休憩中の私だよ!
ていっても、モニターを見てるだけだから、休憩もなにもないけどね!
今はどっちも入り混じって意見の交わし合いみたいになってるね!
「B組さぁ、曲者多くない?」
「そっちは曲者とパワー系が合体してるのが多いでしょ」
「吹出くんってあんなに連続して出せるんだね!」
「数を出す分喉がイガイガするけど、グッと堪えるのさ!」
うんうん、特に雰囲気が不味くなったりはしないか、まぁ、共通の目標が私の打倒だからかなぁ
「心ってどうやったら倒せる?」
「人消し去る威力で完全に不意打ちしたら気絶するかもって本人が言ってたよ」
「まだ無理そうだぁ・・・」
早速私の攻略法を話し合ってるし、次の特訓が楽しみだね!
「当たり前だけど、皆個性だけじゃなくて、精神面での成長が個性を更に強くしてるんだね」
「いつも通り熱心に書いてるね緑谷君」
「デクくんも成長しとるよ」
「だといいなぁ」
「オイラにゃ及ばんけどな」
んあ、オールマイトがなんか近づいてきた
「緑谷少年!心少女!私がシットリ来た!」
「何のようですかー?」
「ちょっとこっちに」チョイチョイ
あれかな、緑谷君のOFAの話かな
「何か違和感はないかい?」
「特には」
「そうか、心少女、何かあってもいいように気にかけておいてくれ」
「分かってますよ、同じチームですから、異変があったら直ぐに止められます」
てか、思ったけどもうちょっと上手く隠れて話せなかったかな?
「オイ」
「わっちゃん!」
「わっちゃんって誰かな、明らかに怪しかったよねこれ」
「分かってんなら提案しろや触手女ぁ」
「一回移動した以上、これ以上場所変えるのもあれじゃん」
「それもそうだな、で、OFAに何かあったんか」
緑谷君が私に話したような内容を爆豪君に話した
「そうか、まぁ異常が無いなら様子見でいいんじゃねぇか、触手女が同じチームにいるしよ」
「オールマイトもそうだけど、爆豪君も私のこと万能薬か何かだと思ってない?」
「てめぇがいりゃ、よっぽどのことがねぇ限り大体のトラブルを止められんだろ」
「へぇ・・・つまりそれは私の実力を信頼してるってこと?」
「ハッ!今は、だ、いつかぜってぇ抜かす」
んー、いつも通りのバチバチに燃えた目!終わった後の特訓がますます楽しみ!
「なんか、心さんとかっちゃんって仲いいよね」
「目ぇ腐っとんのか出久!」
「仲が良いねぇ・・・そうかなぁ?」
ライバル心的なやつだと思うけどっと
「そろそろ始まるね、空想と強化が実況席に付いたし」
「心少女、流石に対抗戦の時は分離しないよね?」
「しませんよー、そもそも分離したら思考の共有が出来ないのと実質個性封じになるので、ただフィジカルで暴れるしかなくなりますし」
「それって、十分脅威じゃないかな?」
「では、次行くぞ!」
「どうなるでしょうか」
「さぁな、とりあえず、ステージがボロボロになるのは避けられねぇだろうよ」
『第三セットスタート!』
始まったぁ
「このチーム索敵搦め手からっきしなやつばっかだよな!」
「確かにな、だからこれからどうするか」
「更地にするよなぁ!!」
「バカの考え!」
周囲の被害を鑑みないのはどうかと思うけど、真っ向勝負は間違ってないかなぁ、索敵がいないから、気配消して動くより目立って真っ向勝負のほうがが轟君達を相手取りやすいし・・・鉄哲君は多分そんな考えてないけど、轟君達からしても狙いやすい
「あっちは障子で状況を把握して、轟を軸に攻めるのが一番強くて安定する、こんだけ開けた場所にいれば」
ズアッ!
冷気が走り、辺り一帯を飲み込む勢いで氷が形成されていき、氷が全てを覆い尽くそうとした瞬間、柔化した
「初手氷結ブッパは安い手じゃん、もっと非情に、火攻めで来られたらどうしようもなかったのに」
骨抜君が触れるだけで壁も意味なくなるからなぁ、あ、尾白君が立ってる足場は骨抜君が触ってたからそんな力込めると
ドロッ
「うわっ!?」
「尾白の相手は俺がする!」ギュルルッ!
「尾白く んっ!?」ズププッ
「そこら辺適当に柔くしといたし、飯田、あんたは面倒だ、地面に沈めて放っとく」
「俺達の連携を断つ気か!おのれヴィラン!狡猾なり!!」
体制崩した尾白君に回原君が攻撃仕掛けたし、飯田君は沈められちゃった、角が飛んでるしその先には
「見つけマーシタ!」
「ぐっ!」
「障子!」
「存外、力強い!」
どっか連れてかれたなぁ、障子君、ってなると後は
「オラァ!」バキンッ!
