部屋王が終わって次の日になった私だよ!
いやー部屋王、まさかの部屋と関係ないケーキで優勝決まったね!
(理)また作ってもらおうかしら
「昨日話した通り、まずは仮免取得が当面の目標だ」
現在教室、仮免を取るための動きを相澤先生が話してるよ!
(空)ヒーローの免許は人命に直接関わるから、倍率が異常みたいね
(解)先生も言ったけど、例年5割を切るんだってさ!
「そこで今日から君等には一人最低でも二つ「必殺技を作ってもらう(わ)!!」」
「「「「「学校ぽくてそれでいてヒーローっぽいのキタァァ!」」」」」
豪華だねぇ、エクトプラズム、セメントス、ミッドナイト、それからイレイザーヘッドが揃うなんて
(破)必殺技・・・心、既に多くあるよね?
「必殺!コレスナワチ必勝ノ型・技ノコトナリ!」
「その身に染み付かせた技・型は他の追随を許さない、戦闘とはいかに自分の得意を押し付けるか!」
「技は己を象徴する!今日日必殺技を持たないヒーローなど絶滅危惧種よ!」
先生全員テンション高い!
(空)必殺技ですから、先生達もどんなものが出来上がるか、楽しみなんでしょう
(強)とりあえずコスチュームに着替えてから移動だ、いつも使ってる体育館γだってよ
体育館γ
「トレーニングの台所ランド、略してTDL!!」
またマズい名前が
(解)許可取ってるのかな、取ってないかも
(再)で、セメントス先生考案の施設で、コンクリ製だから適切な地形とか物を用意できるからそういう名前だって
「なーる」
「だとしても、TDLは」
「質問をお許しください!」
おぉ、飯田君
(破)仮免に必殺技が必要な理由、色々あると思うけど
(理)純粋に戦闘力が大きく見られるからでしょうね、技が有ればその分、有利に動ける
「備え有れば憂い無し!技の有無は合否に大きく左右するわ」
「状況に左右されること無く安定行動を取れれば、それは高い戦闘力を有していることの証明になるんだよ」
「へー」
まあ、必殺技を持ってる人っているもんね!
(空)飯田さんのレジプロバースト、爆豪さんの心に向けてはなった榴弾砲着弾、緑谷さんのデトロイトスマッシュ、数えたらきりがありませんね
(強)なんなら特訓中、全員必殺技覚えそうだったしな!
「これから後期始業まで、残り十日余りの夏休みは、個性を伸ばしつつ必殺技を編み出す圧縮訓練となる!」
セメントス先生が隆起させたコンクリートにエクトプラズム先生が乗ってる
(解)いつでも来いってことじゃない?
「尚、個性の伸びや技の性質でコスチュームに改良すべきところが見えてきただろう、この圧縮訓練と並行して、コスチュームの改良を行っていくように、プルスウルトラの精神で乗り越えろ・・・準備はいいな?」
「「「「「・・・ワクワクしてきたぁ!!!」」」」」
A組の声が響き、圧縮訓練が始まった
sideエクトプラズム
驚イタ、林間合宿ノ前から、心ヲ筆頭二、ココデ訓練ヲシテイタノハ把握シテイタガ
ガガガッ!
「っ!ここだ!『尻尾大旋風』!」
ドゴォン!
尾白の尻尾が振り下ろされ、エクトプラズムが立っていたコンクリートを砕く
「威力ヤ動キハ十分イイ、後ハ速度ダナ」
「っはい!」
(心さんに特訓された成果が出てる!)
