夢への旅路   作:梅のお酒

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 病んでるわけじゃないけど重力がある感情を表現するって難しいです。


第20話 あのバンド 

 「……今回だけでいいから」

 

 そう言うと、美空はちょっと赤くした顔を逸らしてしまった。

 ふふ。昔は美空の方から抱き着いたりくすぐったりして来たから、何か新鮮な気分。

 けど、本当に今、また美空と一緒に居られるのが堪らなく嬉しい。

 

 美空が急に居なくなっちゃったのが、五年前だったかな。

 一通の手紙だけを残して突然の別れが来て……しばらくは、毎日泣いていたっけ。

 泣いて、泣いて、もう泣けないって思っても、美空がいない学校やバイト先に行くと、また泣いて。

 ようやく泣いてばかりの自分が嫌になって、じゃあ何で、ベースを捨てたりして音楽を辞めないのかと自問自答した。

 

 

 音楽は、美空との絆。

 

 私にとって、一生の、大切な宝物。

 

 会えないんだったら、私達の音楽を響かせて存在を伝えればいい。

 

 

 自分でも驚く程簡単に結論が出て、そこから先はただひたすら走り続けるだけだった。

 音楽を続けていれば必ず、また美空に会えると信じて。

 そう想ってずっと頑張って来たから……もしかして、神様って本当にいるのかな……?

 

 「こんにちは! 今日のトップバッターを務めます、結束バンドです! 外は暑いですけど、ライブは熱く盛り上がって行きましょう!」

 

 と、ステージの上に立つ結束バンドのMCで私は我に返った。

 いけないいけない。思わず人目もはばからずおセンチな気分に浸っちゃった。

 美空と会えたのは確かに嬉しいけど、結束バンドのライブを観たいと思ったのもまた事実。

 頭を切り替えて、ちゃんと彼女達の演奏を観ないと怒られちゃうからね。

 

 「初ライブですが三曲も枠を頂けてしまったので、早速行きましょう! まずは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONで『リライト』!」

 

 そう喜多ちゃん(事前に美空からメンバーの名前を教えてもらった)が声をかけたのを皮切りに、ライブが始まった。

 現役最前線であるメジャーバンドのヒットソングだからなのか、世代がずれている人達が多いはずのお客さん達のウケも良く、初ライブにしては良いスタートを切れている。

 

 「良い選曲だね。これも美空が教えたの?」

 「ううん。これはあの子達が自分で選んで、私と会う前から練習してた」

 

 ステージから目線を逸らして、今度は私の方に顔を向けて美空は答えた。

 どうやら緊張は解れたみたいで、目線を外す余裕がある位には今は安心して観れているようだ。

 私から観ても安定した演奏で、前に演奏を披露してもらった時よりも技術的な部分というよりかは、精神的な部分で成長したように感じた。

 ひとりちゃんの話だと路上ライブをやったらしいけど、それが大きかったのかな? 最初から全力で飛ばすのではなく、良い意味で七、八割位の力で演奏出来ている感じだ。

 もちろん、最初から全てを全力で演奏出来るに越したことはないけど、それだと本当に一番盛り上がりたい所でガス欠なんて事が起きてしまう可能性がある。

 セトリを踏まえてバンドのどんな所をアピールしたいのか、どこが一番の山場なのか。

 オリジナル曲を既に用意している位だから当然一番アピールしたいのは自分達の曲だろうけど、いきなりそこから入ってもお客さんが置いてけぼりになるかもしれない。

 そこら辺が駆け出しバンドの難しい所なんだけど、現時点で欲張らずに上手く折り合いを付けられている結束バンドに私は感心した。

 

 「ありがとうございましたー!」

 

 そつなく一曲目が終わり、お客さん達も結束バンドに拍手や声援を送っていた。

 対してステージ上の四人はまだ余裕といった感じで、笑顔でそれらに答えている。

 

