誰と組ませるか非常に悩みます
個性届書き直しから翌日です!
ヒーロー科とはいえ学生、午前中は普通の教科で午後からはヒーロー基礎学が始まるんですが、現在昼休み、教室の男子がなにか話してます
ちなみに私は教室でご飯食べてます、『空想』達が作ってくれた栄養満点お弁当があるので!変に騒がしい場所よりここがいい
「なんかさぁ、授業やってくれんのがヒーローってのでワクワクしたけど、普通すぎるような気がするんだよ、どう思う、心ちゃん?」
「まぁ確かに、プレゼントマイクの英語の授業はテンションの落差が凄かったね」
私は前に座って話しかけてくる上鳴君に相槌を打ちながらご飯を運ぶ
男子の名前は今日の朝覚えました!勿論例の生徒も!
「だよなぁ、ヒーロー科って言っても普通の授業は中学と変わんないかぁ」
「必修科目だし、変にヒーローのテンションのままやられても、授業内容が入らない可能性があるから、今日ぐらいのテンションでいいんじゃない?」モグモグ
「確かにそうかも!」
いつの間に隣に来てたの葉隠ちゃん、梅雨ちゃんも隣りにいるし
「ところで心ちゃん、あなたのお弁当誰が作ったの?」
「この子達だよ」
私は『空想』を指差す
「えー!この触手ってそういうことに使えるの!?」
「使えるっていうか、意思はあるから勝手に動いて作ってくれるんだよ、何なら朝起こしてくれるのもこの子達だし、着替えも手伝ってくれるし」
「触手に着替えを手伝ってもらう・・・エロい」
スパァン!
例の生徒こと、峰田君が変なこと口走ったから梅雨ちゃんの舌が炸裂した
「懲りないねぇ峰田君、叩かれまくって身長もっと縮むんじゃない?」ゴクゴク
「へ、男子高校生の性欲舐めんなよ心ちゃん、どんな障害があろうと己の性欲に忠実、それがオイラだ!」
ギュルン
あ、『破滅』が我慢できなかったのか峰田君縛り上げた
「うわっ、何だ急にこいつ!?心ちゃんおろしてくれよぉ!」
「あ、そうそう峰田君、今君を縛ってるのは『破滅』だから、激しく動かないほうがいいよ?『破滅』いわく、『なにかの拍子に破滅の波動が漏れるかもしれないから』だって」
「・・・」
「嘘だろ?性欲モンスター峰田が一瞬で大人しくなった!?」
「ケロッ、命と性欲を天秤にかけた結果、命の方が勝ったみたいね」
「なんか、自我があるって聞くと常闇君のダークシャドウみたいだね!」
「感覚的には近いと思うよ?言葉を発せないから脳内に語りかけてくるっていう違いがあるけど」
大人しくなっちゃった峰田君をよそに、上鳴君、葉隠ちゃん、梅雨ちゃんと昼休みのお話を楽しめた、峰田君がどうなったかって?昼休みの終了5分前に解いたら『破滅』を蹴って私の無い胸に飛び込んできたから『破滅』と『理壊』以外の子が袋叩きにしたよ
昼休みが終わって次の授業が始まるまでの数分間、教室はざわざわしてるけど皆席についてる、相澤先生の目でやられたかな?
ガラッ!
急に前の扉が開いたんだけど
「わ〜た〜し〜が〜普通にドアから来た!」
わぁオールマイト!ほんとに教師やってるんだ
皆は驚いたり、感激したり、画風が違うって呟いたりしてる、うん確かになんか画風が違う
なんか緑谷君があれはシルバーなんちゃらのコスチュームって言ってる
そんなざわざわした教室の空気に押されずに、オールマイトが話し始める
「早速だが今日の基礎学はこれ!戦闘訓練だ!」
オールマイトの言葉にまた教室が湧き上がる
そりゃあ戦闘で使ってみたいよね自分の個性、今の自分がどのくらいの位置にいるのか知りたいだろうし
おまけに今回はコスチュームを着てやるみたい
オールマイトいわく『形から入るのも大事だぞ少年少女!』らしい
とりあえずさっさと着替えてグラウンドに集合ね、さあ行こー!
