TS貴族令嬢の複雑すぎる婚活事情   作:桜木桜

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第5話

 

 広々とした草原と、剃り残したように生える森林。

 放牧地では牧童たちが羊を追いかけ、森林の中には狼たちが潜み、それを密かに狙っていた。

 草原を切り裂くように大河が流れ、それは暗い色をした海へと繋がっている。

 

 草原の中を、大河に向かって一本の白い線が通っていた。

 それは最低限、草を刈り、砂利を敷いただけの粗末な、道と言っても良いのか怪しい砂利道である。

 あちこちに人の足跡と、家畜の糞が落ちており、水たまりが斑点のように模様を付けている。

 

 そんな砂利道の中を、一台の馬車がゆっくりと進んでいた。

 馬車にはためく旗には一角獣の紋章が描かれている。

 それはこの地の支配者、アース家の紋章であった。

 

 護衛の騎士に囲まれた馬車は、ガタガタと音を立てながらも、砂利道を進み……突然、大きく傾いた。

 

「何事か」

 

 馬車の中からは、怒りを含んだ低い声。

 

「申し訳ございません。……車輪が泥濘に嵌ってしまいました」

「またか」

 

 苛立った声を上げながらも、馬車から壮年の男性が現れる。

 髪は金色、瞳は翠。

 背は二メートルを超すほどであり、衣服は筋肉で盛り上がっていた。

 そして顔には大きな刀傷。

 山賊や海賊に混じっていても違和感のない容貌であるが、しかし彼が身に纏う高品質の毛織物の衣装が、彼の身分を表している。

 

「も、申し訳ございませぬ……ベリドル様」

 

 ベリドル。

 そう呼ばれた男は、地面に這い蹲って謝罪をする従者を見下ろす。

 ベリドルは額に青筋を浮かべ、怒りの魔力を周囲に撒き散らす。

 騎士たちはその怒りに触れぬように、目を合わせぬように、ぬかるんだ地面に視線を向ける。

 

「チっ」

 

 ベリドルは舌打ちをし、砂利道の先を見据える。

 彼の視線の先には、大河の河畔に築かれた都市があった。

 

 ラークノール地方、最大の街であり、アース家の発祥の地である。

 今日、彼はこの地で行われる評議会に出席するために、自身の所領である伯爵領からここまで旅をして来たのだ。

 

「このままでは、遅れるな」

 

 交通手段が発達していない西大陸では、数日の遅れはよくあることであった。

 しかし数日の間に“政敵”が何らかの工作をする可能性もある。

 

 貴族らしく、馬車で優雅に移動するべきである。

 慌てる様子を見せれば、却って隙を見せることに繋がる。

 

 そのような貴族的常識を彼は即座に切り捨てた。

 

「馬を持ってこい」

 

 ベリドルは目的地――ヘーリング市を見つめながら、騎士たちに命じる。

 

「一気に駆け抜けるぞ」

 

 

 

 

 

 途中、雨に降られながらも、ベリドルは何とか評議会が始まる前に城に駆け込むことに成功した。

 最低限の着替えを終えた彼は、僅かに濡れた髪のまま、上から四番目の席に腰を下ろす。

 

「髪を濡らしたままでは、風邪を引きますぞ。兄上」

 

 ベリドルが毛皮の敷物の上に胡坐を掻いて座ると同時に、彼の向かい側――五番目の席次に腰を下ろしていた男が、話しかけて来た。

 

 彼の顔は非常にベリドルに似ていた。

 それもそのはず、彼はベリドルと同腹の弟であった。

 

「せめて、髪を乾かしてから出席されては? それとも……何か、不都合なことでも?」

「一角獣が雨に打たれた程度で、病に掛かるわけがなかろう。大袈裟な」

 

 それからベリドルは小さく笑みを浮かべる。

 

「……糞尿を頭から被ったわけでもあるまいに」

 

