【習作】日本帝国×日本国(マブラブ Muv-Luv)   作:門前緑一色アガり鯛

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塩爺とゲルが登場!!!!!!
騒音◯ばさんの時の発言で有名なあの塩爺です。
塩爺の大阪弁は間違いがあるかと思いますが、非関西人なのでご容赦ください。
塩爺は船場言葉らしいですけど、浪速弁と河内弁といろいろごちゃまぜになっていると思います。

更新が遅くなって申し訳ありません。
感想の方も至急返させて頂きます。


第5話

第5話

 

12月26日 午後6時00分 首相官邸

 

首相官邸内の畳敷きの一室に大泉が呼び集めたのは3名、麻生汰郎外務大臣、塩川正四郎財務大臣、そして石破茂雄衆議院議員であった。

 

 

「専ら経済的利害や安全保障を考えていたというのに、予想外にも程があるな。」

 

「なんや、予算食いそうな話しやな。嫌やわ。」

 

「武士や将軍がまだ存在しているというだけでも驚きですが、宇宙人・・・しかも人類に明確な敵意を持っているとは・・・。」

 

 

大泉が極々大まかに話し終えた後の麻生、塩川、石破のそれぞれの第一声であった。

麻生や石破の感想は一般的な予想の範疇であったが、塩川のはいかにも財務大臣らしいものだといったところか。

 

大正10年生まれで今年80歳になる塩川正四郎財務大臣は、大泉内閣がサプライズ人事と評される所以の一つである。

大泉が中山、石原、川口、扇、遠谷などの若手や女性を官民問わずに入閣させたことも勿論メディアを賑わせたが、構造改革の金融分野と財政分野の旗振り役として民間からの竹中平造とあわせて齢80の塩川を宮澤内閣以来10年ぶりに大臣起用したこともまた驚きをもって迎えられたのだ。

 

 

「塩川さんは向こうには介入すべきでないとお考えですか?」

 

そう尋ねたのはこの4人の中で一番若い石破茂雄衆院議員であった。

 

「誰もそこまでは言ってへん、それにベータちゅう奴の性質を考慮したらそういう訳にもいかへんやろ。

ほっといたらこっちにまで火の粉が飛んでくることは明白や。

ただな、党内で数十年間面倒見てきた大泉がせっかく総理にのおて、これから一緒になって財政再建取り組めると思った矢先にこれや。少しは愚痴りたくもなるわ。」

 

大泉が掲げている聖域なき構造改革とは、基本的に小さな政府という考え方に立脚している。現時点では特殊法人の整理や郵政民営化、規制緩和ばかりがメディアでピックアップされているが、財政での歳出削減・国債の削減もこの改革の柱となっているのだ。

その柱を担う財務大臣の重要ポストに抜擢され、しかも91年宮澤一輝内閣以来10年ぶりとなる入閣で塩川は職責に燃えているのだ。

 

 

「というか、今更やけど、なんで閣僚でも何でもない石破のワッパがここにおんねん。」

 

その問に答えたのは石破ではなく大泉だった。

 

「彼は中山君の後任ですよ。中山君には浜田君と一緒に副長官か政務官あたりに就いてもらいます。勿論、この人事は中山君も納得の上です。」

 

90年台後半から新国防族として頭角を現した石破茂雄、中山元、浜田靖二ら三名は安全保障政策に関しては大泉と基本的に一致している。

そして、この三名の中から大泉が当初中山を防衛庁長官として起用した理由は、一番若く非世襲であったからというもので、端的に言えばサプライズの一環であった。

 

「自分の安全保障政策と親和性が高いのは3名とも同じである。

ならば、三名のうちで大衆受けが良いのは誰か?」

 

という基準で選んだのだ。

まあ、大泉内閣組閣時は9.11前であり国際情勢もそれほどまでに緊迫していなかったからこの多少の大衆受けを狙った大泉の選択は強ち責められるものでもない。

確かに中山は、石破と浜田のようにこれまでに防衛庁副長官や防衛庁政務官を経験したわけでもないし、当選回数も浜田よりは多いが石破よりは少ないから政府と党の調整がこの三名の中で一番うまく熟せるかといえば疑問符が付かざるを得なかった。

だが、中山は自衛隊の幹部候補養成機関である防衛大学校の出身でもあるし、当選回数から見た党内経験の差も多少の国際的緊張が生じたぐらいならば目を瞑れるレベルであった。

まさか、滅亡の危機に瀕した異世界とその脅威を共有するなどという非常事態に陥ると組閣時点で誰が予想できようか。

 

しかし、現にそうなってしまったからには、致し方無し。

中山は中田眞紀子前外務大臣と違って別に何がしかの失態を犯したわけではないが、この難局に際しては石破の方がより防衛庁長官に適任であるとして今回大泉は、中山を降格させ石破を長官に起用することにしたのだ。

