プロローグ
「さーて…、新しいガンプラでも買いに行こうかな~っと…」
俺の名は『森川(もりかわ) 総司(そうじ)』、まだ21歳を迎えたピチピチの若者だ。今俺は趣味のガンプラを買う為に外に出ていた、21歳だったら大学生か普通に就職して働いている筈の者だが、俺は今は正直言って無職…、それなのにガンプラを買うってどうよ?可笑しいと思うだろう。
だがそれは理由がある。
それは俺は前の仕事を辞めたからだ…、え?仕事を辞めた理由? それは簡単…単に上司と上手く合わなかった事だ。
あれこれ無茶ぶりをさせられ、あげくは俺に仕事を押し付けて、その上司はせっせと帰ってしまうんだ。
俺に仕事を押し付けて帰るってそれはそれでアウトだよ。
まだ入りたての3年の俺が残っている仕事をするのはまだわかるけど、上司の仕事を俺に押し付けるのはどうなんだってんだ!
全く…俺が上司だったらそんなのを部下に押し付けずに、きちんと済ませてやるのが当たり前なんだよ!
……って思うのが今の現状。世の中そんなには甘くないんだよな。
セクハラにパワハラ…、世間で見られない所でそれが行われているんだ…。
「…まあ、そんな事は忘れて、さっさとガンプラを買いに行くか」
仕事を辞めた俺がこう思っても仕方ない。俺はさっさとガンプラでも買って、黙々と組み上げていくか。
そして俺は店に入り、今回購入したのは『144/1スケール HGストライクガンダム』だ。
お気に入りなのはガンダムSEEDなんだよな。実はこの前SEED系の映画が上映されたからそれを見て俺は余りにも感動したよ。
…まあアスランの一方的な殴りはちょっとと思う所もあるけど。
でもそのお陰でキラの弱い所もまた見れたから、それはそれでOKにしよう。
それじゃあこれを買って、俺はさっさと家に帰って組み立てよう!
…そう思った時だった。
ブゥオオオオオオオオオオオオオン!!!!
「え?」
突如俺が横断歩道を渡った際、信号無視をしてきたトラックが突っ込んできて、俺はそれに思いっきり引かれてしまったんだ。
空高く上がり、そのまま地面へとたたきつけられた俺、猛烈な痛みが来ると同時に俺は意識が消えかけていた。
「(…ま、マジかよ…。身体が痛い…、体が熱い…。それに徐々に体が冷たくなっていく…、俺…ここで死ぬのか? ああ~…出来たらストライクガンダム…組み上げたかったな~…)」
俺はそう思いながら意識が無くなり、目を閉じたのだった。
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俺が目を閉じた瞬間、辺り一面白い空間に覆われた場所にいた。え…?ここ何処?
「ここは神の領域、私の庭でございます。まあちょっとばかり何もない所ですが」
え?誰?
俺は後ろを振り向くと、神秘なローブを身に纏った女性が後ろに立っていたのだった。その女性は年齢20歳くらいで、黒い髪で俺と同じ日本人の様な女性だ…。
「えっと…貴女は?」
「私は転生の神と言います。貴方は死んだ際にこの領域へとやって来たのです」
その言葉を聞いた俺はちょっとばかり実感した。
そうか…やっぱり俺は死んだんだな…、だが直ぐに俺は気になった事がある。なんで俺は此処に来たんだ?
