ご飯作り終えた私だよ!
皆がご飯食べたあと、相澤先生が自由行動だって言ったから、皆のトレーニングしたよ!
今は夜ご飯も食べて、温泉に入るための脱衣所にいるよ!
「ねえ心、世の中って不公平だよね」
「うん、そう思うよ耳郎ちゃん」
「あの、芦戸さん、お二人が凄い形相で見てくるんですが」
「話しかけても刺激するだけだから触れないほうがいいよヤオモモ」
「皆早く入ろーよ!」
葉隠ちゃんに言われて体を洗いに向かいまーす
周りを見るとやっぱり胸がある
しかし動くうえではこの大きさがベスト、合理的なんです、胸があって有利なことなんて、そんなに無い・・・はずです
体も洗って、温泉に浸かります
(再)これはいいねぇ、あったかい
(破)ちゃんと肩まで浸かってよ?空想達が浸かれないから
分かってるよ
「気持ちいいねぇ」
「温泉あるなんてサイコーだわ」
「その意見に賛成、疲れが取れるねぇ」
「峰田くんやめたまえ!」
「やかましいんスよ」
ん?
(解)心、分かってると思うけど、峰田君
やっぱりぃ?どうしよっか
「壁とは超えるためにある!Plus Ultra!!」
校訓を穢すんじゃないよ、そんな性欲で
(強)一応おれ見ねぇようにしてっけど、迎撃すっか?
「ヒーロー以前にヒトのあれこれから学び直せ変態」
「くそガキィィィ!!?」
おー、マンダレイの近くにいた、洸汰君
(再)あー、心、心以外肩まで温泉に浸かってないんだけど
そういえば・・・あ
「やっぱり峰田ちゃんサイテーね」
「ありがと洸汰くーん!」
「皆、せめて肩まで浸かってから声かけよ?皆の発育の暴力見たら」
「わっ・・・!ご、ごめ」グラッ
っ!頭から!『強化 全開放』
(空)飛び出すならせめて体を隠してください『光無層』
心の首から下が見えなくなり、心が壁を飛び越える
「「洸汰くん!」」
心と緑谷が同時に洸汰の体をキャッチした
「なぁっ!?心!?」
「ごめんね男子諸君、裸見ちゃって、とりあえず洸汰君連れてくよ!」
「ちょっと心さん!?僕が言えたことじゃないけど服着てから行ったほうが良いんじゃないかな!?」
心は服を着ていない状態で洸汰を運んでいき、その後を緑谷がタオル一枚で追いかけた
「落下の恐怖で失神しただけだね、イレイザーに性欲の権化がいるって聞いてたから見張ってもらってたんだけど、最近の女の子って発育良いからねえ」
「とにかく、なんとも無くて良かった」
「ほんと、怪我しちゃってたらどうしようかと」
「よっぽど慌ててくれたんだね二人共、ありがとう」
まー怪我がなくてよかった!
「洸汰くんは、ヒーローに否定的なんですね」
「あー、そういえば緑谷君が洸汰君に股間殴られた後、ヒーローになる連中とつるむ気はないって言ってたね」
「そ、それはいいから、この歳の子がそんなふうなの、珍しくって」
確かに珍しいかも、これぐらいの歳ならヒーローに憧れるようなものだけど・・・親関係かな?
「そうだね、ヒーローを良く思わない人もたくさんいるけど、普通に育ってたらこの子も憧れてたんじゃないかな」
「普通・・・?」
「マンダレイのいとこ、洸汰の両親ね、ヒーローだったけど殉職しちゃったんだよ」
やっぱりか、ピクシーボブの話だと二年前にヴィランから市民を守って無くなったらしい、そういう死に様だと世間はもてはやすよね、ヒーローの鏡みたいに
(理)ただし、この歳の子には分からない、世間がどれだけ褒め称えても、子供に残るのは何で自分を置いていったのか
そう思ってるのに世間ではその行動が正しかったと評価され続ける、そりゃ、嫌うよね、ヒーローとそれを目指す人間を
「それより二人共、服着てきな?特に女の子、あなたタオルすら巻いてないでしょ」
「おっとそうだった!戻るよ緑谷君!」ガシッ
「え、うわぁ!?」
緑谷君の腕を掴んで脱衣所まで戻ったよ!ちなみにまたエロブドウが覗こうとしたからあのトラウマ見せといたよ!
次の日だよ!
朝5時半には集合だったから皆寝癖が酷かったりボーっとしたりしてるよ!
私?空想達がいるんだからボーっとする暇ないよ!
「おはよう諸君、本日から本格的に強化合宿を始める、今合宿の目的は全員の強化及び、仮免の取得」
(空)ヴィランの活動が活発になっているから、それに対抗するためですね
(破)仮免があれば個性の使用が出来るから、もしもの時になんとかなるってこと
「というわけで爆豪、こいつを投げてみろ」
「私じゃないんですかせんせー」
「お前はエラー叩き出しただろうが、比較できん」
「あ、そうだった!」
「前回の記録、入学直後は705メートル、どんだけ伸びてるかな」
「成長具合か!」
「この三ヶ月色々あったからな!伸びてるんじゃね?」
「いったれバクゴー!」
すっごい凶悪な笑顔だね爆豪君、何が掛け声かな
「んじゃよっこらくたばれ!!!」
・・・くたばれ
多分皆同じ気持ちになったんじゃないかな?