 クスっ。

 誰が漏らしたか、会場に小さな笑い声が響いた。

 

「貴様!」

 

 同腹の弟が、怒りの魔力を辺りに撒き散らす。

 呼応するように、威嚇するようにベリドルもまた魔力を解き放つ。

 

 殺意と怒りが空気を震わせる。

 両者は武器に手をかけ、今にも殺し合いが始まりそうになる……その瞬間。

 

「つまらぬ諍いをするな!」

 

 鮮烈な殺意の魔力が、二人の魔力を消し飛ばした。

 それは二人よりも僅かに小さな魔力ではあったが、遥かに鋭かった。

 

 二人は慌てて平伏する。

 

「兄弟喧嘩は外でやれ!!」

 

 怒声を上げながら現れたのは、黄金の髪に翠色の瞳の男。

 五十代半ば、初老の男は肩を怒らせながら、大股歩きで会場入りする。

 

「ご当主様、並びに奥方様、若様、ご到着!!」

 

 慌てたような声で騎士の一人が宣言する。

 初老の男はズカズカと大股歩きで、一番の席に座る。

 その後に続くのは、三十代半ばほどの女性。

 

 彼女はベリドルに視線を向け、扇子で口元を隠す。

 その裏で笑っていることは、明らかだった。

 彼女は優雅に、二番の席に腰を下ろした。

 図らずとも己の政敵に頭を下げることになってしまったベリドルは、怒りの魔力を撒き散らしたくなるのを、必死に抑え込む。

 

 そしてその後ろに続くのは、やはり金髪の少年。

 この中で誰よりも若い。

 しかし誰よりも強大な魔力をその身に秘めていた。

 彼は露骨に呆れた顔をしながら、三番の席に着く。

 

 親子ほどの年が離れた弟に呆れられたベリドルは、若干気まずい気持ちになった。

 

「これより、評議を始める!!」

 

 一番の席に座る、初老の男――ラークノール公爵は大声で評議会の開催を宣言した。

 

 

 

 

 まず初めに租税の額。

 それから処刑した犯罪者の数。

 移住してきたガルザァース人の数。

 新たに封じた騎士の数。

 貴族や騎士の新生児の数。

 

 ラークノール公爵家の文官たちが、淡々と報告を読み上げる。

 公国の貴族たちは興味なさそうに、天井のシミを数えている。

 中には寝入っている者すらもいた。

 

 真剣に聞き入っているのはベリドルと、ラークノール公妃、そしてその唯一の息子だけである。

 

 なお、ラークノール公爵本人は腕を組みながら、目を瞑っていた。

 寝ているか、考え込んでいるだけか。

 

「次に帝国との領境について……。現在、散発的に小競り合いが続いており……。また荷物が接収される事案が……」

 

 議題が帝国との国境紛争へと移る。

 ここにきて、ようやく貴族たちは興味を示した様子で、騎士の報告に耳を傾ける。

 

 ラークノール公爵家と帝家は現在、紛争状態にある。

 戦争そのものはラークノール公爵家の勝利に終わり、双方、軍を退いた。

 

 しかし問題はそれからだった。

 帝家がラークノール公爵家に対する“嫌がらせ”を始めたのだ。

 

 領境付近での偵察行動や、ラークノール公爵家に害を与える山賊や海賊に対する支援。

 ラークノール公爵領からやってくる商船や隊商の入港・入城拒否、荷物の強制的接収……。

 ある種の経済制裁のようなものをラークノール公爵家は受けている。

 

これはラークノール公爵家にとっては、極めて不可解であり、不愉快なことだった。

 

 ラークノール公爵家――ガルザァース人は元々、北方の海域を中心に活動する商人であり、漁師であり、海賊だった。

 彼らにとって、戦争や略奪・襲撃は商業取引が上手く行かなかった時の、もしくは漁場を奪ったり、守ったりするための手段だった。

 