「自分のコスチューム、どうなってるか楽しみやね心ちゃ、いない!?」
「心少女なら、配られたコスチュームが入ったケースを持ってすぐに更衣室に向かったぞ!やる気十分じゃないか!」
驚愕した麗日は、オールマイトの言葉を聞いてすぐに更衣室に向かった
「ここに腕を通して、それから背中の穴を合わせて・・・出てみて皆」
ズルンッ
うん、引っ掛かりなしにキレイに出てこれた
コスチュームが私の要望通りに作られてて安心安心
「もー早いよ心ちゃ、ピッチピチやん!?」
「なーにどしたの麗日、更衣室に入るなり大声で、ピッチピチだ!?」
更衣室に入って私を見るなり同じ感想を出したお茶子ちゃんと芦戸ちゃん、そんなびっくりすることかな?
今の私は、背中に6つの穴が空いた、耐火、防刃、耐熱の要素を兼ね備えた私の体ぴったりの白い全身タイツ、両手首に付けた、『再生』の粘液を溜め込むピンク色のリング、『破滅』の力を調整できる青いブーツを装着した姿をしてる
ちなみに私はぺったんこです、またはまな板、または絶壁
なんです?女子なのに胸の大きさを気にしないのかって?
いいですか、この世の中大抵のことは抗えばなんとかなりますが、抗ったって無理なことがあるんです
「ですが、面積が少ない分、戦闘や移動ではこの胸が非常に合理的です、大きいと非合理的です」
「なんか私ディスられた!?」
おっと思わず芦戸ちゃんを見ながら言っちゃった
とりあえず私は着替えて準備できたから
「先に行っとくね〜」
声をかけて行っておこう
・・・さて、とても気まずい状況になってます
グラウンドの前に私は一番最初に来たんです、そこには勿論オールマイトがいるわけで
流石にヒーローを知らない私でもオールマイトの活躍は知ってるしファンでもある
なんなら背中の子達全員がそう
だから他に生徒がいない状況で来るまで暇だから雑談しようってオールマイトが提案してくれたんです
雑談は楽しかったですよ勿論、ヒーローとしての苦労とか、楽しみとか、そういう事を聞けてとても有意義でした・・・オールマイトが急に血反吐を吐くまでは
「ゴホッ、ゴホッ!」
「あ〜、えっと、言わないほうがいいことですよねこれ?」
「ああ、そうしてくれると助かる心少女、平和の象徴が血反吐を吐くなんて知られてはならないからね!」
口元を拭ってオールマイトが私に言う
ぱっと見た感じだと外傷は見えない、そもそもコスチュームで体の大部分が見れないんだけど、気になっちゃったら止められない
「『解析』オールマイト」
「ん?心少女、なぜ私を呼んだのかな?」
「うわぁ」
「急に引かれた!?」
体に小さい傷が付いてるのは歴戦の証拠、そこは気にならない、私の目に映った情報は
「オールマイト、もしかして内蔵がいくつか消し飛んだり死んだりしてます?」
「っ!?な、なんのことかな?見ての通り私は健康体だぞ?」
目線をそらしながらでも、色々なポーズをとるオールマイト
どうやら、結構ヤバ気な話題に首を突っ込んでしまったかもしれません、というか嘘付けないんですかオールマイト
でも、こんな怪我、というか致命傷を負ってるって分かったらほっとけ無い
「オールマイト先生、貴方が怪我をしてるって知ってるの、誰がいますか?」
「し、心少女、だから私は健康体だと」
「誤魔化せませんよ『解析』は、私の個性を把握してるなら、誤魔化しが無意味だと分かるでしょう?」
「ぬ、ぐぅ」
「教えて下さいオールマイト、さっさと吐かないと『空想』で作った自白剤飲ませます」
「急に強引になるじゃないか心少女!?・・・仕方ない、放課後、保健室に来るんだ、そこで教えよう・・・さあ!そろそろコスチュームに着替え終わって来るはずだ、心少女も気持ちを切り替えて、普段通りに接しなさい」
「・・・はーい、それじゃあオールマイト、今回の戦闘訓練って」
「んんん〜切り替えが恐ろしく早いな!いいことだ!」
空気を切り替えてオールマイトと話してたらどんどん着替えた皆が集まってきた
個性を活かすためにコスチュームに機能を仕組んでたり、見た目に全振りだったりと皆の特徴が出てて面白かった!
