SSR科のSランク   作:LUCAリオ

2 / 3
第2話

東京武偵高に入学するまでの訓練だが大変素晴らしいものだった。4月までの6ヶ月の間に何があったのかを簡単にではあるが言いたいと思う。

 

俺のスポンサーになってくれることになった東京武偵局超能力研究所が貴重な能力を持つ俺が拐われたり死んだりしないように鍛える場所と教官を用意してくれると言い出したのだ。

さらにもう入試は受けなくてもいいようだ。

なんか推薦してくれたらしく免除になったらしい。

まぁそれでも俺はその話に飛びつき6ヶ月の間、そこで寝泊まりすることになった。

 

 

 

教官は東京武偵局、元公安零課 服部 絶蔵さんだった。現役はすでに退いているのだが、その絶技には何度驚いたのかわからない。

絶蔵さんは現役時に『暗殺者』の二つ名を持った凄腕であり、俺は絶蔵さんからとりあえずの格闘訓練を指導してもらった。

 

何故だかは知らないが、俺は絶蔵さんの技を覚えるには大変相性がよく、さらに個人的にも気に入ってもらったためいくつか秘奥を教えてもらうことになった。

 

一つは肉体操作である。

絶蔵さんの使う暗殺術では武器が邪魔になるため素手で相手を殺害しなければならない。そんなときに身体を凶器へと作り替える技らしい。

 

一つは歩法である。

暗殺術では相手に気づかせないことが重要であるために音を消して歩くことが重要であるのだ。

 

一つは耐性を持つことである。

毒や電撃、拷問などに耐えるための身体造りである。

 

これらの3つを俺は会得した。

肉体操作が手しか出来ないため完全とは言いがたいが、それでも絶蔵さん曰く、暗殺の天才であるらしい。

ぶっちぎりで褒めてくれて嬉しかった。

けど殺しが許されてるのはあくまで公安零課であって武偵は殺しダメなんだよね……。

 

超能力の方でもかなりの進歩があった。

研究所の人達が俺の超能力について調べてくれたり、超能力と組み合わせて使える武器をわざわざ作ってくれたのだ。

 

どうやら俺の超能力は電気を出すことではなく、電気を貯めることにあるらしい。

それもコンセントとかから充電できるだけじゃなく、空気中からも微弱ではあるが充電できるのだ。

初めて超能力が発現したときに電気を放出できたのはこれが要因だったようである。

 

超能力が発現したばかりであるため、貯められる容量はまだ正確には決まっていない状態らしく、今のうちに能力を鍛えることで貯められる容量も増えるということなので、俺は電気を貯めては放出し、貯めては放出しを繰り返した。

 

そのため、俺のGは19から27まで増えるという驚異的な伸びを見せ、研究所の人達を驚かせた。

 

武器の方だが、15キロあるらしいヨーヨーをもらった。

特殊な素材で出来ているため電気も通すらしい。

ただかなり重いため絶蔵さんによる修行によってなんとか使えるようになった。

 

 

最後に俺自身で開発した超能力の技の方にも発展があった。

最初に電気と聞いて禁書目録を思い出した俺は超電磁砲を撃てるように頑張ったがまったくできず、断念した。

次に思い付いたハンターハンターが思いの外上手くいった。

 

 

 

 

 

こうして俺は血の滲むような色濃い6ヶ月を過ごして、ここ東京武偵高にいるのである。

 

 

 

 

 

…………それにしても俺ほぼキルアじゃね?

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。