 

「そうかいな。お前とこの親父とは鈴木のジジイの時に一緒に入閣したんやけどな、その20年後にその息子とまた閣僚やるとはなー。ほなよろしく頼むで。」

 

「はい。よろしくお願いします。

父は病気ですぐ退きましたが、私はしぶとく長く務め上げますよ。」

 

「そうやったなぁ。内務省出身で念願の自治大臣に就任したのに病気で一年たたん内に鳥取に帰ってしもうたからなあ。

親父さんの分までがんばりや。」

 

26歳差の二人がそう言って握手を交わし終えた所で大泉が本題を切り出した。

 

「さて、そろそろ本題に入ろう。

なぜ塩川さん、麻生さん、石破君をここに集めたか、単刀直入に言えば、密室政治をするためだ。」

 

一呼吸置いて大泉は続ける

 

「一週間以内に帝国との交渉をまとめて、全世界に今回の事件を公表する。

BETAという爆弾を抱えた平行世界との接触は人類世界の趨勢に影響を与える事案であり本来秘匿するものではない。道義的見地からすれば、これは速やかに国連安保理に報告しなければいけないことだ。

しかし幸か不幸か我々日本国が他国に先んじて接触する機会を得たからにはそれを少しでも我が国の国益に繋げたい。

故に、最長一週間だ。

一週間だけは我が国の国益を追求させてもらう。

この限られた時間で出来る限り帝国との交渉を進展させある程度まとめるには、迅速に決める必要がある。

いちいち閣議を開けば、決定に時間もかかる上に野党やマスコミにリークされる確率が上がる。故に、他の閣僚に知らせるのも交渉妥結後とする、その時にそれまで決めたことで閣議に通さなければならない事案も処理する。

また、内閣府の方には私が信頼する面々に実務にあたってもらう。

情報が漏れて横槍を突かれながら交渉を進めようとすれば遅滞は必至だからな。」

 

また大泉は後の閣議で事実上の事後承認を求めるに当たっては、説得に応じない閣僚の更迭も視野に入れていた。

 

「せやな、閣議やったら武部や坂口の阿呆から絶対漏れるで。」

 

「確かに、交渉を進めている最中に漏らされれば、野党とマスコミの攻撃で遅滞は避けられないでしょうし、中身にも悪影響が。」

 

「奴らが噛み付く餌は幾らでもあるからな。

交渉の秘匿、秘密外交、集団的自衛権、自衛隊の海外派遣の是非、そして日本帝国の政治体制・・・・。

せっかく招集した臨時会が空転して終わるだけだな。」

 

塩川、石破、麻生の賛成を得て、大泉は深く頷いた。

 

「では、帝国との交渉は主にここにいる我々4人だけで一気に進めるものとする。

日本の21世紀での興廃は、この時局の成否に依るだろう。皆、全身全霊で応ろう。」

 

 

 

 

 

それから大泉は3名と約2時間かけて外務省からの報告を細かく確認し、情報の共有を行い、指針の決定を行った。

閣議では官房長官が進行役を務めるが、官房長官不在のこの秘密会合では大泉自らが進行役を務めた。

 

「あちらでは1944年に第二次大戦が終結。

1947年のトルーマン・ドクトリンから本格的な米ソ対立構造が現出した我々の世界とは異なり、あちらでは戦争期間中から米ソの対立が激しく、日本帝国は大日本帝国に比べればかなり寛大な講和を結ぶことに成功したわけだ。

日本帝国の講和後も頑強に抵抗を続けていたドイツも原爆を投下され降伏。」

 

「そして戦争終結と同時に冷戦の開始となったわけですね。」

 

「そうだ。日本帝国では憲法改正も東京裁判も公職追放も軍の解体も行われておらず、レッド・パージが占領後直ぐに行われている。」

 

冷戦の激化に伴うGHQの占領政策の転換が行われるまでは、日本の弱体化を主眼においた占領政策がとられていた日本国とは真逆であった。

 

「はー、羨ましい話やな。こっちとは大違いやないか。」

 

「それならば、日本帝国内では政府や議会、メディア、論壇で我が国ほど左翼が幅を利かせてはいないと見えるが、未だに冷戦が続いている向こうは極端な米国シンパも我が国以上に多いと考えるべきだろう。」

 

「同感だ。冷戦もそうだが、対BETA戦でもアメリカは日本帝国のいや東側を含めた全世界の生命線となっているからな。

で、そのBETAのことだが、この資料に目を通しながら確認して欲しい。」

 

表紙にマル秘の印章がでかでかと押された資料が大泉から3名に手渡される。

 

「この厄介な連中とのファーストコンタクトが1958年。

米国の火星探査衛星ヴァイキング1号が火星表面で撮影した写真にその姿が捉えられた。

資料にある通り向こうでは宇宙開発技術がかなり進展しているわけだが、我々の世界での初めての月面着陸が1969年であるのに対して、向こうではその数年前には月面に恒久基地が建設されている。

