_ある日のこんこん亭_
今日も小夜と佳夜はこんこん亭へ来ていた。
「マリー起こしてくる。」
「あぁ、わかった。」
_マリーの部屋_
いつものようにノックをして中へ。
マリーはまだ、すやすやと寝息を立てている。
「マリー。そろそろ起きろ。」
「ううん,,,あと五f,,,」
「駄目だ。」
,,,モゾモゾ,,,,,,
「二度寝するな。」
,,,モゾモゾ,,,むくっ,,,
「おはよう。佳夜,,,ふゎぁ,,,。」
「あぁ、おはよう。」
ベットから出てぐっと伸びをするマリー。
それを見て、部屋を出ていく佳夜。
暫くして、着替えを終えたマリーが降りてきた。
今日は、黒いシャツにフレンチブルーの半袖ワンピースを重ね着している。
髪の毛はワンピースと同じ色のシュシュでツインテールにしている。
「おはよう、マリー。」
「おはよう。」
「コーヒー?」
「あぁ。ミルク多めで。」
「はいはい。」
マリーが席につくとノアがちょこちょことよってくる。
そっと抱き上げて頭を撫でてやるマリー。
「よしよし。お疲れさま。」
「そう言えば、ここ二日ノアが見当たらないと思ったら,,,どこいってたんだ?」
「妹の情報を集めて貰ってたんだ。」
華梨からコーヒーを受け取りながらいう。
「妹がどこにいるかはもう判っているんだが,,,何せ別れたのは妹が生まれてから1年くらいしか経ってなかったからな。妹は、私のことは覚えてないだろうし、中々覚悟が決まらなくて,,,。それに、妹は捨てられたと思っているみたいだし,,,。」
「何があったんだよ,,,。」
「昔,,,三百年くらい前か、私と妹以外の家族が,,,バンパイアハンターに殺られた。その時、母さんがとっさに展開した転移魔法で私達は離ればなれになったんだ。そのあと,,,飛ばされた先で行き倒れていたのを華梨の姉さんに助けてもらって、今に至る訳だ。」
そこまで言うとコーヒーを一口飲んで、はぁ。と重いため息をつく。
「手紙とか書いてみるのはどうだ?」
「あぁ、そうしようとしたんだが,,,何を書いたらいいのか,,,中々まとまらなくて。」
「いきなり事実を書いたって,,,信じられないだろうしね。なにかいいやり方はないかねぇ?」
「僕は、よく親に手紙を書くけど,,,内容が,,,噎せられないからな。」
「できたら事実は、直接伝えたいんだ。」
「妹っどこいるんだっけ?」
「幻想郷で,,,確か従者として働いてる。」
「それなら、その主人に当たるやつに手紙を出せば良くないか?一度会って話したいって。」
「そうだな。マリーは畏まった文章は得意なはずだし。」
「,,,それなら何とかなるか,,,。」
そうして、それからマリーは、一生懸命に手紙を書いた。
手紙を書き終わるころには一週間が経っていた。
「やっと,,,書き終わった。」
「あとは、私にお任せください。すぐに届けて参ります。」
「ああま、頼む。」
ノアは、マリーから手紙を預かると、急いで幻想郷へ向かった。
はい。ここまで読んでいただいてありがとうございます。
勘の言い方で狂気録を読んでくださってる方ならマリーの妹が誰だか判ったかめしれないですね。
良ければ感想をください。。