ねえ、完全に見た目があれだよね私!?   作:たられいら

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作者も紅茶苦手です


本番が近づいてきたね! 紅茶苦手!

エリちゃんに校内を案内した私だよ!

本番ではエリちゃんの他にも治礼さんも見に来る可能性が出てきたから、頑張らないとね!

 

それから、練習開始して一週間経ったんだけど

 

「緑谷、クビです」

なぜに!?てかその服装なに芦戸ちゃん!?」

 

唐突に緑谷君が黒服に身を包んでサングラスかけた芦戸ちゃんにクビを宣告されたよ!

(強)いや訳わかんねぇよ

 

「まー厳密には、演出隊からの引き抜きです!人手が足らんのだと!」バサッ

「服装の質問はスルーするんだね芦戸ちゃん」

 

すぐ脱いだし

 

「えっと、何故僕に・・・?エリちゃんに踊るって言っちゃったんだけど」

「演出隊がね、フロア全体に青山がいきわたるようにしたいんだって」

「青山くんが行き渡るってなに!?」

「そういえば青山君ミラーボールだっけ」

 

レーザーの範囲は決まってるだろうし、動かしたほうがいいか

 

「で、大掛かりな装備とか用意できないから、人力で動かせる力加減が欲しいんだって」

「僕、序盤でダンサーからミラーボールに変身するんだ☆ネビルビュッフェも飛距離が抑えられるしね☆」

「つまり、ダンスで僕の出番が削れるってことね・・・」

「緑谷ワリィ!オメーの練習を無駄にしちまうけど、頼まれてくれねぇか!?更にいいもんにしてぇんだ!」

「ふむ・・・少々いいですか」

「空想さん?」

 

(空)人力よりも、良い力がここにあるんですよ

 

「緑谷さんを動員しなくても大丈夫ですよ、私がいます」

「空想さんを信頼してないわけじゃないけど、風とかで運ばれるのは不安かな☆」

「心が踊っている最中にそんなコントロールできるわけ無いですよ、なので」『空想再現 模倣人間(コピーヒューマン)

 

空想の前に触手の無い心が作り出される

 

「こちらを使います」

「そっか!空想さんの『模倣人間』は耐久力に難があるけど、活動時間はライブに十分足りるし、身体能力も変わらないから、裏方ができるんだ!」

「・・・そうなんですが、いつの間に調べたんですか緑谷さん」

「心さんに直接」

 

(空)ほんとですか

ほんとだよ、知ってたほうが後々いいと思うし!

 

「・・・まあそういうわけです、こちらの模倣人間がそちらに加わるので、引き抜きは無しでお願いします」

「なるほどー、確かにそれなら問題なさそうだね!」

「演出隊の切島さん、よろしいですか?」

「ああ!心が来てくれんなら、問題なさそうだ!」

「メルスィ」

「演出の練習をするときは言ってください、出します」

 

ねぇ、一応私自身の複製って体力の一割持ってかれるんだけど

(空)その程度わけないでしょう

そうだけどね

 

 

「さあ練習しますよ、お二人共」

「何故緑化地区で練習するんだい空想くん!」

「お二人と心は、ダンス中に舞台を飛び回ることが決定したじゃないですか、流石に寮内でやるには狭いですし、寮の前でやるのも他のダンス隊にぶつかる可能性があるので、ここでやったほうが全力で練習できます」

「そっか、僕と飯田くんは飛び回るし、心さんは色々と具現化させながら踊るから、広いほうがいいんだ」

「ええ、ではお二人共踊ってください、今まで通り、動きを見て私が指導するので」

 

いやー、二人共ダンス上達したよね!

(強)心は練習しなくていいのかよ、一応踊るんだろ

大丈夫!踊りは頭に入ってるし、演出のタイミングは皆に合わせるから!

(破)心がそれだけ言うなら大丈夫

(解)それにしても、雄英に入って半年ぐらいだけど、濃いイベントしか起きてないね

(再)USJでの敵連合襲撃と期末試験でお父さんお母さんと戦闘、ショッピングモールで死柄木と再開、林間合宿で心の誘拐とAFOとの戦闘、AFOが収容されて寮生活に、その直後にインターンで死穢八斎會壊滅、それから文化祭だからね

(理)改めて、危険で困難過ぎるわね、襲撃の時点で死人が出てもおかしくなかったんだけど、度重なる困難にもA組は誰も欠けずに、文化祭を迎えようとしてる、凄いことよね

皆強くて、いい人達だからね!

