたん言うなバカ!」

 

「ひっどーい!私より頭悪いくせに………」

 

「よしお前ころす」

 

 

もうええわ俺一人で行こう。

 

 

「あっ、もこたん!彼氏先に行っちゃうわよ!」

 

「彼氏ちゃうわ!」

 

 

ちぇっ。即答しやがった。

 

 

「ごめんね早苗さん、保健室はもうすぐだよ」

 

「あっ忘れてたわすまん」

 

「お前しばくぞ」

 

「保健室に行くの?なら、私についてきて。ついさっきまで保健室にいたから、近道を知っているわよ」

 

「お前まさか、また保健室でサボってたのか?」

 

「…………てへぺろ☆」

 

 

やだ、姫様のそれ超かわいいんですけど。

 

 

「ぶっ飛ばすぞお前」

 

「保健室で精神療養してたの。疲れちゃったら保健室に行かないとね」

 

 

この人ぜったいタクシー代わりに救急車呼ぶタイプだ。

信じられないと思うけどこれわりとマジで社会問題だから絶対にやるなよ。

 

 

「あのなぁ…………そんなだから出席日数足りてないんだよ………お前、今年の単位大丈夫なのか」

 

「えへへっ、もう崖っぷちよ」

 

 

笑いながら言うことじゃないですよそれ。

 

 

「もしかしなくてもバカだろお前」

 

「そういうもこたんこそ、もう定期テストは近いわよ?このままじゃ、また留年しちゃうわよ?私、早く3年生に進級して欲しいな〜」

 

「お前なぁ…………」

 

「早く来て欲しいなぁ〜、年一開催の3年生球技大会でもこたんの顔にボール当てまくりた〜い」

 

「バカからゴミカスに格下げだお前」

 

 

なんか、この人らを見てると謎に安心する。

俺もこの学校ではクソ生徒の一部だと思っていたんだが………なんというか、これを見てると俺のほうが何倍も優等生だなって思える。

 

 

「蓬莱山先輩」

 

「蓬莱山先輩って言いにくいでしょ?輝夜さんで良いわよ。それで、どうしたの?」

 

 

クエスト『名前呼び』を解放しました。

青春において先輩を名前呼びできるのは一大イベント。

よっしゃこれで輝夜コープを本格的に進められるぞ。

 

 

「輝夜さん大学受験しないのか?」

 

「するわよ〜」

 

 

あっ、しないと思って訊いたんだけどするんだ。

 

 

「大学でやりたいこと……学びたいことがたくさんあるはずなのに、なんでこの学校に留年し続けるんだ。聞いてる限り、成績には問題がないはずなのに。必要数ぶん授業を受けるだけでしょう?」

 

「───知りたいの?」

 

 

俺は黙って頷いた。

輝夜さんが将来何がしたいのかは知らないが、大学に行けるだけの成績はあるはずなのにこの学校に残り続ける。はっきり言って意味がないというか。そこまでサボりたいのか?

 

 

「コイツが留年する理由なんて誰が知りたがるか………お前、大学は何かの研究で賞でも貰ったらどうだ」

 

 

そんなに俺の着眼点ぶっ飛んでますか。

 

 

「私がもしこの学校で永久に留年し続けたらさ、永遠に妹紅と一緒に学校に通えるなぁ〜って思ったの。だから私は彼女と一緒に卒業するまでこの学校に残り続けるって決めたの。それに………私は大学で勉強することなんかより、妹紅と毎日喧嘩するほうがずっとやりたいことなの!」

 

「なっ………お前そんな事考えて…………」

 

 

わーお、輝夜さんめちゃくちゃ情熱的やん。

輝夜ルートと妹紅ルートはやめます。

やっぱこの二人が一番お似合いだわ。

 

 

「ねぇもこたん。お願い、早く3年生になってよ。私、貴女と同じクラスになりたいの………それとも、貴女は私とじゃイヤ?」

 

「………うる……せぇ、好きじゃねぇんだったら、いつも、一緒にいたりしねぇよ…………バカ、」

 

 

 

 

 

オ゙ォォォォォエ゙ッ………甘ぇぇぇ!!!

吐きそうなぐらい甘い(最上の褒め言葉)。

 

もう俺と早苗さん関係ないやん。

「で、保健室はどこ?」って水を差すタイミング完全に失ったんだけど。

まぁこの2人のことだからきっと迷わず進めているんだろう。

 

 

 

 

 

妹紅脳内(やっべぇ、どうしよう完全に道を忘れちまった)

 

輝夜脳内(お話に夢中で道どこから来たのか忘れちゃった)

 

 

 

 

 

「ここ右だ!」

 

「ここ左よ!」

 

 

 

「…………………………………………は?」

「…………………………………………ん?」

 

 

「お前が変なこと言うせいで忘れちまったじゃねぇか道!」

 

「あんたの鳥頭が忘れていなければこんなことにはならなかったのよ!」

 

「どうすりゃ良いんだよ私また出席日数足りなくなるじゃねぇか!」

 

「どうせもこたんこんな良い話しても結局赤点ばっかりで進級できないし関係ないわよ!」

 

 

「喧嘩売ったんかワレェ!」

「やったろうやないかい!」

 

 

 

 

どう考えても俺が輝夜さんに余談を挟ませたせいなんだがなんか仲間内でやり合ってくれたみたいで助かりました。

 

「『』さーん…………」

 

「あっ、早苗さんおはよう」

 

「保健室………まだなんですかぁ…………」

 

「ごめん…………あと、もう数十分したら着くから…………」

 

 

 

 

 

「この蓬莱ニートがぁぁぁぁ!!!!!」

「このホームレスめぇぇぇぇ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、仲睦まじい様子の2人とそれに続いていく1人の男子とその背中に背負われる女子生徒の後ろ姿を、こっそり盗み見ていた3つの影があった。

 

 

「──────3年2組蓬莱山輝夜…………絶対に許さん………私の妹紅を先に口説き落とすとは………!というより、あんなのどう考えても不純同性交遊だ!妹紅の貞操……いや、公序良俗とこの学校の秩序のために、教壇を担う者として何としてでも妹紅と彼女を引き離す………!」

 

「ちぇーっ、先生にならともかく、あんなのにだけは、もこっちの事取られたくないってのに!」

 

「この時間に担当がない儂はともかく、お主ら………早く授業に行かんかい………」

 

 

 

 

 

 

 

 

そして数日後、まさか妹紅が引き金に、あんな大騒ぎが起きてしまうことになるとは、夢想だにしていない俺なのであった。

 

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