「これから君たちにはヒーロー側とヴィラン側に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう!」
なんでも基礎を知るためにやるんだって、うわぁ、皆が一気に質問してる、後、青山君、それは質問じゃない
「んん〜聖徳太子ぃ!」
あ、カンペ見始めた
どうやら設定的にはヴィランが核兵器を持って建物に閉じこもったらしい、ヒーローはその核兵器を回収するために呼び出された、ヒーロー側の勝利条件はヴィランの全確保か核兵器の確保、ヴィランの勝利条件は制限時間まで核兵器を守るか、ヒーローを全確保するかだって
・・・うん設定が大分アメリカンコミックよりになってるけど訓練だから気にしないでおこう
くじでペアを決めるみたいだけど21人だから一人余る
「そういうわけだから、一本だけ何も書いてないくじが入ってるぞ!」
それを引いたら、一対二で戦う羽目になるらしい
なんだろ、こういう貧乏くじって大体引いてきたんだよね、多分今回も
「よいしょ!・・・一人かぁ」
くじを引いた私の手には何も書かれてないくじが握られてた
「どうやら心少女がアタリを引いたようだね!早速だけどどっち側でどのチームと戦うか決めてくれ!」
ふむぅ、正直一人って時点で大分きついハンデだよね?『空想』と『破滅』もそう思うでしょ?
でも、不安が浮かぶ一方で、楽しみになってる私がいる
やるなら圧倒的な強さ持った人が相手がいいなぁ、うちのクラスで広範囲攻撃出来るような個性は、轟君、上鳴君、頑張れば爆豪君で今の使い方だと一回きりの緑谷君
索敵が出来そうなのは、障子君、耳郎ちゃん
・・・よし
「それじゃあ私がヴィラン側で、障子君と轟君のペアに挑みたいです!」
「そうか、よろしく頼む」
「早速か」
ふっふっふ、普通に装ってるけど二人が驚いてるの分かるよ視線で!
いいよいいよその視線、この子達も喜んでる
「それじゃあ心少女、先に建物内で準備していてくれ!合図はインカムにするから、ちゃんと聞いておくんだぞ!」
「分かってまーす!」
オールマイトにそう答えて、私は建物の中に入った
「さて、どんな構造してるかわからないし、『解析』この建物」
ほうほう、なるほど?屋上含めて5階あって、それぞれの階中央に広い部屋がある、多分そこに核兵器の模型を置けばいいんだね
『ヴィランチーム、後5分で始めるからしっかりと準備しておくんだよ!』
「むぅ、短い」
二人の個性を直接見たわけじゃないから、範囲も予想しか出来ない
・・・まあ、負ける気は無いけど
ーーーヒーローチームーーー
『お互い準備は出来たかな?それじゃあ、スタート!』
オールマイトの声に合わせて、ブザーが鳴り響く
「まずは俺が索敵する」
障子の腕から伸びた触手の先が耳になり、壁に当てる
10秒ほど経つと耳から口が生える
「三階から足音がする、そこにいると思う」
「分かった、ちょっと離れてろ、速攻で終わらせる」
轟はある程度建物の中に入り、右半身から冷気を放出させる
すると一瞬で建物が半分まで凍りついた
「これで三階まで凍ったはずだ、なにか動いてる音はするか?」
「・・・いや、何も聞こえない、おそらく身動きが取れなくなったんだろう」
「そうか、だがアイツの個性はわかんねぇことが多い、何か異変があったらすぐ言ってくれ」
「ああ」
二人は凍った建物を登っていく
その最中障子は耳を伸ばして周囲を索敵していたが、奇妙な音は聞こえなかった
そして二人が三階に上がると
「ひ、ひどいよ〜急に寒気がしたと思ったら凍っちゃって、不意打ちだー!」
足を凍らせて動けない心とその奥に核兵器の模型が置いてあった
「わりぃな心、訓練でも負ける気はねぇ」
「念の為、確保させてもらう」
障子が心に近づき、腕に捕獲テープを巻き付けた
「・・・おかしいな、確保したはずだが、終了の放送が聞こえない」
「ふっふっふ」
捕獲テープを巻きつけられた心が笑い出す
「なんだ心、何がおかしい?」
「引っかかったね!」ボフンッ!
プシュー!
