ねえ、完全に見た目があれだよね私!?   作:たられいら

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ビッグ3だって! 私以外ノックアウトしちゃった!

始業式が終わって理壊に授業変わってもらった私だよ!

(理)ちゃんと復習したんでしょうね?

したよ!

 

で、始業式があってから3日経つけど、先生からインターンについて詳しい説明がまだないね!

(空)やはり、一年を参加させるかどうかでインターンが難しいものになってるんでしょう、都合があると言ってましたし

 

「おはよう、それじゃあ、インターンの話をしよう、入っておいで」

 

急だ!

(解)入っておいでって、誰か呼んでるのかな

 

「職場体験とどういう違いがあるのか、直に経験している人間から話してもらう」

 

(強)直に経験してる、あれか、じゃあ二年か三年だな

(破)多忙な中・・・現雄英生の中でもトップ、凄い人呼んでない?

 

「通称ビッグ3の皆だ」

「すごーい!」

「あの人達が、的なヒトがいるとは聞いてたけど」

「びっぐすりー!」

「めっちゃキレーな人いるし、見えねーな?」

 

(再)人は見かけによらないって言うけどね、どんな個性で、どんなヒーローなのか

 

「じゃあ手短に、自己紹介よろしいか?天喰から」

 

ギンッ!

ビリッ!

 

んー、なんか緊張してる感じがする

(理)そうね、大体が迫力を受けてるけど、あの人

 

「駄目だ、ミリオ、波動さん、じゃがいもだと思って臨んでも、頭部以外が人間のままで以前人間にしか見えない」

(空)逆にすごいですねその見え方

解析出来る?

(解)やってみよっか?ほら

気持ち悪!?

 

「頭が真っ白だ、辛い!帰りたい!」

((((ええ・・・!?))))

 

あぁ、あまりの気持ち悪さに黒板のほう向いちゃった

(強)多分気持ち悪さ関係ねぇよ?

 

「えっと、雄英ヒーロー科のトップ・・・ですよね?」

「あ、聞いて天喰くん!そういうのノミの心臓っていうんだって!ね!人間なのにね!不思議!」

「わぁ、こっちの声届いてない!」

 

何あの人!?

 

「彼はノミの「天喰 環」それで私が「波動ねじれ」今日はインターンについて皆にお話してほしいと頼まれてきました」

 

(解)うん、ノミっていうのはひどいけど、それ以外は普通

 

「けどしかし、ねえねえところで君は何でマスクを?風邪?オシャレ?」

「!コレは昔」

「あら あとあなた、轟くんだよね!?ね!?何でそんなところを火傷してるの!?」

「それは」

 

(解)前言撤回、なにこの女児みたいな人!?

 

「芦戸さんはその角折れちゃったら生えてくる?痛い?ね?峰田くんのボールみたいなのは髪の毛?蛙吹さんはアマガエル?ヒキガエルじゃないよね?」

 

(再)誰か止めないの?というか止まらないのこの人?

 

「心さんの触手って、感覚繋がってるの?触ってもいい?」

「私!?触るのは別に構わないんですけど、説明は!?」

「不思議な感触〜、柔らかいのに硬いって不思議〜」さわさわ

 

駄目だ聞いてないよぉ

(理)・・・破滅、大丈夫?

(破)んっ、だい、じょぶ、くすぐったいけど、それだけ、んっ!

(空)破滅の波動をもらさないでくださいよ

 

「合理性に欠くね?」

「安心してくださいイレイザーヘッド!大トリは俺なんだよね!前途ー!!?

「「「「・・・?」」」」

「・・・多難?」

そう多難ー!ありがとうね!ツカミは大失敗だけど!」

 

すっごい明るい、ていうかあの人だけ顔の作り違くない?

(強)それ言ったらオールマイトもそうだろ

 

「まぁ何が何やらだよね、必修でもないインターンの説明に突如現れた三年生、それもこうだもんね」

 

全員が頷いた

 

「そうだよね!それにしても一年から仮免取得、すごく元気があるよね、よし!君達まとめて俺と戦ってみようよ!」

 

「「「「え・・・ええ〜〜!!?」」」」

 

(解)1対21、正気の沙汰とは思えないけど、勝てる自信があるから言ってるんだろうね

(再)こわいね、どんな個性なんだろう

様子見でいいかな、うん、相澤先生が「好きにしな」て言っちゃったし、確実にやるんだろうなぁ

 

 

そういうわけで体育館γに来たわけだけど

 

「あの、マジすか?」

「マジだよね!」

 

ストレッチしてるなぁ、あの人

(解)とりあえず、常にロックオンして、視覚に情報出しとくから

ありがと

 

