睦月「そういえば、俺たちチーミングしてないか?」
三人がコーラ片手に歩きながら、他愛のない話をしながら歩いている途中睦月が突然こう言った。
五条「チーミン…グ?」
白石「敵同士が結託することだよ~…まあ確かに、あたしたちは本当なら敵同士だもんね」
その音声を聞き、アトラスが起動する。
アトラス(白石)「そうであれば、「クラン」の結成をおすすめします」
白石「あ~、なるほど!そしたらまだ仲間でいられるね~」
睦月「その手があったか!そう言えばあの外人もクランに入ってたっけ」
五条「よーし!じゃあ俺らのクラン名は『エターナル』だ!!」
睦月「いやいや、それじゃ厨二すぎるなぁ…『ELEMENTS』とかどうよ?」
白石「二人ともぜんっぜんダメだなぁ~ 『もえもえ軍団』でしょ~」
五条・睦月「却下!!!!!!!!」
結局、クラン名は『エターナル』になった。
アトラス(ハチス)「■■■■■■■■■■(<viewer>の閲覧権限を超過しています)」
ハチス「そうか。とうとう彼らがクランを結成したか。」
興味深い。ただ、それよりも気になることがある。
ハチス「成瀬。チキンアーミーの動向は?」
成瀬「手を打たないと厳しいかもしれないわね。前哨基地にも攻めて来たし」
成瀬「でも、ダミーのとこの木っ端でも対応できるし大丈夫なんじゃないかしら?」
ハチスは少し語気を強めてこう言った。
ハチス「成瀬。慢心が敗北を招くのだ。彼らも、もう一度戦力を整えてやってくるはずだ。」
成瀬は少し気圧されながら、ハチスにこう提案した。
成瀬「そんな怖いカオしないで、ハッちゃん。なら、おーちゃんに行かせるのはどうかしら?」
数秒の沈黙が流れ、ハチスが重い口を開く。
ハチス「良いだろう。総指揮は一任する」
成瀬「サンキュー、ハッちゃん♡」
成瀬は退室し、「おーちゃん」に電話をかけた。
成瀬「あっ、もしもしおーちゃん?」
???「お呼びですか~?」
成瀬「呼んでるからかけてるのよ~実はかくかくしかじかで~…」
???「なるほど?そういうことならお任せください~」
成瀬「頼んだわよ~」
そう言って電話を切った。
一方、当のチキンアーミーは…
ローズ「先月、No.9とNo.10がステラガリアードの砦で死亡しているところを発見した。」
ダイヤ「あァ!?そんなことはとっくに聞いてんだよダボがァ!!!」
アクア「落ち着いて、ダイヤ。頭冷やすかしら?」
アクアが能力を発動しようとする。
ダイヤ「やんのかァ!?あァ!?!?」
ダイヤも同じく能力を発動しようとする。
今ぶつかろうとした次の瞬間、ツタが二人を絡めとる!
マリン「落ち着きなよ、二人とも…隊長が話してるじゃん」
ダイヤ「ケッ!!」
マリオ「それで…一体何が原因なんだよぉ」
ローズ「あの被害はフォックサル中隊ではなかった。なぜなら…」
ローズ「すでにあの中隊は全滅していたのだ」
全員「!?!?!?!?」
マリオ「えええぇぇぇぇぇぇーーーーーっ!?!?!?」
ローズ「隊員全員が…まるで巨大な生物に襲われたように無惨な死体となっていたのだ」
ダイヤ「…能力者の仕業で確定したな」
アクア(ダイヤが落ち着いた…?きっと彼は「やる気」ね…)
ローズ「さらなる調査のため、ここは俺が行こうと…」
ローズの言葉を遮るようにダイヤが言う。
ダイヤ「待て。ここは俺が行く。隊長は指揮だけしてりゃあいんだよ」
ダイヤのその意志に感動し、ローズはダイヤにゴーサインを出し、ダイヤは外へと駆けて行った…
睦月「…なぁ、なんか俺たちの出番少なくないか?」
五条「俺もそう思った」
白石「あたしも」
…三人はなんでこっちの存在を知ってるの???第四の壁に
バウンティハンター「うっへへ見つけたぜ~これが最近話題の注目株かぁ」
睦月「チィッ!お出ましか!」
バウンティハンター「サクっと倒させていただ―」
五条「うるせーーーーーーー!」ドギャァーン!!
バウンティハンター「ぐええええ」
五条は炸裂の力を込めた拳でバウンティハンターをぶっ飛ばし、一撃で倒した!
白石「…なんか、隆景の力ってめちゃくちゃだよね」
アトラス(白石)「彼の拳は、戦艦の主砲以上の炸裂力がこもっています。故に、大抵の敵は一撃で粉砕できるのです。」
三人は何事もなかったかのように歩き出した…
その時!
???「ダーク・スラッシュ」
ザシュッ!!
五条「ぐうっ!?がああああああああああああああああ!!!」ドサッ
何者かが五条の右腕を切り落とした!!
睦月「テメェ!
すかさず反撃した!が…
攻撃してきた何かはいない。なぜなら…
???「隙だらけ…って感じ」ザクゥッ!!
