SSR科のSランク   作:LUCAリオ

1 / 3
第1話

目が覚めると超能力が使えるようになっていた。

 

待て待て、気が狂ってしまったわけではない。信じられないようなことだが本当の話なんだ。

指先から電気がパチパチと起きている。試しに触れてみると痺れたりしない。

恐る恐る壁に指を押し当てるとバチッと音がして、壁が少し焦げてしまった。

電気を出していると疲れるが、なんだかまだまだいけそうな気がする。

 

……それにしてもなぜいきなり超能力が使えるようになっているのだろうか。こんなことできる人類は恐らく俺しかいないだろう。もしかしたら実験とかに使われるんじゃないかと思うととても恐ろしい。

 

取り合えず親に相談してみようとリビングへ行く。

 

「お母さん、朝起きたら指から電気出せるようになってた」

 

「もう馬鹿なこと言ってやんとがっどええええ」

 

目の前で指から電気を出したらやはり驚いた。

まぁ当然だよな。

 

「へーすごいなぁ。それ超能力やろ! 武偵になれるやん! どうする? 来年武偵高行く?」

 

……もっとビックリするものだと思ってたらあんまり驚かなかった。

 

あとなんか不穏な言葉も聞こえた。

武偵……?

どこかで聞いたことがある。

ラノベの緋弾のアリアで聞いたことがある。

 

へ?

 

 

 

ここは東京武偵局超能力研究所。さっそくやって来た。

 

超能力を使うことができる超偵志望の生徒はここで推薦書と願書をもらわなければいけないらしい。

超能力はこの世界でも大変希少であり、自称超能力者とかも後を経たないため、きちんとここで確実に超能力者であると認可されなければいけないようだ。

 

ちなみに後だしになったがなんか俺は若返っていた。

昨日までは大学生だったのに今は中三らしい。

いや何でだよ。

 

……そしてもう吹っ切れた。

 

目が覚めてから何回も何回も驚かされるようなことがあってよう……もうどうにでもなりやがれ!

 

こちとら原作も読破してるんじゃイーウーも戦役も戦いぬいてやるよ!

あと理子好きだー!

 

欠片も望んでいなかったとはいえ、緋弾のアリアの世界に来たんだ。

こうなりゃヒロインの1人くらいとは付き合ってやる。

 

 

 

あと能力はせっかくの電気なんだから漫画知識とかで技とかパクってやる!

 

 

 

 

 

 

そして俺は超能力者である認可をもらい、G19という評価をもらった。

これはなかなか凄いらしい。ビックリされた。実験に付き合ってくれたら武器とかをただであげると言われた。

銃とか弾とか金がかかるらしいし、非人道的な実験はしないと言っていたため快く申し出に乗った。

 

 

 

 

 

原作知識があるとはいっても俺は昨日まではずぶの戦闘の素人だ。

とりあえず入試と入学までの間に身体を鍛えたり、精神をすり減らして超能力を使いまくって慣れたりしなければ。

 

タイムリミットの入試まではあと3ヶ月、入学までは6ヶ月。

頑張ろうと思う。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。