「な!?」
心の体と核兵器の模型から煙が吹き出し、障子と轟の視界を白く染める
「くっ、轟!どこだ!」
「こっちだ、守りを固める!」
パキパキパキッ
轟の声がした方に障子が向かい、氷で壁が作られる
「多分今のは『空想』で作った囮だろう」
「あそこまで本人にそっくりだと、見抜けないな」
「そうだねー、私もちょっと迷う」
「「!?」」
二人の間から心の声がする
「てめ!」
「ちょっと待ちなよ轟君、今私を凍らしたら、障子君を巻き込むよ?」
「くっ!」
「心、どうやってこの中に入ってきた」
「簡単、壁を作る瞬間に飛び込んだ、それだけだよ」シュルル
触手が伸び、障子と轟を持ち上げた
ーーーモニタールームーーー
「な、何が起きたんだ?」
切島が煙で見えない画面を見て呟く
「恐らく、心君が作った偽物の模型に細工がしてあったんだろう、あれから煙幕が発生していた」
「てかこれ最初の試合からやってることハイレベルじゃねぇか!?屋上に本物置いて、二人が建物に入るまで屋上で待機して二人が入った入口から攻めるってよ!?」
「心ちゃん、部屋が煙で充満するまで階段で待機してたわね」
「心さんの触手には『解析』という探知系の能力が使える触手があると言ってましたので、視界が悪くても相手の場所を把握できるんでしょう」
観戦している生徒が話していると、突然モニターに映っていた煙が吹き飛んだ
「煙が晴れた、これで何が起きたか分かるはず」
緑谷がそう呟く
煙が晴れた後には、轟と障子を触手で持ち上げ、捕獲テープを二人に付けている心が映った
「ヒーローチーム全員確保!ヴィランチームWIN!」
心の勝利を告げるオールマイトの声が、響き渡った
ーーー心視点ーーー
勝ったー!ブイ!
いやーびっくりしちゃった!まさか一気に三階まで凍らせるなんて予想してなかったよ!
ちゃんと核兵器に届かないように調整もしてたし、個性をよっぽど鍛えたんだなぁ
ん?結局私が準備で何したのかって?私自身のコピーを出したのと、核兵器の模型のコピーを出して、3階と4階に設置しただけだよ、本物は私と一緒に屋上においてあったよ!
三階のコピーは煙幕、四階の今回使わなかったコピーには突風を入れておいたよ!
正直煙幕の中で氷の壁に入られそうになったのには焦ったよ、別に壊せるし、視界は『解析』で事足りるから籠もられるのを焦ったんじゃなくて、自分の位置がばれるのが嫌だったんだよね!
「さぁ講評の時間だ!まあ、今回のMVPは心少女で決まりだがな、理由が分かる人ー!」
「はい、オールマイト先生」
百ちゃんが挙手して答え始める
百ちゃんが言うには私の動きはヒーロー側を混乱させて足止めするのに十分な動きをしていたかららしい、まあ、目の前で人が煙になって部屋が包まれたらそりゃ混乱するよね
索敵して場所を把握した障子君と的確に凍らして行動を制限した轟君も良い線は行ってたらしい、正直私は自分ができる動きをしただけだからなー
なんかオールマイトが固まってる
「そ、その通りだよ八百万少女、三人とも今回はよく頑張った、おっと、轟少年と障子少年はもう一回あるから、体を休めてね」
私達に対する評価は一応終わったみたい、次は緑谷君お茶子ちゃんチームと爆豪君と飯田君チームか
「ねえ緑谷君」
「え?なに?心さん」
「無理せずに、頑張ってね」
この後訓練は順調に進んだ、緑谷君はまたフルパワーでぶん殴って保健室に行ったけど、それ以外は特に大きな事故もなく、初めてのヒーロー基礎学は終わった
オールマイトが最後に総評をして、出ていく瞬間に私の方をチラリと見た
コスチュームから着替えたら保健室行かないとなー
・・・なんか私先生に呼び出される数多くない?
今更ですが、主人公の胸とか性格とかです
性格 無邪気な子供のようだがそれはガワである、本来はちょくちょく出る冷静な方
胸のサイズ A
胸のサイズは小学生の時から殆ど変わっていない、A組一の貧乳
何でも無いように振る舞うが、胸に関して言われたら
「動き回る上だとこれが最適です、つまり非常に合理的なんです」
と言う
ちなみに本来胸に行くはずだった栄養は背中の触手の成長に当てられました
触手の中で誰が一番好き?
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空想
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解析
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強化
-
破滅
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再生
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理壊