 つまり彼らにとって、戦争は政治活動ではなく、経済活動であり、商業と変わりがなかった。

 戦争が終わった以上は、元の平和的な関係に戻るのが普通だった。

 

 そもそも、戦争状態でないにも関わらず、商業取引を行わない理由が分からなかった。

 商業取引を行わなければ、生活に必要は物資を手に入れることができない。

 商業取引が気に入らなければ、戦争で白黒はっきりつければいい。

 

 その両方を行わないというのは理解不能……とまでは言わずとも、常識的ではなかった。

 

 加えて、ラークノール公爵家にとって全く予想できていない事態が生じていた。

 それは帝家のみならず、その帝家の派閥の帝国諸侯や、自治権を付与されている帝国都市との交易活動にも支障が生じていることだった。

 

 ラークノール公爵家の認識では、揉めた相手はあくまで帝家である。

 帝家が自分たちをシカトするまでは分かるが、帝家の友達まで自分たちをシカトしてくるのは、理解不能であった。

 

 この不可解で不愉快で理解不能な帝家の制裁は、認めがたいことではあるが、ラークノール公爵家の弱点を確実に突いていた。

 

 ラークノール公爵領は穀物の生産力が低く、領民の腹を十分に満たすには穀物の輸入が必須であった。

 食糧の安定供給こそがラークノール公爵家の役割である以上、それが果たせなくなれば諸侯や騎士の離反を招きかねない。

 

 現時点ではそれほどの事態にはなっていないが、ジワジワと首が締まっていくのをラークノール公爵家の家人たちは感じていた。

 

 早急に解決しなければならない。

 しかしどうやって解決すればいいか、ラークノール公爵家はその方針を示せずにいた。

 

 また戦争をすれば良いのか?

 否、また勝てるとは限らない。

 

 では、謝罪すれば良いのか?

 自分たちが勝ったのに? それこそ、あり得ない!

 

(帝家と揉めたところで利益はない。使節を送り、落としどころを探らねばならぬが……さて、どう話を持って行くか)

 

 ベリドルは“元凶”へと視線を向ける。

 その“元凶”は特に恥じる様子はなく、堂々と胸を張りながら、話を聞いている。

 

 話の持って行き方次第では、彼のことを批判する形になってしまう。

 ベリドルとしては、それは本意ではない。

 

「今すぐにでも、帝家に使節を送るべきでしょう。落としどころを探るべきです。我々に帝家と敵対する意思がないことを……必ず中立に立つことを説明するべきです」

 

 大きな声ではっきりと帝家との友好関係構築を主張したのは、二番目の席次に座る女性。

 ラークノール公妃。

 “平野党”を率いる彼女は、“海岸党”を率いるベリドルと対立関係にあった。

 今回ばかりは彼女の意見に賛成であるベリドルだが、立場上、賛同するわけにはいかない。

 

 先を越されたと思わず歯噛みするが……。

 

「言葉を尽くしたところで、そう易々と帝家が振り上げた拳を下げるとは思えません」

 

 ここで言葉を発したのは、三番目の席次に座る少年。

 ラークノール公妃の息子。

 ラークノール公爵家の後継者、トール・エル・ラークノールだった。

 

 自身の母親に真っ向から反意を示したことに、ベリドルを始めとした貴族たちは内心で驚愕する。

 

「中立を保つことをいくら説明したところで、それを容易く信じるほど愚かなはずがない。我々にとって不利な担保を要求されることでしょう。慌てて使節を送るような真似をすれば、足元を見られるだけ」

 

 慌てる乞食は貰いが少ないとも言います。

 トールは堂々とそう語ってみせた。

 彼の主張は筋が通っており、正論であるように聞こえた。

 もし問題があるとすれば、彼自身が元凶であるという点だ。

 

 ――お前が言うな!!

