死柄木君に写真を送った私だよ!
全身が鱗に覆われたお陰で、いつでも鱗を生やせるようになったから、不意打ちも平気だね!
インターンはまだ行けないよ!
「えー、今日から午後のヒーロー基礎学には特別講師が来てくださる」
相澤先生の一言で教室がざわついたよ!
「特別講師、プロヒーローが来てくださるんですか!」
「ああ、と言っても、お前達は見たことがあるはずだ、入ってください」
特別講師かぁ
(空)誰が来るんでしょう
ガラガラッ
「よう、久しぶりだな!」
「モニター越しに見てただけでしょ、この子達は」
「お父さんお母さん!?」
「「「「心の両親!?」」」」
「お前ら、静かにしろ」ギンッ!
先生の一睨みで全員黙ったね!
「躾てんな、イレイザー」
「指導してるだけですよ、それより自己紹介お願いします」
「それじゃあ私から、どうも雄英高校1年A組の皆さん、ホワイトヴェールと申します、今日から数ヶ月ほど、講師として雄英に滞在することになりました」
「お母さんそんな話し方できたんだ」
「子触、余計なこと言わなくていいのよ、気になることがあったら質問してください」
「ハイ!」
「どうぞ、芦戸三奈さん」
「心ちゃんのお母さんって本当ですか!」
「本当です、子触の幼少期エピソードでも」
「やめてー!」
何話すかわからないけど、やめて!
「とまぁ、今の子触の反応で分かるでしょう」
「そんじゃあ俺だな、期末試験で見ただろうし、仮免試験では出会った奴もいるな、俺はブラックハングだ、お前達がどんな鍛錬をしてるかは子触から聞いてる、俺とホワイトヴェールが講師のときは遠慮なく扱いていくから、覚悟しとけ」
「お父さん変わらないね」
「俺に社交的な態度求めてんなら間違いだぞ子触、俺そんな事できねぇからな」
「うん知ってる」
(強)まぁ親父そういうの苦手そうだしな
「というわけで今日のヒーロー基礎学は二人にお任せしている、お願いします」
「ええ、任されたわ」
「そいじゃあ、えーっと何だっけ、俺等と子触が戦ったあそこ」
「グラウンドβですわ」
「おーそこだそこ、ヒーロースーツに着替えて集合な」
更衣室で着替えてるよ!
「何でお父さんとお母さん特別講師で来たんだろ」
(空)おそらく、エリちゃん関係かと
(理)その可能性が高そうよね、入院中だけど、退院した時にどうするか
(破)親族がいればそこが引き取るべきだろうけど、死穢八斎會の組長まだ目覚めてないんでしょ
(解)そうみたいだね、それに個性が個性だし、孤児院に預けるのもねぇ
「心ちゃん、今日の事何も聞いてないの?」
「うん、昨日連絡もなかったから何するかわかんないよ、お茶子ちゃん」
どっちにしろ、結構キツめな授業になりそうだけど
「ねえ心、あんたの両親の個性って、どんなやつ?」
「ブラックハングが『黒創』でホワイトヴェールが『白操』だね、黒か白があれば二人の独壇場になるよ」
「名前からして黒と白を操る個性なんでしょうけど、制限は何かあるのかしら」
「そうだねぇ、ブラックハングは手で直接触れないと黒を操れなくて、黒があった場所は白くなる、ホワイトヴェールは視界に収めないと白を操れなくて、白があった場所は真っ黒になるね」
「それは、お二人が揃えば解決できてしまうのでは?」
「そうだよ?」
「弱点がない!」
「おーっし、全員集まったな」
「質問よろしいでしょうか!」
「いいぞ、インゲニウム」
「ヒーロースーツに着替えた時点でヒーロー活動に関する訓練だとわかっていますが、一体ここで何をするんでしょうか!」
「いい質問だ、今回お前達にしてもらうのは、出力の再確認だ」
「出力の再確認?」
「ええ、個性の出力をコントロールしなければ被害が増えるわ」
「ヒーローとヴィランの戦闘は確実に何処かはぶっ壊れるからゼロにゃ出来ねぇが、それを極力抑えるための訓練だ」
お父さんが私を見た
「正直この訓練、まだ学生のうちにすることじゃあねぇんだけど、どっかの誰かさんのせいで人に向けて必殺技ブッパすんのにためらいが無いらしいからな」
「だって、効かないし」
「そういうわけだから、今から全員、エブリシングフィーラに向けて必殺技を撃ってもらうわ」
「どういう事!?」
「それで本気がどれだけ馬鹿みたいな出力してるか把握するの、そこから私達が指導するわ」
「そいじゃあフィーラにはここに立ってもらう」
なんかビルの前に立たされたんだけど
(強)言っとくが俺等何もしねぇからな
「さ、遠距離どうぞ」
「行くぜぇ!『徹甲弾・機関銃!』」
「全力で行きますわ」『創造 電磁砲』
「行くぞ、『赫灼熱拳ヘルスパイダー!』」
「ごめんね☆」バシュンッ!
