呪術×妖怪モノ。スケッチブックを添えて   作:久保サカナ

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自分の小説の続きってね、自分が書かないと存在しないんですよ(当たり前体操)

面白い作品を見つけるとモチベ出ますよね!

ちなみに栗原渚ちゃんはCVが田村ゆかりですよ、スケッチブックは声優さんが何気に豪華




決起集会と前世とそう遠くない未来➀

 

◇◇◇ side 栗原 渚 ◇◇◇

 

あれから私は甚爾師匠と別れてスグル君に家まで送ってもらったのだった。

 

小学生なのにすごく気が利くというか…甚爾師匠とは別ベクトルで女性関係が不安になる、プレイボーイになったりしないよね?

 

両親にただいまを言って手洗いうがいをして一緒に夕食を食べる、もちろん食後は飼っている動物たちの餌やりも忘れない。

 

自室に戻って早速ククリ姫…樹々くんのメダルをセットして召喚した。

 

『プリチー!オレッチ、トモダチ!ふくはウチー!』

 

「ククリ姫!渚ちゃん呼んでくれて嬉しいわ〜」

「私も会えて本当に嬉しいよ、ただねちょっと気になることがあるんだ」

 

私はそこで話を一旦区切ると「樹々くん…この世界には他にも前世の美術部のみんながいるんだろう?」と問いかけた、すると樹々くんは「あーやっぱり気づいちゃうわよねぇ…」と答えた。

 

クローゼットから出て来たやもりくんも「流石に気付くよな」と同意している。

 

いや、こないだ工事現場で飛んで来た女の子に感じたデジャヴとか飼っていた生き物たちもみんな転生してこっちに来ているし… 樹々くんに至っては神様転生してるし。

 

偶然で片付けるには少しばかり身内が多い気がする、おそらくだけどまだ反転術式しか使えない私の術式?がみんなを輪廻転生に巻き込んでのではというのが私の推測だ。

 

「渚ちゃんの言う通りよ、正確には「渚ちゃんがみんなを輪廻転生させた後に私が縁結びの神さまとしてみんなを再び会えるように縁結びをした」が正解ね」

「おお…神様って感じ…!」

「でも戦闘能力は無いからね」

「まぁ、日本の妖怪と神様ってあんま区別ねぇぞ?」

「それでも充分すごいよ!ところで私の術式の名前と能力は?」

 

すると樹々くんはう〜んう〜んと唸り出した、あっこれは知らないパターンだ。

 

やもりくんも「ここで言うべきか?いや、でもよぉ…抜け駆けって言われんの嫌だし…」とブツブツ呟いている。

 

「ふたりとも話し辛いなら良いよ」

「ゴメンね、渚ちゃん!部長とか大庭ちゃんに聞けば多分それっぽい名前とか能力を教えてくれると思うんだけど…」

「俺もなぁ、もったいぶるのもどうかと思うがここまで引きずってあっさり言うのもどうかと思うし…俺が言うと他の連中がうるさいんだ」

「いや、急ぎじゃないから良いよ。ていうか部長さんと大庭くんも転生しているのか…」

「何でも部長さんは悪党というかすっごいドブカスになっちゃって困っている、みたいな話を大庭ちゃんはしてたわ!」

「部長さんの性格と能力ならどこでだってやっていけると思うけどなぁ」

 

そうやって樹々くんややもりくんと話しをしていると母さんから「あんまり生き物に話しかけてないでもう寝なさい」と声をかけられた。

 

どうやら両親から見たら私は飼っている生き物に話しかけるタイプの女の子らしい、イマジナリーフレンドだね。

 

「じゃあ23時くらいまで仮眠を取るよ、目覚ましはつけるけど起こしてね」

「「おやすみ〜」」

 

そう言って目覚まし時計をセットして眠りにつく、今日はなんだかんだで戦闘もしたしけっこう疲れたな。

 

 

◇◇◇

 

 

 

「渚、そろそろ起きろ」

「もう23時よ?」

「ふぁ〜あ、ありがとうふたりとも」

 

小学生だから少し休んだだけで元気いっぱい!夜中活動するのは成長ホルモンの分泌時間や量的に気になるけれど今日は緊急事態だからしょうがないね。

 

コツコツと窓が叩く音が聞こえたので振り返るとこないだ手に入れたマンタ型呪霊に乗ったスグル君がいた、「空を飛びたい」って言ってたのが叶って良かったね。

 

「やぁ、栗原さん。早かったかな」

「いや、準備もあるからちょうど良かったよ」

 

昼間の話の流れ的に考えてヘタするとこのまま妖魔界にカチコミする事になるかもしれないからね、物資を整理しておきたい。

 

そう伝えるとスグル君も「その通りだ…うっかりしてたよ、さすが大人!!」と言うので部屋に迎え入れる。

 

靴を一旦脱いだスグル君と持って行く荷物を整理する、まぁ必要そうなものをすぐに取り出しやすくしておくってだけだから10分くらいで済むんだけどね。

 

そうしてスグル君のマンタ呪霊の後ろに乗せてもらいさくら小学校に向かうのだった。

 

 

「おせぇぞ」

「すみません師匠」

「師匠って案外時間守るタイプですよね」

「知らねぇのか?プロの殺し屋は時間にうるさいんだぜ?」

「HAHAHA!ブラックジョークでウィスねぇ!!」

「本職の人が言うと重みが違うニャン…」

 

そうして校門前に待機していた甚爾師匠と合流した、マンタ型呪霊の後ろに更に甚爾師匠も乗せて屋上に向かう。

 

呪霊がなんか「ていいいいんんんオバババあああ」みたいな声をあげているがスグル君と甚爾師匠は容赦無かった。

 

屋上に着くとどうやら奥の方から人が現れた、アレは…!

 

「こんな夜更けにどうしたんだい君たち」

「「理科の先生!?」」

 

見回りの先生いたのか、どうしようと悩んでいると甚爾師匠が三節棍を取り出して理科の先生に向けた。

 

「テメェ…随分と綺麗に化けてるが獣臭さが隠しきれてねぇぞ」

「おお、怖い怖い。バレるとはボクもまだまだのようだねぇ」

「どういうことですか師匠?」

「コイツを妖怪レンズで見てみろ」

 

ピピピと妖怪レンズが反応するとそこに立っていたはずの理科の先生が立派な黄金の毛並みと9本の尾を持った直立二足で浮いている狐の妖怪になったではないか…!

 

「ボクの名前はキュウビ、この桜町…さくらニュータウンの産土神、俗に言う守り神さ」

「ちょっと待って理解が追いつかない」

「よく考えたら理科の先生…じゃなくてキュウビにメダルを貰ったから妖怪と出会えたわけで…最初から仕組まれてたんですか?」

 

そう言うとキュウビは愉快そうに笑って「まさか、ボクはきっかけを与えただけだよ。あと、産土神として君たちを試しておきたくてね…」と言うのだ。

 

「なんかよくわからねぇが敵かお前?」

「それこそまさかだよ、ボクたちはエンマ大王に仕え反逆者イカカモネに対抗する勢力さ!オロチから話は聞いてるよ、これから決起集会なんだ。君たちウォッチャーにも参加してもらいたいね」

 

そう言われて屋上の奥に進む、そこで私たちはまさかの出会いをする事になるのだった。

 

 

 





ククリ姫はアークだとオマモリ族ですがメダルだとプリチー族と言う設定にしました。

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