 

 というのが評議会の出席者たちの総意であった。

 

「トール!! どの口が!!」

 

 そしてそれはラークノール公妃も同様であった。

 いや、むしろ息子のフォローをしたつもりなのに、その息子から背中から刺されたと思った彼女の怒りは、それ以上だった。

 

「すべてはあなたの軽率な行動の結果が招いたのです! 本当に反省しているのですか!!」

 

 金切声が会場に響き渡る。

 これには出席者たちは揃って眉を顰める。

 

「もちろん、反省しております。私の軽率な行動により、皆さまに多大なご迷惑をおかけしたことを陳謝いたします。また、事態の収拾にご尽力してくださった皆様には、重ねて御礼を厚く申し上げます」

 

 トールは拳を床に付け、軽く頭を下げる。

 これは最上位の謝罪と感謝の態度であったが、しかし全く心に響かなかった。

 

 トールが反省していない――少なくとも後悔していないことは誰の目にも明らかであった。

 

「あ、あなたは……」

 

 キリキリと公妃は歯軋りする。

 すでに謹慎処分を受けているトールにこれ以上の“反省”を示させる方法はなかった。

 そもそもこれ以上の処罰はトールの後継者としての立場を不安定にさせる。

 

 それは公妃がもっとも望んでいないことだった。

 

「反省とは、過去の経験を未来のために活かすことであると思います。故に私はこれからの未来の話をしております」

 

 厚顔無恥・唯我独尊のその態度に、出席者たちは呆れる。

 しかし不思議と不快感はない。

 むしろその堂々とした態度には感心する者もいた。

 

(アホ共め……)

 

 よく言ったと言わんばかりの表情を浮かべる派閥の貴族たちに、ベリドルは内心でため息をついた。

 勇敢であることを第一の美徳とするガルザァース人の文化を、ベリドルは嫌っている。

 

「よ、よろしい! それではトール、あなたには……別の案があるということですね?」

 

 何とか怒りを飲み込んだ公妃に対し、トールは深く頷いた。

 これには公妃の表情が僅かに緩む。

 

「食糧については、喫緊の課題。悠長にことを運んでいる場合ではありません。帝家との交渉を有利に運ぶためにも、事前に解決しておくべきでしょう」

「確かにその通りです。選択肢は多ければ多いほど、良いでしょう。さすが、私の息子。ラークノールの地を継ぐ者です。そして……その案は?」

 

 息子の成長に喜び、機嫌が良くなり始めた公妃に対してトールは言った。

 

「ブドゥーダル公爵に融通していただくのが良いでしょう」

 

 公妃の表情が曇る。

 

「ブドゥーダル公爵に……頭を下げると? 借りを作ることになります」

「貸した物を返していただくだけです。食糧を援助していただいた後も、むしろ我々の貸しの方が優ると思っていますが」

「少なくとも、ブドゥーダル公爵はそのように考えないでしょう。対価を要求されるはずです」

 

 今回の一件で貸しが出来たブドゥーダル公爵に食糧を援助してもらう。

 それは誰もが考えたことだが、しかし誰も口にしなかった。

 ブドゥーダル公爵に足元を見られることが目に見えているからだ。

 

 交渉を間違えれば、ラークノール公爵家が傭兵のように扱われ、ブドゥーダル公爵家に下ったように映りかねない。

 

 その懸念に対して、トールは答えた。

 

「むしろロゼリア姫から恩を返させて欲しいと、提案を受けています」

 

 ……はぁ?

 それはいつ、どこで、本当に?

