飯田君と激闘を繰り広げた私だよ!
顎がヒリヒリするね!『再生』に治してもらったけどね!
試合は順調に進んで、常闇君が速攻で百ちゃん倒して、爆豪君が切島君をぶっ飛ばしたよ!
次はとうとう轟君、ドキドキだよね!
・・・で、なーんでこうなるかな
「おぉいたいた」
「・・・何故にこんなところにNo.2がいるのかなエンデヴァー?」
「いや、君の個性の扱い方が見事でね、次は俺の息子と戦うことになるだろう」
「まあ、そうですね?それで?」
「君の個性は強力だ、焦凍がそれを打ち破れるとは思えなかったが、先程の緑谷くんとの試合で炎も使うようになった」
「はい・・・もしかして、私に焦凍君が超えるべき壁になれと?」
「話が早いな、その通りだ、二つの力を使えば、君という高い壁を乗り越えて、新しい境地に焦凍は辿り着けるだろう!」
「随分と焦凍君の事を気にかけてるようで」
・・・もしかして、愛情表現がくっそ不器用なだけかなこの人?
話してみた感じ、感じてたのは子供を思う想い
なんでトップヒーローは何かしらがくっそ下手な人が集まるのかな?
轟君がエンデヴァー嫌ってるのはまあ、過去のやらかしがあるから当然だけど
今からでも真正面からエンデヴァーが向き合えばいいのに
ん?なんで知ってるのかって?『解析』のおかげでうっすら分かっただけだよ!
「確かに焦凍君は緑谷君との試合で強くなりました、ただ、私は全力で相手をしますよ、その上で焦凍君が負けたとしても、文句はなしです」
「勿論その節度はわきまえているが、俺の前で勝利宣言とはな、気に入った」
「気に入っていただけたなら何よりで、では準備があるので」
(空)・・・心って礼儀正しく出来たんですね
失礼な!私はちゃんと態度はわきまえるんだよ!
『さぁ準決!サクサク行くぜ!』
「やあ轟君、調子はどう?」
「さぁな、だが」
左手にぎにぎしてる
「悪くはねぇ、緑谷が色々ぶっ壊してくれたからな」
「それは良かった!でも、スッキリってわけじゃあなさそうだ」
「ああ、吹っ切れはしたが、それだけだ、緑谷と戦ってから、何が正しいのかわかんねぇ」
「ふーん?じゃあ、全力でかかってきたなよ」
「は?」
「そういうふうに色々こんがらがって訳解んなくなったら、全力出してスッキリしなよ!私は」
ズォォォ
心の背中から6つの触手が威圧を放っている
「その全力を受け止められる」
「っ!まじで、おかしいだろ、敵だってのに全力出せって、自分の勝利を遠ざけて!」
「そう見える?残念、勝利は諦めてないよ、その上で受け止めるんだからさ!」
「後悔すんじゃねぇぞ!心!」
「後悔するようならこんなこと言っちゃいないよ!」
轟君の両方から炎と氷が発生してる
さぁ、ぶつけてきなよ!ぶつけて悩んでること、全部ぶっ飛ばせ!
『用意ができたみたいだな!そんじゃ準決勝!スタート!』
合図と同時に轟の足から瀬呂を凍りつかせたのと同等の氷が発生し、心を押しつぶす
『初っ端から飛ばしてんな!』
「『強化』筋力50倍!こんなので私を止められるなんて思ってないよね!」
「当たり前だ!」
初っ端からいいね!まだ氷で攻撃してくるみたいだけど、そんなのこの力の前じゃ
「無意味!」
「チィッ!」ボォッ!
「わっ!?」
炎で私の動きを止めるか、で
『な~んと轟、心の目を眩ませた隙に氷で迷路を作っちまった!これじゃあどこから攻撃されるかわかんねー!』
闇雲に壊したとこで轟君はそれに反応して避けるだけ
なら
「『解析』!範囲ステージ!」
これで『強化』は解けるけど、轟君を追いかけるには、これが最適!
『おぉーっと心!何のためらいもなく迷路を進んでいく!あいつにゃ確信できるなにかがあるのか!?』
動いた!迎撃のために、その角から
パキパキッ!
氷が伸びてくる!でもね轟君、私は『強化』するから強いんじゃない
「はぁ!」バキッ!
「お前!何の強化もなしに!」
元々の鍛えた力に強化を加えるから、強いんだよ!
「捕まえ」
ボォッ!
「あっつ!」
くっそー、炎を出したと同時に距離を取られた!
元々轟君は個性の扱い方が上手い・・・私もPlus ultraしないとかな?
「やっぱ、強いね轟君、吹っ切れてからなおさら!」
「俺の全力引き出したのはお前だ!はぁ、正直、なれねぇ炎の扱いで体力がねぇ」
「ふっふーん、なら安心しなよ、私も今から慣れないことする!全力を、ぶつけてこい!」
「言われなくても!」
「『強化』身体能力50倍!『破滅』出力両腕、30%!」
ぐぉぉ体にガクンと来た!
