ねえ、完全に見た目があれだよね私!?   作:たられいら

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問い詰めタイム! 死柄木君に連絡しよっと

えーっと、前回やらかした私だよ

うん、もうちょっと丁寧に探せばよかったね『龍液』、まさか落ちた衝撃で容器が砕けて液がこぼれるなんてね

今どうなってるかって?共同スペースで女子に囲まれてるよ!

・・・助けてぇ

 

「うわぁ、心、何やらかしたのその足?」

「えぇっと、空想の作ってくれた、『龍液』っていうのをね、こぼしちゃって、足にかかっちゃって」

 

心の右足は黒い鱗で覆われ、照明の光を反射していた

 

「リューキュウの鱗みたいや」ツルツル

「お茶子ちゃん、触るのはいいけど生えてる方向に合わせて撫でてね?指が切れちゃうから」

「ウチが見た時はまだ右足の甲だけじゃなかった?」

「『龍液』は付着した部分から鱗を生やして、そのまま広がり続けるから、私の部屋からここに移動するまでの間でここまで広がったね」

 

そういえば久しぶりすぎて忘れてたけど、これ地面に振りまいたら大変なことになるね!

 

「えぇ!?大丈夫なの心ちゃん!?」

「大丈夫だよ葉隠ちゃん、強化で筋肉を肥大化させれば弾け飛ぶから」

「弾け飛ぶって、ぶっ飛んだ鱗どうすんの!」

 

って、話してる間に両足鱗に覆われちゃった

 

「心さんの両足が鱗に覆われてしまいましたわ」

「この速度だと・・・2分ぐらいで全身鱗に覆われるね」

「強化で筋肉肥大化させる以外に破滅とかでなんとか出来ないん?」

「それしたら逆に鱗がもっと強くなって生えるって理壊が言ってるから無理」

 

おぉう、首まで来た

 

「心ちゃんの首にまで来とる!」

「ほんとに早いですわ」

「鱗に覆われるって、何処まで覆われるの」

「んーっと、髪の毛と口と目以外は全部」

「呼吸ができなくなるわけじゃないのね」

「そりゃあ、呼吸が出来なかったら欠陥品だし」

 

あ、一気に生えた

 

「うわっ!」

「んー、久しぶりの感覚だぁ」カカカッ

「火花散っとる!?」

 

指先を弾くだけで火花散るなんて、なんか鋭くなってる?

(空)心の身体能力に合わせて鱗の強度が上がるように『龍液』は設計してあるので

なるほど〜

 

「なんか、ロボットみたいな光り方してんね」

「あれだ、アーマー!」

「まぁ、鎧とかよりもそれが近いかも」

 

さて、強化で筋肉肥大化させたら吹き飛ぶけど

(強)んなことしたら周りにぶっ刺さるぞ

そうだよねぇ・・・あ!

 

「芦戸ちゃん、溶かして!」

「任せてー!」

「ちょ!心ちゃんそれ普通の服だよ!?」

 

おぉ、芦戸ちゃんの酸また濃度が上がった?

 

「溶解度MAX!『アシッドボム!』」

 

芦戸の手から丸い酸が飛び、心の全身を覆う

 

「おー、鱗が全部溶けた!」

「いや、心の皮膚に異常がないのはいつものことだけど」

「耳郎さん、いつものことで済ましてはいけないような気がしますわ」

「なんで服も異常無しなの?溶けるはずじゃん」

「あれ、言ってなかったっけ、強化で身につけてるものまで強化できるようになったって」

 

・・・固まったんだけど

(理)あなた、話してなかったわね

 

「「「「ええええ!?」」」」

「耳がぁ!?」

 

うぅ、耳が死ぬぅ

(再)僕でいくらでも再生できるんだから、鼓膜の一つや二つどうってこと無いでしょ

そうだけどぉ

 

「心ちゃん、あなたの個性何処まで強くなるのかしらね?」

「さぁ?正直もう何ができるようになっても驚かない自信があるよ!」

「そうかもしれないけど、できるようになったことは報告してほしいわ」

「善処するね!」

 

忘れるかもだけど!

(解)僕らで記憶しといたからね?

逃げられない!

 

「もうこの際、心がなにできるか吐かせた方が早いんじゃない?」

「そうですわね、そのほうが私達も安心できます!」

 

・・・これってくっそ面倒くさいんじゃ

(破)ちゃんと話してなかった心が悪いんだよ

 

「あー、じゃあ改めて、私の個性で何ができるか説明すればいいんだよね?」

「そうだよ、さあさあ!観念して話しなさい!」

「それじゃあまず、『空想』、私の想像を具現化する事ができるね、入学した時は口に出さないと駄目だったけど、脳内で考えるだけでよくなったね!」

「それって何か制限あったっけ?」

「そうだねー、流石に天変地異は作り出せないかな」

「制限が制限じゃないやん!」

 

そんな事言われても、それぐらいしか無いもん

 

「次、『解析』は指定した範囲を索敵して、私の視界に情報を映すよ!理壊の強力で、梅雨ちゃんとお茶子ちゃんは体験したよね!」

「そうね、空気の流れだけだったけれど、それだけでも多かったわ」

「あれよりも多い情報が目に写ってるんだよね、心ちゃんやっぱ桁外れだね!」

「ちなみに、体育祭の時からは個人に絞れば過去も分かるようになったよ!」

「結構前じゃん!」

 

ちなみにデメリットはなくなったね!

