人力TASみたいな動きをする術師 作:苦労見てくれてる虎
愛鈴ちゃんの登場まではダイジェスト…っていうか、愛鈴ちゃんの視点から渋谷を始めようか迷ったのですが、結局こういう形になりました。文量少なくて申し訳ないです。
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反転術式と呼ばれる理由について
通常道具を使う作業を手作業で行うのだから難しいのは当然だ。
しかし、呪力を反転させる作業を続けていく内、脳に反転術式と呼ばれる器官が刻まれるのだ。後付けの術式のような物、簡易領域や結界術等と同様だ。
呪力を反転させる技術を反転術式と呼ぶのはこういう訳だ。
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〜渋谷駅内〜
「や、悟」
「久しいね」
五条悟の肉体が獄門疆により拘束される。
「ッッ!」
「駄目じゃないか悟、戦闘中に考え事なんて」
「で、誰だよオマエ」
「夏油傑だよ…忘れたのかい?悲しいねぇ」
「肉体も呪力も、この
…だが、
オレの魂がそれを否定してんだよ!さっさと答えろ、オマエは誰だ!」
「キッショ
…何で分かるんだよ」
「そういう術式でね、脳を入れ替えれば肉体を転々とできるんだ。勿論肉体に刻まれた術式も使えるよ。彼の呪霊躁術とこの状況が欲しくてね。
君さぁ…夏油傑の遺体の処理を、家入硝子にさせなかっただろう。変なところで気を使うね。お陰で楽にこの体が手に入った。
心配しなくても封印はその内解くさ…百年…千年後かな。
…君、強すぎるんだよ。私の目的に邪魔なの」
「ハッ、忘れたのか?僕に殺される前その体は誰にボコられた?
…それに、
「乙骨優太と…誰の事だい?相手に伝わるように話してほしいねぇ」
「それくらい察せよ。記憶もあるってのに分かんねぇのかよ」
「自分の認識を押し付けるのはやめてくれないかな。子供みたいで見てられない
あぁ…草薙愛鈴のことか。彼女は渋谷には来ないよ。
彼女はただの一級術師と認識していたんだが、交流会で接敵した真人が危険だと言ってね、戦力を回しておいたんだ。
まぁまず死ぬだろう」
「さて、何かあっても困るし…
『閉門』」
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「渋谷でいろいろ起こってるっぽいし、速く行きたいんだけど…
そこ、どいてくれない?」
返事は無い。まぁ人語を繰る呪霊の方が珍しいんだ。
それにコイツらはどうにも違和感がある。
コイツら全員呪力量なんかは一級上位から特級クラスのそれだというのに、術式を使用しない。更に言うとフレンドリーファイアが多く見られる。
「『
まず間違いないだろう。
二級呪霊複数体の任務からこんな呪霊が出てくるんだ。偶然同時に二級呪霊が特級相当に変化したと考えるより、今夜渋谷に僕を向かわせないため、或いは僕を殺すために用意されたと考えたほうが自然だ。
…だとすれば敵側に[呪霊操術]がいることになる。
前髪の特徴的な兄貴分の顔を思い浮かべる。
「ッ!危ないなぁもう」
唐突に速度を上げて殴りかかってきた呪霊に何とか対処する。先程までより圧倒的に速い攻撃、速度をセーブしていたな?対処自体はできたが衝撃が腕に響く。
コイツら、強度だけで言えば特級相当なだけあり厄介だ。そのステータスでぶつかってこられるだけで五条でもない限り…
自己嫌悪。
逸れた思考をもとに戻す。相手方に[呪霊操術]がいるとすれば、渋谷は不味い状況になっている可能性が高い。五条の攻撃は一つ一つがバ火力だから一般人の多い状況では本気を出せない。
そこを突かれて宿儺を目覚めさせる隙を与えれば不味い。
…つまり、僕がするべきは…
「速攻で呪霊を殲滅、その後渋谷まで走る!」
まだエタらなかった。