呪術×妖怪モノ。スケッチブックを添えて   作:久保サカナ

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結局フィジカル…!! 呪術廻戦って…最後はフィジカル…!!



というわけで今回イナホ枠の子が出ます

ヒントは渚にfateや恋愛漫画を貸してた子


働くコマさん…とパパになるパパ黒➂

 

◇◇◇ side 栗原 渚◇◇◇

 

 

 

意を決して上の階に登った私たちだったがどうやら開けた場所に出た。

 

しかし、ビルの外から「おぉぉぉぼぉぉぉろぉぉぉ」と不気味な声が聞こえたので振り向くとビルよりも大きな巨人が頭を出してこちらを覗いていたのだ!

 

「うわー!!リアル進撃の巨人でウィス!!!」

「さくら中央シティはいつからパラディ島になったんだ!!?」

「ウォール・マリアが破られたニャン!!!」

「アレは日本風に言うと入道かな?それともだいだらぼっち?」

「言ってる場合か!間違いなく特級かSランクだぞ!!」

 

私たちがそう言いつつも前衛:甚爾師匠、中衛:スグルくん、後衛:私、あと妖怪たちを各々の場所に待機させるフォーメーションを組むと巨人も私たちを敵とみなしたのか巨大な手でこちらを叩き潰そうとして来た。

 

「1発でもくらえばお陀仏だぞ…!」

「甚爾兵長!どこ狙えば良いですか!?額の傷?目玉?」

「誰が兵長だ誰が!…とりあえずデカブツは目潰しだ、目を狙え!」

「わかったニャン!!」

 

そう言うと私は後衛なので後ろに下がり、いつでも反転術式を発動出来るように待機しておく。

 

反転術式だがコレは結構呪力を消費するのだ、回復技のMP消費が大きいのは大抵のゲームでもリアルでも一緒らしい。

 

甚爾師匠が巨人?入道?の巨大な手による攻撃をかわして三節棍による攻撃を目玉に叩きこむ間にスグルくんも呪霊を飛ばして目くらましにしたり甚爾師匠から借りた呪具のリーチを活かして額の傷や目玉を狙っている。

 

妖怪たちも総力戦だ、じょろくんは万が一のため私の側に立ちつつ土遁の術を連発し、Wオロチくんたちは空を飛べるので撹乱で飛び回りながらヒットアンドウェイ、やもりくんとジバニャンは前衛組に混じっている。

 

忘れてはいけないのはコマさんだ、コマさんは炎の妖術が使えるようで「もんげー!!!」とかわいくシャウトしながら必死に火の玉を飛ばしている。

 

それにコマさんの火球を当てると巨人は少しだが怯むのだ、氷の術を放って来たところを見るとこの巨人は火に弱いようだ。

 

「みんな!そいつは火に弱いみたいだよ!」

「なら大技行くズラよ!!ひとだま乱舞!!!」

 

コマさんの放った青い炎に頭全体を燃やされて巨人は「おぉぉぉぉぉん…!」と言う声と共に異空間に消えて行った、しかしその直後最後の足掻きかビルが急に揺れたのだ。

 

「ななっ!何この揺れは!?」

「みんな何かにつかまれ!」

「ニャニャッァァァ!?」

「「ジバニャン!?」

 

ジバニャンの悲鳴に目を向けるとジバニャンが真っ逆さまに落ちて行くのが見えた、Wオロチくんたちも向かっているが間に合わない…!!

 

そう諦めかけたその時。

 

「USAピョン!ファイトー!!!」

「一発ダニ!!!」

「た…助かったニャン…?」

 

それは不思議な光景だった。

 

突然、ビルの下からどこかで聞いたような声がしたと思ったらまるでおとぎ話の魔女のように箒…ではなく魔法の杖?に跨った黒いローブで顔を隠したおそらく私たちくらいの女の子と宇宙服を着たウサギ?のような妖怪がジバニャンをキャッチして空中を急上昇して来た。

 

彼女?は一旦私たちの前で止まるとジバニャンをこっちにパスしてそのまま飛び去って行った、甚爾師匠やスグルくんや妖怪たちが反応する暇も無かった、一体誰だったんだ…。

 

あと彼女からは何だか懐かしいような気配を感じたのだ、きっとまた会えるだろう。

 

 

 

私たちの工場現場パトロール初日は大きな謎を残して終わったのだった。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

箒…ではなく妖怪ウォッチ4の高ランク杖装備である輪廻転生杖に跨ってまるでおとぎ噺の魔女のように空を飛ぶ少女、とジブリ映画の黒猫のように一緒に乗っているUSAピョンと呼ばれた妖怪。

 

そんな彼女の側に豪華な毛並みと立派な9本の尻尾を持つ狐…キュウビが飛んで来て声をかけた。

 

「良かったのかい?挨拶しなくて、前世の同窓会ぶりだったんだろう?」

「うん、そう言う場面じゃなかったしね。それに…」

「彼女の側には禪院甚爾と夏油傑がいたダニ!ツクヨがアイツらに目をつけられたら大変ダニ!」

「ふーん、でも僕が見た限りじゃUSAピョンの言う『絶望の未来』を引き起こすような人間たちには見えないけどね」

「それは今のうちだけダニ!アイツらは将来、息子売るわ親殺すわ星獎体殺すわ百鬼夜行起こすわ…その結果が『絶望の未来』ダニ!」

「ぶっちゃけあの人たちがもっと人間として自制と自省してたら原作の悲劇も被害も大体起きてないからね」

「まぁ、僕としては彼らの前に忌々しい議長気取りを何とかして欲しいけどね。イカ臭くってしょうがない、工場現場の連中を片付けてくれたのはアイツの計画の良い妨害になったよ」

 

そう言うと来た時と同じようにふわり飛んで消えるキュウビ、ツクヨと呼ばれた少女はそれを見送るとスマホを取り出してアドレス帳の中から「部長」と書かれたアドレスに電話をかけた。

 

「もしもし、部長?大庭です。良いニュースと悪いニュースどっちから聞きたいですか?」

『大庭か、良いニュースからで頼むで』

「栗原さんは元気にやってますよ、さっき会いました」

『それは良かった。ほな、悪いニュースはなんや?』

「栗原さんは禪院甚爾の弟子で夏油傑の親友です、ぶっちゃけケータが夏油なら栗原さんはフミちゃん枠です」

『そうなんか…出来れば海外に逃げて欲しかったんやけどな』

「このまま行くと間違いなく舞台に上がるでしょうね、まぁ後日私の方から接触してみます」

『よろしく頼むわ』

「それにしても部長、その下手くそ関西弁も金髪も似合ってませんよ」

『しょうがないやろ、縛りというか戒めや』

「ドブカスに成り変わっても誰も困りませんよ、むしろ世界平和に貢献してます」

『俺としてはどんなにドブカスでしょーもない人間だったとしても俺が人1人殺したのと一緒なんや』

「部長さんは相変わらずまともですねぇ」

『美術部のメンバーが個性的やったさかいにな、ほなさいなら』

 

そう言って切れたスマホをしまうツクヨ、それにUSAピョンは「ドブカスにまともな善人が憑依するのは良い事なのか…難しい問題ダニね」と呟くのだった。

 

 





後半で伏線をドバドバ盛っていくスタイル…!

さながらスパロボのインターミッションが如し!
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