「必殺!『アシッドクラッシュ!』」
芦戸の右手を酸が覆い、振り抜いた先にあったコンクリートを溶かす
「どうでしょう!?」
「・・・必殺技トシテ十分機能スルガ、殺傷能力ガ高スギルナ、酸ノ濃度ヲ抑エテ、対人デ使エルヨウニ」
「心にはこれで傷一つつかなかったのに!?」
「誰モ彼モ、彼女ノヨウニ頑丈ナ訳デハ無イゾ」
「・・・君ハ放課後、ドンナ訓練ヲ実施シテイタ?全員自分ノ目指スベキ物ヲ見据エテイル」
「そんな事言われても、全員の弱点を克服できるような事しかしてませんよ!」
「弱点ノ、克服」
「はい、今ここにいる緑谷君は、力の調整がなってなかったので、フルカウルの上限を少しずつ上げながら私と組手」
「死ぬかと思ったよ、心さん」
「それから、近接攻撃が主体になる個性の皆は私と組手、遠距離や、許容量が決まってる個性の皆は許容量アップのために繰り返し使用して、組手の援護、それと全員軽い筋トレ、って感じですよ」
個性伸バシ訓練ソノモノダナ、コレホド様々ナ個性ヲ全テ適切ナ方法デ伸バシタトハ
「君ハ既二必殺技を幾ツモ持ッテイルト聞イテイル、ヨケレバ見セテクレナイカ?」
「いいですよ!」
心が両手を広げ、空想が輝く
「いきますよ!『
心の全身がアーマーのようなもので覆われ、片手に剣、片手に謎の物体を握っている
「戦闘二特化シタ形態トイウ事カ」
「じゃんじゃん行きますよ!『
アーマーなどが消え去り、強化が輝くと同時に、心の全身からオーラが溢れる
「よく使うやつだよね、基本的に僕達を相手にするとき」
「そうそう、そしてこの状態で!エクトプラズム先生、分身お願いします」
「アア、分カッタ」
心の前にエクトプラズムの分身が現れる
「はあああ!」ドゴッ!
心が分身を殴り、空中に浮かばせる
「でりゃりゃりゃりゃ!『
空中でも連撃を叩き込み、最後に顔面を殴り飛ばすと、分身が消え去った
「っと」スタッ
「フム、ドレモ必殺技トシテ完成シテイルナ、唯一ノケネン点ハ威力過剰ダガ、調整デドウトデモナルカ」
「他にもありますけど」
「イヤ、モウ十分ダ、ソレダケアルナラバ、必殺技ノ開発ヤ調整ハ不要ダロウ」
「それじゃあ?」
「林間合宿と同様、俺達に混じってアドバイスをする側にまわってもらう」
相澤が心に近づいてくる
「正直な話、お前の個性の扱い方はプロに匹敵する、それにこいつらの特訓に一番付き合ってるんだ、俺達とはまた違った視点から、アドバイスが出来るだろう」
「はーいそれじゃあ」スッ
心の目の色が青く変わる
「私の番ですね、どのようなアドバイスをすればよろしいですか?」
「全体を見て、気になったやつにアドバイスをしてやれ」
「ふむ・・・アドバイス以外に、攻撃仕掛けても?」
「・・・やりすぎなければな」
「と、許可がでましたので」『空想再現 戦闘』
ポイッ
心が細いリングを緑谷に投げる
「え?」
ガチンッ!
リングが緑谷の両手を繋げて拘束する
「その状態で私と組手しましょうか」
「えぇ!?ちょ、ちょっと待って空想さん!急すぎて話が」
「口より体を動かしなさい」
「うわっ!?」
心の拳が緑谷の頬を掠める
「行動を制限したという行為について考えたら分かることです、さあ、一撃でも私に当ててみなさい!」
「くっ、『フルカウル50%』!」
「上限が上がってますね、その調子で上限も伸ばしていきましょう」
「お!やってるねぇ皆!」
「オールマイトさん?」
「私が、特に用事がなかったので来た!」
オールマイトが体育館γに入る
「仕事はどうしたんですか」
「勿論、一通り終わらせてきたさ、それに必殺技の開発だろ?そんなの見たいに決まってる」
オールマイトは心に攻撃している緑谷を見る
「緑谷少年は、何をしてるんだい?」
「心との組手ですよ、心いわく緑谷は既成概念に囚われすぎているから、それを壊すための組手だそうです」
「なるほど・・・」
(良く見れば緑谷少年の両手が封じられている、心少女は緑谷少年の戦い方に違和感を抱いていたのか)
「塞がった両手で攻撃した所で、大した威力になりませんよ、もっと簡単に考えなさい」
「そんなこと、言ったって!」ブンッ!
