呪術×妖怪モノ。スケッチブックを添えて   作:久保サカナ

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お久しぶりです

今話では渚の前世からのズッ友大親友が登場します

ここからスケッチブックオリジナルルートに本格的に入って行こうと思います

好き勝手やってるように見えますが妖怪ウォッチ公式も学園とかぷにぷにで好き勝手やってるのでヨシ!

呪術廻戦も全ての元凶の最期がバカサバイバーなのでヨシ!



忘れん帽パニック!➁

 

◇◇◇side 栗原 渚 ◇◇◇

 

正天寺の和尚さんを名乗るお坊さんに連れられて来たのは団々坂にあるお寺だった、前を通ったことはあるけど入ったことは無いなぁ。

 

境内のお墓参りに来ていた人にお坊さんが挨拶をされている、結構古いお寺のようだ。

 

「「(本当に和尚さんだったんだ…)」」

「(コイツ多分術師だぞ、気を抜くな)」

 

そうして和尚さんの案内のままに境内を通りお寺の本堂に靴を脱いで上がる、すると奥から妖気…とはまた違う神々しい?気配を感じた。

 

それと魂がぶるりと震える、とても懐かしくまるでおおもり山のガシャを回した瞬間のような…運命に出会える予感!!

 

「ククリ姫さま!栗原渚を連れて参りましたよ、姿をお見せください」

 

するとお寺本堂の奥に転がっていた手鞠がふわりと浮かび上がるとスグル君と甚爾師匠の前を通り過ぎ私の前で止まった、そしてポンっと軽快な音を立ててまるで雛人形のお雛様のような姿の女の子が現れたではないか!お雛様とは髪型は違うけれど。

 

女の子の妖怪…?いや、妖怪にしては雰囲気に神々しさと同時に前世からのズッ友のような懐かしさを感じる、何かの神様かな…?と思って見つめると女の子は突然私に抱きついて感極まったように泣き出したのだった!!

 

「うわぁぁぁん!!渚ちゃんにまた会えたぁぁぁ!!!良かったぁぁぁぁぁ!!!」

「えええええ!?とにかく落ち着いて!!」

「えーとえーと、そう!彼女はククリ姫!妖怪というより縁結びの女神様でウィス!」

「縁結びの女神様がなんで妖怪ウィキに載っているんだ?」

「妖怪と神様って日本じゃそんな変わり無いぞ?怨霊が祀られて神様扱いされるなんてザラだしな」

 

そうして背中をさすって何とか数分かけて落ち着かせることになった、スグル君とウィスパーとジバニャンと甚爾師匠は置いてけぼりだ、ゴメンよ!

 

「落ち着いた?君も私の前世フレンドなのかい?」

「前世フレンド?どういうことでウィス?」

「うんうん!この姿じゃわからないわよね、今戻るわ!」

「無視されたでウィス…」

「いや、空気読めよウィスパー」

「空気が読めねぇとモテねぇぞ」

「ワタクシが悪いんでウィッス!?」

 

すると彼女はまたポンっと軽快な音を立てると亜麻色の髪をしたウェーブのかかったロングヘアで長身で糸目の女性に変わった、間違いない…彼女は!

 

「樹々くん!?佐々木樹々くんなのかい!?」

「そうよ、渚ちゃん、私よ!」

「樹々くん!!」

「渚ちゃん!!」

 

そうして感極まってひしっと抱き合う私たち、「美術部」の中でも私の1番の大親友だった樹々くん…!

 

忘れんぼうの樹々くん…!一緒にカレーを作って食べた樹々くん…!美術部なのに軽音部みたいなことしてた樹々くん…!

 

こうしてまた会えるなんて…本当に嬉しい!運命を操る神様仏様がいるなら心から感謝したい…!!

 

 

 

◼︎◼︎◼︎◼︎さま「呼んだ?」

 

 

 

そうしていると周囲の目線を独り占めしていることに気付いた、そうだ…!私たちにはやることがある!

