ここから本編のDIEジェストに入って行きます。
「自分たちが好き勝手やって死んだあと」に向き合ってもらいます。
※本編バッドエンド展開注意!
◇◇◇ side 夏油傑 ◇◇◇
極オロチは栗原さんに対して先程から飲み物を差し出したり椅子を用意したりととてもまめまめしく仕えている。
しかし、僕と甚爾師匠には腐ったきゅうりを見るような目で見て来る…オロチってことは彼も栗原さんの前世フレンドなのだろうか?
「ここから本格的に世界が滅ぶまでを見て行くぞ」
そう極オロチが言うと鏡には高専の制服を着た恵くんが映し出された、どうやら任務に向かうようだ。
「両面宿儺………コイツが鍵になって来る」
「でも指は飲まれちゃったよ!?」
「五条悟」に指を飲んだ虎杖という少年の助命嘆願をする恵くん、極オロチの話ではこれこそが過ちの一歩目だったというのだ。
そして場面は一時的に復活した両面宿儺と恵くんの戦いになった、指一本分なのになんてパワーだ…
『魅せてみろ伏黒恵!!!』
「ハイ、ここのポイントは伏黒恵は両面宿儺に目をつけられたってことダニね」
「ここからは場面がちょくちょく飛ぶぞ」
すると死んだはずの大人になった僕が映し出された、特級呪霊と手を組んで暗躍しているらしい。
「僕はさっき死んだはずだぞ…!?」
「ヒントは額の縫い目ダニ」
そして幾つかのイベントを挟み、恵くんは虎杖という少年と交流して青春して行くのが分かる。
というか虎杖くん、めっちゃ良い奴じゃないか!こんな人間が死刑になるなんておかしいだろ!!!
「前に言ったろ、上層部は腐ってるから新人潰しが横行してるって」
「そしてこれがターニングポイント、渋谷事変ダニ」
それは20××年19:00、東京都渋谷の東急百貨店東横店を中心に半径約400mの帳が下ろされ、多数の一般人が閉じ込められた報を受け、呪術高専は呪術師を総動員して事態の対処にあたるというものだ。
ようは呪術を用いた非術師狙いの大規模なテロである。
「夏油も非術師を殺したいならこうすれば良かったのにね、わざわざ予告なんてしたら術師しか集まらないじゃない」
「未来の僕ってホント馬鹿…」
そして、現着した「最強」の呪術師である「五条悟」は………
「やぁ、悟、久しいね」
「だが俺の魂がそれを否定してんだよ!!さっさと答えろ、オマエは誰だ!!!」
「キッショ」
「なんで分かるんだよ」
その瞬間、さっき飲んだ水が酸味と苦味と共に一気に喉元まで競り上がり僕は胃の中のものを全てぶち撒けていた。
今まで感じたことの無い嫌悪感…呪霊相手でも感じないものだ、涙と鼻水が垂れて呼吸が詰まりヒューヒュー言うのが分かる、呼吸の仕方が分からず自分の吐き出したものの上に膝をついた。
「ちょっとスグル君!大丈夫ですか!?」というウィスパーの声が遠くで聞こえる。
目の前がちかちかする………でも「僕はこれから目を逸らしてはいけない」
「コイツが全ての元凶ダニ、禪院甚爾に夏油傑はコイツの手のひらの上でダンレボやってる人生ダニね」
「だってこの後の話で出るけどコイツが天内理子を殺すように仕向けて天元の同化を阻んで、呪霊操術が必要だから夏油傑を絶望させて悪堕ちするように仕向けたの」
「そうして五条悟を封印するためのトラップとして死後も徹底的に再利用………実にエコだな」
「エコっていうよりエゴじゃない………?」
栗原さんが震えてる声でそうコメントする、鏡は「五条悟」の封印後を映した。
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「さっきから気になってたんだけど陀艮くんと花御くんが呪霊なのはどういうこと?」
「それは後で説明するから」
「本気出したトージマジヤバいニャン!」
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「あーあ、ミミナナは無様に死にました。これも夏油傑なんかに拾われたせいです」
「オヴェッゴホッゴホッ」
「やめてあげてよぉ!」
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「一体虎杖くんが何をしたって言うんですか…?」
