機動戦士ガンダムSEED 変革修正の旅   作:ライダーGX

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これが今年最後の投稿となります。


第20話 復讐の決闘者 前編

俺達がフルアーマーストライクの整備をしている中、ザフト軍が徐々に集まって来ていて、更にガモフでは少しばかり慌ただしかった。

その中で医務室から出てくるイザーク、それを止める医師。

 

「おい待てイザーク!」

 

「五月蠅い!離せ!!」

 

強引に振りほどくイザークは格納庫に向かい、頭に包帯を巻いているイザークの目は復讐の目に満ちていた。

 

「ストライク…!!」

 

 

 

そしてある場所で、赤い戦艦が一隻第8艦隊の様子を見ていて、その中にはあのヴァサーゴとアシュタロンのパイロットもいた。

 

「…歴史通りなら、アークエンジェルは地球に降下するはず」

 

「そしてストライクを回収する為、コースを外してアラスカからアフリカ大陸に降下…。それでどうする?僕達も参加するの?」

 

「いや、地球に降下した後俺達はその場で奴の墓場を作る。砂の中に埋めるか海に沈めるかだ」

 

それを聞いたアシュタロンのパイロットは笑う。

 

「フフフ…楽しみだね。森川総司が死ぬ所をアウラに見せるのが」

 

「勿論だ。それに地球では既に俺達の仲間が待機している、あいつ等と合流してからでも遅くはないからな」

 

ヴァサーゴのパイロットはそう笑みを浮かばせながら言い、地球に降りる準備をした。

 

地球後にさらなる激戦が待っている事を、俺は知るのであった。

 

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

俺達がフルアーマーストライクの整備を終えて、一度を見上げていた時にハルバートンがやって来た。

 

「やあ、君達」

 

「これはこれは、ハルバートン准将」

 

「ここに来たって事は…」

 

「そうだ。君達と一度話しをしようと思ってな」

 

そう言ってハルバートンはフルアーマーストライクの方を見る。

 

「これは…本来のGの姿じゃないが…」

 

「これは報告書にもあるあのGに対する為の装備です」

 

「おお…、報告にあった我が軍以外のG…、全く…私の知らない所で次々とGが開発されていると思うと恐ろしいな」

 

ハルバートンは俺の報告を聞くと、フルアーマーストライクを見ながら言う。それに関しては俺も同感です、あのヴァサーゴとアシュタロン…あいつ等の核動力機は正直言ってチート過ぎる。

俺も身体能力をスーパーコーディネーターとアコード並みにしているからストライクを限界領域まで引き出せてはいるが、それでもあの二機のガンダムには及ばない。

 

早くフリーダムを入手して、あいつ等と対等に渡り合えるようにならないと。

俺がそう思っているとハルバートンはフルアーマーストライクを見ながら言う。

 

「全く…ザフトのモビルスーツに対抗する為に開発した機体が、君の様なコーディネーターが操ると化け物並みになってしまうわい」

 

「恐縮です…」

 

「ははは!そうかしこまらんでくれ。それと君の両親はナチュラルだそうだが?」

 

「はいそうですが…」

 

その言葉に俺は頷く。まあその事に関しては知っているけど。

 

「君をどんな願いでコーディネーターにしたのか知らないが、いずれにせよ、君には感謝しかない。ただ注意はしておいて欲しい。地上の地球軍…特にアラスカ本部では君の事をあまりよく思わない連中が居る」

 

「ブルーコスモス…過激派の方ですね? 噂で聞いていました。連合の8割か9割が居ると聞きます」

 

「ふむ、それならなお気を付けるとよい、良いように利用されることがあるかな」

 

そう言ってハルバートンは敬礼をし、俺達の下を去る。

 

その様子を俺達は見続ける。

 

「…総司、本当に気を付けた方が良いと俺は思うが?」

 

「分かってるよ。まあ軍を抜けるタイミングだったら、オーブを出た後のアスランとの死闘戦だな…」

 

「それまであいつ等が待っていてくれたらいいんだが」

 

「な、なら!私達の仲間に連絡を入れてみたらどうでしょうか? その方が安全かと…」

 

セリスの言葉にレックス達は一度顔を合わせ、少し考えた後に頷く。

 

へぇー、まだいるんだな。俺もあってみたいぜ。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

そしてザフト艦隊が集結し、ザフト艦からジン数機出撃し始める。

 

当然ガモフの格納庫内で、イザークのデュエルが追加装甲である『アサルトシュラウド』を装備して出撃し始める。

 

「(ストライク…! アサルトシュラウドがお前に牙を向けてやる…!!)」

 

『おいイザーク!大丈夫なのかよ!?』

 

バスターに乗るディアッカがイザークの状態を見て問う。しかしイザークはそれに耳を貸さない。

 

『おい待てよイザーク!』

 

「五月蠅い!!退け!!」

 

そう言ってイザークはディアッカを押し退け、カタパルトに移動する。

 

そしてカタパルトから射出され、それを見たディアッカはため息を吐く。

ニコルもその様子を見て、ディアッカに問う。

 

「イザーク、大丈夫でしょうか?」

 

『あーなったらイザークは止まらないからな。しょうがねぇよ。ニコル、お前もなるべくサポート頼むぜ!』

 

「はい!」

 

そう言ってディアッカのバスターも出撃し、ニコルも後に続くのであった。

 

またあいつ等との戦いが始まる事を俺は既に予知していた…。

 

 

 

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