 「さっすが、美空が教えてるだけあるじゃん」

 「あのね、茶化さなくていいから。本当の本番はここからよ」

 

 今度は視線をステージに向けたまま美空は言い、目つきも一層真剣な物に変わった。

 

 「えー、次からは遂に本邦初公開! 私達、結束バンドのオリジナル曲を披露しちゃいます!」

 「待ってましたー!」

 「遂に伝説への一歩が!」

 

 一番前で観ている女子大生が声をあげると、他のお客さんもノリが良くて釣られる形で更に盛り上げてくれた。

 いいねいいね。こういうのがあってこそのライブだよ。

 それは結束バンドも同じなのか、全員がお互いの顔を見合わせて頷いてから、スタートした。

 

 「それでは聴いてください! 二曲目、『ギターと孤独と蒼い惑星』!」

 

 そう声をかけた瞬間、一瞬で結束バンド全員の顔つきと、空気が変わった。

 一曲目とは打って変わって、最初から100%全力全開のサウンド。

 流れる音の奔流に導かれる様に、私の中でもバンドマンとしてのスイッチがカチリと入るのを感じた。

 ……前に私が聴いた時と、違う。

 以前はまだたどたどしい感じがあったけど、今は不安を振り切って堂々としている。

 単純な技術的な側面だけで考えると、彼女達よりも上のバンドなんて山ほど居る。

 当然、美空が教えているからには技術的な指導もしているだろうけど、簡単に満点なんてあげていないはず。

 けれど、たとえ技術が足りなくとも、それでも目の前のパフォーマンスに全身全霊を込めるという心の強さが、彼女達から確かに感じた。

 いくら路上ライブを挟んだとはいえ、たった一回でここまで変われるものなのだろうか?

 初めて会ってまだ二、三週間くらいなのに、その僅かな期間で成長を感じさせる彼女達に、私は身震いした。

 体の奥から沸々と湧く興奮を感じながら、二曲目も気が付けばあっという間に終わってしまった。

 

 「……ありがとうございました!」

 

 音の余韻が終わりを迎えると、喜多ちゃんが観客席に再びお礼を言う。

 すると、一曲目よりも更に大きい歓声が沸き上がった。

 身内がお客さんの中に多いとはいえ、それでも初めてのオリジナル曲でここまで引き込ませるのはそう簡単に出来る事ではない。

 

 「いやぁ、すごいね。びっくりしちゃった」

 「ふふん。驚くのはまだこれからよ? 今日のコンディションだったら、間違いなく次の曲こそが最高の一曲になるわ」

 

 美空に話しかけると、ニヤリという表現がぴったりな悪役じみた笑顔を私に向けてきた。

 あ、この顔は本当に自信がある時の顔だ。

 

 「それでは、本日最後の曲です! 聴いてください、『あのバンド』!」

 

 宣言からワンテンポ置かれた、次の瞬間。

 

 

 ひとりちゃんの怒涛のギターソロが、会場を支配した。

 

 

 さっきから少しずつ湧き上がっていた興奮が一気に加速し、体中を駆け巡る。

 私を含めて、会場の皆がステージの上に立つ彼女に呼吸をするのも忘れるほど見惚れている。

 そのパフォーマンスは一度見たら、他者の心を離さない、紛れもなく一流のギタリストならではの迫力だった。

 

 「やるねぇ、ひとりちゃん」

 

 無意識に言葉が漏れてしまう。

 一緒に路上ライブをした時に片鱗は見せていたけど、想像以上だった。

 気弱そうな普段の姿からは想像もつかない、野生動物の様な猛々しい演奏。

 見た目から甘く見ると、一気に喰われるかと思う程の圧力。

 名付けるとしたら、猫背の虎って感じかな?