「(もう吐くものが無い)」
「俺も流石にこの仕打ちはねぇだろって思うぜ?」
「それも後で説明入るダニ」
「過去の私よ…渋谷で働いていたエミちゃんはこの時に殺されてしまうのだ!」
「エミちゃん………」
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「そして一千万の呪霊が放たれて日本の首都である東京は壊滅したダニ」
「上層部のお偉いさんは責任を全て夏油と五条と虎杖に押し付けて知らぬ存ぜぬだ」
「腐ってるねぇ」
「舞台はここから移り変わるわ、伏黒くんの不幸もここからよ」
「これ以上ヒデェことが起こるってのか…!?」
そして、死滅回游が始まったのだが………
「禪院甚爾、テメーがギャンブルする金欲しさで天内理子を殺したからこんなことになったんダニ!!!」
「………………」
そして、禪院家は。
「人間の悪いところを1無量大数くらいグツグツ煮詰めた感じ、人間ってここまで愚かで醜悪になれるんだね」
「俺の実家だよ、変わってねぇなぁ」
「ちなみに夏油傑は御三家がこんな有様だって知らずに「術師パラダイス作るぞワッヒョイ」って言ってたダニよ」
「僕ってホント馬鹿…」
そこからは極オロチがダイジェストで流し見になった、そして場面は恵くんとお姉さんの再会に移ったのだが………
「「……希望を与えられ、それを奪われる。その瞬間こそ人間は一番美しい顔をする」、この世界を創った神である単眼猫のモットーの一つよ」
「恵ィ………」
「不幸がピタゴラスイッチしてるでウィス………」
「しんどいニャン………」
恵くんのお姉さんは呪物に乗っ取られて死んでいた。
恵くんは両面宿儺に乗っ取られてお姉さんを殺めてしまったのだ。
そして、天元も奮戦虚しく羂索の手に堕ちた。
そして「五条悟」が復活し、舞台は人外魔境新宿決戦に移る。
「ネタバレするけど、「五条悟」が負けます」
「ある意味で夏油が足を引っ張る形になったダニよ」
「どういうことだ…?」
そして始まった現代最強VS史上最強だが………
「何これ、ドラゴンボール?」
「この世界で最強を名乗るからにはこのくらい出来なきゃいけないの」
「でも最強に頼り過ぎた負債をこの世界は払っていかなきゃならない」
「僕は雑魚です………」
南へ向かう空港にて。
「「五条悟」にとって人生で1番楽しかった時は夏油と一緒の時だったの、だから過去…後ろを向いてしまい負けたわ」
「とことん人を不幸にする奴ダニね、エボラウィルスの擬人化ダニか?」
「それは羂索の方だよ!」
そして肝心の羂索だったが…
「正攻法じゃ勝てないからバグ技を使うダニ」
「夏油のミニスカナースとか誰得だよ…」
「僕の尊厳どこ行った?」
「そこになければ無いですね」
「というかアレだけ他者を踏み躙っておいて今更自分の身が可愛いのか?」
「これで倒せたのかい…なんか全ての元凶のくせに満足してるの腹立つね」
そして、羂索の置き土産なのだが………
「➀ルールの追加、そして➁が天元が封じていた「どんどろ」の解放よ」
「どんどろって何?」
「どんどろとは!かつて大きな戦争で散った妖怪達の魂で出来ており、その強大な力をもって妖魔界を襲撃し、当時の妖怪と天元たちが全身全霊をかけてムゲン地獄の底に封印したというマジヤバ災厄ダニ!どんどろの存在は生まれと行いも含めまさに黒歴史と言っても過言ではなくその名を語る事すら禁句とされている、御三家にすら伝わっていないあたりヤバさが分かるダニね」
「天元はこの災厄を封じるために自ら人柱になったのだ、具体的に言うと大聖杯に入ったアンリマユだな」
「ただしアンリマユと違ってめちゃくちゃ強いぞ」
「ヤバいじゃないか!」
鏡も両面宿儺VSどんどろVS呪術師たちの地獄のような戦いを映している。
しかし、奮戦虚しく呪術師たちは次々と斃れていくのだ。
そんな中、「魂に干渉出来る」虎杖悠仁が恵くんを目覚めさせるべく手を伸ばすが………
「もういいんだ」
恵くんは絶望によりその手を振り払ってしまった、こんなのって無いぞ…!?