(理)これほどクラスメイトの気持ちが一致したことはないわね
ピピッ
「780メートル」
「おお!結構伸びたんじゃねぇか!?」
「3ヶ月で80メートルって結構すげぇんじゃ」
当たり前じゃん!って言っても、爆豪君トレーニングしたの数回なんだけどなぁ・・・あれか、元から努力するし、一回トレーニングしたらコツ掴んだのか!
「正直この結果には驚いてるよ、この三ヶ月で鍛えられたのは精神と技術面、多少の体力的な成長を授業で行っていたが、自主トレのおかげで個性が伸び始めている」
あ、相澤先生が私を見た
「今回の個性伸ばしはカラを破ることが目的だが、ヒビが既に入っている、勿論今まで以上にきつい訓練となるが、死なないように」
うっわぁ、ろくでもないことになりそうな予感
「「「「「あああああああ!」」」」」
はい、案の定ろくでもないことになりました、何だろねこの地獄絵図
(空)お茶子さんは酔いに少しでも耐えれるようにエアボールで個性発動しながら転がる、爆豪さんは汗腺を広げるために熱湯の中で爆破、轟さんは湯の温度を保てるようにコントロール、峰田さん、瀬呂さん、上鳴さんは許容量アップのため使い続ける
(破)ひどいね、一般人が見たら逃げ出しそう
「で、私は何をすれば?」
「それは今から分かるよ!あちきの個性サーチで見た人の居場所も弱点も個性も丸分かり!なんだけど」
「だけど?」
「弱点が見えないよ!これじゃあ鍛えるものもわからないね!あ、でも」
ラグドールさんが近づいてくる
「あなたの個性『触手』じゃないみたい」
「???えっと?」
(理)・・・ちょっと寝なさい
うぇ?ちょっとどういう
「どうもラグドールさん、理壊よ」
「話は聞いてるよ!人格の一つ、それで主人格と交代して、なにかまずいことでもあったかにゃ?」
「個性のこと、この子の本来のね、相澤先生には知ってもらわないといけないから、ちょっと誰にも聞こえない場所に移動していいかしら」
「別に構わないよ!」
(理)相澤先生も連れて、誰にも聞こえない場所に移動したわ、念の為空想で音が漏れないようにしたけど
「で、話はなんだ理壊」
「話は、この子、心 子触の本来の個性の話です相澤先生」
「あちきのサーチで個性が分かったけど、触手じゃなかったから」
「・・・虚偽申告か?」
「いいえ、心 子触は勿論、私以外の人格、空想、強化、解析、再生、破滅も個性は触手で、自分達はその触手に宿る人格だと、思い込んでいます」
「何故だ?」
「私、理壊が、捻じ曲げたんですよ、本来の個性の在り方を、生えた触手と人格はその時の副産物です」
「まて、どういう事だ?なぜお前は個性を捻じ曲げた?」
「4歳の子供が持つには、過ぎた力だったんですよ、相澤先生」
理壊が真剣な眼差しで言葉を続ける
「心 子触が発現した、本来の個性、その名は『
相澤の目が見開く
「全てのことが、出来る?その全てには何が含まれてる」
「強化、再生、創造、支配、消滅、蘇生、死、とにかく全てです、この世に存在するあらゆる事象を操ることだって出来るし、地球を消し去ることも出来る、その逆も然り、新たな宇宙を想像することだって可能、そういう個性です」
相澤とラグドールの顔が強張っていく
「私、理壊は心 子触の心が生み出した、個性のストッパーです、個性をよく理解していない子供が個性の扱い方を間違えて誰かに怪我を負わせる個性事故がある、これほど強力な個性、精神にどんな影響を与えるかわからないし、使い方を間違えれば星ごと全ての生命を滅ぼす可能性があります、なので私は、個性を逆利用して、個性を捻じ曲げました、あまりに強力すぎて、一つだけに絞ることが不可能でしたが」
「その個性の一部が触手となって現れたのが、今の個性、『触手』というわけか」
「はい、それから、それぞれに溢れた力に人格を作って、私も一つに宿った結果が今です」
(理)・・・改めて考えると、私、世界救ったんじゃないかしら
「確かに、それをそのまま書くことは出来ないな、今は性質自体変わっているわけだし」
「心には言わないでくださいね」
「ああ、分かってる、今の状態を崩したらまずいことは、良く分かった」
「な、なんか今まで見た中で一番やばい個性かも」
「ラグドールもお願いしますよ?」
「勿論分かってるにゃ!」
「しかし、結局お前のトレーニングはどうするか・・・いっそのこと、指導側にまわってもらうか」
「それでいいと思います、これ以上同時使用を鍛えると、捻じ曲げた個性が元通りになりそうなので」
心 子触の個性 万事
全てのことが出来るという個性特異点の極地にあるような個性
何でも出来るのでエネルギー切れがない
上限がない
出来ないことなんてなにもないそういう個性
仮に理壊が生まれなかったら、子供の空想をその場で実現し、ゆくゆくはあらゆる気象や自然災害を引き起こし、世界が更地になっていただろう
本当の個性を知っているのは今回話した二人と理壊だけ
触手の中で誰が一番好き?
-
空想
-
解析
-
強化
-
破滅
-
再生
-
理壊