白星の君へ   作:F1さん

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別れ

 

 

それから何時間か何日か分からないが3人で過ごしていた。

代わり映えは無かったが、楽しい日々だった。

 

だが、そんなある時、突如目の前空間が歪む。それに気づいたのか、スカークは足を止めた。

 

「どうやら、ここまでのようだな、キャロル」

 

スカークがそう呟くと、空間から聞き覚えがある少女の声が響いてきた。

 

──やっと見つけたわ、キャロル。

 

それは、何度も聞いた「ナヒーダ」の声だ。

その声は少しだけ安堵が混じっている様に感じた。

 

「ナヒーダ……?」

 

キャロルがそう呟くと「そうよ。……帰りましょう、キャロル。この中に入って」と声が返って来た。

目の前には緑の光の球体がある。

 

「え?でも……」

 

キャロルはふとアヤックスを見てからスカークを見た。

スカークはちらりとキャロルを見てから「行け」とだけ告げる。

 

「で、でも……」

 

キャロルが戸惑った様子を見せると、スカークは諭すように言った。

 

「お前にはまだやる事があるんだろう?だったらそれをやるべきだ。」

 

スカークの言葉にキャロルはハッとすると、真剣な顔つきになり、頷いた。

 

「はい!ありがとうございます!」

 

そしてすぐにアヤックスの方に向き直ると、視線を合わせる様にしゃがんだ。

 

「アヤックスくん、ごめんね。私、どうしても行かなきゃいけない場所があるの」

「え……?」

 

アヤックスが困惑した様子でキャロルを見つめると、キャロルは悲しげな顔をして笑った。

 

「大丈夫、また会えるよ。きっとね」

「そんなの嫌だ!俺はキャロルと離れたくない!」

「私も……だけど。それでも行かなきゃいけないの」

 

キャロルは苦しげに表情を歪めた後、小さな声で答えた。

 

「……大丈夫、直ぐになれるよ。君はまだ幼いから別れに慣れていないだけ。……私も、まだ慣れていないけれど。それが大人になるという事だよ」

「……でも!」

「私は、旅を続けるから。また会えるよ。……きっとね」

 

キャロルは優しく微笑んだ後、「だから……」と言葉を続けた。

 

「強くなってね。」

「!」

 

キャロルがそう言うと、アヤックスはハッと目を見開いた。

そして、ゆっくりとだが確かに頷いた。

 

「……分かった。俺、強くなるよ!だから……また会おうね!約束だからね!」

「うん。勿論」

 

キャロルは迷いの無い声でそう答えた。

そして、キャロルはナヒーダが開いた空間の中に入って行った。

 

※※※

 

キャロルが目を覚ました時、目に入ったのはシュヴァルツのモフモフとしたお腹だった。

 

「ん……」

 

キャロルが身動ぐと、シュヴァルツは心配そうに「ピ!ピー!」と鳴く。

どうやら、キャロルを心配している様だ。

 

「んー……おはよう、シュヴァルツ」

 

キャロルが体を起こしながら、シュヴァルツを掴んで避けさせる。

 

「あれ?ここって……塵歌壺?」

 

キャロルがキョロキョロと見渡せば、見慣れた風景が広がっている。

どうやらここは塵歌壺内の寝室らしい。

 

「んー……なんでここにいるんだっけ……?」

 

キャロルはぼんやりとした頭で考えるが、上手く頭が働かない様だ。

とりあえずベッドから降りようと身体を動かすと、寝室の扉が開かれた。

 

そこに立っていたのは、冒険者協会の受付役のキャサリンだ。

彼女はキャロルを見て、ホッとした様子を見せた。そして、そのまま駆け寄ってくる。

 

「『 良かったわ。目が覚めたのね』」

「あ、はい。……あの、私なんでここに……?」

 

キャロルが困惑気味にそう尋ねると、キャサリンは優しく微笑んだ。

そして、キャロルの頭を撫でながら言う。

 