そして、その月面基地で1967年に人類とBETAの初めての直接的接触が起こった。」

 

「結果は資料に記されている通りだ。

接触した調査チームは全員が死亡。ここに来て初めてこの生物を人類に敵対的であると判断しBETA(人類に敵対的な地球外起源種)と名付ける。」

 

「人類は月面でBETAとの戦いを繰り広げるが、確固たる戦術が確立されていなかったことに加えて、月という地理的条件、補給の難しさが災いし最終的に敢え無く月を放棄する事になる。

そして、BETA満載した降下ユニットが中国・新疆ウイグル自治区喀什とカナダ・サスカチュワン州アサバスカに1973年、1974年と相次いで飛来する。」

 

「ウイグルに降下したBETAへの対処についてだが、中国は異星文明技術の独占を狙って当初「内政問題」として国連軍の受け入れを拒否する。

そして、初めのうちは航空戦力を駆使して人民解放軍単独で圧倒的優位にBETA殲滅作戦を展開するわけだが・・・。」

 

再び資料に目を遣るように、間を置く。

 

「この光線属種の登場により制空権を奪われると戦局は悪化の一途をたどる。自体を重く見た中国はソ連の支援を受け入れるが、BETAの増殖は凄まじく、その圧倒的物量を前に戦線を押し戻せず、一方的敗北を重ね敗走に次ぐ敗走。

1980年までに中国ソ連どころか欧州まで陥落し、ユーラシア大陸はそのほぼ全てがBETAの支配地域となる。

カナダのそれは先んじてウイグルに飛来した時の戦訓もあり、アメリカ軍の戦術核兵器集中運用によりカナダの東半分を死の大地とすることと引き替えにBETAの殲滅に成功している。

因みに、ウイグルへの落着から1974年までのたった一年間で世界人口の約3割が死亡している。」

 

「凄まじいですね・・・・。」

 

「こんなものはまだまだ序の口だ。

1995年には世界人口はBETA大戦前の約半分にまで落ち込んでいる。

そして、1998年についにBETAが日本に侵攻する。

その結末たるや、惨憺たるものだ。

台風による悪天候もあり九州から近畿地方までが僅か1週間で陥落、首都・京都も多少持ち堪えはしたが突破され最終的に関東の西半分まで侵攻を許し犠牲者は3600万人以上。

また首都陥落後に、核兵器の使用を巡って在日米軍と戦略の対立から、アメリカは安保条約を一方的に破棄して在日米軍を撤退させている。」

 

「壮絶やな・・・。とすると儂の故郷の大阪はもう向こうにはあらへんのか・・・。けったくそ悪いわ。」

 

「世界が繋がった今、我が国もそうなりかねない危険に晒されているということか・・・。」

 

「そうだ。

関東の西半分で何とか戦線を維持することに成功したが、横浜と佐渡島にハイヴというBETAの巣の建設を許している。

これについても資料を詳しく見て欲しいが、簡単にいえばアリの巣のようなものだ。地下や地上で資源を食い荒らした奴らはここで増殖し、ハイヴが収容できる個体数を超えると更に侵攻して新たなハイヴを建設する。」

 

 

「そして、1999年、こちらがやれノストラダムスの大予言だのと大騒ぎしていた頃、日本帝国は国連軍と共同で横浜ハイヴ攻略を主眼とした明星作戦・本土奪還作戦を敢行し、一応成功を収めている。

これはアメリカによるG弾という戦略兵器の使用に依る所が大きい訳だが、その効果と使用の経緯は資料にある通り禍根を残すものだ。」

 

「なになに・・・・、ムアコック・レヒテ機関の応用・・・・、グレイ11の反応を制御せずに暴走させる爆弾・・・・、臨界制御解放後グレイ11の反応消失まで、多重乱数指向重力効果域(爆発域)は拡大を続け、それに伴いML即発超臨界反応境界面(次元境界面)も広がり、接触した全ての質量物はナノレベルで分解される・・・・・・・・・。

また適切な量の減速材を搭載することで、G弾は超臨界前までラザフォ-ド場の制御が可能であり、光線属種によるレーザー攻撃や質量弾迎撃も、ラザフォード場の潮汐変形・重力偏差効果により無効化される・・・。

まあ・・・、あれや、細かい原理の理解は小柴らの徴兵逃れの帝大理系連中に任せるとして、全てを消滅させる強力な爆弾ちゅう解釈でええか?」

 

確かに理系しかも帝大は殆ど徴兵されず、塩川ら私文の学生は戦地に送られたわけだが、ノーベル賞候補である東大教授にそれはないだろうと石破は内心思った。

 

「ええ、核爆弾より上位の戦略兵器とでも思っていただければ結構ですよ。

核兵器以上の破壊力と、半永久的に植生が回復しないほどの環境破壊をもたらします。」

 

「なるほどな。

しかし腹立って来たわ、安保破棄の件といい、この件といい、やっぱりな狂うとるな毛唐のアメ公共は、キ◯ガイやろほんま。

(資料をめくりながら)

学生どころか女子まで全面動員されとるんやろ、向こうでは。

儂もな、学徒出陣したから彼らの心中はよう解る!

