ねえ、完全に見た目があれだよね私!?   作:たられいら

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遅れました
完全にオリジナル戦闘だったので悩みました


期末試験 プロという壁・・・正直高すぎませんか

(理)心の限界が来たから変わった私よ

正直、私が出るのはやめといたほうが良いと思ったんだけど、心が限界だったから出てきたわ

ほんと、化け物ね

 

「出たな理壊」

「こうして話すのは久しぶりね、お父さんお母さん」

「今は試験中、会話するなら殴り合いの最中にしなさい!」

 

ホワイトヴェールの拳が心に接近する

ドゴォン!

心の腕にホワイトヴェールの拳がめり込んでいる

 

「分かってるわよ」『理の壊 傷』

 

(理)私が一度に壊せる理は一つ、壊した理が戻るのに数秒しか掛からない

 

「あら?効いてない」

「おい引け!」『黒鎖』

 

ホワイトヴェールの体に黒い鎖が巻き付き、心との距離を取らせる

 

「なによ、急に」

「効かなかったからって呆けてたらあいつは普通についてくるだろ」

 

「そうよ」『空想 雷体』

 

心の全身に電気がほとばしり、一瞬で二人に接近する

 

「ほらな!?」『黒壁』

 

ブラックハングの手のひらから黒い壁が伸び、心に直撃する

 

「今の私に、耐久という理は無いわ」グイッ!

 

心は壁に手をかけ、上に乗る

 

(理)壊せる理は心の理だけじゃない

 

『理の壊 抵抗』

 

壁に乗った心の体がスライドするようにブラックハングに向かっていく

 

「まじか」

「真っ直ぐ向かってくるなんて」『白膜』

 

心の視界一杯に白が広がる

 

「無意味」バリッ!

 

「・・・オールマイトでも難しいのよこれ?」

「いつの間に新しい使い方を見つけたんだ、ったくおもしれぇ!」

 

 

 

sideモニタールーム

 

「コレハ、凄マジイナ」

 

モニターに映し出されている心と二人のプロの戦いを見て、エクトプラズムが呟く

 

「俺達相手では見せなかった本気があれか」

「ウチら相手の組手はどんだけ手加減してたんだ・・・」

「心さんの個性の能力の応用が広すぎる、どうやって体力を一瞬で回復したんだ、それに、周囲が見えてるかのような動き、まるで空間把握系の」ブツブツ

「体育祭で分かっちゃいたが、次元が違うな」

 

A組もモニターに釘付けで、それぞれが反応している

 

「規模だけで見れば、大物ヴィランとプロの衝突ね、実際はプロでもない生徒なんだけど」

「マジで一人だけ桁違いだな!」

「俺達じゃ壁にもならん、だからこそ、実力的にはオールマイトさんと同等の二人に協力してもらったんだ」

 

相澤が言う

 

「な!あの二人はそれほど強いんですか!?何故保須で知られるまでほぼ無名だったんですか!?」

 

飯田が質問する

 

「俺と同じくメディア露出を嫌うヒーローだからな、メディアに露出したのは保須のあれが初めてだ」

「二人共在学中は一年からずっとトップだったのさ!それこそ校内ではオールマイトの再来とも言われていたんだ!」

「オールマイトの、再来」

 

緑谷が復唱する

 

「二人共卒業した後に事務所を立ち上げたのは知っていたけど、それっきり情報が殆ど入ってきていなかったのさ!二人共卒業した後は裏方に徹するなんて言ってたけど、本当にずっと裏方に回ってるなんて思ってなかったよ」

 

根津は懐かしそうにモニターに映る二人を見ている

 

「そのオールマイト並の相手に、心さんは何故くらいつけるのでしょう」

「心は相手の動きをすぐに見切る、俺達もそれで弱点を見つけられただろう」

 

「・・・クソが」

 

side心

 

(理)・・・勝てる道筋が殆ど見えないわ、そもそも二人が揃ってる時点で手数が尽きるまで待つのは不可能、互いの個性で発動に必要なものが生まれるし

理壊・・・私、見えたよ勝ち筋

(理)心・・・疑うわけじゃないけど、大丈夫なの?

大丈夫、皆に、協力してもらう!

 

「行くよ!」『空想 白煙』

(空)量は

ステージ全体!

(空)どれほどの時間

続く限り!

 

ボフンッ!

心の全身から真っ白な煙が勢いよく広がり、全員の視界が塞がる

 

「なるほど考えたわね、私の目に映る範囲しか、私は操れない」

 

「次!」『解析 ステージ』

(解)はいちょっと待ってね・・・ほい!

 

心の目にブラックハングとホワイトヴェールまでの距離が表示される

 

「よし」『強化』

(強)どこを強化すんだ?

指先を、限界まで!

(強)限界って言うと、どんくらいだ、50か?それとも

10000倍!

(再)思いっきりやりなよ、ぶっ飛んだ後は再生するから

 

「ブラックハング、覚悟!」『指先 10000倍』

「はっや!?」

 

ズバァン!

心の右の五本指がブラックハングの頬にぶち当たり、人の体から出るとは思えない音と共に壁まで吹き飛んでいく

それと共に、心の指がバラバラに崩れる

 

「いっつつ」

(再)無茶したねぇ、もう一回しないと駄目っぽいけど

 

タラッ

ズアァァ!

粘液が指を元通りにする

 

「苦労したわ、これだけ広範囲に煙を出されると、個性が使えないもの」

 

ホワイトヴェールの視線の先には集められた白が巨大な玉になり浮かんでいる

 

「でも、白ならば私の武器になる、覚悟しなさい」『白衝撃(ホワイトインパクト)

 

空中に浮かんだ玉がゆっくりと心に向かって落下する

 

「行くよ!」『破滅』

(破)足にも回すよ

 

心は玉に向かって飛び上がり、両手を突き出す

 

「消え去れぇ!」『破滅波動(ルインウェーブ)100%』

 

心の両手の指から波動が放たれ、玉を通過し、消滅させる

 

「・・・強くなったわね、本当に」

ドンッ!

 

心がホワイトヴェールの前に着地する

 

「お母さん!頑張ったよ!」『非破滅波動100%』

「ええ、今回はあなたの勝ちよ、お疲れ様」

 

ホワイトヴェールは笑顔で心に言う

 

「えへへ!」

 

そのまま、心の指から波動が発射され、ホワイトヴェールの意識を刈り取る

 

『そこまで!条件達成だよ、心 子触、試験クリア!』

「はー、つっかれたぁ!!」

 

心が背中から倒れ込むと、触手が伸び、心を持ち上げる

 

「全力だったけど、まだお父さんとお母さん、余裕があったなぁ」

(空)ええ、今回はまだ油断があったから勝てました

(強)だが、次はねぇと思うな、父ちゃんと母ちゃん、心が強くなる度に油断が消えてるし

(解)今回の勝負の分析するのは良いけど、さっさと心を運ぶよー

 

ウネウネウネ

触手が足のように動き、心を脱出ゲートまで運んでいった

触手の中で誰が一番好き?

  • 空想
  • 解析
  • 強化
  • 破滅
  • 再生
  • 理壊
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