「『……ああ、そうだわ。(わたくし)はナヒーダよ。この姿は借りているの。……この子の体を借りるのは気が引けたけれど、(わたくし)は出れないから……』」

 

ナヒーダと名乗ったキャサリンはすまなそうに笑う。

そう言えば、人の体を借りたりする事ができるとナヒーダが前に話していた事を思い出した。

 

「『……とりあえずは、ゆっくりした方がいいわ。まだ本調子じゃないでしょう?』」

「は、はい。ありがとうございます……」

 

キャロルが戸惑いつつも頷くと、ナヒーダは小さく笑い、シュヴァルツに視線を向けた。

 

「『この子も心配していたわ。ずっとあなたの側に居たのよ』」

 

ナヒーダにそう言われ、キャロルは改めてシュヴァルツを見る。

 

「ごめんね……心配かけて。ありがとう。」

 

そう言って微笑むと、シュヴァルツは「ピ!」と嬉しげに羽をパタパタしながら鳴いた。

 

「『……ふふ、可愛い子ね』」

 

ナヒーダはそう言うと、シュヴァルツの頭を撫でた。

 

「ナヒーダも、ありがとうございます」

 

キャロルがお礼を言うと、彼女はふっと笑った。

そして、再び口を開いた。

 

「『 気にしないでいいわ。……(わたくし)はそろそろ戻るわね。ああ、そうだわ。あなたが向こうに長くいても、こちらでは2日と半日くらいしか経ってないから。そこは安心してちょうだい』」

「そうなんですか?良かった……」

 

キャロルがホッと胸を撫で下ろすと、ナヒーダは「『……ええ』」と頷いた。

 

そして、最後にキャロルに向かって微笑む。

 

「『また会いましょう』」

 

ナヒーダがそう言うと、彼女は歩いていき、部屋の扉が開くと、そのまま出て行ってしまった。

 

「行っちゃった……。……はぁ。うわ、なんか身体が重い。」

 

キャロルがベッドに倒れ込むと、シュヴァルツは心配そうに「ピィ!ピィ!」と鳴いている。

 

「大丈夫だよ。ちょっと疲れただけだから」

 

キャロルが言うと、シュヴァルツは心配そうに鳴いた後、キャロルのお腹の上に乗った。

 

「ふふ……ありがとう」

 

キャロルは手を伸ばし、その温もりに触れて……触れる事の出来る現状に感謝する。

そして、ゆっくりと目を閉じる。

 

(──夢、だったのかと思う場所だった。)

 

まだ少し夢を見ているような感覚がある。

だが、恐らく「違う」のだろう。

 

あの不思議な場所での出来事は、確かに現実だったのだ。

 

「……」

 

キャロルは暫くの間、黙ってシュヴァルツを撫でていた。

 

※※※

 

体調が良くなったキャロルはカーヴェに家のデザインについて相談する事にした。

 

塵歌壺の中に案内すると、驚いていたようだが、同時にとても興味を示してくれた。

 

キャロルは彼にこれはとある璃月の仙人に譲り受けたもので、壺の精霊に内装や建築の手伝いをお願いできるらしいと説明した。

 

カーヴェは興味津々で聞いてくれるので、キャロルも嬉しくなって説明する。

 

「だけど、私自分で言うのもなんですけど、センスなくて。ならプロのデザイナーに頼んだ方が素敵な家になるんじゃないかなって」

「なるほど。わかった、それなら僕に任せてくれ!まずはどんな部屋が欲しいか考えてくれないか?その希望に合わせて色々考えてみよう!」

 

そう言ってカーヴェは張り切り出した。キャロルも彼の熱意を嬉しく思って、家の中に招くと、一緒にアイデアを出し合った。

 

カーヴェは真剣に考えてくれて、二人でワイワイ楽しく過ごす事ができた。

 