その一途に国を護ろうとする若人の背中を後ろから撃つ奴があるか!!」

 

怒鳴り声と共に、テーブルに塩川の拳が叩きつけられその衝撃で置かれていた湯呑みがひっくり返る。

 

積み重なるアメリカの横暴に、先程から徐々に言葉遣いが荒くなってきていた塩川がついに爆発したのだ。

若い頃は、今の10倍は短気で政界の「瞬間湯沸かし器」との異名をとっていたことを考えるとこれでも丸くなった方である。

 

「抑えてください。塩川さん。」

 

火の着いた塩川を麻生がなんとか宥めて話を再開する。

 

「兎も角、この作戦の成功により日本帝国は佐渡ヶ島を除く全ての国土を回復。

そして今年2001年12月24日、日本帝国は国連軍と共同で佐渡島ハイヴ攻略作戦を開始。

その翌日の25日、つまり昨日、作戦に参加したG弾と原理は同じML機関を搭載した機動兵器がハイヴ内で制御不能に陥りパイロットがハイヴを道連れに自爆、佐渡島自体も消滅するも結果的にはハイヴの攻略に成功。」

 

「そして恐らくは、このML機関の自爆の影響でこちらの佐渡ヶ島も消滅し我々の世界との間にワームホールのようなものが形成されたと考えられる。

因みに、向こうとこちらでは8時間ほどの時差があることが確認されている。

しかし、G弾やML機関の時空間への影響は当のアメリカすら完全には解明できていないらしい。」

 

「つまり、全ての元凶は彼らの世界の新型爆弾の影響である可能性が高いといわけですね。」

 

「そうだ。

だが、それを嘆いても仕方がない。

我々の政府の使命はこの現状に対処し、日本国の安全を守ることだ。

向こうの世界はもともと我々の世界より科学技術が進んでいる上に四半世紀に渡るBETA戦争の影響で更に進歩している。

だが、ユーラシアの穀倉地帯と資源地帯が軒並みBETAによって潰され、逼迫している。

ならば、我々がそれを補い、見返りとして技術・兵器を手に入れBETAに備えるべきだ。

日本帝国とは安全保障条約も視野に入れて早急に交渉を開始しなければならない。

それと同時に、国内の法整備と安全保障費捻出のための構造改革も急がなければならない。」

 

「「「同感や。同感だ。同感です。」」」

 

「麻生さんと石破君は今夜にでも日本帝国に向かってくれ。

私に報告が来た時点で外務省を通じて帝国側には伝えている。

交渉がまとまった時点で全世界に公表し、閣議承認を経て陛下からの全権委任状を送る。」

 

「塩川さんは私と法整備の方に当たって欲しい。

臨時国会は28日から招集される事になったが、1月中に不良債権処理法案を提出し、医療費抑制策、有事法制の審議、特殊法人の統廃合も加速する。」

 

大泉は組閣当初、不良債権処理の処理については急進派の竹中平造経済財政政策担当大臣と慎重派の柳沢伯男金融担当大臣の折衷案で進めていくつもりであった。

しかし今年5回も開いた会合では余りにも両者(特に柳沢)の歩み寄りが見られなかった。そしてここにきて時間的余裕が無くなったことを鑑みて竹中案を採用し年明けにも法案提出する方針を固めたのだ。

 

「塩川さん、もし柳沢大臣がこの状況で首を縦に振らないのであれば、私は即時更迭するよ。」

 

「よう言った、大泉!

あいつの派閥がごたごた抜かすようやったら儂が押さえ込んだる。任せとき。

だいたい総裁選で大泉やのうて橋本を推した高知会の分派の分際で毎回閣議でガタガタ抜かしよってからに、あのアホンダラめが。」

 

頼もしい限りだと年の離れた30年来の朋友に感謝する大泉であった。




・この小説に登場する「自民党」とは「自由民主主義党」という架空の政党の略称であり実在する「自由民主党」とは一切関係ありません。

この小説に登場する「民主党」とは「民主主義党」という架空の政党の略称であり実在する「民主党」とは一切関係ありません。

この小説に登場する「社民党」とは「社会民主主義党」という架空の政党の略称であり実在する「社会民主党」とは一切関係ありません。

この小説に登場する「共産党」「日本共産党」とは「日本共産主義党」という架空の政党の略称であり実在する「日本共産党」とは一切関係ありません

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