ねえ、完全に見た目があれだよね私!?   作:たられいら

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職場体験終わり! なんか記憶ないけど

ヒーロー殺しを無力化したらしい私だよ!

なんで疑問形なのかって?『理壊』がやってたからね!

『理壊』が無理矢理私の体を奪うと私含め、皆の記憶におぼろげにしか残んないからね!

 

それで今、職場体験の最終日、何でかお父さ、ブラックハングの事務所で待機させられてます!

ブラックハングとホワイトヴェールも一緒だよ!

 

「今日はパトロールいかないの?」

「行きたいのは山々だが、そうもいかないんだよなぁ」

「脳無の捕縛、あれどこから撮ってたのか知らないけど私とブラックハングがやったって世間に知られたのよ」

「昨日はまだニュースに挙げられてなかったから普通にやってたが、夜にニュースに出たからな、俺等が下手に路地裏で活動してるってなったら、メディアじゃなくても一般人が飛び込んでくる可能性がある」

「今まで殆ど知られてなかったのに、ニュースに取り上げられた途端『白と黒のコンビいい』だの、『まさしく聖女と黒神』だの、ネットの書き込みでトレンドに乗るなんて思わなかったわ」

「個性すら知られてないから、個性議論でも注目された、ほんと困るぜ」

 

二人共メディア露出をホント嫌ってるからねぇ

(空)確か、わざわざファンサするのが面倒くさいでしたっけ

(破)それもあるけど、一番はファンを作って悲しませたくないだったはずだよ

 

「メディアの注目で言ったら、エブリシングフィーラ、お前も中々の注目度だ」

「あれ、そうなの?」

「ヒーロー殺しを一人で無力化したのよ?ニュースで大々的に取り上げられるに決まってるでしょう、というか、昨日一緒に見たじゃない」

 

そういえば、学生でありながらヒーロー殺しを止めた少女って取り上げられてたっけ、私の個性も確か体育祭の時からずっと議論されてたはず

 

「そー言うわけで今日のパトロールは無い、事務仕事とか書類について説明する」

「途中で来訪があったら、誰か確認して、メディア関係じゃなければ出るわ」

「はーい!」

「事務仕事は捕まえたヴィランの詳細とか捕まえた状況の報告書を書いたり、周囲の被害に対しての損害賠償とかを払う書類とかだな」

「それに加えて、前々から話してたけど、公安からの書類もある、公安からの書類には普通の仕事と、秘密裏のヴィラン捜査、ヴィランに手を貸しているまたは繋がっているヒーローを殺す仕事があるわ、トガちゃんが今やってるのはヴィラン捜査ね、トガちゃんの個性があったら色んな組織に入りたい放題だもの」

「もしかして、ここって普通のヒーロー事務所より忙しい?」

「そうだな・・・忙しい方だな、トガちゃんがいないから仕事の量を減らしてるが、トガちゃんがいる時は事務仕事を大体任せて、調査とかに徹してる」

「私達の個性も公安からしてみたら便利すぎるのよねぇ、発動条件が白を視界に収めれば形でも何でも操れる私と、黒を掴めば網にも鎖にも何でも出来るブラックハングの個性」

「条件が緩いのに強力な個性って認識だからね」

 

(空)まああそこまで自在に操るとなると相当鍛えたんでしょうが

 

「さて無駄話はこれぐらいで、事務仕事を見てもらう」

「私達の書き方とかを見て、覚えてね、ヒーローとして活動すると絶対に必要になるから」

「はい!」

 

私がそう応えたら、ホワイトヴェールが棚から紙を取出して、ブラックハングがそれに色々と書き始めた

 

「ヴィランの詳細って、どんな事を書くの?」

「元から指名手配されるようなネームドは、そいつの本名と個性、その個性の能力を書く、ネームドじゃない奴は本人から色々と聞き出して名前と個性を書く」

「後は捕まえた状況ね、現時点で個性が使えるのか、逃げ出す可能性があるかとか、色々とね」

「ふむふむ、なるほどぉ」

 

コンコン

 

「ん?来客か、エブリシングフィーラ、見てきてくれ」

「はーい」

 

誰かな?一般人だったらいいよね、明らかにネット拡散とか狙ってる人じゃなければ

(再)ヒーローでも大丈夫だと思うよ、下手に言いふらすような人はいないだろうし

(解)それじゃあ確認してみよー!

