感想が嬉しくて書いちゃった。
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私たちにちょっかいを掛けるつまらん野郎どもを退けた後は、二人きりで甘く濃密な時間を過ごした。言葉で知識を与えるのはそこそこに。
私と同じ高みへ、拳をもって彼を導く。
全身全霊、敬意をもって戦う。
彼はそれに応えてメキメキと成長していった。
そんな最高のタイミングで、
「いけるよな、ダーリン!」
「応!!」
─
とはいえ、
だからまずは黒閃をキメさせる。
「そして黒閃をキメられず悠二がどんな目に遭おうと、私は見殺しにする!」
「押忍!」
悠二が呪霊と少しの問答をし、すぐに仕掛けた。
水飛沫による撹乱や投石で隙を生み出した後に接近。そしてジャブ代わりの連続蹴りで油断を誘い、ガラ空きの胴体に一パツ──黒閃をぶち当てる。組み立てはなかなか悪くないだろう。
だが目が血走り、怒りに呑まれている。
···案の定、黒閃は不発に終わった。
「クソッ!」
次は呪霊のターンだ。
呪霊が“根”を操り悠二を襲うが、これは後ろへ飛んで躱した。
···私は戦闘に直接は加わらない。
死にかけになろうと見殺しにする。
だが、手を出さないとは言ってない。
構える悠二の前へ回り、左頬へ平手打ち。
パアン、と良い音が響き、彼の瞳が私へ焦点を合わせた。
「怒りは術師にとって重要な
「逆もまた然り。怒りで呪力を乱し、実力を発揮できずに負けることもある」
「
「だけどその怒り、悠二には
一通りの言葉を伝え、今度は右頬へ平手打ち。
見開かれた彼の目からは、一切の“雑念”が消えていた。
再びに戦線に立つ悠二。
刹那にも満たない間断を捉えるための、黒閃を放つための極度の集中。
唾液が垂れて川へ落ち、波紋を作る。
瞬間、駆け出し、呪霊の腹へ渾身の一撃を叩き込んだ。空間が歪み、呪力が黒く光る。
「成ったな」
蛹が孵り翼を広げた。黒き産声をあげた。
この短期間で悠二が『黒閃』に至ったことを私は心から誇らしく思う!!
─
その後は私が参戦したこともあり、私たちが優位に立った。
まあ相手も本気を出してきたのだろう、多彩な手札を披露してきた。
“木の根”“木の毬”“呪いの種子”“お花畑”。
加えて解き放たれた黒い左腕や不測の事態を考慮しても尚、私の脳は“勝利”を結論とした。
「ここからはマジで行くぞ。私の術式を解禁する!」
「前に使ってなかった?」
「···
「分かった!」
2人同時に駆け出し、拍手を3度。
私と悠二の位置も3度入れ替わる。
術式に慣れるための準備運動を終え、