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SCP財団
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「うっ…な、何っ…!?」
翌日、再度アビドスへ行くとそこには見知った顔がいた。
"おはようセリカ"
「な、何が「おはよう」よ!なれなれしくしないでくれる?私、まだ先生のこと認めてないから!まったく、朝っぱらからのんびりうろついちゃって。いいご身分だこと。というかなんでずっと白衣?似合ってると思ってるの?」
"ッ…!"
オイ…それは禁句だぞ…私のアイデンティティだぞ白衣は…!
”ハァ…セリカはこれから学校?”
「私が何をしようと、別に先生とは関係ないでしょ?朝っぱらからこんなところをうろちょろしてたら、ダメな大人の見本みたいに思われるわよ?じゃあね!せいぜいのんびりしてれば?私は忙しいの」
…さっきまで喫煙所探してタバコ吸ってたんだよ…
”あ、学校行くなら一緒にいかないか?”
「あのね、なんで私があんたと仲良く学校に行かなきゃならないわけ?それに悪いけど今日は自由登校日だから、学校に行かなくてもいいんだけど?ん?それなら、どこに行くのかって?…そんなの教えるわけないでしょ?じゃあね、バイバイ」
…まぁこうなるよねぇ…
あ、そういや弾丸の残りが怪しかったな…… .40S&W弾売ってるところあるかな…
「ひゃあっ!?な、なんでついてくるの!?」
”いや偶然だって…”
「あっち行ってよ!ストーカーじゃないのっ!!わかった!わかったってば!行先を教えればいいんでしょ?」
”だから誤解…ハァ…まぁいいや…”
弾丸買いに来ただけなのに…
「…バイトよ。あ、あんたみたいにのんびりしてられないのよ、こっちは。少しでも稼がなきゃ!もういいでしょ?ついてこないで!」
”あ…言っちゃった…”
……なぁんか心配だなぁ…
”
「いらっしゃいませ!柴関ラーメンです!何名様ですか?空いてるお席にご案内いたしますね!少々お待ちください!3番テーブル、替え玉追加です!」
「いらっしゃいませ!柴関ラーメンで…。わわっ!?」
「あの〜★5人なんですけど〜!」
「あ、あはは…セリカちゃん、お疲れ…」
「お疲れ」
「み、みんな…どうしてここを…!」
「うへ〜やっぱりここだと思った」
”お邪魔します”
「せっ、先生まで…やっぱりストーカー!?」
”いや、みんなにバイト先聞いたらなんか勝手に行く流れになってね…”
「いやーだってセリカちゃんのバイト先なんてここしかないじゃん?」
「やっぱりホシノ先輩かっ…!!ううっ…」
「アビドスの生徒さんか。セリカちゃん、おしゃべりはそれぐらいにして、注文受けてくれな」
「あ、うう…はい、大将。それでは、広い席にご案内します…こちらへどうぞ…」
あ、これ4人席か…あ、そこに空いてる椅子あるな。持ってこy…
「はい、先生はこちらへ!私の隣、空いてます!」
「…ん、私の隣も空いてる」
"…椅子取ってくるよ"
…無言の圧には慣れてる。
「セリカちゃん。バイトのユニフォーム、とってもカワイイです★」
「いやぁー、セリカちゃんってそっち系か。ユニフォームでバイト決めちゃうタイプ?」
「ち、ち、ち、違うって!関係ないし!こ、ここは行きつけのお店だったし…」
…なんか、懐かしいなぁ…あの時とかこんなだっけ…
『え?本部の人がここに?』
『うん。もう来てる』
『一体誰が…』
『えっと…』
『私だよ』
『…え、まさか…』
『そう!私の名前はジャック・ブライト!君もよく知ってるだろ?』
『おいジャック、先走るのはやめろ。あ〜、俺はベンジャミン・コンドラキ。よろしく』
『オイ。コニーも先走ってんじゃねぇか。あ、俺はアルト・クレフだ。よろしく』
『…死刑宣告ですか?』
『間違ってないね』
…なんとなくだけど、あの時のドタバタ感と似てる気がするな…
「先生!ご注文は!」
"?あぁ悪い悪い。そうだね…ネギラーメン頼むよ。あ、メンマトッピングで"
「…ところで、みんなお金は大丈夫なの?もしかして、またノノミ先輩に奢ってもらうつもり?」
「はい、私はそれでも大丈夫ですよ★このカードなら、限度額までまだ余裕ありますし」
「いやいや、またご馳走になるわけにはいかないよー。きっと先生が奢ってくれるはず」
"…は?"
「え?初耳だって?あはは、今聞いたからいいでしょ」
…逃げよう。
「そうはさせないよー」
"速っ!?"