そして、呪術師たちは全滅。後には殺し合う両面宿儺とどんどろが残った。
日本人も一億総呪霊にされてしまった、地獄という光景と状況を現したらこうなるだろう。
「そして日本から世界中に地球のレイライン…霊脈と竜脈を通じてどんどろの闇と一億総呪霊の負念が伝播していったわ、世界中で異常気象に大災害が起きて凶暴な呪霊が湧き出すようになるの」
「天元の結界は「日本以外に呪霊を出さない」という効果もあったダニ、まぁそこの馬鹿2人はそんなこと考えもしなかったようダニね」
「「…………………」」
「妖魔界はどうなっているの…?」
「イカカモネに支配されてるダニ、アサシンになったエンマ大王はさっき処刑されてしまったダニ」
「えぇ………」
「この後の人間の有り様とちょっとだけ自分語りをさせてもらうダニ」
生き残った人類のお偉いさんたちは「宇宙に逃げる」という計画を立てたらしい、まぁさっきの日本に侵略して来た姿を考えればそういう愚かなこと平気でするだろう。
その時にロケットとシャトルの開発責任者にされたのがヒューリー博士という宇宙工学の権威だ。
「ヒューリー博士はミーの親友にして大恩人ダニ、お偉いさんたちはヒューリー博士の家族と当時の妖怪になる前のミーを人質にして無理矢理博士を働かせたダニ」
そして地球で苦しむ多くの人達を置き去りにしてお偉いさんを乗せたロケットは飛びだったように見えたが羽化して飛行能力を得た一億総呪霊に襲撃されて皆あっさりと死んだ。
地上に取り残されたヒューリー博士と生前のT-USAピョンも例外ではなく、一億総呪霊に乗って海外進出していた両面宿儺によって殺された。
そして、T-USAピョンは妖怪になってUSAで僅かに残っていたエンマ大王率いるレジスタンスに合流、彼らの持っていたうんがい鏡ネットワークで投獄されていたため正気だった極オロチと接触して浄玻璃の鏡で全てを知ったらしい。
ロボニャン…ジバニャンはそこで人間の生き残りである山田博士とヨップル社の元社長スティーブ・ジョーズによって自らロボットに改造されたそうだ。
「そこでミーたちが考えついた方法とは「過去に時間転移して世界を滅亡させる原因を取り除くこと」ダニ、1番の標的は羂索で次に夏油傑と禪院甚爾、あとは呪術界上層部と直哉や扇あたりもついでに殺しておきたいダニね」
「宿儺の指と呪物の回収も急務だな!」
なるほど………T-USAピョンたちが僕と甚爾師匠に殺意を向ける理由がようやく理解出来た。
僕たちはとんでもないことを将来やらかしてしまうようだ………「貴方たちの所為なのね…!」
振り向くとさっきからエンマ大王の首を抱えて啜り泣いていた女性がこちらを睨みつけている、全身から殺気が吹き出して髪が乱れ瞳孔は蛇のように割れている。
「許さないッ!!!」
『落ち着けカイラ、ソイツらを殺しても何にもならねぇよ』
僕たちを殺そうと女性は剣を構えた…が彼女を止める声がかかった、一体誰だ!?
部屋を見渡すとカイラと呼ばれた女性の持っていたエンマ大王の首が喋っているではないか!そんなのアリか!?
『初めましてだな、ウォッチャー達。俺はかつて大王と呼ばれたが今はただのエンマだ、早速だがお前らに説明しなきゃいけないことがある』
「えぇ〜と、初めまして…」
そう挨拶する栗原さん、どうやら僕たちはまだやることがあるらしい………
なんか鬱話書いてるとこっちも鬱になって来てしんどいですね!
早くハッピーエンドからのゆるふわ妖怪ギャグに戻れるように努力して参ります。
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