そして、ついでにキャロルは生活を豊かに出来るような機械類は何処で買うべきか尋ねると「やっぱりフォンテーヌの方が発達しているから……」と言いかけて、何故か黙った。

そして、少し考えた後に何か思いついたように「そうだ!」と声を上げた。

 

「そう言えば、あまりスメールに来て時間が立ってないと言っていたよな?なら、もし困った事があればスメールには「レンジャー」と呼ばれる人達がいるんだが、その中で「レンジャー長」という一つの隊の知り合いがいるから……もし、「死域」を見かけたり、サバイバルで困った事がある時は彼を頼るといい。「ティナリ」と言って……ガンダルヴァー村でレンジャー長をしているから、きっと力になってくれるはずだ」

 

カーヴェはそう教えてくれた。キャロルは感謝しつつも、ついでにスメールの事についてもさりげなく尋ねた。

 

カーヴェは目を輝かせて、楽しそうに話してくれた。

 

特にスメールでは「教令院」という機関がかなり発展しているようで、学会などが盛んらしい

ちなみに前に踊っていた少女は「ニィロウ」といい、スメールでは有名なようだ。

 

ふんふん、と頷きながら聞くと、カーヴェは嬉しそうな顔で話し始めた。

 

どうやら熱心に聞いてくれるのが嬉しいようだ。

キャロルは相槌を打ちながら聞く。

カーヴェはスメールでの生活や、教令院での生活について色々と教えてくれた。

 

「よし。あとは1度持ち帰って、また相談させてくれ」

 

カーヴェはそう笑顔で言ったが、キャロルは「あ」と声を上げた。

 

「すみません、カーヴェさん、それについてはまた旅をする予定なので、後で手紙で相談させていただく、というのは可能ですか?」

「あ、そうなのか?それなら了解した。じゃあ、手紙で頼むよ」

 

カーヴェは素直に納得してくれて、キャロルは安心した。

 

その後、カーヴェと少し世間話をしてから外に送り届けて別れる。

 

すると、キャロルの肩にシュヴァルツが降りてきて、ピィと鳴いた。

 

「ん?どうしたの?暇だったの?」

 

キャロルはしゃがんでシュヴァルツの頭を撫でる。彼は嬉しそうに目を瞑っていたが、またピィと鳴いて飛び上がった。

 

そして、キャロルの頭上をぐるぐると飛んでから、家の中にある小さな戸棚に入って行った。

 

「あ、わかった!お腹が空いたんだね?ちょっと待っててね」

 

キャロルは微笑み、シュヴァルツ用のご飯と、自分のご飯を用意する。

 

シュヴァルツは本来は鳥では無いのでなんでも食べる。

 

シュヴァルツのご飯を用意すると、食べ始め、その頃にはご飯も完成する。

 

自分の分を食べながら、キャロルは様々な事を考えた。

 

「……行くなら、やっぱりスネージナヤ。……ディルック、無茶してそう」

 

キャロルははぁ、と溜息をついた。

幼なじみで……まだ恋人であるはず、なのだが。

 

「はぁ。旅したら色んな事があるね……。…負けない、しょげない、諦めない!」

 

キャロルは決意を固めるように呟いて、拳を握る。

そんな言葉を何かで聞いた気がする。

どこでだっけ、と思いながらキャロルはご飯を食べ進めた。

 

「……ご馳走様でした!よし、決めた。」

 

キャロルは手を合わせて食事を終える。

そして立ち上がると、地図を取り出し、机に置いた。

 

「まずは、こっちから行くかな……。」

 

キャロルは地図をなぞりながら言う。

色々名残惜しいが、まずはディルックに会うことが先決だ。

彼を探し出さないと、何も始まらない。

 

「……うう、なんでかな、あの空間の記憶がちょっと朧気になってる。ナヒーダが過去とか言っていたから、抑止力的な……やつかな?確か、スネージナヤにはあの子が……。う、頭が、いたい……思い出さない方がいいのかも……」

 

キャロルは頭を抑える。

嫌な感じがして、それ以上考えないようにする事にした。

 