「うへ~大人のカードがあるじゃん。これは出番だねー!」
"…あぁ、
…いつの間にか
"ま、私が払うよ"
「うへ〜やった〜」
…いやぁ…めちゃくちゃ美味しかったな、あのラーメン。
『いや〜やっぱUFOラーメンは格別だね!』
『やっぱ大仕事終えた後はここのネギラーメン食わないとやってられないですね』
『私はやっぱチャーシュメン大盛り餃子付きだな〜』
『…先輩って意外と健啖家ですよね…ここの大盛りめちゃくちゃ多くないですか?』
『え?そう?』
『それで太らないんですか?』
『え?鎮圧手伝ってたら痩せるよ?』
『そうだったこの人めちゃくちゃ動く職種の人だった…!』
『てか天戸君もしっかり食べなよ』
『これでもしっかり食べてますが?』
『まぁ、他のワーホリ達と比べりゃしっかりしてる方か』
『そういうこと考えるなら仕事押し付けないでくれますかぁ〜!?』
『ごめんって!』
…ホント、懐かしい…
「いやあー!ゴチでしたー、先生!」
「ご馳走様でした」
「うん。先生のお陰でお腹いっぱい」
「早く出てって!二度と来ないで!仕事の邪魔だから!」
"アハハ…ごめんね"
不意に首筋を撫でた風が、なんとなく不穏に感じた。
”はぁ!?セリカが誘拐されたぁ!?”
「うん…先生、どうにか出来ない?」
”…アロナ、いいかい?”
私は白衣の中に入れてあるシッテムの箱に話しかける。ここには元々バインダーを入れていた。
「なんですか?先生?」
”セリカの情報、どうにかして探せない?手段は問わないから”
「えぇ!?そんなこと言われても……う〜ん…先生の権限で連邦生徒会のセントラルネットワークを使えばいけますが…」
”よし、セントラルネットワークに繋いでくれ”
「え!?先生そんなこと出来るの!?」
「えぇ!?先生!そんなの始末書物ですよ!?」
”まぁ始末書の1枚や2枚書き慣れてるから大丈夫。じゃ、とっとと探そう。誘拐なんてさせてたまるか”
「先生!見つけました!」
”でかした!よし、みんなと合流しよう”
”って感じで、セリカの情報抜き出してきたよ”
「先生……」
「連絡が途絶える直前のセリカちゃんの端末の場所、ここだったよー」
「ここは…砂漠化が進んでいる市街地の端の方ですね?」
「住民もいないし、廃墟になったエリア…治安が維持できなくて、チンピラばかりが集まってる場所だね」
「このエリア、以前危険要素の分析をした際にカタカタヘルメット団の主力が集まっていると確認できた場所です。ということは…やはりカタカタヘルメット団の仕業…!!」
”じゃ、この辺が敵地ど真ん中って訳か…”
「学校を襲うくらいじゃ物足りなくて、人質を取って脅迫しようってことかな」
”大丈夫、そんなことはさせないよ”
「よっしゃー、そんじゃ行ってみよー!」
”よし!総員!攻撃準備!”
"アレか…"
「どうしましょうか。あのトラックを止めない限りセリカちゃんは救出できませんよ…?」
「ん、私に考えがある。トラックを爆破する」
「お〜ソレがいいと…」
"いや、今この近辺は敵地だ。それにもう敵の気配がする。だから派手にやると大変な事になる…だからさ"
「「「「「?」」」」」
"ここは私に任せてくれないかい?皆には周囲にいる敵の相手をしていてほしい。セリカは私が救出する"
「え!?先生大丈夫なんですか!?」
「そうですよ!私達だって難しいと思うのにどうやって…」
"策はある。だから大丈夫。任せて"
「…じゃ、ここは先生に任せよっか」
「ホシノ先輩!?」
「ここまで先生が言うなら大丈夫だよ」
「そうですね!アヤネちゃんも、先生を信じましょう!」
「…わかりました」
"じゃ、皆は周囲の敵に奇襲。アヤネは皆の援護を。私は単独で大丈夫"
「「「「はい!」」」」
…行ったか。じゃあ、
"■■■■ ■■■ ■■■■■"
"■■■■ ■■■ ■■■■■"
”じゃ、やろうか…!”
私は全速力でトラックを追う。トラックの砂煙に隠れて姿は見えないだろう。
”ほっ!!”
私は大ジャンプでトラックに飛び移る。なんとか荷台の扉の取手を掴むが…
”なるほど…南京錠か…”
扉にはチェーンと南京錠で雁字搦めになっていた…が、そんなものは関係ない。
”コイツの出番だな…”
先輩の形見…先輩の現実改変でのみ生み出せた金属…『
"オラァ!"