「っ!」
「てめぇ轟!ステゴロで俺に勝てるかぁ!?」
「ああ、勝つ!」
轟君と鉄哲君がタイマンかぁ、障子君離れた場所でポニーちゃんに拘束されてるし、復帰は難しいかなぁ
あ、でも骨抜君無意識かもだけど油断してるね?油断はだめだよ、檻に入れたり気絶させたならまだしも、まだ意識があるんだから
「俺はもう!ずっと!フルスロットルだ!!」
『レジプロターボ』!!!
飯田の身体が氷を砕きながら骨抜に向かう
「マジか」
「10分!俺は誰にも止められない!」
氷から飛び出した飯田の蹴りが一発、骨抜の腹を掠る
「っや!?」
「勿論、制御している!」
地上空中で軌道を変え、四方八方から驚異的な速度の蹴りが骨抜の全身を撃ち抜いていく
「勝負に、ならない!」
「お縄だマッドマン!」
ドプンッ
逃げたね、まぁ正解だけど
あの速度の飯田君の蹴りを数十発耐えてた時点で凄いけど、よく逃げられたなぁ
あ、諦めて尾白君の方に加勢に行った
回原君の攻撃って生身だと防ぎにくいんだよねぇ、不意打ちで沈めるかしないと
「いなしてばっかじゃ勝てないって知らな」
ドゴッ!
「がっ!?」
おぉー、飯田君の蹴りが横っ腹に突き刺さった、気絶まで行かなくても、動きは止まっちゃうよねぇ
「飯田!!」
「回原くんを牢に入れてくる!しばし離脱するが、尾白くんは障子くんの加勢にいってくれ!」
「わかった!」
んー順調、ポニーちゃんは角一本で一人相手に出来るから、尾白君が来ても大丈夫だろうけど、鉄哲君は
「あ、カメラが熱でバグってる」
「心!行きますよ!」
「オッケー」ズズッ
心の背中に空想が触れ、触手となって生える
空想行ける?
(空)ええ、大丈夫ですよ
「というわけで、カメラ保護しに行ってきまーす!」ダンッ!
「心さん!?」
んー、近づいただけで熱が来るねぇ
(空)轟さんの火力は現状、エンデヴァーと同等まで出せるようになっています
同等かぁ
「あっついなぁ」『空想 断熱間』
とりあえずカメラの周りに熱を断つ空気作って、全部のカメラに回らないと
(空)あの、心?
なに?空想
(空)ヒーロースーツが燃えているのですが
ゴォォォ
「あ、ほんとだ」
まぁ大丈夫でしょ
(空)んなわけ無いでしょう、鱗生やしますよ
『空想再現 鱗』
心の全身に黒い鱗が生え、皮膚を覆う
「別に問題ないのにー」
(空)カメラでモニターに中継されてるんですから、心の全裸が映ることになるんですよ?
私気にしないんだけど
(空)私達が気にするんですよ、羞恥心を持って下さい
空想と会話をしながらステージを飛び周り、カメラを保護していく
「カメラこれで最後だっけ」
(空)そうですよ、というか見事に燃えつきましたね、一応耐火と耐熱も備えているはずなんですが
「ねー、まぁ、特化してるわけじゃないから、これぐらいの火力だったら燃えちゃうのも不思議じゃないかぁ」
(空)一応、並の火力じゃ燃えないはずなんですが
「そこら辺はほら、轟君だから、後、強化を掛けてないのもある」
熱に強いって言っても、火力があんなに上がったら無理だよそりゃ、周りのパイプとかも溶けてるし
(空)この高熱の中、鉄哲さんはよく耐えていますね
個性伸ばしの延長で、炎を受けながら私と戦ったから、熱に対しての耐性があるんだよ
ドロッ
「んあ?何の音」ジュッ
「あっつぁ!?」
見上げた心の目に溶けたパイプが入った
「あっつ!?目が、目がアア!?」ダンッ!
あっつ!あっつい!
(空)ちょ、感覚の共有はやめ、あっつ!!
心は飛び上がり、モニターの方へ戻っていった
「・・・なんで今心がいたんだ?」ゴォォ
「よそ見とは余裕だな轟ぃ!」ガンッ!
「っ、気にしちゃいけねぇ」
轟の右足に冷気が集まっている
「なぁ、鉄が一気に冷えたらどうなると思う?」
「ああ!?」
「脆くなるんだ」
『過冷脚衝』
バキンッ!
轟の右足が振り下ろされると同時に冷気が放出され、ステージ一帯に霜が降りた
「な、なんつー、範囲を」パキキッ
鉄哲の身体が凍りつき、動けなくなっている
「これぐらいしねぇと、心を超えられねぇからな」ドガッ!
轟が凍りついた鉄哲の腹を殴り、ダウンさせた