「と、とにかく……目指す先はスネージナヤ。えっと、船で行くしかないか……はぁ」

 

キャロルは溜息をつく。

船にキャロルとして乗るのは初めてだ。

 

「うう、色々やる事が山積みだよ……。まずは、旅の準備を整えなきゃ……」

 

キャロルはシュヴァルツを彼の部屋に連れてくと、家の外へ出た。

 

そして、まずは荷物の準備から始めようと、先程カーヴェに教えてもらったおすすめの店へ向かった。

 

※※※

 

「わぁ、結構多いなぁ……」

 

キャロルは賑やかな店を見て感嘆の声を出す。

基本テイワットで多いのはオープン型の店だ。

カウンター越しの店主と、客がやりとりをしながら物を買う。

そのスタイルが主流だ。

中には個室風の店もたまにあるが。

キャロルは慣れた様にカウンターに並ぶと、店主に話しかける。

 

「こんにちはー、すみません」

「はいよ、いらっしゃい!今日は何が欲しいんだい?」

 

店主が笑顔で言うのでキャロルはメモを取りだし、商品を確認した。

 

「えっと、これをお願いします」

 

キャロルがメモを差し出すと店主は笑顔で受け取る。

そして、毎度あり!と言うとメモに記載されている商品をカウンターの上に並べていった。

間違いないか確認後、モラを支払い、商品を受け取る。

 

「ありがとう!また来てね!」

 

店主が手を振ってくるので、キャロルもペコリと頭を下げて歩き始める。

 

※※※

 

──歩いていると、たまたま見かけたお店で面白そうな本が目に入る。

 

手に取って買うか悩んでると──辺りが騒がしい。

 

「ひったくりよ!誰か捕まえて!」

 

キャロルが振り返ると、男が走ってくるのが見えた。

どうやら手に鞄を持っているようだ。

 

「どけぇぇぇえ!」

 

男が叫ぶが、周囲はその声に怯えるばかりで誰も助けようとしない。

キャロルは咄嗟に男の前に立ち塞がると、鞄を男の手から奪い取った。

 

「あ、おい!」

 

すると───その頭上から一人の影が降りてきて、男の足を引っ掛けた。

男は「うわぁ」とバランスを崩して転ぶ。

キャロルが慌てて避けると、すぐに立ち上がり、速やかな速度で犯人を確保した。

 

犯人は、咄嗟に顔をあげると、目を丸くする。

 

「──大マハマトラ!?」

「こっちの女性には怪我は無いみたいだよ、セノ」

 

近くにいたフェネックの耳と尻尾が生えた青年がそう報告すると──大マハマトラと呼ばれた青年、セノはホッとした様に息を吐いた。

 

「──分かった。……協力感謝する」

 

セノは慣れたようにひったくりを拘束しながら、キャロルに向かって礼を言った。

 

「いえ、お役に立てて良かったです」

 

大マハマトラとは、マハマトラというスメールの治安組織の人間だ。

そして、大マハマトラとは、その中のリーダーの何人かの一人である。

 

キャロルは首を横に振り答えると、クールな印象のセノは小さく笑みを浮かべた。

 

「いや、お前のおかげで助かった。他にも方法はあったが、コイツを迅速に確保出来たのは、お前が捕まえる選択をしたからだろう」

 

セノが真面目な顔で言うのでキャロルは少し照れくさくなり、曖昧な笑みを浮かべた。

 

そして、ひったくりを見張りをしている傭兵に預けると、フェネックの耳と尻尾が生えた青年がセノの元にやってきた。

ぺこり、と無意識にキャロルがお辞儀をすると、気がついた青年は、柔らかく僅かな笑顔を見せる。

 

「君も怪我は無い?大丈夫?」

「あ、はい。大丈夫です」

「良かった!僕はティナリ。そっちはセノだよ。君は?」

「私はキャロルです。冒険者をしています」

 

