発目ちゃんに振り回された私だよ!
(理)どっちかって言うと手綱握って暴れたほうでしょ
そうかな?そうかも!ちなみにあれから四日経ったよ!
おー履き心地いいー
(再)流石発目ちゃん、超スピードで仕上げてくれたね
(破)緑谷君達のコスチュームの改良、ガジェットの開発もしてたのに、完璧な仕事
(強)それも発目のモットー『無茶無知無謀に応える』ってのに関係してんだろうな、にしたってすげぇが
「おー!心ちゃんコスチューム変えたの?」
「葉隠ちゃん!うん、マーキング出来るようにね、もし逃がしても全身が私の部屋みたいにカラフルになるから、すぐに見つかるよ!」
「へー!でもさ、心ちゃんって相手取り逃がす事、あるかな?」
「・・・無いかもね!」
まあ、もしものことがあるし!
(空)私が言うのもなんですが、私達が揃っていてもしもなんてあります?
(解)殆どないね、間違いない
(理)何でも出来るんだから、当たり前ね
「まあ私のコスチュームはそこまでにしておいて、葉隠ちゃんどう?個性の活用方法見つけた?」
「ふっふー、実はね、光を集められるようになったの!」
「それってどれぐらい?」
「これぐらい!」ピカッ!
「うわぁ!?目が、目があああ!」
(解)閃光弾ぐらいだね
「ふ、不意打ちなんて、やるじゃん葉隠ちゃん」
「私そっちいないよ?」
「見えないからしょうがない、技名決まってるの?」
「『インビジブルフラッシュ!』だよ!」
ちゃんとした必殺技が出来てるんだなぁ、そういえば緑谷君は、発目ちゃんの開発したのが腕に巻き付いてる、後靴も?
ボゴッ
ん?どっか崩れた?
「って、オールマイト!真上!」『強化 脚力10倍』
マッスルフォームだけど、流石に不意打ち気味のあれはマズい!
(理)あら?あれは
SMASH!!
緑谷君いつの間に!
(強)おまけに拳じゃなく足だ、気付いたんじゃねぇの?
(空)四日前の時点で何かは掴んでいました、恐らくコスチュームが完成してから、私に見せるつもりだったんでしょうね
「オールマイト!気づいて形に出来ました!」
「ああ、見事だ緑谷少年!」
「あははー、心配無用だったみたいだね?」スタッ
「心さん!」
「空想から伝言!『その調子で足の扱い方を慣らしてください、全身に纏わせるんですから』だってさ!頑張ってね!」
「うん!」
「そいじゃ、次は」タンッ
心が飛び上がり、爆豪の前に着地する
「やっほー爆豪君」
「っ!触手女ぁ、何のようだ」
「いや?新しい技が出来たんだーって思って」
「当たり前じゃボケ、すぐにテメェに追いついてやるからなぁ!」
「ふっふーん、楽しみにしてるよ!ところでさ、なんて技?」
「そう簡単に教えっかよ」
「まーそっか!でも、空想の特訓の成果がでてるのは分かるよ!そのまま全身から爆破できるようになるといいね!」
「ケッ、余裕こいてんじゃねぇぞ触手女、余裕こいてたらすぐに足元掬ってやらぁ」
「やってみなよ、何なら今組手する?」
「心少女はあんな感じでずっと動き続けてるのかい?」
「はい、アドバイスしに来たと思ったらすぐに次に移動してるので、凄いですよ!」
オールマイトが視線を向けると既に爆発が幾つも発生していた
「恐ろしい体力と分析力だよ、やっぱり触手の人格の影響もあるのかな?」
「A組全員にアドバイスをしていますから、それだけの情報を処理できる脳なんでしょう」
(しかし、拉致される前よりもそれぞれの能力の出が早くないか?後で理壊と話してみるか)
相澤は次の生徒に向かって飛んでいく心を見て、そう考えた
あの後ブラドキング先生がB組の番だってことで解散になったよ!
(空)それで、相澤先生に呼び出されたわね
何かやらかしたかな?ドキドキ
(解)思い当たる節でもあるのー?
