呪術×妖怪モノ。スケッチブックを添えて   作:久保サカナ

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なるべく早く第一部を完結させたいですね

出したいキャラや書きたいネタはあるので…


到着!妖魔界、そして決戦の刻

 

 

 

◇◇◇ side 栗原 渚 ◇◇◇

 

 

 

文字通り空を飛んでおおもり山に到着した私達、御神木の前にはガシャガシャが立っている。

 

 

 

「では、開けるとしよう!覚悟は良いか!?」そう声を上げる蛇炎くんに皆が頷く、蛇炎くんはガシャガシャに鍵を刺したかと思うとガシャガシャはエレベーターの呼び出しボタンのついたパネルに変化して御神木の中に作られていたエレベーターの扉が音を立てて開いたのだった。

 

一応大丈夫かどうか確認したら乗り込む、エレベーターでは前世で行ったスカイツリーのような感覚を私達に与えながら闇の中を降りて行く………数十秒でエレベーターは妖魔界に辿り着いて扉が開いた。

 

するとそこには今まで見たことの無い景色が広がっていた…!

 

空はまるで黄緑色?あるいはピンク?もしかして紫?………人間界とは違う七色のカラフルな景色に黄金色の雲がかかっている何処か浮世絵めいた光景だ。

 

目の前には夏でありながら満開の桜が並木道になっており根元には人間界では見たことの無いこれまた色とりどりの花が咲いて美しい、余裕があるなら写真を撮りたい。

 

大気は妖気に満ちており、並木道の向こうに瓦屋根の建物が見えている、「あそこが日本妖魔界の閻魔宮殿です」極オロチくんが説明して来た、どうやら目的地に無事着いたようだ。

 

 

 

「本来ならばこのえっけん回廊は鬼族の門番に守られており、人間は試練を達成せねば通れません」

「ワシが事前に退くように指示を出している。しかし、イカカモネに洗脳された妖怪が待ち受けているだろうな!」

「なるほど、じゃあ召喚はここで済ませた方が良さそうだね」

「ちなみに試練を達成していない者は達成するまで『はらぺこ峠』『うそつき山』『あらくれ街道』に落とされます」

「はらぺこ峠はお菓子で出来ていて道や壁が食べれるんでウィスよ!」

「何それ行ってみたい」

「さっさとイカカモネを倒して打ち上げパーティーだ!!」

 

 

 

多少の雑談を挟みつつ私達4人のウォッチャーは契約した友達妖怪たちのメダルを手に持ちウォッチを構えた。

 

 

「僕のともだち!出て来い!」

「わたしのともだち!出て来て!」

「俺のダチ!出て来やがれ!」

「ワタシのともだち!出でよ!」

 

 

 

「「「「妖怪メダル セットオン!」」」」

 

 

 

「イサマシ!メザメシ!ラッシャイマシー!」

 

「ゴーケツ!ゴーケツ!カンゼンムケツのダイシュウケツ!」

 

「フシギ!フシギ!ブギウギ!オレたちゃ、オオハシャギー!」

 

「プリチー!オレッチ、トモダチ!ふくはウチー!」

 

「ポッカポカ!ナンカヨウカ!いっちゃやーるカー!」

 

「ブキミー!ギブミー!ヘルプミー!ブキミー!ブキミー!ヘルプミー!」

 

「ウースラカーゲ!おれたちのオーカーゲー!」

 

「ニョロローン!デロローン!ソロソロ、イイダローン!?」

 

「レジェーンド レジェーンド ブッタマゲーンドー!」

 

 

 

そして召喚の魔法陣が真夏の花火大会を思わせるように次々と宙に現れて私達の友達が現れる、総力戦になるね…!

 

だがまぁ、負けたら絶望の未来まっしぐらなんで出し惜しみなんてしない!ここが世界の天王山だ!!