「ミリオ、やめたほうがいい、皆が皆上昇志向に満ち満ちているわけじゃないんだ、立ち直れなくなる子が出たらいけない」

「昔挫折しちゃってヒーロー諦めちゃって問題起こしちゃった子がいたんだよ知ってた!?大変だよねぇ、通形考えないと辛いよこれは辛いよ!」

 

(空)今の発言からして、通形さんは本当にトップクラスの実力を持っているようですね

(強)それに、並じゃ全く敵わないまさしく、トップに近い実力

 

「我々は、ハンデありとはいえ、プロと戦っている」

「そしてヴィランとの戦いも経験しています、そんな心配されるほど、俺らザコに見えますか?」

 

んー、気合い充分なんだけど、それは先輩方把握してるんだろうし、別の要因があるんだろうな

(破)油断は一番の敵、相手の出方をちゃんと見ないと、こっちが潰されるだけ

 

「さぁ、一番手は誰だ!?」

「俺だぁ!」BOMB!

 

爆豪君、初っ端から顔面に行ったぁ!あれ?すり抜けた!?

(解)上半身の反応が消えた、下半身だけそこに存在してる

 

「いいね君!躊躇の無さは大事だよ!」

「っち」

 

(空)酸、テープ、炎、振動、全てが素通りしていきますね

(強)そこに見た目だけ存在してるようなもんなんだな、服が落ちてる時点で分かってたが

 

「まずは遠距離持ちだよね!」

「ワープした!」

「すり抜けるだけじゃねぇのか!?」

 

耳郎ちゃんの真後ろに出たぁ!?

(理)確かにすり抜けるだけの個性よ、でも、練度が異常ね

(強)耳郎と上鳴をコードで縛り、それ以外は腹パン一発でダウンか、って

 

「っ!」『強化 筋力50倍』

ドッ!

「俺の攻撃を防ぐなんて、驚きだよね!」

「先輩こそ、なんて威力してるんですかその腹パン!」

 

あっぶな!?何もしてなかったら膝ついてた!

(再)ってか、遠距離持ち全員アウトだね、轟君はとっさに飛び退いて避けたみたいだけど

 

「くっ!」パキパキッ!

「当たらないんだよね!」

「なんっ、がはっ!」

 

ほぼゼロ距離の氷すり抜けちゃったよあの先輩

(空)速度もそれなりに上がっているはずなんですが、それを上回る反応速度ですか

 

「後は近接主体だよね」

「私はスルーですか!」『空想 針野筵』

「君はあとでだよ!」シュンッ

 

くっそ、すり抜けて逃げられた!

(破)ノーモーションの空想すら避けたよあの人、どうしよ

 

「何かからくりがあるはずだ、「すり抜け」の応用でワープするのか「ワープ」の応用ですり抜けるのか、どちらにしろ直接攻撃でしか攻撃はされてないから、カウンター狙いなら行けるはず!」

「サンキュー緑谷!戦い方が見えたぜ!」

「探ってみなよ!」ニュッ

 

緑谷君の真後ろに!

(理)でも緑谷君、反応、それとも予測?で迎撃したわね

 

「だが必殺ブラインドタッチ目潰し!」

「うっ!?」

「出久!!」

「緑谷くん!?」

 

(強)普通の人間は目が潰されると判断すると本能的に目閉じるからな、個性利用した上手い技だな

(解)あははー、全員ノックアウトされてるんだけど

 

「さて、後は君だけなんだよね!」

「うへぇ、お願い!」

 

心の瞳が黒くなる

 

「はぁ、いいけど」

「お、それも個性かな!?」

「そうですよ、先輩!」『理の壊 速』

 

理壊の姿が消え、ミリオの頭を通過する

 

「避けられた」

「その速さ恐ろしいんだよね!」シュンッ

タンッ

 

ミリオが地面に潜ると同時に、理壊が空中に飛び上がる

『理の壊 重力』

 

「すっごーいねえ天喰くん!あの子空中に浮かんでるよ、触手が個性じゃなかったかな?不思議ー!」

「触手それぞれに、能力があるらしいから、その能力の応用じゃないかな」

 

「どこから来る?私の予想が正しければ」クルッ

 

理壊が身体をひねり、天井を向く

 

「空から来る!」『強化 全開放(ストレンジフルバースト)

「その予測、驚きなんだよね!」

 

天井からミリオが現れ、その拳に理壊が拳を合わせる

 

「しかし!必殺ブラインドタッチ目潰し!」

「私には効かないわ!」グッ!

