今回からついに三人目の主人公、小夜鳴夕美(さよなきゆうみ)の章です!!
それでは、本編にどうぞお進みください~♪
~恐怖の始まり~
「……」
私は突然の出来事と、突然目の前に広がった景色に息を呑んだ
私は小夜鳴夕美(さよなきゆうみ)、天橋立高校に通う高校一年生。
私は確かに1月1日におうか(桜花妖人のこと)と雨立真人(あまだてまなと)の二人と一緒におうかの家の近く、彗星神社にいたはずだ。なのに、私が今いるのはとても不気味な空間だ。
足元から天空までの至るところに目があり、そしてどこまでも広い、不気味と同時に、不思議な空間だ。さらに地面も空も紫色という、日常ではあり得ない空間に私は居る。
どうしてこんなことになったのかわからない。思い当たることといえば突然鈴が鳴り出したあのときくらいしか思い当たらない。
でも、だからってどうしてこんなところに?
えもいわれぬ恐怖を感じた。
ここは絶対に私の知っている所じゃない、居てはいけない所だと、私は感じた。
私はそんな恐怖や不安から逃げるように当てもなくその場から駆け出した。
――――――
「ハァ…ハァッ…ハァ!!」
もうどれくらい走ったのだろう、全くわからない。私の時間間隔は心を潰されそうな恐怖と、限界を越えた体力のせいで、これ以上ないくらいに狂っていた。私の心も崩壊寸前だった。
「おうか……真人……!」
走ってる途中に気付いた。おうか達がどこにも見当たらないのだ。だから、途中から私は二人を探していた。だけど、見つからなかった。
「あっ!!」
もんどりうって私は倒れた。だけど、不思議と痛みは感じなかった。痛覚まで参っているようだ。
私は、起きようとしなかった。私は心身ともに疲れきっていた。
おうか……真人……ごめんね……私、もうだめだよ…二人を支えになんとか頑張って来たけど、もう、頑張れないよ……。
私は心のどこかで無駄だ、意味ないんだと思っていたんだ。だけど、それを認めたくなかった。二人を見捨てる感じがしたから。
私は、今の今まで怖がっていた『 死 』 を初めて受け入れた。
そして、そんな私の死の受け入れに反応したかのように、私の意識は薄れていった。
あぁ、……ようやく、楽になれるんだ……。でも、もう少しだけ、二人と遊びかったなぁ…。
薄れていく意識の中、私は一筋の涙を流した。
そんな時、私の横に誰かが立った気がした。もうそちらを向くほどの力もない。もし、二人の内のどちらかなら、助けてほしい。受け入れたはずの死の恐怖が一気に蘇ってきた。だから私はそう切に願った。
そして、その願いを聞き入れてくれたかのように、その誰かが言った。
「ふふ……。ほんっと健気な娘。みすみす死なすのは惜しいわね……、うん、とりあえず、あそこに運びましょう♪」
私の予想と裏腹に、女の人の声がした。
あれ?でもたしか、さっきあそこに運ぼうって、ていうか、この人は一体……?
そんな疑問を持ちながら、私の意識は深く、深く沈んでいった。
意識が沈む寸前、至るところにあったあの目が、私を見ていた気がした。
どうでしたか?どうやら夕美は例のあそこに飛ばされたようですね!!心配だ……。
一応夕美は元気で心も強そうだけど、実は三人の中で一番女の子らしく心脆いという設定にしています。
さて、本編の内容はこれくらいにして謝辞をば。
この小説を毎回ちゃんと見てくれてる皆さん、そしてたまたま覗いてみるか…と見てくれた皆さん、ありがとうございます!UAが少し増える度に自分はにやけてます。ほんとにうれしいです。
そして、コメントをくれてる皆さん!とてもうれしいです!!コメントが1来る度に自分はフォォォォォ!!と大げさすぎる程に喜んでいます!!さらにそのコメントに返信させてもらえることに歓喜しています!ありがとうございます!!
このようなことがあるからこそ、自分の小説を日々書くことができます。これからもこんな小説を自分共々よろしくお願いします♪
さて、それでは次回予告を。
次回は『安堵』をテーマにして書いていこうと思います!!理由は何となくわかります…よね?
では、もし夕美のあのあとが気になる方は、そして、毎回小説を読んでくれてる方は、
次回を緋弾のアリアの18巻を読むなどして、適当に時間を潰して、楽しみに待っててください~♪
see you again!!