 

 

 

「皆!行くぞ!!」

「応!!!!!」×沢山のともだち妖怪たち

 

 

 

そしてウォッチャー4人とともだち妖怪連合軍の快進撃は始まったのだった。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

本来ならエンマ大王が座る玉座の間。

 

そこでは一体の妖怪がイライラと周囲に当たり散らしていた、このクーデターの首謀者であるイカカモネ(自称)議長である、勝手に白くペイントされて荒らされた広間の内部で洗脳されて白くなった妖怪達を怒鳴っている。

 

 

 

「全く上手くイカないにも程があるんじゃなイカ!?お前たちのせいではなイカ!!!」

「「「「「「その通りじゃなイカ〜」」」」」」

 

 

 

洗脳して自由意思や本来のパフォーマンスを奪っておきながらこの物言いである、洗脳とは「した者の思い通りに動く=された者はした者以上のパフォーマンス以上の動きは出来ない」そんな当たり前の事にも気づかない程にはこのイカカモネは愚かなのであった。

 

そうこうしている内に戦いの物音が近づいて来た、ウォッチャー4人と友達妖怪連合軍が近づいて来ているのだ、その時!イカカモネに天啓が走る…!

 

 

 

「所詮は人間如きに率いられている烏合の集ではなイカ!人間を倒してしまえば私の独壇場ではなイカ!!お前たちは人間と妖怪を引き離せ、人間は私自ら叩き潰してやろうではなイカ!!!」

「「「「「「その通りじゃなイカ〜」」」」」

 

 

 

そうして己の力を疑うことも無く人間を見下しきっているが故に卑劣な作戦を立てたイカカモネはウォッチャー4人と友達妖怪連合軍を待ち構えるのであった。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

玉座の間に到着した私達、奥からは邪悪な妖気を感じる………ここまで雑魚散らしで役に立ってくれたスグル君のコモドドラゴン呪霊で扉を突き破る。

 

そこには白いイカを擬人化したような妖怪が立っていた、如何にもな悪人…妖怪だから悪妖かなみたいな顔面をしている、イカなだけに。

 

 

 

「イカーカッカッカッカ!!私は妖魔界を支配するイカカモネ・ソウカモネだ!!!」

「何が支配だよ!エンマ大王の居留守泥棒のくせに!!」

「どうせ洗脳頼りなのにね、キミ自身について来てくれる妖怪はいないってコトじゃない?」

「そのうち『妖怪の方が優れた種族だから妖怪が人間を支配すべきじゃなイカ!?』とか言い出すわよ」

 

 

私達がそう言うとイカカモネは図星だったのか白かった顔を真っ赤にして「うるさいうるさいうるさ〜い!!!お前たちたった3人のガキどもなんて捻り潰してやろうではなイカ!!!」と襲いかかろうとした、が

 

 

 

 

 

その瞬間、イカカモネの背後をとった甚爾師匠のアンブッシュが見事に決まりイカカモネは十七分割にされた、ワザマエ!!

 

 

 

 

いやね、「私達が囮になっている隙に甚爾師匠にアンブッシュしてもらう作戦」はメガテンⅣFをプレイしたスグル君の発案だったのだ、スグル君曰く「甚爾師匠ならトキの初手貫通暗殺みたいな事出来ない?」だそうだ。

 

まぁ、私達も浄玻璃の鏡で甚爾師匠が五条悟に見事なアンブッシュを決めるところ見たしね、戦わずに済むならそれに越した事は無いよ。

 

それに未来のイカカモネは卑劣極まりない外法で空くんを嵌めてエンマ大王を殺したしね、ちょっとは自分がやり返されたらいいさ。

 

 

 

「やったでウィスか!?」

「フラグ立てるなニャン!!」

 

 

バラバラになったイカカモネは紫煙を上げるとそこから現れたのは巨大な顔に手足がついた様な化け物だった、ゲームのボスにお約束の第二形態ってヤツだね…!

 

 

 

「すまねぇ、仕留め損なった」

「いや、今回のMVPですって師匠」

「一気に最終形態まで行けたのは貴方のおかげです」

「イカカモネ第二形態の弱点は口の中の黒い玉よ!!」

 

 

そうして私達の世界を救うための戦いが幕を開けた。

 

 

 





イカカモネ第一形態の出番?そんなものは無い!!

第一形態って何気にギミックとかあるから倒すのめんどくさいんですよね…

甚爾はこれからメガテンⅣFのトキちゃんみたいな初手アンブッシュ要員として活躍するでしょう

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