「あの…どうして俺は此処に?」
「それは先ほども言った通り、ここは神の領域で貴方は死んだ際にここにやって来たのです、本来なら天界へと向かう筈なのですが、どう言う事か貴方は此処にやって来たのです。ですが原因は恐らく“あれ”のせいでしょう」
「ん?あれって?」
俺はその人の言っている事が理解出来ず、それに問いかけた。
するとその人は俺の方を見てこう言った。
「実は私の知り合いがあるミスをしてしまい、ある世界の歴史を変えてしまったんです。それでもしかしたらそのせいで貴方は此処にやって来たのかも知れませんね」
「ある人のミス…? どう言う事?」
「それはこれを見てもらえると、分かりやすいですね」
その人は手を上にかざすと同時に当たりは薄暗くなり、そして俺とその人の間にある球体が出現し、更にその周りに物が映った。
それは地球であり、その地球をまるで輪のように繋げた物と、その周囲にはまるで人工物の様な筒と砂時計の様な物が見えた。ってこれってまさか。
「お気づきでしょうか? これはC.E…『コズミック・イラ』の世界です」
「コズミック・イラ! すげぇ…アニメでよく見てるけど、実際の目で見るとこんな風になっているんだ~?」
地球を囲む宇宙のゴミ…デブリベルト、人類が宇宙に進出して以来まき散らしてきたゴミ、それは大抵人類同士の争いの1つでもある。
それはその世界…コズミック・イラの世界では通常の人類である『ナチュラル』と遺伝子操作によって生まれた人類『コーディネイター』による戦争が原因だ。
遺伝子操作を嫌う反コーディネイター団体『ブルーコスモス』によってあの農業プラントである『ユニウスセブン』が核ミサイルによって破壊されて、戦争へと勃発、その大半で失った兵器の残骸がそのデブリベルトへと流れているのだ。
しかしそれは大半の事だけ…、後は人類の可笑しな過ちが大きな要因の1つなんだけどね。
「でもなんでそれを俺に見せる必要があるんだ?」
「実は私の知り合いがあるミスをしてしまって、あの登場人物の1人を消してしまったんです。そのせいで歴史の変革が大きくなってしまったんです」
「ある人物を消した? それは誰?」
俺はその人にその人物の事を聞いた。
そして俺はその人の言葉を聞いて衝撃的な事実を知る。
「その人物の名は…、キラ・ヤマトです」
「なっ!!? キラが!?」
「はい、その人がその主人公の方を消してしまって、物語を大きく変えてしまったのです。これではあの世界は物語は進みません…」
マジかよ!? あの主人公のキラが居ないってのか!?それじゃあガンダムSEEDが進まないじゃんか!? それにラクスはどうするんだよ!?キラが居ないとラクスは寂しくなって死んじゃうぞ!?
でも現状キラがいない状態でどうする…。俺ではどうする事も出来ないし…。
するとその人があるお願い事をしてきた。
「そこであなたにお願いがあります」
「え?俺に? 何を…?」
「貴方にコズミック・イラに転生してもらい、そこで歴史の革命をして貰いたいのです。要するに歴史の修復みたいなものです」
「ええ?! 俺がか!?でも俺が言ってもどうにかなる物なのですか!?」
俺はその事をその人に問う。俺は前の世界ではナチュラルと言える普通の人、そんな俺があっちに行っても仕方ないぞ!?
するとその神はこんな事を言い出して来た。
「ご心配ありません、貴方に能力を授けます。それならあちらの世界に行っても問題なく活動できるでしょう」
「能力…それってつまり?」
「はい、コズミック・イラの世界で言うスーパーコーディネーターの身体能力とアコードの身体能力を合わせ持った能力です。そちらの世界のコミック本で言わせれば【俺tueee】って言う物ですね」
そう満面の表情で言う神さん…。
…それはそれでヤバい感じがするな。でもアコードの身体能力を考えるとなると、その位の身体能力は必要だろうな。後頭の良さも。それくらいは必要だろ。
「…分かりました。それじゃあ貴女のご要望、お受けいたします」
「有難う御座います! それじゃあ貴方をコズミック・イラの世界に送りますね、送り込むと同時に能力を授けます」
そう言って俺の方に手を翳し、俺の周りには光の柱が出現し、それにより俺は包み込まれる。
最後にその神様は俺に向かって言う。
「それでは、コズミック・イラの世界をお願いいたします。ご武運を…」
そう言ったと同時に俺は光の柱と共に消えて、コズミック・イラの世界へと旅立っていった。
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そしてコズミック・イラの世界に転生して約5年、俺は5歳の時にコズミック・イラの世界に来て、今は10歳になる。ここで一応鍛える事にしよう…。
今後の事に備えて…。
これからが大変になりそうだな。
今後主人公視点でナレーションも務める感じで進めていきます。
そんな感じでよろしくお願いします。
そして感想と評価もよろしくお願いします。
ガンダムブレイカーの様なカスタムビルドをしてみたいです。駄目ですか?
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やってください!
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ストライクは原型のままでwww
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無しですね