 

「おふたりとも〜積もる話は後にして、今はやることがあるでしょう!」

「僕たち何が何だかわからないぞ」

「そうだ、さっきのをみる限り樹々くん君も今は妖怪?だろう、とりあえずメダルをくれないかい?後でまた会いたいんだよ」

「そうね、ハイどうぞ」

 

そしてポンっとメダルをくれる樹々くん、メダルは先程の姿で「ククリ姫」と書いてある。

 

貴方たちにもどうぞ、と樹々くんはスグル君と甚爾師匠にもメダルを渡している。

 

「話を戻して…和尚さん、妖怪がおかしくなっている原因を教えてください」

「栗原は前世フレンドとやらのこと話せよ」

「それはじゃな…あっちの水晶玉を妖怪レンズで見てくれ」

 

レンズのサーチライトを当てると水晶玉は妖怪になった、東洋の龍をマスコットにしたような姿で頭に水晶玉を乗せている。

 

「オイラはりゅーくんなのだ、よろしくなのだ」

「りゅーくんの頭の上の水晶玉はあらゆるものを見渡せるんじゃが、今回の妖怪をおかしくさせている原因が映ってな。妖怪ウォッチを持つ君たちに解決してもらいたいんじゃよ」

「とりあえず見せてください」

 

するとりゅーくんの水晶玉の中にはうらぶれた廃病院が映った、モノクロの忘れん帽たちはそこから湧き出してさくら中央シティの方に飛んで行っている。

 

「ここかげむら医院だ…この辺じゃ有名な心霊スポットで僕もよく呪霊集めに行くよ」

「おかしな妖怪が湧くような場所なのかい?」

「中までは入ってないからなんとも言えない…」

「とりあえず行くしかないでウィス!何が起きてるのか突き止めないと!」

「ったくタダ働きはゴメンだぜ」

「なんかゴメンなのだ、代わりにりゅーくんのメダルとさっき拾った白いこけしをあげるのだ」

 

そう言って私たちにメダルと甚爾師匠にプラチナのこけしをあげるりゅーくん、甚爾師匠は現金にも「貰ったぶんは働こうじゃねぇか」と目を$にして手のひらスピンしている。

 

甚爾師匠は基本的に金目のものか恵子さん絡みなら動く、ナギサ覚えた!

 

「これからの方針が決まったところで!ナギサちゃん、一体前世フレンドとはなんですか?このままじゃワタクシ気になってソフトクリームになってしまいますよ!」

「絶対お腹壊すし不味そうだニャン…」

「なんだとジバ野郎ゥゥゥ!!」

「ウィスパーのアホはさておき、もしかして初めて大やもりと女郎蜘蛛が出て来た時とかオロチたちの反応とかと関係があるのかい?」

「お前、小学生にしてはおかしいと思ってたんだよ」

 

もう隠す必要も無いので私が前世を憶えて産まれた人間…俗に言う転生者であることを話した。

 

やもりくんじょろくんたちは前世からの付き合いであることも。

 

最初はみんな半信半疑という顔だったが「セアカゴケグモに噛まれて倒れて打ちどころ悪くて死んだ」という死因を話すと納得半分同情半分の顔になった。

 

「その…ご愁傷様だね…」

「死因がまさしく栗原って感じだな」

「外来種って怖いですねぇ」

「でも死因は毒より打ちどころの悪さニャンね」

 

皆んながそう言うと和尚さんも「ホッホッホ!輪廻転生とはブッダの説いた仏教の教えで世界の成り立ちの一つ、お嬢さんも案外出会ったのは女神様ではなく仏様だったのかもしれませんなぁ」と言うのだ。

 

「でも、ここお寺ですよね?なんで妖怪と日本の神様がいるんです?」

「ワシの術式というか妖術じゃな、それが妖怪に関わるんじゃ。あと、この寺は神仏習合じゃよ!」

「神仏習合…そういうのもあるのか!」

「それよりもお嬢さんの術式、もしかしたら仏様のお力かもしれんぞ、見せてくれんか」

「えぇ〜、今は廃病院を優先しましょう」

「そうだった、忘れん帽の発生を止めないと!」

 

そう言って今度はおつかい横丁のかげむら医院を目指す私たちなのであった。

 

ククリ姫… 樹々くんがスグル君と甚爾師匠に何か言いたげにしていたのがちょっと気になる。

 

 

 





妖怪ウォッチシャドウサイドでライトサイドとシャドウサイドで姿が変わるのを真似してみたかったんです(前世の姿)

大体原作となんか違うこと…渚と「美術部」絡みの時は◼︎◼︎◼︎◼︎さまが関わっています、ダテに妖怪ウォッチ界で上位者やってませんからね
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