 

 出席者たちの頭に?が浮かぶ。

 さすがにトールも言葉不足であると考えたらしい。

 

「あくまで私的な手紙でのことです。しかしロゼリア姫が前向きに考えてくださっていることは間違いありません。我らにとって、渡りに船……」

「あなたは! また、そのような甘言に騙されて!!」

 

 トールの言葉を遮るように公妃は声を上げた。

 今すぐにでもトールの顔を張り倒さんという勢いだ。

 

「ブドゥーベルの淫婦の言葉は全て、嘘偽り! いい加減、目を覚ましなさい!!」

「……淫婦?」

 

 瞬間、ベリドルの背筋に悪寒が走った。

 今すぐにでも、逃げ出したくなるほどの恐怖に襲われる。

 少し遅れて、一瞬、僅かにだがトールの体から怒りが漏れたことをベリドルは……出席者たちは理解した。

 

「それは……どこの誰の話ですか? 返答によっては、母上であっても許せません」

 

 トールの態度に怯んだ公妃だが……。

 しかし漏れた魔力が一瞬であったこと、何より自身が母親であるという自負が優ったらしい。

 

「それが母親に対する態度ですか!?」

「それがラークノールの後継者に対する態度ですか?」

 

 ――その通り、よく言った!!

 

 ベリドルは内心で拍手喝采をトールに送った。

 

 ベリドルにとって最大の不安は、まだ年若いトールが外戚である公妃とその家族に操られ、そしてアース家の家産が彼女たちに横領されてしまうことだ。

 

 しかしこの様子であれば、その心配はないかもしれない。

 頼もしくなったと、兄として喜びを感じていた。

 

――もっとも、女を見る目は養わねばならないが……。

 

 トールがロゼリアに誑かされているという認識そのものは公妃と共有しているベリドルは内心で苦笑する。

 もっとも、彼は男であるため、公妃よりはトールに理解があった。

 

 さあ、もっと言ってやれ!

 と内心でトールに応援の言葉を送るベリドルだが、ふと気付く。

 

 ラークノール公爵が片目を開けていることに。

 

「い、いいでしょう! もう一度言います。ブドゥーベルの淫婦、ロゼ……」

「親子喧嘩は外でやれ!!」

 

 雷が落ちた。

 殺意の魔力が満ち溢れ、雷に変換された魔力がラークノール公爵の髪を逆立てた。

 

 公妃は慌てて頭を下げた。

 トールもまた、小さく肩を竦める。

 

 二人が大人しくなったところで、ラークノール公爵はベリドルに視線を向けた。

 ようやく手番が回って来たとベリドルは意気揚々と口を開く。

 

「私的な手紙である以上、ロゼリア姫の言葉を全面的に信頼するわけにはいかないでしょう」

「……」

 

 ムッとした表情をトールは浮かべる。

 しかしトールへの批判は、あくまで前置きであり、話はこれからだ。

 

「しかし彼女がブドゥーダル公爵家の後継者であり、公国の共同統治者の地位にある以上、その言葉には一定の重みがある」

 

 大丈夫、分かっている。

 とでも言うようにベリドルはトールに対して軽くウィンクをする。

 

「今年の夏には、彼女がこの地を訪れる。その時に交渉すれば良いでしょう。……選択肢は多いに越したことはない」

 

 先ほどの公妃の言葉を引用し、ベリドルはトールを擁護した。

 自分の言葉を盗まれた公妃は、ベリドルを睨むが……しかし夫に叱られた直後であるため、何も言い返せない様子であった。

 

 そんな彼女の態度に気分が良くなったベリドルは小さく笑った。

 

「しかし……仮にもうら若き乙女を、汚い言葉で罵るような真似は……品性を疑われる。どうか、ご本人の前では控えられよ」

 

 おばさんが若い子に嫉妬するなよ。

 公妃を煽り散らしたベリドルは、満足してから口を噤む。

 

「今日はここまで!」

 

 と、ラークノール公爵は評議会の閉幕を宣言する。

 それから立ち上がった。

 

「腹が減った。飯にするぞ」

 

 




名前:ベリドル・エル・バレーヌ
性別:男
身分:貴族、バレーヌ伯爵、ラークノール公爵家長男(非嫡出)序列四位、海岸党党首
年齢:40半ば
性格:憤怒・臆病・短気
趣味:狩猟
補足:最近、長男が結婚した。もうすぐ孫が生まれる。

次回は来年です
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