「溶解度MAX!『アシッドシャワー!』」
「ダークシャドウ!」
『スマネェナ、シン!』
おー、なんか熱いし、酸が雨みたいに降るし、お腹に弾とビームとダークシャドウの拳かぁ
「次、近距離」
「ごめん心さん!」『マンチェスタースマッシュ!』
緑谷君のかかと落とし
「行くぞ心くん!」ドッ!
飯田君の横っ腹めがけての蹴り
「すまねぇ、心!」『烈怒頑斗烈屠』
切島君の胸めがけてのストレート
うん、足に力こめてないから吹っ飛ぶねー
「ほいっと!」ギュルルッ!
お、瀬呂君のテープで引っ張られて?
「行くぞ」ズズズッ
「オォぉ!」ゴゴゴッ
「ごめん!」ビュンッ!
障子君の重なった腕と砂藤君の強化された拳と尾白君の尻尾で殴ると、勢いまして衝撃が突き抜けたね!
無傷だけどね!
「・・・攻撃に参加しなかったお前達は特化した必殺技ではないってことか」
「はい、それじゃあ心の後ろにあったビルを見てみましょうか」
わぁ、高温やら酸やらで溶けてるし、私がぶっ飛んで突き抜けた穴もあるし、衝撃波で崩れた場所まである!
(再)・・・ねぇ心、やっぱおかしくない君?
無傷の再生達も十分仲間だよ!
「いまのでわかったと思うが、お前らの必殺技の出力は人に向かって使っていい出力じゃねぇってわけだ」
「頑丈な異形型のヴィラン相手でもね、普通に死ねるわよ」
「何で心は生きてんだよぉ!?」
峰田君が驚愕してるけど今更だよ?
「ただ、躊躇のなさはいい、いざヴィランを相手にして躊躇おうもんなら逃げられか、殺されるからな」
「個性伸ばしは普通のに加えて空想考案の物をやってるでしょう、だからあなた達のしばらくの課題は、出力のコントロールよ」
あ、白線が浮き上がって丸くなった
「これを不意打ちでぶつけるから、壊さない程度に出力を調整して迎え撃ちなさい」
「それが今日の訓練だな」
お父さんも黒い弾持ってるし、すぐ始まりそ
「お手本がこれだ」ビュンッ!
「ちょっと!?」ベシッ!
ブラックハングが投げた弾を心が地面に叩き落とす
「圧倒的な身体能力を持ってても調整すれば最低限の傷だけで制圧できる」
叩き落された弾は地面に軽く埋まっているが、心に叩かれた場所はへこんでいなかった
「エブリシングフィーラみたいに、加減ができるようにしてちょうだい」
「俺とホワイトヴェールは四方八方から仕掛けるから、ちゃんと対処しろよ?」
あ、二人共どっか行っちゃった
(空)取れる手段は、全方位を警戒することでしょうか
「心くんを相手にしている時と同じように、索敵班は索敵して、迎撃班は周囲への警戒を怠らないようにしよう!」
「いつ攻撃が飛んでくるかわかりませんわ、気を抜くことが無いように!」
「皆が頼もしい」
「心に鍛えられたせいだけどな!?」
(破)気を張るのはいいと思うけど、あんまり気を張りすぎると
「真上だ!」
「俺が殺る!」
おー爆豪くんが飛び上がって
「死ねぇ!」BOM!
「威力過剰ね」ドスッ
「がっ!?」
爆破したけど飛んできたお母さんに腹パンされた
「かっちゃん!?」
「威力を間違えたら問答無用で一撃いれるから、死ぬ気で調整を頑張りなさい」
(解)あー、皆固まってるんだけど
・・・私以外全員ダウンしそうだね!
「「「「「し、死ぬ」」」」」
「大丈夫?再生いる?」
「「「「「お願いします」」」」」
爆豪君が腹パンされてからすぐに連続して弾が飛んできたよ!
最初の方は出力を間違って威力が足りなかったり過剰だったりしたけど、途中から丁度いい出力を出せるようになったみたいだね!
(再)まぁ、咄嗟に出せるように訓練が続いたから、ほぼ皆ダウンしてるんだけど
(強)にしても親父とお袋相当手加減したな?
「とりあえず今日は終わりだ、今日の感覚を忘れずに、個性の限界をプルスウルトラしていけ」
「私とブラックハングが担当する日は大体二週間に一回程度だから、基礎トレーニングも忘れないようにね、後、質問とか個別指導して欲しい人は教師寮に来なさい、質問は何でも受け付けるわ」
「それじゃあ心ちゃんの話も!?」
「ええ、聞きたければ来なさい、子触を撒けたらね?」
「芦戸ちゃん、絶対行かせないからね」
恥ずかしいエピソードだけは聞かれたくない!
この話を投稿した後触手の人気投票は締め切りますね
50件近くの投票ありがとうございました
一番人気は理壊でした