「っ!?」

 

理壊の拳が開き、腹に迫っていたミリオの手を掴む

その一瞬でミリオを地上に向かって投げ飛ばした

 

「突然目潰しされたら目をつむるものだろう!?」

「残念ね、私には再生があるの、目の一つや二つ、失った所で痛くもなんとも無いわ」

 

地面の中からミリオが現れ、理壊も地上に足をつける

 

「その覚悟いいね!」

「先輩もその個性、使いこなすの苦労したんじゃないの?」

「俺の個性に気付いてるのか!ますます有望だね!」

 

互いに一歩も動かず、手も出していない

 

「このままじゃ埒が明かないし、正直使う気はなかったけれど、使いましょうか」『空想再現 個性(抹消)

 

理壊の目がイレイザーヘッドと同じように輝き、ミリオを見つめる

 

「ん?一体何をしたんだい?」

「それは、今に分かるわ!」ドンッ!

「!?」

 

理壊の拳がミリオの腹に突き刺さる

 

「えー!?通形が攻撃喰らったよ!何で!」

「ミリオなら避けられないような攻撃じゃなかった、ミリオも対処できないような事が起こったんだ」

「あいつ、俺の個性を再現したな?」

 

「かったいわね、結構全力で殴ったんだけど」

「驚いたんだよね!個性が使えなくなるなんて」

「ピンピンしてるわ、どんな鍛え方してるのよ」

「努力したんだよね!そうしなきゃビリっけつからここまで這い上がれなかったからね!」

「ビッグ3は伊達じゃないのね、やめましょう」

 

理壊はそういい、相澤を見る

 

「先生、十分インターンで得られる経験の凄さは伝わったと思うわ」

「そうだな、それじゃあ全員を再生で回復してやれ」

「はい」

 

「まさか、一年にミリオに匹敵する生徒がいるなんて」

「凄いよねー!通形の個性を見抜いて渡り合うなんて!」

「あの子は手数が多かったんだよね!個性を把握しててもどんな使い方をしてくるか、予測しきれないぐらいにね!」

 

 

 

「とまぁ、こんな感じなんだよね!」

「わけもわからず全員腹パンされただけなんですが」

 

皆グロッキーだ!

(強)一発しか受けてなくてこれだからな、いかれてるぜ

理壊どうだった?

(理)そうね、トップヒーローって言われても違和感がないぐらいの強さだったわ

(空)皆が文句?言ってるわね、あとハイブリッドとか

 

「『透過』なんだよね!君達の言うワープはそれを応用したものさ!」

「どういう原理でワープを?」

 

緑谷君メモ帳持って準備万端だ

(解)全身透過させると地面すらすり抜ける、その落下中に解除すると地面に弾かれて地上に現れる、それを連続で繰り返してるだけみたいだね!

(破)芦戸ちゃんがバグみたいっていうけど、ゲームのオブジェクトが重なったエネミーの挙動と似たようなものだろうね

 

「攻撃は全てスカせて自由に瞬時に動けるのね、とっても強い個性だわ」

「いいや、強い個性にしたんだよね」

 

そうなの?

(理)そうよ、全て透過するということは、息も吸えないし、目が見えない、音も聞こえない、暗闇で無音の世界を落ちるってことなんだから、努力しないと使いこなせないわ

ほえー、強い個性って相応のデメリットみたいなのがあるんだね

(強)今聞いてて思ったけどよ、俺等ってデメリット消えたよな

(空)ええ、私は心の想像力の関係でいくらでも強化されますが、強化や破滅を使用する際のデメリットは心自身が克服できるようにトレーニングしましたしね

(解)それどころか、僕の範囲を広げても心にかかる負担がほぼゼロだし、なんでだろね?

(再)そのうち僕の再生で蘇りとか出来るんじゃないかな

(破)そうなったら色々と終わり、死者が蘇るなんて、倫理観的にも、世の理的にも問題しか無い

(理)(現時点でも私を介したら多分出来るのよね、死者の蘇生)

 

「俺はインターンで得た経験を力に変えてトップを掴んだ!ので!怖くてもやるべきだと思うよ一年生!」

 

あ、いつの間にか話が終わってた

 

 

 

寮に戻って共用ルームのソファに座ってたらお茶子ちゃん達に囲まれた

 

「心ちゃん凄かったね!私何もわからないで倒れちゃったから」

「空想が言うには、皆相性が悪かったって、透過っていう初見殺しに合わせてあの練度だから、普通はダウンするんだってさ」

「そういう心は一発もらっても平気だったじゃん!」

「とっさに50倍に強化したから、遅れてたら私も膝ついてたよ?」

「膝をつくだけで済むのね」

「やっぱウチらと比べて規格外じゃん」

「んー、そんなにかなぁ?」

 

そもそもあの戦いって途中から理壊に変わってもらったんだけど

(破)それも含めて規格外って言われるんでしょ、状況に合わせた判断とか

(理)勝手に切り替わることも多いけどね

 

「あ、そういえば皆、空想がトレーニング内容を新しくするから覚悟しといてだって!」

「「「「!?」」」」

 

皆固まっちゃった!

触手の中で誰が一番好き?

  • 空想
  • 解析
  • 強化
  • 破滅
  • 再生
  • 理壊
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