「隙ありです」ゲシッ
「ぐはっ!」
「ひとまず、休んでください、私は別の方のアドバイスをしに行きますので」タンッ
緑谷をダウンさせた後、心は別の生徒のところへ飛んでいった
「苦戦しているようだね緑谷少年」
「あ、オールマイト!はい、突然両手が封じられて、意味を考えてみろって言われて」
「ふむ・・・緑谷少年、その力は私から受け継いだ力だが、私に引っ張られてるんじゃないかい?」
「へ・・・?」
「どうも、葉隠さん」
「あ、空想ちゃん!」
「どうです?隠密の方は」
「足音を消して歩くでしょ?結構出来るようになってきたよ!でも、それ以外出来ることがないから」
「ふむ・・・そういえば葉隠さん、あなた自身の透明化の原理把握していますか?」
「え?うーん、わかんない!」
「あなたの透明化の原理は光の屈折です、光を屈折させ、自身の全身に光が当たらないように無意識で調整しているんです」
「そうだったんだ!じゃあ光の屈折を自由に扱えたら」
「必殺技になりますね、光の操り方はわからないので、感覚で掴んでもらうしかありませんが」
「キッカケくれただけいいよ!ありがと!」
「では」タンッ
(空)さて、訓練終わりましたし、開発工房に行きますか
「発目ちゃんいるかなー」
開発工房によくこもってるみたいだけど、今日はいるかな?
「あ、心さん!」
「ん?ああ緑谷君!お茶子ちゃんと飯田君も!コスチュームの改良?」
「うん!もうちょっと機動力が欲しくて」
「僕はラジエーターの改良だ、心君はどうしたんだ?」
「私は」BOMB!
工房の入口が爆発し、心が笑顔のまま爆風に飲まれた
「「「えええーー!?」」」
爆発に飲まれた心を見て、三人が声を上げる
「フフフ、爆発しました」
「けほっ、何でもかんでも組むんじゃないよ発目ぇ」
「失敗は発明の母ですよパワーローダー先生、かの」
「ねえ、発目ちゃん」
「おや、コレはすいません心さん、しかし工房に何用ですか?」
「えっとね、空想が作った物を何か活用できないかなーって」
「なるほどなるほど、でしたら工房内で見せていただければ」
「ちょっとちょっと、二人だけで話を進めるんじゃないよ、お友達が困ってるぞ」
おっとそうだった、緑谷君達が来てるんだった
「し、心ちゃん大丈夫なん?」
「爆発ぐらいなんとも無いよ!それよりどいて発目ちゃん!」
「おっと失礼しました、そちらの方々はヒーロー科の、心さんのご友人ですね!」
「君に騙されて広告塔になった僕の事を覚えていないのか!?」
「発目ちゃんは何回も会わないと人のこと覚えないからねー」
「入口で話すのはそこまでにしなよ、迷惑になるからね、くけけ」
パワーローダー先生が中から声かけてきた
「すいませーん!」
「イレイザーヘッドから聞いてるよ、必殺技に伴うコス変だろ?入りな」
緑谷の手を拘束したリングについて
束輪
とても細く、とても頑丈なリング
部位を指定して相手に投げつけると、指定した部位を拘束する
拘束すると、誰も破壊することが出来ず、心に触れるか、心が解除するかしなければはずれない
フルパワーのオールマイトか、崩壊のような個性でしか破壊はできない
触手の中で誰が一番好き?
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空想
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解析
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強化
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破滅
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再生
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理壊