ではでは、どうぞ本編にお進みください~♪
オッス俺雨立真人(あまだてまなと)。
俺は今幻想郷と呼ばれる異世界にいる。
その理由は、12月24日に彗星神社と呼ばれる小さな神社にいった。
桜花妖人(さくらかようと)と小夜鳴夕美(さよなきゆうみ)の二人の友人と一緒に。
そして、そこで立てた異世界に行くという不思議な誓いを叶えるかのように、俺達は見知らぬ土地に飛ばされた。
俺が飛ばされたのは大木だらけの森の中だった。そして、そこで一人の魔法使いと出会う。
そいつの名前は霧雨魔理沙、とてもノリのいいまさに魔法使いといった風貌の女の子だ。
そして、俺は今そいつの営む魔法道具屋兼家の『霧雨魔法店』の中にあるテーブルに魔理沙と向かい合って座っている。
そして、幻想郷の説明をしてもらっている。
「……で、あるからして」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!!」
俺の苦手とする、説明(勉強ともいう)の分野で。
こいつ、俺と気が合うから、頭悪いと思ってたのに……!!しかも、黄縁(きぶち)の眼鏡をつけて……!!
「ん?どうしたんだZE?特に難しいことは何もいってないはずだZE?」
「俺にとっては難しいんだ…!!」
「むぅ……、ここら辺は普通に理解して欲しいんだZE……。わ、わかった!もう少し時間をかけてゆっくり説明していくんだZE……こいつ、⑨なんだZE……」
魔理沙の最後の呟きは、俺の耳には届かなかった。
―――――
結局俺が幻想郷について理解出来たのは、夕方近くだった。
「はぁ~。なるほどね~♪おぅ!全部理解したぜ!!」
「ハァ、ハァ……、こ、こいつ……とんでもない⑨なんだZE……」
「ん?何かいったか?魔理沙。」
「な、何でもないんだZE……」
魔理沙はとても疲れていた。
何故だろう……俺にはどうしてかわからない。
「と、とりあえず疲れたから私から風呂に入ってくるんだZE……」
「ん、気を付けろよ~」
「ZE……」
魔理沙が魔法道具コーナーの後ろの客室のさらに奥へと入っていく。あのさきには実験道具がたくさんあるから、人はあまり入れないんだそうだ。少し気になる。
魔理沙が奥に入ったことを確認して、改めて部屋の中を見渡す。
まず目には入るのは、中央に置かれた、俺が座っているこの円形型の机。椅子が5つほどあることから、頻繁に友人が来ていることが分かる。
次に、右端に設置している暖炉だ。今は絶賛稼働中である。レンガの長方形の上に薄い石がつまれてるといった、モダンな作りの暖炉だ。今の季節はとても有難い。なお、燃料は木ではなく不思議な石だ、さすがは魔法使い、指を鳴らすだけでその石に火がついた。
そして最後に部屋の壁と床だ。壁はシックな白い壁だ、とても綺麗で純粋な白だ、触るのも躊躇われる。床はこれまたとても綺麗なフローリングだ、埃一つないような錯覚を見せるほどだ。魔法使いは掃除も魔法なのか?また少し気になる種を見つけたな。
そんな風に一つ一つ細かく見ていると、奥からピンク色のネグリジェを着て、気持ち良さそうな顔をした魔理沙が伸びをしながら歩いてきた。風呂上がりで上気している頬が仄かに赤い。
「う~ん♪いい湯だった~♪あ、次真人風呂入ってこいよ?服はその間に洗濯して、魔法でちゃちゃっと、乾かしておくからさ♪」
「ん、そういうことなら失礼して」
「あぁ、タオルは風呂場に置いてるから、好きなのを使ってくれなんだZE☆」
「わかったZE!」
俺も風呂入らせてもらったほうがいいのか、それとも服がないからこのままでいるべきなのか、悩んでいた俺も、魔理沙の言うことに甘えて入らせてもらうことにした。―――――
風呂は、とても気持ちがよかった。
明日は、何をしよう、いや、何をするべきなのか、か。ま、明日のことを今日考えても埒があかないし、明日のことは明日考えよう。そう思いながら風呂に入っていた俺だった。
どうでしたか?魔理沙の寝間着がネグリジェとは萌えますね~ニヤニヤ(僕の勝手な想像です、気にしないでね♪)。
さて、それでは次回予告をば。
次回はついに幻想入りした三人の最後、小夜鳴夕美(さよなきゆうみ)が主人公です!
なので、小夜鳴夕美がどんな人なのか、また、小夜鳴夕美はどこに飛ばされたのか、気になる方は、次回をのんびり待っててください~♪