ドゥゼスがシンフォギアをトランスチームガンに変えたのは、vシネでキルバスが戦兎の作ったペットロボをボトルに改造したのと同じ原理です。
あの時点のキルバスが出来ることはコイツも大体できます。
「やはり持たないか」
適当な場に瞬間移動した後、俺は元に戻った。というか戻された
プスプスと複数の箇所がスパークしたと思いきや突然変身解除されてしまった。
壊れてはいない。使おうと思えば使える。だが、どうやら時間制限がついてしまったらしい。
ゼウスが今の俺のパワーに耐えられないのだ。
「まあいい。所詮は一般兵士用の変身ツール。俺の力に耐えられんのも道理だな。…いや、無理やり変えたのも原因の一つか」
このトランスチームガンはシンフォギアシステムを無理やり変えた物。当然ガタが出る。
「シンフォギアシステム。こいつをもっと入念に調べる必要があるか」
所詮は急造品。あり合わせではこれが限界。むしろよくもった方だ。
なら、もう少しシンフォギアを解析してガタを修正する必要があるな。
ここはシンフォギアの研究所。全員洗脳したから容易にデータ収集も実験も出来るだろう。その点はここに俺を売り飛ばしやがった革命軍に感謝すべき…。
「いや、ソレはねえな」
今思えば、革命の手引きは俺がしてやったんだ。
宮殿の地図や守備配置流したり、汚職や犯罪の情報を渡したりしてやったのに裏切りやがって。
しかもあいつ等、今確認したら皇族共と同じぐらいの暴政してるじゃねえか。
皇族共が気に入らないから手を貸してやったに過ぎないが、テメエらもそういうことするなら俺のターゲットになってもらうぞ。
ヨシ決めた、アイツ等も絶対潰す。その為には力を付けないとな。
「じゃあ先ずはコイツの改良だな」
先ずはこいつを使い物にしないとな。
なあに、時間も物資もたっぷりある。
この研究所は俺が洗脳したことで俺のモンになったも同然。
後はスポンサーやらなにやらに怪しまれないようにやっていこう。いや、いっそのところ全部洗脳してしまうのも…いや、ソレは面倒だし何よりつまらん。
折角人間になったんだ。どうせなら人間らしくやっていこうじゃないか。
俺はここ数年で色々と準備をした。
シンフォギアシステムのデータと情報を集め、ライダーシステムをベースにしてシンフォギアシステムを再現。
ドライバーはまだ完成してないが、ドゥゼスドライバーを模造した代用品で頑張ってる。
協力者を確保して資金源や拠点、政治的な伝手も手に入れた。
次に必要なものはエネルギーの確保だ。
復活する為のエネルギー。
ぶっちゃけアテはある。
原作を知っていればトンデモエネルギーはいくらでもあるからな。
後はそれらを掻っ攫うだけだ。
原作を知っている。
チートにも等しい力を持っている。
これだけ強いカードが揃っているんだから、ゆっくり楽しんでいこうじゃないか。
「折角こんな面白い“玩具と遊び場”があるんだ。出来るだけ長く楽しまないとな」
ソレから俺は色々と準備した。
トランスチームガンを改良してシンフォギアを使えるようにしたり、自勢力の地盤を固めたり、他の組織と手を組んだり、逆に対立して潰したり。色々やった。
正直言って、俺はあまりコソコソ裏で何か準備したり暗躍するのは好きじゃない。表から堂々と戦うのが好きだ。
壊して、奪って、犯して、殺して。力を思う存分振るって強者と勘違いした弱者共を潰すのが一番楽しいんだよ。
けど、狡猾ぶってる愚者を騙して表舞台に引きずり出すのも楽しいんだよな。
準備は面倒で人任せになることはあったが、まあ大体うまくいった。
計画は順調に進行した。
前世が地球人のおかげか、ソレとも地球人に憑依て地球人の脳になったおかげか。俺は相手の言動や感情を先読みするのがうまくなった。
ドライバーは完成した。
流石にこの星や人類を滅ぼすのには足りないが、国一つなら容易く滅ぼせる。
組織も安定している。
流石に国を操れる程ではないが、少し大きな会社程度の影響力はある。
舞台は整った。
さあ、思いっきり遊ぼうじゃないか。
・ゼウスディセンター
ドゥゼスがトランスチームガンで変身した姿。
スペックはまんまVシネのキルバスと同等だが、キルバスが自身たちの技術であるライダーシステムを参考にした技術ビルドドライバーで変身したのに対し、こちらはシンフォギアシステムという技術体系が全く違うものを使ったので不安定なものになってしまった。
トランスチームガンをシンフォドライバーに改良した事で安定して使えるようになった。
・シンフォドライバー
トランスチームガンを改良して出来たドライバー。ライダーシステムをベースにシンフォギアと神器の力を引き出す為にドゥゼスのドライバーを参考にしたものであり、ドゥゼスのドライバーそのものではない。よって彼にとってはエボルトのブラッドスタークにあたり、十全の力を出せるものではない。
ぶっちゃけビルドドライバーみたいなもの。
回想はここまでです。
次回から本編に入りますが、都合でまた過去編に入ったりします。
ご了承ください。