(理)・・・眠りなさい
え?はふぅ
「・・・ふぅ、多分、あれよね」
(理)とりあえず仮眠室に行きましょ、相談したほうがいいことは確定してるんだから
コンコンッ
「理壊か」
「呼ばれたので来ましたよ、相澤先生」
「とりあえず入れ」
(理)防音は、大丈夫だろうけど、念の為『響無』
理壊が入ると同時に、仮眠室全体を覆う膜ができる
「林間合宿以来ですね、相澤先生」
「ああ、早速だが聞きたいことがある」
「分かってますよ、最近の能力の出力ですよね?」
「そうだ、林間合宿で聞いた本来の個性『万事』、それを捻じ曲げて6つの力として出力していると聞いたが、最近の能力の具現化などが早く感じる、拉致された時になにかあったのか?」
「・・・拉致された後、脳無倉庫に飛ばされて、AFOと遭遇しました、その時に個性を奪われそうになったんです」
「何?」
「勿論、私が心の中にいる時点で、個性は奪われてないですよ、ただ、奪う時にAFOが心の精神世界に入ってきたんです」
「精神世界だと?個性に関係するのか」
「AFOの言い方だと、相手の精神に干渉して個性を奪ってきたみたいですけど、心の精神世界は個性を捻じ曲げる際にその捻じ曲げを維持するための壁に使用しています、仮に外から干渉されたとしても、空想、強化、解析、破滅、再生の場所を通る必要があるんですが、それを飛ばして干渉してきました」
「それが、どう関係してくるんだ?」
「正しい手順を辿らなかったせいで、精神世界が緩んだ、その結果、修復しようにも成長した個性を完全に捻じ曲げられなかった」
「・・・まさか」
「個性が戻りかけてるんですよ、無理して捻じ曲げていましたが、何もなければ心が生きる上で戻るようなことは無かったんです、でも、AFOが緩ませたせいで何かキッカケがあれば戻る状態になりました」
相澤が額に手を当てる
「一応聞くが、そのキッカケってのは、どんなものだ?些細なことか?」
「人によっては些細なことで、人によっては中々無いことです」
「・・・絶望か?」
「はい、良く分かりましたね」
「まぁ、色々見てきてるからな、心はどうなんだ?」
「絶望することは滅多に無いですよ・・・あ」
「なんだ、その思い出したような声は」
「自分の手が届く範囲で重傷を負った人間を見ると、絶望して正気を失いますね」
「結構危ういんじゃないかそれは?」
「手の届く範囲、です、自分が現場にいなかったりしたら流石に割切りますよ、でも、自分が誰かに庇われたりとか、守れたのに守れなかった、そういう場面に遭遇すれば、世界が終わります」
「世界が終わる、か・・・生徒の事とはいえ、難しいことに首を突っ込んだな俺は」
「林間合宿で聞いた時から、覚悟してたでしょう?」
「まあな、とはいえ、こんなに早く事態が急変するとは思ってなかったのが事実だ、仮免には影響し無さそうだが」
「大丈夫ですよ、誰かが死ぬわけじゃないですし」
「・・・とりあえず、教師間でその情報は共有することにする、お前の個性について話すことになるが、問題ないな?」
「そうしてくれるとありがたいです、あ、お父さんとお母さんに話すのだけは絶対にやめてください」
「何故だ?」
「絶対に心に話すので」
「なるほど、分かった、聞きたかったのはそれだけだ、寮に戻ってじっくり休むように」
「はい、後、根津校長、捕縛布の中にいるのバレバレですよ、それでは」
理壊は立ち上がり、仮眠室を出ていく
ヒョコッ
「バレてたみたいだね」
「そりゃバレますよ、解析があるんですから、それより今回の話、早めに共有しておきましょう」
「そうだね、彼女が危険な目にあうことは滅多に無いだろうけど、周りが危険な目にあえば大変なことになってしまう」
この日、雄英高校の教師陣は頭を抱えることとなった
心の個性が戻りかけているため、人格が変わった時に目の色が変わるようになりました
空想 青
強化 赤
解析 緑
破滅 紫
再生 白
理壊 黒
子触 茶
葉隠のオリジナル必殺技『インビジブルフラッシュ』は心だからム◯カみたいになるだけですみましたが、他の人に向けて撃つと回復できないぐらいにやられます
触手の中で誰が一番好き?
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空想
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解析
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強化
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破滅
-
再生
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理壊