一撃で断ち切り、静かに扉を開ける。
「え!?先s…」
"シーッ"
大声を上げようとしていたセリカを落ち着かせる。ここでバレたらここからの計画が台無しだ。
"とりあえず無事でよかった。対策委員会の皆も来てる。皆には周囲の敵を相手してもらってるよ"
「そ、そう…」
"大丈夫、泣かないでセリカ。とりあえず、私はこのトラックを止めてくる。安心して。生きて戻るよ。この翡翠の目に賭けて"
「わ、わかったわ…」
"ま、とりあえずここの荷物漁るか。何か良いものないかな…お、バールじゃん。しかも沢山。ラッキー"
そうして大量のバールを手に取り
「!?先生!?なんでバールが全部入ったの!?」
"あコレ?前の職場から貰った凄い白衣なんだよ。荷物めちゃくちゃ入るお気に入り"
「そ、そう…」
"じゃ、行ってくるね"
そうして私は扉に
「え、えぇ…?先生どうやったのよ…ん?」
「
"さて…と…"
なんとか登って来れたな…動いてないせいか身体が重いんだよなぁ…とりあえず、作戦としては…
"自分の得意フィールドに…CQCに持ち込むか"
私も財団の研究職だ。しかも先輩は日本支部最強候補だし3イカれの相手をした経験もある…先輩と本部仕込みのCQCなら、キヴォトス人でも負ける気はしない。
"とりあえず…ほっ!"
ガシャァァァァァン!
「な、なんだ!?」
「急にフロントガラスが割れた!?」
上からバールでフロントガラスを叩き割る。焦って出てきたヘルメット団2名。それじゃあ…
"不良生徒には、教育指導だ"
まずはペツァディレーシュを抜き3発。この至近距離なら外す気はない。
「グハッ!?」
とりあえず脳天に不意打ち喰らわせた後…
"ハッ!!!"
「うぎゃっ!?」
バールを投擲。相手は気絶する。
「オイどうした!?」
すかさずもう一人が振り向いたタイミングで飛び降り…
「なっ!?誰だ貴様は!」
"通りすがりの生き残りだ"
バールで首筋を殴りその勢いで腹部に蹴りをぶち込んだ。
"両者気絶確認っと…銃はバラさせて貰うよ"
二人の銃をバラし、捨てる。
これにより完全鎮圧完了…そして
"帰りの足もゲットだ"
"皆お疲れ様。なんとかなったよ"
「よかった…セリカちゃんになにかあったのかと…」
「アヤネちゃん…」
「…ん、安心するのはまだ早い」
"…あ〜、やっぱ不味かったか…"
「ま〜敵地ど真ん中でトラック鹵獲は流石に無理あるよ先生。とりあえず、逃走する為には戦わないとね」
"じゃ、やろう。皆。総員!戦闘準備!"
"皆!今の隙に逃げるよ!あとトラック内に爆薬あったからそればら撒いといて!運転は私がする!"
「了解」
「わかりました☆」
「確かに爆薬はあったわね…先生、それにも気がついてたんだ…」
「うへ〜先生って凄いや…」
"褒めても何も出ないよ。ほら!後ろに乗った乗った!"
そうして私はアクセル全開で逃走した。
(…ホント、先生って凄いや…ん?)
(コレ…
(…拾っておこう…)
この世界線のオブジェクト等解説。
アルト・クレフ
ジャック・ブライト
ベンジャミン・コンドラキ
ご存知財団の問題児三人衆。天戸先生とは日本支部出張時に面識がある。先生に"最悪の数ヶ月"と思わせた奴ら。尚、現在は…
SCP-1910-JP‐UFOラーメン
オブジェクトクラス Euclid
宇宙人が経営するラーメン屋。殆どのミステリーサークルの元凶で、理由は材料集めである。財団並びに要注意団体に大人気の店であり、店内では停戦協定がある程。ペツァディレーシュの二人にとってもお気に入りの店であり、大仕事の後はいつもよっていた。
SCP-[空落天戸により削除済]
[空落天戸により削除済]
補遺"まだ語るべきではないさ。…そう、今はまだ…"(天戸先生)
ブライト博士の人事ファイル
原語版タイトル: Personnel Director Bright's Personnel File
訳者: Dr Devan
原語版作者: AdminBright
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/dr-bright-s-personnel-file
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/dr-bright-s-personnel-file
クレフ博士の人事ファイル
原語版タイトル: Dr Clef's Personnel File
訳者: Dr Devan
原語版作者: DrClef
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/drclef-member-page
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/drclef-member-page
コンドラキ博士の人事ファイル
原語版タイトル: Dr Kondraki's Personnel File
訳者: (user deleted)
原語版作者: Dr Kondraki
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/dr-kondraki-s-personnel-file
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/dr-kondraki-s-personnel-file
SCP-1910-JP - UFOラーメン
作者: Zenigata
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-1910-jp