(理)・・・そうね(万事の予知では、たった一つの未来以外は、子触が臨んで万事を開放する、それに関わってくるのは、敵連合かA組、どちらかの可能性が高い)

(強)あー?どした理壊?なんか悩みでもあんのか

(理)いや・・・ないわ

(強)あるな

(破)あるね

(理)いつの間にそんなに鋭くなったのよ、個人的な悩みだから、気にしなくていいわ

ふーん・・・

 

「もう少し飛び出す範囲を狭めましょうか、体育館の広さからして、その速度で飛ぶと壁に衝突します」

「やはり難しいな」

「確か明日辺りから、体育館での練習も始めるそうです、それまでに動きは覚えておきましょう」

「うん、頑張るよ!」

 

(解)ん?なんか後ろから飛んできてるよ空想

(空)何かってなんですか

 

ビュンッ!

「早いですね」シュルッ

 

んー、機械?

(解)小型のドローンみたいなやつだね、こんなのできるのって一人ぐらいしか心当たりないんだけど

 

「おや心さん、いえ、空想さんですね!ここで何をしてるんです?」

「どうも発目さん、ダンスの練習ですよ、そういう発目さんは何をしてるんですか、先週見たあのベイビーは」

「あちらが一段落したので別のベイビーのテストをしてたんです!ここらは木が生えてて丁度いい障害物になりますから!」

「なるほど、で、そのテストしてたベイビーの速度が思いの外早かったというわけですね」

「そういうことです!ベイビーを回収してくれてありがとうございます!」

「空想くんもベイビーというんだね」

「多分発目さんとよく関わってるからじゃないかなぁ」

「そういえば緑谷さん!」

「うわぁ!?」

「金属スカーフの調子はどうですか?殺傷能力を抑えて、拘束に特化させましたが」

「う、うん、仮免でも役に立ったよ、動作がおかしくなってはいないから、整備は大丈夫」

「そうですか!何か必要なアイテムがあれば心さんを通じてでもいいので依頼してください!勿論そちらの飯田さんも!では!」

ブーン

「ああ!待って、何処いくのベイビー!」

 

嵐みたいだったね!

(破)発目ちゃんが台風なのはいつものこと、勢いがいつもより増してるけど

(再)寝てるかな、いや多分寝てないからテンションも調子も上がってるんだろうけど

(強)終わったら気絶したように寝るんだろ、パワーローダー先生に呼ばれるかもな

 

「あ、嵐みたいだった」

「気を取り直して練習しますよ」

「そうだな、動きを完璧にせねば!」

 

 

夜になって皆共有ルームに集まってるよ!

 

「てめぇ走ってんだよ俺に続けや!」

「いやお前が勝手にアレンジすっから混乱すんだよ」

「お、何々、爆豪君が何かやったの?」

「てめぇにゃ関係ねーよ触手女」

 

むぅ、冷たい

(空)爆豪さんは以前からこうでしょう

 

「てか、いい匂いがする」

「だよね、いつものお茶より良い香り」

「お二人共わかりますの!?お母様から仕送りで届いた幻の紅茶、ゴールドテップスインペリアルですの」

 

ゴールド、なんて?

(解)ゴールドテップスインペリアル、お父さんが仕事の報酬で一回だけ飲んだことがあるって言ってたね、味は好みじゃなかったらしいけど

 

「よくわかんないけどいつもありがとー!!」

「ブルジョワー!」

 

いくらするんだろこれ

(破)百ちゃんが親からの仕送りって言ってるから、結構な値段じゃない?

・・・私紅茶苦手なんだけど

(再)まぁ・・・味わってみれば?

