ギガントマキアを氷漬けにして数週間だよ!
AFOが個性失ったとか、黒霧さんが行方知れずとか、色々あったけど特に進展無かったね!
あ、でもB組寮にご飯作りに行くことが増えたかも
「んー、皆元気だね!」
(空)切島さん、心頭滅却乾布で摩擦とか言ってますけど、それで温まる気ですか?
(解)今日は雪だね、下手に扉とか窓を開けると梅雨ちゃんの動きが制限されるね
(強)今日は何もなかったっけか
(破)A組とB組、更に心操君との約束もないし、お父さんとお母さんからの用事もなかったはず
(再)あ、じゃあ久しぶりに一人で特訓する?
(理)それもいいわね、どうする心?
「じゃあそうしよ!許可取りに行かないとー」
心は寮から出て、職員室へ向かっていった
体育館γ
「さて、許可取れたから始めよっと」『万事 六分離』
心の背中から触手が抜け落ち、人の姿へ変化する
「で、なにすんだ?」
「四方八方から空想、強化、破滅で絶え間なく私を狙って」
「いつものですね」
「いつものだね」
心を中心に、空想たちが四方に立つ
「いつ始めます?」
「いつでもいいよ!」
「うっし、じゃあ」『強化 全開放』
ドンッ!
ガッ!
強化が飛び出し、心が拳を両腕で受け止める
「やろうぜ!」
「まだ周囲の調整してないんですが」『空想 不壊域』
「狙う」『波動収束』
体育館γ全域に白い空間が広がり、破滅の両腕に紫色の波動が渦巻く
「どれぐらいの被害になるかなー」
「一人での特訓は・・・数カ月ぶりだね、色々あったし、個々で出られるようになったから、やばくないかな?」『解析 記録収集』
「大丈夫よ、空想が用意はしていたし、元より私がここの理を壊したから」『理の壊 耐』
再生が虹色の粘液を出し、解析が理壊と共に特訓を見ている
「そこまでできるって理壊の力って限界無いんじゃ」
「それはあなたもでしょ、解析、神野区での戦いからずっと力が成長し続けている、それに比例して、心の肉体も進化してる」
「まぁそうだよね、強化掛けてない体で皆の必殺技を受けきったし、手が切り落とされても再生なしに元通りになってるし」
心の右足が破滅により消し飛ばされ、強化に壁まで殴り飛ばされる
「ぐべっ」
「はっはぁ!どうだ心!」
「掴んだままでは危険ですよ強化」
「んのぉ!」ズルッ!
『万事 撃』
ズガガガッ!
右足が元に戻り、強化を上空に蹴り飛ばす
「ガッ!?」
「あぁ、いわんこっちゃない」『波動解放』
「そう言いながら、適当に波動を放たないでください」『空想 ワープホール』
心を囲むように穴が開き、そこから紫色の波動が迫ってくる
「まっすぐ正面突破!」ダンッ!
心が地面を蹴り飛ばし、波動の中を突き抜けて空想と破滅の前に飛び出す
「あ」
「まずいですね」
「一撃必殺!」ガシッ!
二人の顔を掴み、心が軽く飛び上がる
「『
二人の頭が床に埋まり、上から強化が落下し、床に倒れた
「うん、勝った!」
「勝った!じゃないよ、なんで再生無しに足が生えてるのさ」
「いいじゃんわかんないし、それよりも今回の戦いどう?どう?」
「はぁ、まぁ、受けてから反撃までの反応が早くなってるから、成長してるね」
解析と心が話している間に理壊が床に埋められた空想達に近づく
「大丈夫かしら?」
「これが大丈夫に見えるなら、再生の粘液を目にかけたほうがいいですよ理壊」
「周りが見えなーい、真っ暗だよー」
「一発しか蹴られてねぇのに全身いてぇんだけど」
「心の動きが洗練されてきてるから、一瞬で数発蹴りを叩き込めてもおかしくないわよ」
「んー、町中でやったら周り消し飛びそうだねこの威力、そう思わない?治礼さん」
「ああ、あらかじめ使用していた生徒を外に出しておいてよかったな、子触ちゃんが床に叩きつけたあの必殺技は、余波で壁が吹き飛ばされてもおかしくない」
「・・・なんで治礼さんは吹き飛んでないの」
「床に叩きつけた瞬間に、私の周囲を切り裂き、ほぼ無風にしたからだ、再生くん」
「治礼さんも大概おかしな方向に個性伸びてるなぁ」
「子触ちゃんの個性の一部なのに自立して、実態を持っている君には言われたくないな」
「それはそうだけど、常闇君のダークシャドウもそうでしょ」
「あれも特殊だが、君たちは発動型、変形型、異形型、すべての要素を内包し、ほぼすべての系統も有している、前々から思っているが、君達は本当に『触手』に収まるのか?」
「力の一部である僕に言われても、回答に困りますよ、僕等の性格はバラバラですけど、ベースは心なんですから、心が『触手』に収まるって認識してたら、僕等はそうとしか言えませんよ」
再生の目は白いが、薄っすらと黒が混じっている
「・・・理壊ちゃんか?」
「理壊はあっちで空想達を床から引っ張り出してますよ?」
「ふむ、そうか・・・それはそれとして、そろそろ外に出した生徒を中に戻すとしようか、ドアの隙間から覗いてて、余波をもろに食らった生徒もいるようだ」
「そういえば今更ですけど、なんで今日は治礼さんが監督してるんですか?先生じゃないのに」
「先生方は何やら会議で監督することができないそうで、その会議に刻盧と璞鈴も出なくてはならないから、ちょうど先生でもなくヒーローでもない私が監督することになったんだ、エリちゃんの体調管理のついでに、リカバリーガールの手伝いもしているから、生徒も私のことを知っているしな」
「ドアの隙間から覗いてる人たちの視線から驚愕しか感じられないんですけど」
「子触ちゃんが何かしら行動するだけでそうなるだろう」
「そうなんですけどね」
技解説
『頭蓋落』
相手の頭を掴み、地面に叩きつけるシンプルな技
しかし、心の身体能力から繰り出される威力では、相当鍛えたりしていない限り、頭と胴が別れてしまう
仮に離れなかったとしても、叩きつけで頭蓋骨に損傷を与えてしまうし、叩きつけた余波で周囲に被害が行くため完全に威力過多な技