呪術×妖怪モノ。スケッチブックを添えて   作:久保サカナ

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大変お久しぶりです。

お気に入り100件突破ありがとうございます、これからも妖怪ウォッチの良さを広めて行きたいです。

今回は4の戦闘シーンを参考にしてみました(ウォッチャーも一緒に戦うしダウンする)


どんこ池に消えた指輪➂

 

◇◇◇ side 栗原渚◇◇◇

 

ウィスパーの降ろした帳で炙り出された河童の呪霊はなんとも醜い姿をしていてひどい異臭を放っていた。

 

確かに河童であるということは分かるのだがプリチー族のノガッパとは似ても似つかない、キャラクターデザインの人が違うレベル(メメタァ!)

 

そんな河童は見つかったことに気づくとこちらに襲いかかって来た!今までの呪霊よりも速い…!

 

というかスグル君の呪霊操術は二級以下の呪霊なら問答無用で取り込めるはずなので(甚爾さん談)、この河童の呪霊は一級以上なんだ…!

 

「前衛は僕がやる!栗原さんは回復の出来る影オロチと遠距離の得意な女郎蜘蛛を召喚してくれ!」

「わかったよ!」

 

スグル君は河童の呪霊相手にインファイトを挑んでいるが河童の呪霊は素早い上にパワーもあるらしく目眩しや盾にする呪霊を出しながら応戦しているスグル君の方が押されている、私はスグル君が呪霊の気を引いてくれている間に召喚を済ませた。

 

「影オロチ!どうやら鉄火場のようだな…」

「女郎蜘蛛!あらあら、出番のようねぇ!」

「影オロチくんはスグル君たちを回復しながら隙を見て攻撃!じょろくんは土遁の術で河童の呪霊を攻撃して!」

「承知した…」

「了解よぉ」

 

そう言って戦闘に参加する2体、私も追加で妖怪を追加しようかと思って妖怪ウォッチを構えたが敵の数が増えたことに苛立ったのか、河童の呪霊が攻撃パターンを変えて来たのだ。

 

呪霊はじわじわと後退すると川に飛び込んだ。急な回避行動にスグル君の拳が空を切る、その後放水車を思わせる水流が川から立ち上りスグル君を一気に岸壁に叩きつけてしまった、すごく痛そうだ。

 

「がっ…ぐはっ」

「スグルきゅん!?ってあ〜れ〜!」

 

2発目の水流は的確にウィスパーに当たり、彼を場外へ吹っ飛ばした。あの水流は強力な上に連発出来るのか…。

 

影オロチくんもじょろくんも必死に呪霊の位置を探っているがやはり「川の中でこそ本領を発揮するタイプ」の呪霊だったらしく攻撃が当たらなくなってしまった。

 

私は慌てて倒れてしまったスグル君のところに駆け寄った、気絶こそしてないがまだ立てないようだ。

 

「大丈夫スグル君!?」

「ぐっ…うぅ………」

 

早く回復してあげたいが影オロチくんは私を庇って水流攻撃を捌くので精一杯だ、じょろくんも反撃に転じるべく隙を窺っている。

 

追加で妖怪を召喚する隙は無い。

 

私は無力だ。私にも術式があれば…と思った時、ふと自分の手が光り始めているのが見えた。

 

光る手でスグル君に触れると光が広がってスグル君のダメージが消えて行くのが分かる。

 

視線をやれば影オロチくんもじょろくんも光に包まれて負ったダメージが消えて行くようだ。

 

「っ!」

「スグル君もう大丈夫かい!?」

「ああ、栗原さんのおかげだ。ありがとう、栗原さんってゲームで言うところのヒーラーだったんだね」

「なんかそうみたいだね…今は河童の呪霊を何とかしないと」

「それなんだが栗原さんゴニョゴニョ…」

「!試してみる価値はあるね」

 

そう言うとスグル君は戻って来たウィスパーにきゅうりを持たせた、私は釣竿を出してウィスパーの尻尾に糸を結び付ける。

 

「あのー?スグル君ナギサちゃん一体何を…?」

「確か鎌倉物語の一色先生がこうやって河童を釣っていた、呪霊でも河童なら通用する筈だ」

「私いらなくな「フィッシュゥゥゥゥゥ!!!」ウィスゥゥゥゥゥ!!!???」

 

竿の勢いで飛んで行くウィスパーを餌に水面を浮かせると河童の呪霊が勢いよく食いついた!やったねスグル君!

 

「影オロチくん!じょろくん!今だよ!!」

「影流…やまたのおろち!!!」

「桃色ドトンドーン!!!」

「河童の弱点は頭の皿のはず!なら全力で叩き割る!!!」

 

Sランク妖怪2体とスグル君の急所攻撃で河童の呪霊はようやく呪霊玉になった、諸君我々の勝利である!

 

手を出してスグル君とハイタッチする、なんか今回は反省点や新発見が多い祓除だったなぁ。

 

早速河童の呪霊玉をジュレイノメールと一緒に飲み込むスグル君を見ながら私はそう思案するのだった。

 

なおウィスパーは「ねぇねぇワタクシ要りました…!?」と騒いでいた。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

そして、どんこ池まで来た私たちであった。

 

クマくんは半泣きで指輪を探していたので危険なことをする前に止める。

 

「クマ!指輪を見つける方法があるぞ!」

「本当か!?」

「ちょっと目を瞑っていてね、私の友達、出て来てノガッパ!!妖怪メダルセットオン!!!」

 

『プリチー!オレッチ、トモダチ!ふくはウチー!』

 

「ノガッパ!さっきぶりっすね!」

「ノガッパにお願いがあるんだよ」

 

そうして無くした指輪を探して欲しいとお願いすると「お安いご用っす!」と答えてくれた。

 

スグル君も河童の呪霊を出している、これなら早く終わりそうだ。

 

ボッチャン!バッチャン!と水飛沫をあげるノガッパと河童の呪霊、しかし急に池に巨大な妖気が現れた!

 

「こっらー!!!池を荒らしちゃイカーン!!!」

 

そう怒声をあげるのは船の上に乗った漁師のような妖怪だった、ミツマタノズチに匹敵する程の妖気だ…!

 

「ワシの名前はつられたろう丸!この池のヌシじゃ!!池を荒らす者は許さんぞ!!!」

「すみません!荒らしたつもりじゃないんです!!」

「探し物をしているんだ!指輪を見ませんでしたか?」

「指輪…これのことか?」

 

そう言うとつられたろう丸は指輪を取り出した、確かにクマくんの持ってた指輪だ!

 

「すみませんがそれを返してください」

「良いぞ、これからは池を荒らしちゃいかんぞ」

「面目ないっす…」

 

返して貰った指輪をクマくんに見せると「コレだよ!どうやって見つけたんだ?」と尋ねられたので「まぁ…友達のおかげかな?」と言葉を濁しておく。

 

なお心配だったので一緒にクマくんの家まで行ったが、クマくんのお母さん曰く「五郎太が持って行ったのは普段使い用の安物の指輪で婚約指輪は大事にしまってある、家を出るのも実家で同窓会があるので数日帰省する」とのことだ。

 

ようはクマくんとお父さんの早とちりだったわけだ、どっとはらい。

 

 

 





戦闘描写が難し過ぎて禿げそう(小並感)

おめでとう!渚は反転術式を覚えた!(フミちゃん枠だから)
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