 

「次、『強化』だけど、知っての通り指定した部位を〜倍って指定して強化するよ!」

「元の身体能力が重要になる能力ですよね」

「うん、百ちゃんの言う通り、元々の筋肉とか身体機能に比例して強くなってくからね!」

「それで他にできるのは」

「私から発生する事象、衝撃波とかね、後、身につけてる物を強化できるようになったよ!」

「状況によっては心だけで全部解決するんじゃない?」

 

流石に無理だと思うよ耳郎ちゃん

 

「次、『破滅』、指定した出力で波動を放ったり、自分の身にまとったり、武器にしたり、色々できるよ!」

「前から気になってたんだけど、その波動ってエネルギー何処?」

「私の体力だよ、100%は大体千回ぐらい撃てるけど」

「もうちょっと分かりやすくならないかしら」

「分かりやすく・・・一発撃つのに緑谷君の100%と同等くらいの体力消費だけど」

「魔獣の森で心ちゃんだけピンピンしてた理由がわかった気がする」

 

底無しってわけじゃないからね!

 

「次、『再生』、再生の出した粘液に触れたり触れさせたりすると、傷が全部治るよ!」

「骨折、切り傷を治しているのは見たことがありますが、他には何を治せるんでしょうか?」

「んーっと、全身火傷、四肢欠損、首と胴体が離れる、頭半分消し飛ぶ、内臓欠損、が治せるよ!」

「病院要らずね」

「だから破滅とか、強化のデメリットが帳消し状態だよ!」

 

次は、理壊だけど

 

「最後、『理壊』、理壊の出した粘液に触れると、一回目で廃人状態になって、二回目で周りを攻撃して、三回目で四肢爆散するよ」

「急に殺傷能力が高い!」

「それで、最近は能力の枷を外せるようになったよ」

「能力の枷?」

「インターンでお茶子ちゃんと梅雨ちゃんに解析を共有したでしょ?ああいうこと」

 

実際理壊何ができるの?

(理)枷を外したのは出来そうだったからよ、それ以外はわからないわ

理壊もわからないんだ

 

「理壊もわかってないから、急になにかできるようになるかも」

「心ちゃんの個性何処まで成長するのかしらね」

「心以上の個性って何かあるのかな」

「流石にいると思うよ?」

 

 

やっと開放されたぁ

(理)もう少し丁寧に扱わないといけないわね

そうだねぇ、あんなに脆いとは

(空)強度をガラスと同じにしていたのが間違いでしたね

 

「そうだ、死柄木君に連絡しよーっと」

 

『やっほー!』

 

『何だ急に』

 

『インターンから帰ってきたんだよ!治崎ぶっ飛ばして!』

 

『ネットで話題になってたのはそれが理由か』

 

『へー、死柄木君ネット見るんだ、勝手に見ないものだと思ってた』

 

『情報集めはMrとトガと黒霧がしてくれてるが、簡単な情報はネットでも見れるからな』

 

『トガちゃんそっちでも情報集めなんだね』

 

『何でかハッキングができるからな』

 

『お父さんとお母さんのおかげだね!』

 

『マジでお前の両親どうなってんだよ』

 

『元アングラヒーローでオールマイトと共闘してAFOを倒したヒーローだけど』

 

『それはわかってんだよ、何処でそんな技術手に入れてんだ』

 

『聞いてみたら独学だって』

 

『ぶっ飛んでんな、そういやトガからなにか連絡なかったか?』

 

『トガちゃんから?特に無いけど、行方不明にでもなった?』

 

『いや、トガとトゥワイスが付き合ったから連絡してるかと思ったんだが』

 

『トガちゃんトゥワイスさんと付き合ったの!?』

 

『その反応、ほんとに連絡来てないんだな』

 

『今度トガちゃんと電話して問い詰める、ありがと死柄木君、お礼に写真送るね』

 

『おいやめろ』

 

『心 子触が写真を送信しました』

(首から下が黒い鱗に覆われ、服を一切まとっていない心の写真)

 

「あれ、途切れた」

(強)・・・死柄木が可哀想だな

(破)大事な部分は見えてないけどさ・・・

 

side敵連合

 

「」ブーッ

「あぁ!死柄木が鼻血吹き出したぞ!」

「トゥワイス、トガ呼んでこい、Mrは黒霧呼べ、鼻血の掃除は俺がしとく」

「私も掃除しとくわ」

「トガちゃーん!!」

「黒霧ー!ティッシュ持ってきてくれー!」




久しぶりに死柄木がダウンしました

死柄木恋愛自覚度65%〜80%にアップ!
心を異性として見るようになったため、今回の写真でダウンした
今度会ったときに顔を見て話せる気がしないらしい
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