 アーティストに限らずダンサー、芸人、役者というエンターテイナーの中で一流と呼ばれる人は、その人が起こす行動一つが場を作り変える不思議なパワーを持っている。

 そして、ひとりちゃんのパフォーマンスは間違いなくそちら側の人間と言えるポテンシャルを秘めている。

 

 「これは、私もうかうかしていたら抜かれるな……」

 

 そう呟いた言葉は、幸いにも彼女達の演奏の中に消えていった。

 ……まぁ、当然そう簡単に抜かせる気はないけどね。

 

 興奮が冷めないまま三曲目が終わりを迎えると、誰が求めるまでも無く客席から一番の拍手と歓声が送られた。

 

 『ありがとうございましたー!』

 

 その声援に対して、輝く汗を拭いもせずに結束バンドの皆は満面の笑顔で答えた。

 

 「今日は皆さん、本当にありがとうございました! これからも下北発祥のエモエモなロックバンドを目指して頑張ります!」

 

 そう締めくくると、鳴りやまぬ拍手と歓声に見送られながら、結束バンドは舞台袖へと退却していった。

 ざっと見た感じだと、自分達で招待したお客さん以外の人達もいくらか引き込めているみたいだから、初ライブでこの手応えは最高と言っても良いだろう。

 

 「Yes!」

 

 隣で美空が力強くガッツポーズをしたのが目に入った。

 他人の事でも、自分の事の様に喜べる。

 その目は輝いていて、どこまでも音楽に対して純粋な、私の知っている美空だった。

 あぁ、良かった。

 美空が音楽から離れて、音楽を嫌いになってしまったんじゃないかと心配だったけど、また美空の楽しそうな笑顔が見られて、本当に良かった。

 けれど……その笑顔を見ると、少しだけ寂しい気持ちにもなってしまう。

 子供相手に大人気ないのは、分かっている。

 

 ──その眼差しを、私にも向けて欲しいと思うのは、勝手な我儘だって事は……。

 

 

 

 

 結束バンドの出番が終えた所で、ようやく私は息をつく事が出来た。

 ふひー。ライブはどうなるのか分からないのが常だけど、今回に関しては良い方向に転んで本当に良かった。

 実は、『あのバンド』の最初のギターソロはギリギリの日程でひとりちゃんが提案してきた物だった。

 ひとりちゃんが作曲の部分に自分から介入してくるのは私も含めて驚いたけど、『これだけで良いので、やらせてください』と思わずたじろいでしまう眼力で言われたら断る事など出来なかった。

 リョウちゃんも特に気を悪くした様子も無く、むしろこのギターソロを入れた事でより迫力が出たとご満悦だった。

 まぁ、無事に通しで曲が完成した後はいつものひとりちゃんに戻って『生意気言ってごめんなさい!』って謝りっぱなしだったけどね。

 けど、そのおかげで結束バンドの目玉をアピール出来たし、今日もまた一歩ヒーローへの道を進めたね、ひとりちゃん。

 

 「美空ちゃん、ちょっといいかい?」

 

 しみじみと余韻に浸っていると、ペンと手帳を手にした梶原店長が声をかけてきた。

 ライブが始まったら本当に隅っこの方で観てたけど、まるで記者みたいにずいぶん熱心にメモを取ってくれてたな。

 

 「少しだけ結束バンドに関して話をしたいんだが……」

 

 周りを少し気にするように見渡して店長は言う。

 あ、確かにまだお店のライブ自体は続いているし、ここだと話し難いよね。

 

 「じゃあ、一旦お店の外に出ますか。きくり、ちょっとだけ離れてくれる?」

 「うん。いってらっしゃい」

 

 私がお願いすると、未だに腕にくっついていたきくりはあっさり離れた。てっきり「私も行く~」とか言い始めると思ったけど……。

 そう言えばライブ中も静かに観ていたし、まぁご褒美じゃないけど一声かけておきますか。

 

 「折角だからお酒頼んでいきなさいよ。奢ってあげる」

 「マジで!? いただきまーす!」

 

