書いててコマさんにしては賢いな…?(失礼)と思ったんですがこの世界線のコマさんはクロスオーバーの影響でアニメ版よりも賢いということにしてください
でもスマホ初心者なのでコマじろうが見かねてオシラセッターに求人を出してくれました。
感想は訳あって返せませんがご了承下さい。
◇◇◇side 夏油傑 ◇◇◇
あれから僕たちは甚爾師匠が一時的にとはいえヒモを辞める決心をしたので修行はもっぱら自主練とともだち妖怪たちを召喚しての組み手をやったり呪術や妖術を習っている。
それからあの工事現場の求人を人間、妖怪を問わず拡散して働き手を集めた。
そしたら何故かカクさんという妖怪がメダルをくれた、妖怪って何でもアリか?
さいわいにも好待遇だったためパワー系妖怪やガテン系のお兄さんおじさんが結構集まった。
しかし、金髪でボンキュっボンのお姉さんや筋肉ゴリゴリマッチョのパイナップル頭の変態に好きな女の人のタイプを尋ねられたら即座に「養ってくれる女!」と即答する師匠のことだ(たった今そういう虚億が見えた)真面目に働いているか弟子としては一抹の不安がある。
「というわけで差し入れがてら様子見に来ました」
「こちら差し入れのスタミナムたくさん(全部拾ったもの)になります」
「いやぁ助かるズラ〜、ありがとうズラ!」
「せめて店で買ったもんを持ってこいよ!」
この町ってなんかあちこちに宝箱があったり(動く目玉マークが目印)、アイテムや食べ物が普通に腐らず落ちてるのだ。
真夏でもロイヤルジェラート筆頭にアイスやキングサーモン筆頭に生鮮魚介類が溶けず腐らず落ちてるっていくらこの町が半分くらい妖魔界の大霊地だからってヤバくないか?
ちなみにこれらは「視える人」しか拾えないらしく、換金アイテムも落ちてることが結構あるので僕たちの懐はホクホクだ。
というか金のこけしが無造作に落ちてた時はギョッとした。
お巡りさんに持って行こうかと思ったけれど換金アイテムは自分の物にして良いって言われた、それで良いのかこの町。
おやつにも困らない…というか普通にカレーとかラーメンとか寿司とか天ぷらとかすき焼きとかスイーツが落ちているから舌が肥えて困る、よく考えないと太りそうだ。
閑話休題(RPGだからね、しょうがないね)
「というわけでコマさん主任、甚爾師匠はちゃんと働けてますか?」
「サボったりしてません?」
「お前ら俺のことを何だと思ってんだ?」
「「めちゃくちゃ強いプロヒモ」」
「お前らはもっと師匠である俺のことを敬え!」
「まぁまぁ、トージはすごく頑張っているズラ。重機が必要なところもサクサク仕事をしてくれて工事があっという間に進んだし、作業員にちょっかいを出す妖怪たちもボコボコにしてくれるズラ、あとは君たちが求人を広めてくれたおかげで人手も増えたズラ、ありがとうズラ!」
「あー、確かに仕事中に妖怪が手を出して来るのは困るというか事故りそうで怖いですね」
「というか普通の工事現場に見えますけど…」
そう言って周囲を見渡す僕たち、うん普通の工事現場だ。
作業員の中に人に化けた妖怪が混ざっているということを除けば。
ただビルを建設するからには妖怪の悪戯やちょっかいは笑い事じゃ済まないだろう。
「昼間に出る連中は俺とパワー系妖怪でボコって追い払ったんだよ、だが俺の勘じゃ昼間出て来た奴は雑魚だ。本番は夜でおそらく特級だかSランクだかの奴が潜んでいるはずだ」
「だから夜にパトロールをすることにしたズラ、君たちにも協力して欲しいズラ!」
「確かに妖怪ウォッチと呪霊操術が有れば隅々まで探せるだろうしね」
「分かりました、夜にまた来ます」
◇◇◇
両親が就寝したのを確認したあと、身代わりにこないだ友達になったバクを置いて疲労と眠気を吸い取ってもらった僕たちは再び工事現場を訪れたのだった。
既に甚爾師匠とコマさんが入り口で待っていた。
「遅ぇぞ」
「すみません、両親が寝るまで時間がかかって…」
「準備が出来たら行くズラよ」
そう言われたのであらかじめいくつか呪霊を出しておく、それとジバニャン。
栗原さんは夜行性の大やもりとビル街ならスパイダーマンみたいなことが出来る女郎蜘蛛、空を飛べるオロチと影オロチを召喚している。
こないだの河童の時は戦闘中に召喚しようとして痛い目を見たためあらかじめ召喚しておく。
「準備が出来たよ」
「それじゃ行くズラ」
そう言うとコマさんが入り口の南京錠を開けてくれた、果たして夜の工事現場はどうなっているのか…。
◇◇◇
「妖怪ってのは夜は墓場で運動会してるんじゃ無いのか!?これじゃ夜は工事現場でアスレチックの間違いじゃないのか!?」
「うるせぇ!流石にここまでとは思って無かったんだよ!!!喋る暇があったら殴れ!!!」
「もんげ〜ズラ!都会の妖怪の暮らしってこうなってるズラね!」
「感心している場合じゃないよコマさん!!」
「まるでお化け屋敷ニャン!!」
工事現場は妖怪たちの住処になっていた…というのは甚爾師匠の予想通りだったが数がヤバい、あと何気に妖怪ランクも高い。
どいつもこいつも夜は墓場で運動会ってどころじゃないくらい元気いっぱいだ、でも不法入居には変わりないので追い出す。
「なんだお前たちは!?ここが我らのナワバリと知っ「うるせぇ!引っ越しの時間だ!!!」
「メガテンやってて思いついたんだけど蝿頭や低級呪霊を大量に放てばマッピング&敵の炙り出しが出来るね、落ちてるアイテムを持って来させることも可能だ」
「みんな怪我したら治すから言ってね」
「スグルやナギサが呪術師というよりデビルサマナーになってるニャン…ひゃくれつ肉球!!」
「オラも頑張るズラ!ひとだま乱舞!!」
それでも「引っ越し!引っ越し!!さっさと引っ越し!!!」と片っ端からバトルを挑んで行くと大体の妖怪は居なくなった、友達メダルをくれた妖怪も結構いる。
そんな時、ふと「おぼろぉぉぉぉぉ」と声がどこからか聞こえて来た、途轍もない妖気…正直ミツマタノヅチがかわいく思えるようなプレッシャーを上の階からひしひしと感じる。
僕たちは頷き合うと意を決して上の階に向かうのだった。
評価をもらえると嬉しいです。
そろそろイナホ枠の子を出したいですね。