 

「『解析』直線1メートル透視」

 

んー?緑谷君と、エンデヴァーと一緒にいた小さい老人のヒーロー?

(空)何の用でしょうか

 

「誰が来てる?」

「同級生と、多分その職場体験先のヒーローが来てる」

「入れていいわよ」

 

許可出たからはいガチャー

 

「やっほー緑谷君と名前のわからないヒーローさん」

「ああ、初めましてだな、心 子触」

 

(強)けっこー強そうな感じがするぜこの爺さん

 

「何のようでブラックハング事務所に?」

「オールマイトから誰が緑谷を鍛えたのか聞いたからな、鍛えた本人に会いに来たわけだ」

「なるほど・・・その前に名前を伺っても?」

「グラントリノだ」

 

グラントリノ、うん聞いたこと無いね!オールマイトから話を聞いたっていうぐらいなら関係があるのかな

 

「緑谷君、グラントリノってオールマイトとなにか関係があるの?」

「えっと、グラントリノはネットでも碌に情報が無いんだけど、一年間だけ雄英で教師をして、オールマイトを鍛えたんだって」

「なるほど・・・」

 

つまりAFOとかそういう話も知ってるねこの人!後で詳しく聞こーっと

 

「それで、鍛えた本人に会いに来たって言いましたけど、トレーニングメニューを考案すればいいですか?」

「いや、俺との組手ばっかで変な癖がついても良くないからな、鍛えたことのあるお前さんなら任せても大丈夫だろうって考えできた」

「んー、私との組手・・・それよかブラックハングとホワイトヴェールに相手してもらったほうがいいと思いますよ」

「え!」

「お父さーん、お母さーん!ちょっとお願いがー!」

 

 

 

 

「ほう、子触の友人の緑谷君の組手相手をしてほしいと」

「そういうこと、私との組手は学校でやり尽くしてるし、これから先いくらでも出来るから、今しかできない相手とやったほうがいいと思って」

「子触がそういうなら、やるわよ、そういうわけだからよろしくね緑谷君」

「は、はい!よろしくお願いします!」

「威勢がいいな!そういう奴は強くなる、トレーニングルームがあるから、そこでやるぞ、子触はグラントリノの相手をしてくれ」

「分かってるよー」

 

お父さんとお母さんが緑谷君を連れて真っ暗なトレーニングルームに入った

おぉ、もう中から物音が聞こえる

 

「それで、オールマイトを教育した人が私に何のようです?」

「ほう、嬢ちゃんに用があるって気づいてたか」

「分かりますよー、これでも相手の考えてること読み取るのは得意なんですから」

 

『解析』のおかげだけどね!

 

「そうだな、まずは俊典、オールマイトの傷を治してくれてありがとう、あの傷のせいであいつはまともな生活を送れてなかった、痛みで眠れなかったのに、内臓を再生してもらってからちゃんと睡眠が取れると、嬉しそうに言ってたよ」

「そっか!僕の治療がちゃんと成功してたんだね、オールマイトちゃんと食事したかの報告とかしてくれないし、ちょっと心配だったんだよねー」

「今出たのが、俊典を治療したやつか?」

「そうです急にごめんなさい」

「いや、俊典から聞いてたからな、しっかしお前さんよくあの状況動けたな」

「あの、状況?」

 

(理)あなたは覚えてないわ、私に変わりなさい

あ、はーい

 