 

「そうだね、うん」ゴクッ

 

・・・高級感があるなぁ、うん

(理)浅い感想ね

しょうがないでしょ、こんなのなかなか飲まないし

 

「ふぅ、あ、緑谷君まだダンスの動画見てるの?」

「ホントや、熱心やねぇ」

「心さん、麗日さん、うん、見て少しでも覚えないといけないから、あ」

「誤タップしたね!」

 

『諸君はいつ・どんな紅茶を飲む?』

 

「紅茶の動画や」

「んー、なんか聞いたことある声」

 

(空)ジェントルクリミナルですよ、一週間前私が誤タップした

あ!それだぁ!

 

『私は必ず仕事前と仕事後、仕事の大きさによってブランドを選ぶ』

 

仕事って、犯罪のあれ?

(強)それ以外あるか?

 

『そしてこのお茶は高級紅茶、ロイヤルフラッシュ、つまりどういうことかおわかりか?』

『違いの分かるジェントルかっこいいって事!?』

 

今の声はラブラバだっけ

(破)うん、ていうか、それ以外ありえない

 

『次に出す動画、諸君だけでなく社会全体に、警鐘を鳴らすことになる、心して待っていただきたい!』

『キャー!』

パッ

 

「短っ」

「んー・・・」

「この人・・・」

「二人共固まってるけどどうしたの?有名な人?」

「有名って言ったら有名、だよね?」

「うん、僕もなんとなくしか知らないけど、迷惑行為を動画に出してるヴィランだよ」

「え!」

「動画だして捕まってないから、十分脅威な気はするんだけど、やってることが小規模すぎて、ニュースにすら報道されてないんだよねぇ」

「でも、この動画は迷惑行為の動画じゃない、何する気なんだろ」

 

(空)・・・情報集めますか

(解)そうだね、できる範囲で調べてみよっか

(理)迷惑行為を行う条件みたいなものを調べましょう、それだけでも傾向が分かるわ

・・・とりあえず紅茶飲むね!

 

 

 

というわけで私の部屋ー、死柄木君に連絡連絡〜

 

『やほやほー』

 

『この時間に何だ?』

 

『後もう少しで文化祭なんだ!』

 

『へぇ、それは良かったな、なんでわざわざ連絡したんだ?』

 

『文化祭当日は先生に合わせてお父さんとお母さんが警備するから、絶対に近づかないでねって連絡!』

 

『んな自殺まがいのことするかよ、こっちもAFOの組織潰しで忙しいからな』

 

『へー、ちなみにどれくらい潰したの?』

 

『百以上』

 

『うん、どうやったの?』

 

『小さな組織は荼毘が燃やすか俺が崩壊させるだけで終わる、そこそこ大きくてもトガが潜入して内から崩壊させる、デカければ全員で速攻仕掛ければ終わる』

 

『はえー、凄いことしてるね』

 

『最近は黒霧が単独で行動してるから、そんな活発にやってるわけじゃないけどな』

 

『そうなんだ、黒霧さん何してるの?』

 

『言えねぇな』

 

『そっか、じゃあまたね死柄木君!』

 

『ああ、おやすみ』

 

(破)・・・心が、際どい自撮りを送らなかった!?

(強)まじか、槍でも降るんじゃねぇか!?

二人は私を何だと思ってるの?

 

side敵連合

 

「・・・今日は何も無いか」

(ホッとしたような、なんか物足りないような、なんだコレ)

 

「・・・弔くん、子触ちゃんのこと考えてますね」

「そうなのかトガちゃん?」

「そうですよ仁くん、あの微妙に物足りなさそうな顔は恐らく、子触ちゃんから連絡があったけど、自撮りが来なくて安心したけど物足りないって表情です」

「よくそこまで分かるなトガちゃん!」

「ふふん、もっと褒めていいんですよ仁くん!」

 

「トゥワイスとトガちゃん、毎日引っ付いてるな」

「いいじゃない、一緒にいたいのよ二人共」

「あんまり見過ぎんなよ、トガがナイフ投げる可能性がある」

 

 

side黒霧

 

「・・・わざわざ私を誘拐するとは、何のようですか、ドクター」

「なに簡単なことじゃ、死柄木弔を連れてくるんじゃ」

 

さて、死柄木弔に言われた通り、執着する理由を聞き出しましょう

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