ティナリは獣耳などのせいで可愛らしく見えるが、穏やかそうに見えるので、キャロルは何だかホッと安心する。

セノも、今は先程のような雰囲気は無く、柔らかい表情でキャロルを見ていた。

 

「そうか。道理で、良い動きをしていた。」

「うん。君、なかなかやるね」

 

2人に褒められ、キャロルは少し照れた。

 

「いえ、そんな……。あ、そうだ!この鞄の持ち主は……?」

 

キャロルが慌てて尋ねると、ティナリの隣にいた女性が「私のです!」と答えた。

その為、キャロルはその女性に鞄を手渡した。女性はペコリと頭を下げる。

 

「あ、ありがとうございます!お助けいただき……!」

「いえ、大丈夫ですよ」

 

キャロルは笑顔で答えると、女性は何度も頭を下げてから去っていった。

それを見届けると、セノが口を開く。

 

「では、俺達はこれで失礼する」

「あ、はい。お気を付けて……」

 

キャロルが見送ろうとすると、セノは踵を返して手を振ってくれた。それに振り返す。

 

「また会えたらよろしくね」

 

ティナリも笑顔で手を振り返しセノと共に去っていった。

キャロルも手を振って見送る。

「さてと、私も次に行きますか」

キャロルは気持ちを切り替えてその場をあとにした。

 

※※※

 

「んー、結構手に入ったかなぁ……」

 

キャロルは荷物の重さを確認しながら歩く。

旅の必需品として調味料や携帯用食糧等を買い込んだのだ。

他にも日常で使うであろう細々したものを購入した。

「うん。これだけあれば、大丈夫」

キャロルは満足気に微笑むと、家へと戻る事にした。

 

※※※

 

「ただいまー」

 

キャロルが家に戻ると、シュヴァルツが飛んでくる。

どうやら壺の精霊に部屋を開けてもらったようだ。

 

「お迎え?ありがとうね」

 

キャロルは微笑みながらシュヴァルツの頭を撫でる。シュヴァルツは嬉しそうに「ピ!」と鳴いた。

 

「ふふ。……あ、そうだ!私、旅の支度をしてきたんだ」

 

キャロルは荷物の中から調味料や携帯食糧を取り出すと、シュヴァルツの前に置く。

 

「だからね、しばらく留守になる時間増えるんだけど……シュヴァルツはここで留守番をお願いね?」

 

キャロルの言葉にシュヴァルツは首を傾げていたが、理解してくれたようだ。

「ピ!」と鳴いて返事をする。

キャロルはそんな彼が可愛くて、また頭を撫でた。

 

※※※

 

その日の夜。

キャロルが眠りにつくと、ナヒーダが夢の中から、キャロルに語り掛けてきた。

 

「もう行ってしまうのね?寂しくなるわ」

「あ、ナヒーダ。ごめんね、でもずっとここにいるわけにはいかなくて……」

 

キャロルが申し訳なさそうに言うと、ナヒーダは微笑んだ。

そして、キャロルの元にてとてと、と歩み寄り、手を取ると、両手で包み込む。

 

「大丈夫。わかっているわ。貴女のこれからの旅路が素敵なものでありますように……」

「ナヒーダ、ありがとう」

 

キャロルはホッと微笑む。そして、ナヒーダの手に手を重ね握手をした。

ナヒーダも、それに応じるように小さく笑う。

 

「……でもまた会うことが出来るのよね?」

 

ナヒーダが尋ねるとキャロルは優しく微笑んだ。そして、「勿論。また会いに来るよ」と返す。

ナヒーダは嬉しそうに微笑んだ。

 

「ふふ、約束よ?キャロル」

「うん。約束する。また会おうね、ナヒーダ」

「ええ、待っているわ。またお話ししましょう」

 

ナヒーダが言うと、キャロルは笑顔で頷き返す。

2人はそうして別れたのだった。

 

 

どんな話がみたいですか? 参考にいたします!

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