「失礼、ちょっと変わってもらったわ、あなたの言うあの状況っていうのは、ヒーロー殺しの最後ね」

「ああそうだ、あいつを褒めるわけじゃないが、あの叫びと目、あれには信念が宿ってた、俺が気圧されたのはその信念から来る威圧感によるものだ」

「確かに、あの時の言葉にはそれが宿ってたわ」

「そう言う割には、お前はすぐ動いた、お前が動いて呟いた言葉のおかげで、あいつのカリスマにあてられる連中が少なくなった」

「・・・私に聞きたいことは、何故あの状況、プロですら動けなかった状況でヒーロー殺しに気圧されず動けたのか、そういうことね」

「個性にしちゃお前の個性はそういうことには使えないはずだ、何故動けた」

「そうね、それじゃあ私の名前から教えるわ、私は『理壊』理は理由、理性、(ことわり)の理を意味する、その後に破壊の壊、これで理壊」

「・・・」

「私が何故あの状況で動けたか、それは『理を壊(ことわり かい)』したから」

「あぁ?どういう事だ?」

「あれ程の威圧、気圧されて動けぬのが(ことわり)、ならばそれを壊してしまえば動ける」

「なん!じゃあ何だ、お前さん、死ぬことすら」

「死ぬような傷、それすらも(ことわり)を壊すれば、私には致命傷になりはしない」

「っ!!そいつは、とんでもねぇ」

「この事は子触に話したら駄目よ、あの子は私の力が相手の理性を壊す程度の力と認識してるから」

「・・・なぁ、お前はこの嬢ちゃんの個性なんだろう?何故自分のことを全てこの嬢ちゃんに伝えない」

「簡単な話よ、この子は、自分の身を顧みないんだから」

 

理壊は自身の腕を見つめてそういった

 

「私に聞きたいことがまだあるんだったら答えるわ、無いなら心を起こすけど」

「いや、あの時動けた理由を聞けただけ十分だ」

「そう、それじゃあグラントリノ、また会う時まで」

 

(理)終わったわよ、ほら

んぁ!

 

「はい!心 子触です!」

「心、お前に聞きたいことは、俊典、オールマイトからどこまで聞いてる」

「どこまで・・・AFOっていうヴィランが存在してるかもしれないってとこまで聞いてますよ」

「そこまで話したのか、いや、確かに話しておいたほうが安心ではあるのか」

「そうだと思いますよ?そのAFOは個性を奪って譲渡できる、強力な個性なら何かしら目をつける可能性が高いから、用心するために教えてくれたんだろうけど」

 

おかげで無意識でも『解析』が使えるようになってきた

まだ範囲は安定しないけどね!

 

「正直お前の個性は普通の個性の範疇を超えてるような感じがする、ただの異形型なら、周囲に干渉するだの、自分から発生する現象を強化するだの出来ないからな」

「そう言われても、4歳の頃からずっと触手だと思ってるんですよ、今更認識を変えろって言われても無理です」

「そうだろうな、まあこの事は頭の隅にでも置いとけ、これから先お前はこっちの事情でだが、OFAの事に巻き込まれちまう」

「オールマイトから聞いてた時点でそれは覚悟してますよ、だから、申し訳なく思わないでください、余計なおせっかいはヒーローの本質ってオールマイトも言ってたので」

「そうか、教育に関しちゃオールマイトはからっきしみたいだからな、緑谷のOFAの許容限界、しっかり鍛えてやれ」

「言われなくても、しっかりやりますよ」

 

その頃、ブラックハング事務所のトレーニングルームでは

 

「そらそらどうした?その程度の動きではネームドに勝てんぞ!」

「周りにも気を張りなさい、正面の相手だけ見据えてたら足元救われるわよ」

「ちょ、無理ですって!フルカウルがやっと20%使えるようになってきたばっかりなのに!?」

 

き、キツイ!空想さんのトレーニングの四方八方から見えない攻撃が飛んでくるトレーニングより、圧倒的に!

緑谷が二人に全力で攻撃されていた




心から入る情報は理壊にも共有されますが
理壊が得た情報は心は疎か、他の触手にも行きません

後、次に投稿するのは番外編になります

触手の中で誰が一番好き?

  • 空想
  • 解析
  • 強化
  • 破滅
  • 再生
  • 理壊
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