 あっという間に酔っ払いモードに戻りやがった……。

 私からお金を受け取ったきくりは嬉々としてカウンターへと向かって行った。

 

 「すいませーん。スピリタスをストレートで」

 「んなモンあるわけねぇだろ!」

 「じゃあ、スクリュードライバーのオレンジジュース抜きで」

 「ただのウォッカじゃねぇか!」

 

 後ろで星歌さんとどつき漫才を繰り広げているきくりを尻目に、私は梶原店長の背中を押してお店の外へと出て行った。

 

 

 

 「店長。今日は本当にありがとうございました」

 「そんな畏まらないでくれ。久しぶりに良い物を観させてもらったよ」

 

 ペコリと頭を下げて私がお礼を言うと、店長は白い歯を見せながら笑ってくれた。

 

 「けど、まさか美空ちゃんがギターヒーローのコーチをしているとはな」

 「流石、ですね。もしかしたら、店長だったら気づくかもしれないとは思いましたけど」

 「服装は動画と違うが、それ以外は概ね同じだからな。あ、もちろん拡散なんかしねぇよ。俺の命を賭けてもいい」

 「そんな大げさな。店長の事、信じてますから」

 

 周りに聞こえないよう、ちゃんと小声で言ってくれる店長に苦笑しながら私は答える。

 そんな穏やかな空気で会話をしていたが、店長は一つ咳ばらいをした後、少し顔を引き締めて話を始めた。

 

 「それに、元SICK HACKのメンバーが教えているなら、活動期間が短い彼女達がここまで成長しているのも納得だ」

 「……それは、その……」

 

 店長の言葉に、思わず私は言葉が詰まってしまう。

 ……いや。遅かれ早かれ、いずれかは話さなくちゃいけない事だ。

 店長も絶対に嫌味目的で突っ込んでくる人じゃないし、ライブ前のきくりとの会話を踏まえて話しやすい機会を作ってくれたと考えるべきだ。

 

 「ごめんなさい。中々話しづらくて、結果的に隠してるみたいになってしまって……」

 「そう気に病まないでくれ。何も悪い事をしたわけじゃないんだ。たまたま今、話す機会があった。それだけの事だ」

 「……ありがとうございます」

 

 店長がそう言ってくれたおかげで、私の心はいくらか軽くなったように感じた。

 

 「さて、結束バンド快進撃の秘密も分かった事だし、手短に今日の所感をいいか?」

 「そう、ですね。お願いします」

 

 パンと手を叩き気分の切り替えを促してくれた店長に心の中で感謝して、私達は話を再開した。

 

 「いきなりブっこんで悪いんだが……。彼女達は、今後どこを目指しているんだ?」

 「……っ!」

 

 正に刀が突き刺さった様な鋭い質問に、私は苦悶の表情を浮かべてしまう。

 私の表情から結束バンドの現状を読み取ったのか、さらに梶原店長は続ける。

 

 「今日のライブの為に一生懸命準備してきたのは十分感じた。だが、その後はどうする? 楽しく出来ればそれでいいのか、インディーズとして自分達でCDを出したりするのか、はたまたメジャーデビューを目指すのか。短期的な目標じゃなくて、バンドとしての長期的なビジョンを全員で共有しておかないと、最悪空中分解を起こすぞ」

 

 それは紛れもなく、私が以前から懸念事項としていながら先送りにしていた部分そのものだ。

 

 私がまず考えたのは、結束バンドの皆の基礎レベルを上げる事。

 その上で、今日のライブを目標として、自分達が上手くなる事を実感しながらバンド活動の楽しさを味わって欲しい、というのが一番の指針であった。

 彼女達がどんな方向に進むとしても、折角始めたからには『楽しい』という気持ちを知って欲しかった。

 その気持ちが感じられれば、たとえどんな道に進むことになっても、苦しい中でも『楽しい』という感情と目標に向かって努力した経験が、前に進む原動力になれると思ったから。

 けど、この先は、それだけでは足りない。

 