でも、纏えるし、強化も切れてない!
「これが私のPlus ultra!」
「スッキリしたぜ、心、ありがとな」
私の眼前に、特大の炎と氷が迫る
いいね、十分に成長したと思うよ、炎をそれだけの出力で迷いなく出せるなら!
「
心の両腕から放たれた波動が風に乗り、炎と氷を消滅させる
『なんと心の奴!あの炎と氷を消滅させやがった!まじどーなってんだよ!?』
「はあ、はあ」
「はぁ、どう?スッキリ悩みはぶっ飛んだ?」
「ああ、すっかりな、降参だ」
私にそう言った轟君の顔は、初めて見た笑顔だった
『轟くん降参!決勝進出は心さん!』
いやー疲れたね!轟君はなれない炎を最大出力したから念の為保健所に行ったよ!
ちなみにだけど私はもう控室にいるよ、なんでって?どうせすぐ決まるから
『常闇くん降参!決勝進出爆豪くん!』
ほら
(空)それで、彼の対策はどうする気ですか
爆豪くん相手に対策?あるわけ無いよ、何しても超反射神経で反応されるんだから
(強)んじゃあどうすんだ?あいつあんな言動だけど戦況とか相手の癖とかよく見抜くよな
そう、どんな作戦立てて裏を書こうとしても、お茶子ちゃんみたいに直ぐに反応される、だからノープラン
『さぁ!決勝の準備が整ったぜ!選手の二人はステージに上がれぇ!』
「よしっ、行くか!」
「やっほ、爆豪くん」
「触手女」
「おや?返してくれるなんて珍しい」
「テメェの個性は強ぇ、発動さえすれば誰でも倒せるぐらいに」
「褒めてくれるね、それとも現実を見てるのかな」
「後者だクソが、だが弱点はある、そこをついてテメェに完膚なきまでに勝ってやるよ!」
いい目だ、それこそ目の前の壁を越えようとする
「全力で俺を殺す気で来やがれ、そのうえで俺がテメェを超える!」
「元からそのつもりだよ、負けてうだうだ言わないでよ!」
『両者準備はいいな?それじゃあ行くぜ、1年の部決勝戦!スタート!』
「『強化』」
「させねぇぞ!」
発動する前に、攻撃してくるか!
BOOOM!
「あっついねぇ、爆豪君!」ブンッ!
「チィッ!」BOM!
爆発の中無理矢理右ストレート突っ込んだら距離取った
「受けてくれないんだ」
「敵の攻撃わざわざ受ける必要があるかよ!」
「だったら当たるまでやるだけだよ!」
一気に踏み込んで、爆豪君の目の前に行く
「わかりやすいんだよ触手女!」BOOM!
見えた!突き出した右腕を、屈んで避ける!
「!?」
「誘ったっての、わかんないかな!」ドッ!
やっと一回ヒット、能力使う暇ないな
「やっぱ、反応速度が凄いね、追いつくのがやっとだよ」
「嘘つけ、テメェまだ余裕あんだろが」
(さっきの一撃で、骨にヒビ入りやがった、何つー馬鹿力してんだクソが!)
爆豪は腕の確認をしながらも心から視線を逸らさない
「来ないなら、私から行くよ!」トンッ!
心が軽く地面を蹴り、凄まじい速度で近づく
「へ、おらぁ!」『
カッ!
爆破で閃光が発生し、心の両目を焼く
「うぉあ!?目が焼ける!?何も見えない!」
その隙に爆豪は爆速ターボで空中に飛翔する
「これで死に晒せ触手女ぁ!」BOBOBOBO
爆豪が爆破で回転し、心に衝突する
「ぎゃ!?」
爆豪の回転は加速していく
「うぉらあああ!『
BOOOOOOOM!!!
「心ちゃん、大丈夫やろか」
「分からない、かっちゃんがあんな火力の大技を使うなんて」
観客席では緑谷達が心を心配する声が上がっていた
「!皆見て!心ちゃんが出てきたよ!」
葉隠の声で全員が爆煙で覆われたステージに注目する
「正直驚いた、ここまで怪我するなんて久しぶりだよ」
爆煙から出てきた心は、両腕が焼けており、全身に血が滲んでいた
「はぁ、まだ動けんのかよ、クソがぁ」
「無茶は慣れてるからね、今度こそ行くよ」
心が飛び、爆豪の懐に入り込む
「『
心の拳に触手が纏わりつき、巨大化した拳が爆豪の腹を撃ち抜く
「く、そ、がぁぁ・・・」
倒れた、起きる気配はない
『爆豪くん戦闘不能!よって勝者心さん!』
『以上ですべての競技が終了だ!今年度雄英体育祭1年優勝者はぁ!ヒーロー科A組!心子触!』
プレゼントマイクの放送が流れる、それを聞いた私は!
「いえーい!ブイ!!!」
中央でVサインをした!
触手の中で誰が一番好き?
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空想
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解析
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強化
-
破滅
-
再生
-
理壊