睦月「ぐあっ…!」ドサッ
敵は、いつの間にか後ろに瞬間移動していたのだ!
睦月は、心臓を貫かれてしまった!
白石「逃がさない…!『ディスチャージ・ポイント』!」
電気を放電し、相手を麻痺させて攻撃しようとしたが、かわされてしまう!
白石「そんなことは予想してた…ならこれは…!」
白石は何を思ったか雷をあらぬところに落とす!
…しかし、攻撃はこちらにやってこなかった!
白石「やっぱそうだ、この敵の移動方法は「影」だ!影を伝って攻撃してきている!」
白石は結論を導き出し、ある作戦に出る!
白石「攻撃は影からじゃできない…なら出てきた瞬間、あたしが攻撃すれば!」
白石が機会を伺い…
ガバァッ
敵とうとう攻撃を仕掛けた!それを白石は見逃さなかった!
白石「そこだぁーー!!『轟雷・サンダラー』!!」ドガァーーーーーン!!!
出てきた瞬間、雷で木っ端みじんにした…かと思った
???「あ~あ、僕のカラクリが看破されたかぁ~」
白石「バレバレだったよ…アンタ、名前は?」
フリー「僕?僕は『フリー・ブラック』だよ~以後お見知りおきを~?」
フリー「…もっとも、これが最後になるかもしれないけどね!」
そう言ってフリーは手に持っている剣を振る!
白石「あったらな~い!!そんなもん、いくら振っても腕が疲れるだけだよ~ん!」
フリー「それはどうかな~?」
フリーの余裕そうな顔にイラッときたのか、白石は畳みかけようとする!
フリー「おっと~!そんな雷いっぱい落とすなよ~ 怖いよ~?」
そう言いながらもフリーはまだまだ楽勝そうにしている。
フリー「さて、じゃあ僕も…」
フリー「『ナイトバースト』」
フリーがそう唱えると、フリーの背後から黒い矢印状の弾が大量に出てきた!
白石「まずい…この弾幕!」
1000発以上の弾幕が一斉に白石を襲う!
白石「でも…あたしなら避けれる!」
白石「『アクセラレーション』」
白石が全力を尽くし、フルパワー状態に移行する!
フリー「空気変わったね~でもまだ…」
フリー「!?」
フリーは驚いた。そう、なぜなら…
まばたきもしないうちに、いつの間にか白石が目の前に居たからだ!
フリー「は…速い…!!」
白石「あんたが遅すぎるんだよ」
白石「『ゼウス・ハンマー』」バゴォォーーーーーーン!!!
フリー「ぐあああああっ……!!」
とうとう白石の勝利!!
…かと思われた
…ああ…これは……
血の……味……?
なんと、フリーは頭が潰れたにもかかわらず立ち上がってきた!
フリー「お遊びは終わりだ……もう殺す」
フリーが速攻をしかける!その鋭さは先ほどとは比べ物にならないほど、段違いに強い!
白石「この…!!」
白石は『雷槍・ゲイボルグ』を出そうとする!
しかし、出そうとする前に…
フリー「『ダーク・スラッシュ』」ジャキン!
白石「…え」
白石の両手首が切り落とされた!
白石が衝撃を受け、固まっている所を見逃さなかった!
そのままフリーは手に持っている剣で…
フリー「なんだその動き…舐めてんのか?」ジャギィッ!!!
白石「うああああああああああっっ!!!!!」ドサッ
白石を容赦なく切り捨てた!
倒れた白石に、フリーは容赦なく蹴りを食らわし続ける!
フリー「なぁ、なんでお前はこんなにも弱いんだ?」ドギャァッ!!
フリー「立てよ雑魚。俺はまだ満足してねぇんだよ」ドゴォッ!!!
フリー「サンドバッグにもなれねぇのか?」バゴォッ!!!
顔面、腹部、肋骨を執拗に蹴り飛ばし続ける。
張り付いた無表情で、ただ人を嬲り殺す。
その姿はまるで……
―殺人ロボットのようだった。
白石「……………。」
アトラス(フリー)「『
フリー「…はぁ。つまんねぇな」
フリー「っはぁ!あ…危なかった~ このままの状態だったら僕…もっとひどいことになってたかも」
フリー「さて、帰るか~」
フリーは、静かにその場を立ち去った…
その後、睦月と五条は瀕死ながらも目を覚ます。
睦月「ぐあ…あああ…隆景、無事か?」
五条「こっちはなんとか生きてるぜ…麻琴ちゃんはどうなっ……は?」
その時、二人は目撃してしまう。
無惨な姿の、冷たくなった彼女を…
睦月「麻琴ォォォーーーーーーーッッ!!!うわあああああああああああああああああああああああっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!」
五条「なぁ…なんかの冗談だろ?起きてくれよ…麻琴ちゃん…」
睦月「また…また守れなかった!!!大切な人を…!!」
五条「アトラァァァァス!!!麻琴ちゃんを殺ったのはァ!!誰だァ!!!!!!」
アトラス(五条)「世界3位、『フリー・ブラック』です。彼のアビリティは『
睦月「『フリー・ブラック』……絶対に殺してやる」
五条「麻琴ちゃんの痛みを…1000倍にして返す」
つづく