 「釈迦に説法だが、意識の差は練習にも出てくる。叶えたい目標を秘めている人間とそうでない人間だと、日々の積み重ねが後々の大きな実力差になる。まぁ、今日のライブみたいな小さい目標を積み重ねる内に大きな目標が出来る可能性もあるが、傷が浅い内で済むことを考えると早目に全員でちゃんと意識の共有をした方が良いと俺は思う。プロでさえ色んな要因で脱退や解散なんてあるくらいだからな」

 「……仰る通りです」

 

 店長の言葉に、私はそう返すのが精一杯だった。

 もしかしたら、星歌さんなんかは『まだ急ぎすぎなんじゃないか』と難色を示すかもしれない。

 でも、少なくとも一人……本気でバンド活動に夢をかけている子を、私は知っている。

 表面上では明るく振る舞っているけれど、路上ライブの後に見せた僅かな怯えているような表情。

 虹夏ちゃんもずっと同じ事を考えていて、悩んでいるのかもしれない。

 優しいあの子の事だから、もしかしたら他の三人にバンド活動を楽しんで欲しいという気持ちと、自分の夢に付き合わせてしまうという申し訳ない気持ちで板挟みになっているのかもしれない。

 その気持ちは、かつて私が抱えていた物と同じだ。

 今、ここではっきりさせておかないと、それこそ虹夏ちゃんが潰れてしまうような気がした。

 すっかり押し黙ってしまった私を見て、梶原店長はフゥと息を一つ吐いた。

 

 「熱くなりすぎちまった。そもそも、誰もが皆プロを目指すわけでも無いのによ」

 「いえ、ありがとうございます。そういう意見こそ、本当に聞きたかったので」

 「ありがとうな。ただ、これだけは言わせてくれ」

 

 そういうと店長は、サングラス越しでも分かるくらい熱の籠った眼で言ってきた。

 

 「彼女達の音楽は、人の心を熱くさせる力がある。今後どういう道に進むとしても、俺は彼女達を応援するよ。もし練習時間が足りなかったら、その時はウチまで遠征に来てくれ。サービスするぜ」

 

 サムズアップしてにこやかな笑顔を見せる店長の気遣いが嬉しくて、自然と笑みが零れた。

 

 「ふふ。皆に伝えておきますね。その時は、宜しくお願いします」

 「おう、待ってるぜ。あと、餞別といっちゃアレだが他に感じた細かい部分を清書して、後でメールで送る。週明け位には出来ると思うから、確認を頼む」

 「本当に、何から何までありがとうございます。あ、良かったらこの後の打ち上げ店長もどうですか?」

 「ははは。魅力的なお誘いだが、丁重にお断りするよ。女の子の中に俺みたいなのがいたら、それこそ通報されかねんからな」

 

 そう店長は豪快に笑った後、またお店の中に戻るのもちょっとした騒ぎになりかねないという理由でお別れをした。

 私は何度もお礼を言いながら、店長の姿が見えなくなるまで見送った。

 ……また店長に助けられちゃったな。

 自分に不甲斐なさを感じるが、一度深呼吸をして頭をクリアにする。

 どの道次の目標は決まっていないから、良いタイミングが来たのかもしれない。

 流石にこの後の打ち上げでいきなり話すのは空気読めってなるからやらないけど、まずは虹夏ちゃんの気持ちを確認するのが先か。

 そうなると、来週ぐらいにどこかで二人だけで話をするのがベスト、かな。

 あれこれ考えを巡らす私は傍から見て、何故そこまでやるのか、余計なお世話だと言う人もいるかもしれない。

 けれど、可愛い妹分が悩んでいる姿を放って置くなど、私には出来なかった。




 ギターソロのシーンはアニメ版でぼっちちゃんが流れを変えようとして弾いたあのシーンです。
 かっこよくて好きなシーンなので今作ではぼっちちゃんの事前提案ということで入れました。
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